パクチーの味を表現するとカメムシ?苦手な人へ捧ぐ克服法とレシピ紹介

パクチーは独特の風味から好き嫌いがはっきり分かれる野菜です。パクチーの味や香りは「カメムシ」と表現されるなど苦手な方にとっては強烈なものです。日本でも最近はパクチー人気が上がってきているので、「カメムシ」味を克服して食べられた方が絶対得ですよね。

目次

  1. まるでカメムシ味?苦手なパクチーの克服法が知りたい!
  2. パクチーの香りや味がカメムシと表現される理由
  3. 苦手なカメムシ味?のパクチーを克服しよう!
  4. カメムシ味じゃない!パクチーレシピ①パクチー塩焼きそば
  5. カメムシ味じゃない!パクチーレシピ②パクチー餃子
  6. カメムシ味じゃない!パクチーレシピ③パクチードライカレー
  7. カメムシ味じゃない!パクチーレシピ④パクチードレッシング
  8. パクチーの食べ過ぎには要注意
  9. パクチー嫌いを克服してエスニック料理を楽しもう!

まるでカメムシ味?苦手なパクチーの克服法が知りたい!

英語ではコリアンダー、中国語では香菜と呼ばれるパクチーは香りと味が独特で強いのが特徴の野菜です。他の野菜ではないほどに好き嫌いが分かれます。「ニオイだけで無理!」という食べず嫌いの方もいれば、実際に食べてみて嫌いになったという方もいますよね。確かにすごい香りですが、パクチーは美容と健康にうれしい効能があるので、食べられた方が絶対お得です!

最近では日本でもパクチーの人気が上がってきているので、たくさんパクチーを食べられるパクチー専門店が日本中あちこちに登場しています。パクチーはビタミンやミネラルが豊富に含まれるため、美肌やデトックス効果、アンチエイジング効果が期待できます。こんなにうれしい効能が期待できるなら絶対食べられるようになりたいですよね!

香りや味が独特なパクチーが苦手という方でも、今まで食べられなかったのがウソのように食べられるようになるパクチー克服法やレシピをご紹介します。早速試してパクチー嫌いを克服しましょう。

パクチーの香りや味がカメムシと表現される理由

パクチーの味は「カメムシ」と表現されます。他にも洗剤や石鹸などと表現されることもありますが、食べ物なのに虫に例えられてしまうパクチーは実際に独特の味がしますよね。パクチーは英語ではコリアンダー、中国語では香菜、ベトナム語ではザムウイと呼ばれています。正式な和名は「コエンドロ」と言いますが、別名は「カメムシ草」なんですよ。

パクチーがカメムシ草と言われるのにはちゃんとした理由があります。実はパクチーとカメムシのニオイ成分が共通しているからなんです。カメムシのあのニオイの成分は「デセナール」と「ヘキセナール」というアルデヒド類です。パクチーもこの2つのアルデヒド類が含まれているんです。

このアルデヒド類のニオイは人間の持つ嗅覚受容体遺伝子というものが反応をするのですが、この遺伝子に変異があると普通に方よりも過敏な反応を起こしてしまいます。簡単に言えば、「食べられないもの」と認識してしまうようです。

これは食べ物ではパクチーだけではなく、バニラやシナモンにも少量含まれているので、パクチーの味が苦手な方はバニラやシナモンの味も苦手という方が多いようです。

苦手なカメムシ味?のパクチーを克服しよう!

パクチー嫌いの方のほとんどが独特のカメムシのようなニオイや味が苦手だと言います。食べると口いっぱいにパクチーの独特の香りが広がりますから、克服する方法なんてないように思いますよね。パクチーの克服法は独特の香りを薄くすることにあるんです。

少しずつ食べられるようになってくればもうこっちのもの!今まで嫌いだったカメムシと表現される香りや味がクセになって、専門店にまで足を運べるようになる日も近いかもしれませんよ。

克服法①濃い味付けのものと一緒に食べる

パクチーの独特の強い香りを薄くするには味や香りの濃いものと一緒に食べるのがベスト。例えば簡単な克服法としてはカレーに入れたり、にんにくやしょうがを使った料理に入れるというものです。味の濃いものに入れることでパクチーのあの独特の香りや味を薄めることができます。もちろん全くなくなるわけではありませんが、薄くすることで少しずつあの香りと味になれさせます。

克服法②加熱して香りを抑える

パクチーの独特な香りや味は加熱することで薄まります。苦手な方はまずしっかり加熱して独特の香りと味を抑えるのがベストです。加熱してしまうとせっかくのパクチーの栄養素は薄くなってしまいますが、まずは苦手を克服することが大切です。

