セルフカット・ロングの毛先は?簡単なレイヤーのやり方を紹介!
髪をセルフカットするメリットは意外に多いです。特にロングの人はショートと比べてセルフカットがしやすい髪型でもあります。ロングをセルフカットする具体的なやり方から、失敗しないためのコツ、簡単にレイヤーを入れる方法を紹介していきます。
目次
- ロングのセルフカットに挑戦してみよう!
- ロングのセルフカットのメリット
- ロングはセルフカットに向いている
- ロングのセルフカットに必要な道具
- セルフカットにはさみを用意しよう
- ロングのセルフカットに向く鏡とくし
- ロングのセルフカット用その他のアイテム
- ロングのセルフカットに向くケープ
- ロングのセルフカットの前準備
- セルフカットでなりたい髪型をイメージする
- 髪型を変えたいのか変えたくないのか?
- ロングをブロック分けしよう
- いざロングをセルフカットしてみよう!
- ロングのレイヤーカットでブロッキング
- ロングをレイヤーカットしてみる
- ロングのセルフカットで全体をすく
- ロングのセルフカットですく注意点
- ロングのセルフカットで毛先だけすく
- ロングのセルフカットのコツ
- ロングのセルフカットにクレアクリップ
- マネキンで練習したい人に
- ロングのセルフカットで失敗した場合
- ロングのセルフカットで恐れず自慢の髪になろう
ロングのセルフカットに挑戦してみよう!
あなたはどのぐらいの頻度で、美容院に行っていますか?ショートと違ってロングの場合、毎月のようにしょっちゅう通うことはないでしょう。髪が伸びてきた結果、現在がロングの人もいるでしょう。ロングヘアが好きで、ずっとロングの状態をキープしている人もいるでしょう。どちらの場合も定期的な髪のメンテナンスは必要です。毛先をカットし、健康な髪を維持することです。

毛先が傷んできた程度の問題で美容院に駆け込むのは、抵抗があるでしょう。今、お洒落な人がやっているセルフカットをしてみませんか?ロングの場合、比較的簡単にできて、毛先だけレイヤーカットにすることもできます。失敗しても毛先だけなら、後悔することはありません。ロングのセルフカットは短い髪よりだんぜん簡単なのです。
ロングのセルフカットのメリット

失敗したら怖い、と尻込みされがちなセルフカットですが、嬉しいこともあります。美容院に行って毎回100パーセントの満足を、全員が全員得ているわけではありません。案外と多くの人が、イメージと違ったけれど何も言えない状態で我慢しているのが現状なのです。ならば自己責任で自分の願う通りの髪にセルフカットしてみたほうが後悔がありません。
ロングは美容院代がかかる

美容室で、ロングは何をやっても時間がかかります。時間だけならいいですが、もれなく「ロング料金」を取られてしまいます。髪を洗うのも、カラーをするのも、ブローをするのも時間がかかり、肩がこります。そのくせ少なくない美容師が、ばっさりショートにしてほしいと頼んでも、最終的な客の不満を恐れて敬遠します。毛先のカットぐらいなら自分でもできそうです。
美容院が苦手ならセルフカット
いつもセルフカット、、、
— Sio@土パメルゥ (@Dfk0C0) June 16, 2018
何故なら美容院のオシャンティな雰囲気が辛いからです。。話のネタは絶対合わないし、ファッション誌とか読まないし、人と会話できないので、、、
金銭的な問題でだけでなく、美容院を敬遠する人は存在します。美容師との会話が負担だったり、長い時間を拘束されるのが辛かったりと、理由はいろいろあるでしょう。セルフカットができて、満足ができるなら、無理して美容院に行く必要はありません。
ロングはセルフカットに向いている

SNSを見ていると、お洒落な人でセルフカットをしている人も多いようです。有名人でもずっとセルフカットの人もいます。でもセルフカットとはそんなに簡単なのでしょうか?髪は1度切ると、伸びるまで時間がかかります。失敗を恐れてなかなか踏み出せないかもしれません。しかしロングはセルフカットに向いた髪型でもあるのです。
ショートのセルフカットは難しい

ショートヘアは、美容師が仕上げた芸術品のようなものです。前髪をどのぐらい切り、後ろは何センチとって、襟足の毛をどう仕上げるのか、全て美容師は考えながら切ってくれています。ショートヘアのセルフカットは美容師が作った独特のラインを壊してしまいます。さらには後ろが見えないので、失敗する確率はロングより高くなります。
ロングは失敗してもダメージが少ない

