DIYで壁に棚が簡単にできる!賃貸でも憧れの壁面収納でインテリアに差が?
賃貸だから壁に穴は空けられない。だから壁面を何かに使うなんて無理。そんな風に思っていませんか?今ではDIYアイテムが充実し例え賃貸でも壁を作ったり棚を作ったりする事ができるんです。今回はDIYで誰でも簡単に棚を作る方法を紹介します。
目次
- DIYで収納スペースを壁面にも広げよう
- DIYのメリットは棚板の自由な配置ができる事!
- 棚板の種類も固定方法も色も自由なのがDIY
- 壁面収納は同時にインテリアにも!空間を広く使おう
- 壁面棚はもちろんインテリアに特化する事もできる
- より壁面棚を安定させたいなら棚受けを利用しよう
- 棚受けにも色々な種類が!選ぶ楽しさを存分に味わおう
- DIYを楽しむ為の最初のステップは「測定」
- でも賃貸では壁面棚は作れないのでは?
- 壁面DIYの強い味方!ディアウォールを設置しよう
- ディアウォールなら壁のない所に壁面や棚を作る事も!
- 壁面棚のDIYでは先にディアウォールを設置しよう
- DIY初心者も扱いやすい有孔ボードはインテリア性も抜群
- 有孔ボードとディアウォールを組み合わせる壁面DIYも!
- 有孔ボードをDIYすると棚以外の部分も活用できるように
- DIYグッズは豊富な種類が!やりたい事はほとんどできる
- キッチンの壁に棚をDIYして調理時間を短くしよう
- スペースの限られた玄関周りも見栄え良く収納スペースに
- デスク周りに壁面棚を作って作業効率アップを
- 憧れの壁掛けテレビもDIYで実現可能!棚を付ければ便利
- 賃貸なら撤去も大事!DIYアイテムの方が簡単に
- 既製品じゃできない?DIYだからこその壁面棚作り
DIYで収納スペースを壁面にも広げよう
自分で家をより使いやすいようにするDIY。それぞれの家の事情に合わせた物を作る事ができるので今では男性だけでなく女性にもDIYを楽しむ人が増えています。そんなDIYの中でもやはり多くの人が憧れるのが壁面を利用したDIYです。

壁面をDIYすると見た目の印象も大きく変える事ができる他、空間を有効的に活用した収納をする事ができます。インテリアとしても収納スペースとしても壁面は非常に重要な場所です。「うちは賃貸だから」と考える人もいますが、DIYの流行に合わせて賃貸でも壁を利用した便利で楽しく作る事ができるDIYアイテムが増えています。

壁面を使ったDIYは本当に色々な事ができますが、まずは簡単な棚を作って使ってみるのがおすすめです。棚を付ければ多くの物を乗せる事ができるようになる上に、壁面を使ったDIYの基本的な部分を学ぶのに最適です。今回は賃貸でもできる壁面棚をDIYする方法を紹介していきます。

DIYのメリットは棚板の自由な配置ができる事!

既製品にもデザイン性を重視した壁掛けグッズは多数発売していますが、形が固定なので棚に置く物を合わせる必要があります。物によっては置きたかった物がおけないなんて事も起きてしまいます。しかしDIYであれば基本的なルールさえ守れば自由に棚板を設置する事ができるので、壁の広さや置く物に合わせて棚板を配置する事が可能です。

壁の状態や既に置いている家具に合わせて特定の場所だけ棚板を設置しない事も棚の高さを変えるのも自由自在です。置く物に合わない棚はそれだけで無駄なスペースを生む事にもなるので、置く物に合わせた棚板の配置をする事で結果的に収納スペースを増やす事が可能になります。

棚板の種類も固定方法も色も自由なのがDIY
DIYなら自分の好みや置く物に合わせて棚板の種類を選ぶ事も可能です。木材はもちろん、鉄製の物など棚板にも豊富な種類があります。もちろん特定の位置だけ棚板を変える事も不可能ではないです。棚板から既にインテリアを意識する事ができるのです。

もちろん固定方法も素材毎に色々な方法があります。しっかり固定できる方法であれば耐久力は高くできるので、まずは基本的な固定方法を学んだ上で方法を工夫してみましょう。

棚板の種類や固定方法は棚を作る位置によって使い勝手も変わってきます。インテリアとしての見た目はもちろん使い勝手の良い棚を作る為にも色々な素材を検討しましょう。

壁面収納は同時にインテリアにも!空間を広く使おう
壁面棚は引き出しなどに比べると置いている物が非常に目立ちます。置いている物自体がインテリアの1つになるのです。収納スペースが広がる上に見た目を良くする事もできます。普通に閉まっていたら目立たない道具なども壁面に飾ればインテリアになりますし、何より取り出しやすいです。

