パクチーの保存方法は?乾燥・冷凍・オイル漬けのやり方を紹介

最近すっかり人気のパクチー。パクチーの専門店ができたり、自宅でパクチーを栽培している人も多くなりました。パクチーを上手に保存するのはなかなか難しいですね。最後まで美味しく食べれるようにパクチーの保存方法や乾燥・冷凍・オイル漬けのやり方をご紹介します。

目次

  1. パクチーとは?
  2. パクチーの保存方法は?
  3. 保存のための新鮮なパクチーの選び方
  4. パクチー保存①乾燥保存
  5. パクチー保存②冷蔵保存
  6. パクチー保存③冷凍保存
  7. パクチー保存④オイル漬け保存
  8. パクチーの美味しい食べ方
  9. パクチーを保存してみよう!

パクチーとは?

最近話題のパクチー。パクチースープやパクチーのインスタント食品、お菓子、Tシャツなど人気が止まりませんね。そもそもパクチーとは何なんでしょう?パクチーの隠された魅力(美容・栄養・デトックス効果)を探りながらパクチーの保存方法(乾燥、冷凍、オイル漬け)をご紹介します。

パクチーは、セリ科の1年草でハーブ・香辛野菜として人気があります。別名をアメリカでは「コリアンダー」、中国では「香菜(シャンツァイ)」と呼ばれています。ちなみにパクチーはタイ語です。パクチーの歴史は古く、カレーのスパイスに使われているコリアンダーシードはパクチーの種子だったのです。日本でもずっと前からパクチーの種子とは知らずに食されてきた方も多いのではないでしょうか。

パクチーの魅力として栄養・美肌効果、デトックス効果があげられます。パクチーには体内でビタミンAに変わるベータカロチンやビタミンB1、B2、C、Eが豊富に含まれています。免疫力を高め、疲れにくく、美しい肌に保ってくれます。パクチーは食べるだけで簡単にきれいになれるまさに女性にとって魔法のような食材だったのです。

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パクチーの保存方法は?

最近ブームを呼んでいるパクチーですが、非常に鮮度が落ちやすい食材でもあり常温での保存は向きません。グラスに水を入れて水栽培方式での保存をすることもできますが、3~4日が限界のようです。そんな人気のパクチーの保存方法をご紹介します。

栄養効果、美肌効果、デトックス、解毒作用のある優れた食材のパクチー。そのパクチーの保存方法も乾燥、冷蔵、冷凍、オイル漬け保存など様々あります。最後まで新鮮なパクチーを食べることができるようにお好みに応じて保存してみましょう。それぞれのパクチーの保存方法をご紹介していきます。

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保存のための新鮮なパクチーの選び方

パクチーは常温保存が向かないので、購入したら2~3日のうちに食べきってしまうのをおすすめします。ですが、ついつい大量に買ってしまった時や自宅で栽培していてどんどんパクチーが取れてしまうときには保存しておきましょう。保存の前のポイント、パクチーの選び方をご紹介します。

パクチーを保存する際に注意しなくてはならないのは鮮度です。パクチーを大量に購入した時やお庭や畑でたくさんとれた時には速やかに鮮度がいいうちに保存することが大切です。

パクチーを保存する際の選び方のポイントとして、パクチーの葉は鮮度が落ちるとすぐに黄色くなってきたり、茎や葉もしなしなになります。保存用のパクチーは葉が青々とみずみずしく、茎や葉など全体がシャキッとしているものを選びましょう。

パクチー保存①乾燥保存

ドライパクチーは少量ずつ使えて便利ですが、香りが弱くなるのであまりおすすめではありません。パクチーが大量に取れたときの保存方法としてご紹介しますが保存期間は1ヵ月程度冷蔵での保存をおすすめします。

パクチーの乾燥方法は、1、パクチーをきれいに水洗いし、葉と茎に分けます。乾燥パクチーに使うのは葉のみです。茎も混ぜてしまうと乾燥ムラができやすいのできれいに分けましょう。2、耐熱皿にキッチンペーパーを敷きパクチーの葉が重ならないように並べる。半日くらい自然乾燥します。

3、大体乾燥して来たら、電子レンジ(500~600W)で2分加熱します。その後パクチーの葉を混ぜながら全体がまんべんなく乾燥するように30秒ずつ加熱していきます。4、全体が乾燥して来たら手でほぐすとパラパラと砕けます。密閉容器に入れて冷蔵室にて保存します。

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パクチー保存②冷蔵保存

パクチーの冷蔵保存は1週間程度持ちます。1週間程度で食べきれるようであれば冷蔵保存がおすすめです。ただし、4日以降から少しずつ香りが弱まってきますので鮮度の良いうちに食べることをおすすめします。

