段取り力とは?料理や家事が役立つ仕事の効率アップのポイントを診断

仕事も家事もなんでもテキパキとこなせる人とこなせいない人の違いには段取り力に違いがあります。では、段取り力とはどういうことなのか?ここでは段取り力について高める方法を診断も含めてご紹介します。ぜひ段取り力を高めて効率の良い時間の使い方をしましょう。

目次

  1. 段取り力とは何か?
  2. 診断サイトで段取り力があるか診断してみる
  3. まずは準備・手順をしっかり考えよう
  4. 思いつくままに書き出してみる
  5. なぜ行うのか明確に決める
  6. 時間を区切ってみよう
  7. 3つの配るを意識してみよう
  8. 何から始めるのかを決めてみる
  9. 道筋をしっかり固める
  10. ゼロベースで柔らかく考えよう
  11. 角度を変えて見てみよう
  12. 一歩先を考えよう
  13. 会話をしよう
  14. 関連書籍で知識を深めよう
  15. 訓練をしよう
  16. 続けることが大事
  17. 段取り力が高いと信頼されやすい

段取り力とは何か?

何か物事を始める時、最終的にどうなるのかを考え、その物事を達成するためにどのように進んでいけばいいのかを考えますよね。例えば、家事をするとき、何を作ろうかを決めてからその作るものには何の材料が必要なのか、味付けはどうするのか、そして効率よく仕上げるにはどう調理したらいいのかを考えます。このように前もって手順を考え決めることを段取りといい、その力のことを段取り力と言います。

物事を組み立てることが上手な人と苦手な人が居るのは、段取り力に差があるからです。段取り力が身についていれば仕事も家事もテキパキとこなすことが出来てきます。テキパキとこなせるのは時間の使い方も上手で効率よく物事が進みます。そこで、ここでは生活スタイルがうまくいくように、段取り力についてご紹介します。

fumikakapanさんの投稿
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診断サイトで段取り力があるか診断してみる

自分には段取り力があるのだろうかと思うことは有りませんか?世の中には、段取り力を向上させたり強化させたりとするセミナーや合宿を開催していたりします。また、性格診断や仕事の適職診断や家事の家事力診断などのように段取り力を診断するサイトも存在します。

段取り力の診断の仕方は、選択して見極める診断や問題文を読み解いて回答して診断するものなどさまざまな段取り力を知る診断サイトが有ります。診断診断サイトは気休めと思わずに、診断が出来るサイトで自分がどのくらいの段取り力が身についているのかを知ることで行動の仕方も変えることが出来てきます。

gcwc_designさんの投稿
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まずは準備・手順をしっかり考えよう

段取り力を磨く手段1:準備・手順

物事に取り掛かる時に行うのが、準備や手順を考えることです。準備や手順を決める、すなわち段取りが出来ていることで次の行動も変わってきます。段取りをすることは、物事全体の割合の中で八分を締める程とても重要なのです。料理で例えるなら、一つのレシピを作り上げる時に材料は何が必要でどういった手順で調理をしていくかを考えます。

例えば、カレーを作ろうと思った時に、材料に人参・玉ねぎ・じゃがいもは必要、手順は材料を切ってから炒め煮込んでいくというように考えます。このような準備や手順を考えていない場合は作ろうと思ったものが出来なくなってしまいますし効率もとても悪くなります。段取り力を磨く手段として、準備や手順はどう物事を組み立てていくかを考えるので非常に重要なことなのです。

kenny_okusaさんの投稿
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思いつくままに書き出してみる

段取り力を磨く手段2:書き出す

頭の中で考えるだけでなく書き出してみる必要もあります。エビングハウスの忘却曲線はご存知ですか?人間の忘れやすさをパーセンテージに表した実験です。その実験で、20分後には42%も忘れており、なんと24時間後には74%も忘れているという実験結果が出ています。この結果でも分かるように、人間の記憶力は完全ではなく忘れやすいのです。

頭の中だけで考えていても数分経つごとに忘れてしまっているのです。記憶力に頼るのではなく、思いついたことを書き出して残しておくことが必要です。メモが残してあると自分が何をしようとしていたのか、あるいは作業途中であれば何をどこまでしたのかを明確にすることが出来ます。

書き出す行為は頭の中も整理されていきます。頭の中で考えていて大事なことと思っていても、案外書き出すと無駄な作業だと気づくこともありますので、段取り力は自分の行動を書き出しておくことでも磨かれていきます。

なぜ行うのか明確に決める

段取り力を磨く手段3:目的・手段

段取り力を磨くには、目的・手段を決めることも重要です。決まっていない場合は行動も曖昧になってしまいます。料理をするのはお腹を満たすためというように「なぜするのか」の目的は明確にしておかなければいけません。そして、その目的を達成するためにどう動けばいいのかの手段も合わせて決めることで目標達成に近づいていきます。

先ほど紹介した「準備・手順を考える」も目的があってからこそです。家事をするにしても仕事をするにしてもいつまでにどうなっているのか決めて実行することで無駄な動きは無くなるので自ずと段取り力を磨くことに繋がります。

tomimot8888.pimpさんの投稿
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時間を区切ってみよう