克服法③代替品からチャレンジする

パクチーのように香りや味が独特の野菜を代替品としてチャレンジするのもおすすめの克服法ですよ。例えばセロリやセリ、三つ葉、ニンジンの葉などは香りが強いので、苦手な方も多いのではないでしょうか?まずはこういったものからチャレンジすると、香りが強いものに慣れてきますので、パクチーの独特の香りや味も克服しやすいですよ。

カメムシ味じゃない!パクチーレシピ①パクチー塩焼きそば

カメムシ味と表現されるパクチーは塩焼きそばとの相性がバツグンです。パクチーが食べられるようになれば生のまま最後に上に乗せても。苦手なうちはしっかり炒めるのがポイントです。材料はパクチー、キャベツ、ニンジン、玉ねぎ、豚肉やウインナー、パクチー、塩コショウ、ニンニクチューブ、レモン汁です。

作り方は、麺以外の材料をすべて炒め、火が通ったら麺とニンニクチューブを適量加え、塩コショウで味を調えます。最後にレモンを一絞りすれば、夏でもさっぱり食べられるエスニックな塩焼きそばの出来上がりです。火を通すことでパクチーの香りは抑えられていて美味しいですよ。普通のソース焼きそばでもお試しください。

カメムシ味じゃない!パクチーレシピ②パクチー餃子

にんにくやしょうがが効いた餃子もパクチーとの相性は抜群です。もちろん火を通すので、香りも柔らかくなっていますよ。克服法レシピとしてもおすすめです。材料は餃子の皮、豚肉、パクチー、キャベツor玉ねぎ、塩、しょうゆ、酒、オイスターソース、鶏ガラスープ、ごま油です。

作り方は、パクチーとキャベツor玉ねぎをみじん切りにし、餃子の皮以外の材料と粘り気が出るまでしっかり混ぜます。餃子の皮で餡を包み、熱したフライパンに乗せていきます。水を入れて蓋をして蒸し焼きにして水分がなくなったら蓋を外して焦げ目がつくまでしっかり焼けば完成です。さらに上にたっぷりパクチーを乗せてもGOOD!

カメムシ味じゃない!パクチーレシピ③パクチードライカレー

普通のカレーにパクチーを入れてもエスニック感がアップして美味しいですが、より簡単に作れるドライカレーがおすすめです。材料はミンチ肉、玉ねぎ、にんじん、パクチー、カレー粉、ソース、ケチャップ、コンソメ、塩コショウです。

作り方は野菜をみじん切りにし、熱したフライパンでミンチ肉を炒め、火が通たら野菜を加えて炒めます。水とカレー粉、ケチャップ、ソース、コンソメ、塩コショウを入れて水分がなくなるまで煮詰めます。野菜は冷蔵庫のあまり野菜なら何でもOKなので、冷蔵庫のお掃除にもピッタリですよ。

カメムシ味じゃない!パクチーレシピ④パクチードレッシング

サラダにかけておいしいドレッシングはパクチーで作るとエスニックサラダに大変身します。最近ではパクチー人気もあって市販品のパクチードレッシングが店頭に並んでいますが、自分で作ることもできますよ。材料はパクチーとごま油、砂糖、しょうゆ、レモン汁、塩、マヨネーズ、あればナンプラーです。

作り方はすべての材料をミキサーに入れるだけと簡単にできます。ナンプラーを入れる場合は水は必要ありませんが、ナンプラーがない場合はりんごジュースがおすすめです。材料はお好みで量を調整してくださいね。生野菜だけでなく温野菜やマカロニサラダ、ポテトサラダにも合うドレッシングですよ。

パクチーの食べ過ぎには要注意

パクチーは美肌や健康に欠かせないビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。デトックス効果や消化促進効果もあるパクチーをたくさん食べ過ぎてしまうと、下痢や腹痛を引き起こすことがあります。むくみ解消に効果があるカリウムも豊富に含まれていますから、腎臓の負担になってしまうこともあります。

またパクチーには「ソラレン」も含まれているので、たくさん食べると紫外線を吸収し日焼けしやすくなります。パクチーをたくさん食べたときには、日焼け止めや日傘などを使って日焼け対策をしっかりしてくださいね。パクチーの1回の適量目安は10gです。サラダでがっつり食べるとあっという間に超えてしまうので、くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。

パクチー嫌いを克服してエスニック料理を楽しもう!

香りや味がカメムシと表現されてしまうパクチーですが、味の濃いものと一緒に食べたり、火を通して香りや味を薄めたり、代替品からチャレンジするという克服法で苦手が克服できれば、クセになること間違いなしです!美肌や健康効果の高いパクチーでエスニック料理を楽しみましょう!

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