パクチーを冷蔵保存する方法は、1、パクチー全体をきれいに洗い、傷んでいる葉や茎がないかを確かめ鮮度の良いものだけを選びます。2、5分ほどパクチー全体を水に浸けておきます。そうすることで全体がシャキッとみずみずしく生き返ります。

3、パクチー全体の水分をきれいにキッチンペーパーなどでふき取ります。葉などに水分が残っていますとそこから黒く傷んでいくので注意が必要です。4、根元を水分を含ませたキッチンペーパーで包み保存袋や保存容器に入れて野菜室へ入れて保存します。

パクチーの冷蔵保存は、食べたい時に新鮮な生のパクチーを食べることができるのでおすすめです。生で食べることでパクチーの栄養、美肌効果、解毒作用、アンチエイジング効果も高まります。

パクチー保存③冷凍保存

パクチーの長期保存には冷凍保存がおすすめです。生のパクチーを味わうことはできなくなりますが、鮮度の高いうちに保存することで香りや栄養もキープして保存をすることができます。4~5週間保存することができます。

1、パクチーが新鮮なうちに全体をきれいに水洗いし、傷んでいる葉や茎を取り除きます。2、きれいに洗ったら水けを良くとり、根っこよりも4㎝上くらいで茎をつけてざっくりとカットします。3、葉はざく切りにし、さらにキッチンペーパーで水分をふき取り保存バッグへ入れます。根元は使いやすい分量ごとにラップでくるみます。

パクチーのざく切りの葉、根元をそれぞれラップしたものを別々に保存袋へ入れて冷凍保存します。パクチーは葉から茎、根元まで食べられる全体食です。冷凍保存したパクチーはスープやお料理にすぐ使えて便利です。

パクチー保存④オイル漬け保存

生のパクチーを刻んでオイルや醤油に漬けておくだけでとびきり美味しい調味料として大活躍します。ここでは簡単に保存ができる調味料パクチーのオイル漬けや醤油漬けの保存方法をご紹介します。

パクチーのオイル漬けは、煮沸殺菌した保存容器や瓶へ刻んだパクチーを入れてオリーブオイルを入れるだけで完成です。お好みでナンプラーやアンチョビ、鷹の爪を入れるとより美味しい調味料になります。またオイルとパクチーを一緒にミキサーにかけることでパクチーソースが完成!温野菜やなんにでも絡めて美味しく食べることができます。保存期間は3~4週間ですが早めの使い切りをおすすめします。

パクチーの醤油漬けは、煮沸殺菌した保存用容器に刻んだパクチーを入れ醤油をなみなみ浸るくらい入れたら完成です。お好みでゴマやニンニク、ごま油を入れても美味しい調味料になります。卵かけご飯や冷奴におすすめです。保存期間は2~3週間ですが、パクチーの風味がだんだん弱くなるので早めの使い切りをおすすめします。

パクチーの美味しい食べ方

パクチーは食べるだけで、免疫力を高め、疲れにくくし、お肌もきれいにしてくれる魅力の食材ですが、より効果を得るための食べ方があります。パクチーに多く含まれているビタミンCは水溶性ですので水に溶けやすい効果があります。パクチーはトッピングなど生で食べる方が効果的なのです。

パクチーは、細胞の老化を防ぐ抗酸化作用が高くアンチエイジング効果が期待できると言われています。ストレスや運動不足、紫外線などにより発生してしまう活性酸素を押さえてくれ、血行促進することで肌の老化を防ぎ、疲れや冷えによるダメージを和らげ、回復してくれます。抗酸化作用を最大限に発揮するためには食べ方が重要で油(オリーブオイルやごま油)をかけてサラダで食べることをおすすめします。

また、パクチーはデトックス、解毒効果も絶大です。パクチーは硫黄化合物を多く含んでいるので体内の有害物質と結びつき排出してくれます。結果、腸内環境が整い健康になれるのです。しかし、食べすぎには注意です。下痢を引き起こす原因になります。パクチーは体の中からきれいにしてくれる優れた食材だったのです。

パクチーを保存してみよう!

パクチーは栄養豊富で美肌効果、アンチエイジング効果、解毒作用、デトックス効果がある優れた野菜です。毎日の暮らしに取り入れるだけで健康的なライフスタイルになりますね。

パクチーは傷みやすくて扱いがしにくいと思われがちですが、冷蔵、冷凍、オイル漬け、乾燥などの保存方法を活用して有効に美味しく食べることができます。ぜひ、お好みのパクチーの保存方法を試してみましょう!

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