この持ち出しやすさは壁面棚の1つのメリットでもあります。重ねて物を入れる必要が無くなるだけで、物を探す事が無くなりその時間を有効的に使う事ができます。空間を広く使いインテリアとしても見た目の良い壁面棚を作るようにしましょう。

壁面棚はもちろんインテリアに特化する事もできる

もちろん収納目的ではなく、壁を装飾をする為に棚を取り付ける人もいるでしょう。特にお店などでは壁面を華やかにする事ができます。これから紹介する方法やアイテムはお店などでもそのまま利用できる物が多いので参考にしてみてください。


より壁面棚を安定させたいなら棚受けを利用しよう

それなりに厚めの棚板を利用すれば壁に直接固定してもある程度の強度の棚を作る事はできます。しかしより多くの物を乗せたい、重い物を乗せたいと考えているなら壁と棚を棚受けを使って固定するのがおすすめです。棚受けを使った方が固定も簡単になりますし、重量を支える部分を分散させる事が可能です。

壁面全体を埋める程に長い棚板を通す場合などには棚板を使うのはもちろんのこと、棚板で固定する位置を増やすなどの工夫はもちろん必要です。棚受けのあるなしはかなり耐荷重に違いが生まれるので本格的な棚を作るなら必須になります。

棚受けにも色々な種類が!選ぶ楽しさを存分に味わおう

この棚受けもそれだけでインテリアになるようなデザイン性の高い物からシンプルなデザインの物まで幅広く発売しています。同じ棚板を利用しても棚受けが違うだけで大きく印象が変わってくるので棚受けのデザインも確認しつつ選ぶ事をおすすめします。

もちろん利用する棚板によって使える棚受け使えない棚受けは変わってきます。基本的には棚板のサイズに合わせた棚受けを利用するのがおすすめです。壁面と棚板それぞれとの固定方法も棚受け毎に違いがあるので購入する時に必ず確認するようにしましょう。

DIYを楽しむ為の最初のステップは「測定」
DIYを始める時に真っ先に行う必要があり、とても大切な事が「測定」です。既製品を購入する場合であればスペースに収まるかだけを気にすれば良いですが、DIYの場合は測定が適当だとちゃんとした物を作れないばかりか、すぐに壊れてしまう事にも繋がります。

DIYを行う時は必要な物を購入するよりも設計図を書く事よりもまず測定を行いましょう。正しく測定が行えるようになるとサイズがぴったしの物を作る事ができるようになり、省スペースを最大限生かす事ができる棚を作る事もできるようになります。特に壁面棚はサイズが合わないと見た目も悪くなりますし、何より落下してしまう恐れも生まれてしまいます。

DIYをまだした事のない人であれば壁面は大きく利用できる場合が多いですが、電気のスイッチや電源タップなどにも配慮した取り付けを行う必要があります。以降の作業がグッと楽になるのでまず測定をしっかりと行えるようになりましょう。

でも賃貸では壁面棚は作れないのでは?

賃貸では多くの場合壁に穴を空ける事ができない契約になっています。なので壁掛けアイテムを直接壁に固定する事は基本的にできません。穴を空けてしまうと退去時に修繕などを求められる場合も多いので、絶対にやらないようにしましょう。

これまでは賃貸では諦めるしかなかった壁掛けですが、穴を空けられない賃貸でも壁掛けを実現するDIYアイテムが発売しています。それがディアウォールです。

壁面DIYの強い味方!ディアウォールを設置しよう
賃貸はもちろん、持家でも壁に穴を空けるのが嫌という人に高い人気を誇るDIYアイテム、それが「ディアウォール」です。ディアウォールとは突っ張り棒の要領で天井と床に木材を固定するアイテムでその木材は支柱になると同時に穴を空けられる場所になります。
【#ディアウォールコンテスト 受賞作品のご紹介】
— ディアウォール【公式】 (@diawall_PR) June 8, 2018
本日は大賞を受賞されたimiiiui様の作品の紹介です!
ご夫婦それぞれの好みにあわせて作ったパソコンスペース。奥行のある収納が素敵ですね。ご夫婦で力をあわせて楽しくDIYされたとのこと。大賞受賞、おめでとうございます✨ #ディアウォール pic.twitter.com/7Ha3VfnlG9
単体で壁際などに設置するだけでもかなり使いやすいアイテムですが、棚板を付けるとよりスペースを有効活用できるようになります。ホームセンターなどで扱われており、使用する木材も一般に普及しているツーバイフォー規格と言われるサイズの木材なので入手も簡単です。

部屋のどこにも傷を付ける事なく設置できるDIYアイテムなので、賃貸でも利用可能な壁面DIYの基礎になるアイテムです。壁面を使ったアイテムとの相性は抜群なので壁面に棚を設置する時はまずこのディアウォールを設置する事をおすすめします。

ディアウォールなら壁のない所に壁面や棚を作る事も!