段取り力を磨く手段4:時間管理

noemi_go_skyさんの投稿
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段取り力を磨くには、時間の管理も大切です。ダラダラと物事を進めていてはいけません。ダラダラ作業では、作業効率が非常に悪いことは分かりますよね。目標達成に向けていつまでに何をするか、期日を区切っていくことで今自分に出来ることも見えてきます。時間は1日24時間です。その時間の中でどうしたら出来るのか時間を区切って進めていく必要があります。

saori.kondo1205さんの投稿
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また、家事をするにしても仕事をするにしても隙間時間は出てきます。隙間時間を上手に使える人になることで効率が良くなり時間が足りないと思うこともなくなっていきます。例えば、5分の空いた時間が1日に10回有ればそれで50分です。1回で50分を作ろうとすると難しい時も有りますが5分の隙間時間が1日に数回出ることは有りますよね。たった5分と思わずに隙間時間を友好的に使いましょう。

3つの配るを意識してみよう

段取り力を磨く手段5:目配り・気配り・心配り

段取り力を磨くには、周りの人から信頼されることも大切になってきます。大きな仕事を任されチームで動くことになった場合は特に信頼されていなければまとめることは出来ませんし、自分の意見も通りません。周りから信頼されるようになるには、自分から行動することです。

そこで必要になってくるのが、相手の様子をきちんと見て心や体の状態を読み取ることを指す「目配り」、自分の立場から見て相手が何を望んでいるのかを想像し先回りして行動をする「気配り」、相手の立場に立って相手のためになるような行動をする「心配り」、この3点です。

顔色が悪い人をみて「体調が悪いのかな?」と感じたり、落ち込んだ表情をしていたら「何か悩み事が有るのかな?」と想い「大丈夫?」の一言でも声をかけてあげます。そういった、目配り・気配り・心配りは相手のことを想う気持ちがあればこそ出来てくる行為です。タイミング良く気の利いた言動が出来れば相手から愛情や信頼を感じてもらえるようになります。

何から始めるのかを決めてみる

段取り力を磨く手段6:優先順位

段取り力を磨くには、優先順位を考えて作業をこなしていく必要が有ります。しかし、やるべきことがたくさんあると何から手をつけたらいいのかと迷ってしまうこともありますよね。そんな時は、成果が早く出る簡単なことから片付けていくのも一つの案です。作業が片付いていくうえに成果が自信へと繋がります。

優先順位を決めることは、成果を重ねていくことでも有り、その成果の積み重ねで段取り力も磨かれていきます。長期間に渡る作業の優先順位を決める場合は、重要度や緊急性にも気を止める必要があります。前に紹介した「時間管理」にも繋がりますが、ダラダラとしているのは作業効率が非常に悪くなりますので優先順位を決めることは段取り力を磨く手段としてとても必要な項目です。

道筋をしっかり固める

段取り力を磨く手段7:導線

段取力を磨く手段には導線を固めることも必要です。導線が固まっていなければせっかく決めた時間管理や優先順位も無駄になってしまいます。例えば、料理をするときに台所は1階なのに冷蔵庫が2階に有ったら作業効率が悪いのは理解出来ますよね?極端な例えを出しましたが、それだけ導線を固めることが段取り力を磨くことに繋がっていることを理解してください。

holistic_445さんの投稿
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仕事をするにしても必要書類のファイルがあちこちの棚にしまってあったら作業効率が非常に悪いので無駄な時間を要してしまいます。同じ部類の書類は同じ棚にしまった方が良いです。このように作業効率を良くし段取り力を磨くには導線を固めることも必要なのです。
 

ゼロベースで柔らかく考えよう

段取り力を磨く手段8:柔軟な考え方

段取り力を磨くには、柔軟な考え方をすることも必要です。一つの考えに縛られすぎて段取りを組んでしまうとその段取りの流れが悪くなったときに修正が効かなくなります。段取りは組んだ通りにいくとは限りません。イザというときに軌道修正が出来るように自由な発想で型にはまらない考え方をする必要があります。

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固定観念は捨てて柔軟な考え方が出来るようになっていると新しい考えがひらめくことも有りますし新しい情報も入ってきやくすくなります。ゼロベースで物事を考えるようにすることで柔軟な考え方が身についていきます。

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角度を変えて見てみよう

段取り力を磨く手段9:多方面から見る

柔軟な考え方と同時に多方面から物を見ることも出来ていると段取り力が更に磨かれていきます。多方面から見る癖がついていると、いろんな人の意見を聞き受け入れることが出来るようにもなるので視野が広がります。自分の考え方がすべて正解ではないと理解し、また目に見えているものも時には疑ってみたりする必要も有ります。