ディアウォールの設置に必要なのは平らな場所と天井です。つまり壁面に沿わせる必要もありません。ディアウォールを利用すれば本来壁のない位置に壁を作ってそこに棚を取り付ける事も可能です。また下側が必ずしも床である必要もないので、カウンターなどに設置する事も可能です。

棚板の取り付け方法も設置場所に合わせて工夫する事ができます。ディアウォール同士で挟みこむように設置する事もできますし、ディアウォールを4本用意してデスクのように使う事も可能です。ディアウォールを利用すれば壁面棚の可能性を一気に広げる事が可能です。

壁面棚のDIYでは先にディアウォールを設置しよう

最近既製品に多い組立家具は全てを組み上げてから設置を行いますが、DIYはそれぞれのパーツを順に設置しつつアイテム同士を固定していく方法がおすすめです。特にディアウォールはその長さもあって他のアイテムを固定してから立てるのはかなりの重労働になります。設置位置に設置してから作業する必要はありませんが、少なくとも立てた上で固定していく事をおすすめします。
特に賃貸では壁面はもちろん床を傷つけるわけにもいかないので立てた方が作業に集中しやすいです。またより傷付ける可能性を減らす為にどのような設置方法をする場合でも出来る限り2人以上で作業を行うようにしましょう。

DIY初心者も扱いやすい有孔ボードはインテリア性も抜群
有孔ボードでスッキリ&おしゃれな壁面収納が完成♪ https://t.co/jtYjRk49Pg
— あんな (@septe2) June 13, 2018
ディアウォールにそのまま棚を付けても十分立派な棚を作る事ができますが、ディアウォールに薄い板などで壁を作った上で棚を取り付ける方が全面に穴を空ける事ができるようになるので便利です。薄い板の中でもおすすめなのが、最初から一定間隔で穴が空いている有孔ボードです。

最初から穴が空いてるので設置の為に穴を空ける必要がないのと同時に最低限の設置後に新たに棚を追加したい場合でも取り外したりなどの手間もなく利用できます。さらに棚を作るだけでなく物をひっかけて使う為の専用のフックなども発売しているので棚を作って物を置いても空いてしまうスペースなどをさらに有効的に利用する事ができるようになります。

有孔ボードとディアウォールを組み合わせる壁面DIYも!

支柱となるディアウォールに有孔ボードを取り付ければ、本来の壁とは隙間の空いたもう1枚の壁を作る事ができ、万が一にも本来の壁に傷を付けてしまうような事もなくなるので、傷を付けたくないという人にはこの二つの組み合わせが非常に協力です。

もちろん全面を全て有孔ボードにする必要もなく、一部だけに有孔ボードを使ってみたり、棚の奥板として有孔ボードを設置するなどDIYアイテムは組み合わせによって色々なアイデアを現実にする事ができるようになります。

有孔ボードをDIYすると棚以外の部分も活用できるように

他の薄い板でももちろんディアウォールと組み合わせて壁を作る事は可能ですが有孔ボードは最初から穴が空いている分、増設の行いやすさ、それぞれのフックや固定具の取り付けやすさなど設置する時はもちろん設置した後も扱いやすい簡単さが有孔ボードをおすすめするポイントの1つです。

もし壁面に余裕があるならできるだけ広い範囲で有孔ボードを取り付ける事をおすすめします。有孔ボードをの簡単さや便利さは限られた範囲に設置すると後から増設したくなる事間違いなしです。

DIYグッズは豊富な種類が!やりたい事はほとんどできる
もちろんディアウォールや有孔ボードにこだわらなくてもDIYアイテムには多くのアイテムがあります。DIYアイテムとして発売している物から、違う用途で発売していて便利に使える物まで上手く組み合わせを考える事もDIYの楽しさの1つです。

特にフックや固定具など、既製品や組み立て家具ではこだわれない所にもこだわれるのがDIYの良い所です。インテリアとしても活用できる壁面棚だからこそ雰囲気を統一するのに最適なアイテムをチョイスするようにしましょう。
もちろん、実際に乗せる物などに合わせて選ぶという前提は忘れないようにしないといけませんが、機能性重視で見た目を蔑ろにする事がないようにするのがおすすめです。予算の都合に合わせた最適なアイテムを選ぶようにしましょう。

キッチンの壁に棚をDIYして調理時間を短くしよう
壁に棚をDIYするおすすめの場所①
キッチン周りの壁を棚にするとただ閉まっていただけでは場所も取る上に嵩張って重ねて置くしかなかった調理器具、小物の多い調味料などを棚に置く事ができるようになるので非常におすすめです。