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例えば、目の錯覚を利用したトリックアートの場合は何が隠されているのかを見抜こうとしますよね。視覚は五感の中で最も信頼出来る感覚でも有りますが、時には間違った情報が入ってしまうこともあります。その間違った情報のまま日常生活を続けることを防ぐためにも多方面から物を見る癖が大切なのです。

asamin81さんの投稿
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一歩先を考えよう

段取り力を磨く手段10:先を見据える

段取り力は、先を見据えることも必要です。次に何をすべきか、一歩先のことも考えて行動することで今すべきことも明確になってきます。目の前のことだけを考えて行動しているの段取りとは程遠いです。先を見据えておくことで事前に準備をすることも出来て効率よく物事を進めていけるようになります。

mnb924さんの投稿
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例えば、小説を読んでいるときに「結末はこうなるのではないか」と予測することは有りまんせか?この「こうなるだろう」と考える習慣を付けることで先を見据えることが上手になっていきます。

会話をしよう

段取り力を磨く手段11:コミュニケーション力

段取り力に限らずの話しですが、コミュニケーション力が有ると言動に誤解を招いてしまったということは無くなります。仕事で大きなプロジェクトを行うときにはいくら段取り力が磨かれていても、コミュニケーションが出来ずチームをまとめれなければ思うような結果は出ず段取り通りいかなくなるでしょう。

yamayama865さんの投稿
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挨拶や声かけをすることでも周りからは好印象にもなりますので、コミュニケーション力が有ることで情報や知識も自然と入ってくるようになります。言わなくても分かるという考え方は捨ててください。相手を観察し労いの言葉をかけたり相手の話しを聞いてみたりしてみてコミュニケーション力を付けていきましょう。

関連書籍で知識を深めよう

段取り力を磨く手段12:本を読む

段取り力について書かれた本が販売されているので読んでみるのもいいです。本を読むことで語学力が付いたり想像力が高まって柔軟な考え方が身についたりもします。偉人の考え方や言葉に触れることが出来るのも本だからこそ出来ることです。

段取り力について書かれた本を少し紹介します。気になったものは手にとって読んでみてくださいね。

段取り力 「うまくいく人」はここがちがう
626円
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物事がうまくいかないと感じたときに、自分に能力が無いのではなく段取り力が無いのだと気づかされます。段取りが良い・悪いが有りますので自分の合った段取りのスタイルを見つけれるように優れた段取りの例をあげて解説している一冊です。

「大人のADHD」のための段取り力
1,404円
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前後を考えずに目の前にあることだけをこなす作業は仕事や家事がうまくいかないことを伝えています。目の前のことだでなく視野を広く持ち、一つ一つの作業が点ではなく繋がっているということをイラスト図解入りで分かりやすく解説している一冊です。

こいつできる!と思われるいまどきの「段取り」 [ 野田宜成 ]
1,404円
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段取りを、時間管理・チーム運営・思考の整理・仕組み化などさまざまな視点から解説しています。段取りは、仕事の基礎中の基礎です。若手社員も中堅社員も覚えておきたい基礎知識を優しく解説している一冊です。

訓練をしよう

段取り力を磨く手段13:トレーニング

段取り力は、いきなり出来るようになるわけではなく、トレーニングをして身につける必要が有ります。すでに身についている人も過去に気づかないうちにトレーニングをしていて身についています。効率よく物事を進めるようになるために日常生活において日頃からトレーニングしていくことで段取り力は磨かれていきます。

x.supistol.xさんの投稿
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段取り力が身につくと、今まで時間がかかっていた作業もスムーズにこなせるようになっていきます。短時間で正確な仕事が出来るようになれば周りからの評価も高くなりますし、家事をするにしても今まで以上のプラスアルファで何か始めたり自分の自由な時間を持つことが出来たりと良いことばかりです。

fururi221さんの投稿
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続けることが大事

段取り力を磨く手段14:継続

段取り力の磨き方がわかったからといってすぐに身につけるのは困難です。日々意識的にトレーニングをし、継続することで身についていきます。いくつか紹介した磨く手段を日常生活の中でトレーニングをし継続してください。

riie_310さんの投稿
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今の段取り力によっては長期間を要してしまうかもしれませんが、継続は力なりという言葉が有るように継続することで必ず結果に結びつきます。段取りのスタイルはさまざまです。自分にあったスタイルを見つけていけば仕事も家事もうまくいくようになりますので、段取り力を磨くトレーニングを諦めずに継続していきましょう。

akiraponさんの投稿
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段取り力が高いと信頼されやすい

段取り力がある人は計画の立て方が上手です。時間を効率的に使い無駄のない動きが出来ています。そういった行動が出来る人に仕事を頼んだり大事な約束を頼んだりしたくなるものです。それは、正確に素早く出来ることで信頼度が高くなっているからです。段取り力を知る診断サイトの診断内容でも判断出来ますが、信頼度も関係していたりします。

いくつかの段取り力を磨く手段を紹介してきました。これらの手段は、日常生活で磨くことが出来ることに気づいたのではないでしょうか?特に家事をすることは非常に有効な手段です。料理をしたり選択をしたり、または子育てをしたり、毎日の作業でもある家事をなんとなくではなく、一つ一つの作業を意識的にすることで段取り力が磨かれて仕事でも役に立つように繋がっていきます。

このように、段取り力が磨かれていることで信頼されやすく自分の評価も高くなるわけです。診断サイトで自分を知り、段取り力を磨く手段を日常から意識的に実行し継続することで、段取り力が身についていくので周りから信頼されやすくなり仕事も家事も効率よく進められるようになります。

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