取りだす手間が無くなる分、調理時間の短縮にも繋がりますしインテリアとしての見栄えも生まれます。特に料理は毎日行う物なので、その短縮時間は長い目で見れば馬鹿になりません。キッチンの場合は設置する位置によっても棚に置く物が変わってくるので、置きたい物を使う位置の側に棚を設置する事をおすすめします。

食器棚付近はもちろん、ガスコンロの側や、カウンターの上などキッチンに絞っても設置位置は豊富にあります。いきなり全部に設置するのは難しいですが、優先度を考えた上で壁面棚を充実させていきましょう。

スペースの限られた玄関周りも見栄え良く収納スペースに
壁に棚をDIYするおすすめの場所②
スペースに対して置きたい物が多い場所の1つが玄関です。スペースが足らずに外でしか使わないから玄関に置いておけるのが理想だけど部屋の奥まで持っていっている。そんな人もいるのではないでしょうか。玄関の壁を少しでも活用したいのであれば壁面に棚をDIYするのがおすすめです。ディアウォールなども上手く組み合わせる事で限られたスペースを有効活用できます。

特に靴などはおしゃれな物も多いのでインテリアの1つとしてかなり重宝するアイテムです。普段使わない靴でも箱の中に閉まっておかずに壁面棚に飾れば、探す必要もなくなります。玄関は人が出入りする場所なので、できるだけ見栄えよくインテリアにもなる物を置くようにしたい所です。

既に既製品の靴箱などを設置している場合には壁面を使うのではなく既製品の側面を利用してみるのもインテリアとしては見栄えを良くする事ができます。玄関に限らず家具の側面は何もない状態になっている事も多いのでスペースを上手く使いましょう。

デスク周りに壁面棚を作って作業効率アップを
壁に棚をDIYするおすすめの場所③

どうしても物が散乱しがちになるのがデスク周りです。種類も形も様々な物が集まる場所になるので壁を利用する事で上手く収納してしまいましょう。最近ではパソコン機器が占める割合も大きくなっているので、動かす必要のないスピーカーなどを壁面棚に置くだけでも作業スペースを広げる事ができるようになります。

デスク周りが綺麗になるとそれだけで作業効率が上がりますし、デスクに置いていた物を棚におけるようになればデスクを広く使う事もできるようになります。棚受けなどをしっかり使って作った棚であれば壁面棚でも、プリンタやコンポなどの大型の物でも十分に乗せる事が可能です。
憧れの壁掛けテレビもDIYで実現可能!棚を付ければ便利
壁に棚をDIYするおすすめの場所④
壁掛けと聞いて多くの人が真っ先に思い浮かび憧れる人も多いのが壁掛けテレビです。近年どんどん大型化が進んでるテレビはデッドスペースも多いので周りに壁掛け棚を作るだけでも一気にスペースを有効活用できるようになります。

もちろんテレビを壁掛けにしなくても壁面棚を作ればかなりの収納スペースを確保する事ができるようになります。テレビ周りの機器は場所を取るような物も多いので壁掛けにする事でスペースが確保できるだけでなく高さを上手く調整すれば立ったままディスクの出し入れなどもできるので利便性が高くなります。

ディアウォールを利用して壁面を作った上での壁掛けテレビであればディアウォールの厚み分本来の壁と作った壁の間に隙間ができるので裏側に配線を通す事で見た目をすっきりさせる事もできます。埋め込みに近い形も再現できるので、ディアウォールでテレビを壁掛けにした際の配線が気になる人は壁面を作る事をおすすめします。

賃貸なら撤去も大事!DIYアイテムの方が簡単に

賃貸で家具を設置する時に気になるのが使い勝手もそうですが退去時の作業です。特に壁をいじるとなると補修などの作業も非常に大変になる場合もあります。
ですがDIYは元々が個別のパーツである上に固定方法も単純なので正しい手順で取り付けていればその逆順を踏む事で簡単にバラバラにする事が可能です。それぞれのパーツにしてしまえば細かなパーツも多いので配送も難しくありません。

既製品じゃできない?DIYだからこその壁面棚作り
DIYは楽しい反面、本格的な物を作ろうとすれば知識や道具などが必要になり面倒だと感じる人もいます。しかし特に壁面を利用した既製品が少ない事もあり、また既製品ではできないそれぞれの自宅事情に合わせた作りにできるのもDIYの強みの1つです。
しっかりとアイテムを厳選すれば賃貸でも問題なく行えますし、賃貸を理由にDIYを諦める必要はまったくありません。むしろスペースの限られる賃貸だからこそDIYを行ってスペースを有効的に活用するのがおすすめです。

壁を上手く使えば収納しているだけで同時にインテリアにもなるので部屋の見栄えや雰囲気を一気に変更する事が可能です。ぜひDIYで壁面を上手く加工し、生活に密着した自分だけの家具を作ってみましょう。