ショートは襟足が全く見えません。それと違い、ロングは後ろ髪の毛先まで、きちんと確認できます。毛先数センチを切り揃えたい場合、ロングの人はセルフカットで充分です。やり方とちょっとしたコツを知るだけで、意外に簡単にセルフカットができます。多少切り過ぎても、全体の雰囲気は変わらずに済みます。やり方を覚えて思い通りのスタイルを自分で作りましょう。
ロングのセルフカットに必要な道具

簡単に、家にあるハサミで簡単にセルフカットで済ませようと、安易に考えていませんか?ハサミは髪を切る専用のものを用意しなければなりません。プロはハサミに気を使っています。5万、10万のハサミを愛用しています。
セルフカットでもクオリティはさげない

自宅でのセルフカットとはいえ、失敗をしないためには、それなりのクォリティのハサミを使うことが大事です。美容師のように腕がないぶん、安くて切れないハサミを使うと失敗の原因になってしまいます。
セルフカットにはさみを用意しよう

ロングのセルフカットで最も大事な用具は、ハサミです。まず切れ味のよいものを選びましょう。切れ味が悪いものでカットすると枝毛の原因となります。ただしプロ用並みに切れ味が鋭すぎても、失敗をしやすく、怪我をする原因にもなってしまいます。初心者は適度に切れて、コンパクトなサイズのハサミを選ぶことが大事です。
ロングのセルフカットに向くすきバサミ

ロングのセルフカットでは、毛量調整をする、すきバサミも持っておきましょう。これも切れ味のよいものを選ぶとスムーズに髪をすくことができて便利です。すきバサミにはすき率があります。すき率が低いと少しずつ調整できるため失敗は少ないです。セルフカットにはすき率が20パーセント程度がおすすめです。
ロングのセルフカットに向くはさみ
材質が高級ステンレス製の、はさみとすきバサミのセットです。クシとヘアピンが2つ、クリーニングクロスが付属します。手の形にフィットする工夫がなされています。指の位置関係が崩れないように、親指用の穴がネジよりに作られています。セルフカットは無理な体勢になりやすいです。このハサミですとどんな角度からもカットがしやすくて便利です。
ロングのセルフカットに向く鏡とくし

ブラシとクシも揃えましょう。ロングの人ならブラシは持っているでしょうから、手持ちのブラシで充分です。次にクシですが、毛先をとくためだけでなく、髪をきれいに分けることにも使います。持ち手の部分が細く尖ったものですと、髪のブロッキングが簡単にできるので、おすすめです。
ロングのセルフカットに便利な鏡

鏡は絶対に必要です。普段使っている鏡でもよいのですが、髪全体が確認できる、二面鏡や三面鏡があると、セルフカットにはとても便利です。鏡は2枚用意しましょう。大きめの鏡に、手鏡を合わせ鏡にします。後ろの毛先までこまめに確認できます。

ロングのセルフカット用その他のアイテム

プロはいくつものカット用アイテムを持っています。セルフカットには、プロほどのアイテムを持つ必要がありません。カットのやり方が全然違うからです。100均ショップでそろえても、何の問題もありません。
ロングのセルフカットに必要なゴム

ヘアゴムはロングのセルフカットにおいて、重要なアイテムになります。カットする長さを決めて、ブロッキングした毛束に印をつけるやり方をします。簡単にカットしやすいように、比較的太目のヘアゴムを用意しておきましょう。
ロングのセルフカットに必要なダッカールピン

ダッカールピンも、ロングのセルフカットで髪をブロッキングするやり方をする上で、必須のアイテムです。髪をはさむ時に、形が残ってしまうと、切り残しが出ます。また切り過ぎてしまうような失敗をしやすいです。
ロングのセルフカットに必要な霧吹き

霧吹きも、100均ショップで手に入るもので充分です。やり方として、髪を霧吹きで全体に濡らしておきます。切る位置がずれにくいため、切りやすくなります。霧吹きがない場合は、コームを濡らして、髪をすくと、霧吹きをしたように濡らすこともできます。手で濡らすと、濡らし過ぎてしまうので、霧吹きで濡らすやり方をしましょう。
ロングのセルフカットに向くケープ

自宅でセルフカットする場合は、ケープや代用できるビニール袋をかぶり、下に新聞紙を敷くのが通常でしょう。首元をしっかり締めないと、切った毛髪が、首から服の中に入ってきてしまいます。ロングのセルフカットをする場合、セルフカット専用のケープがあると簡単にカットができます。
セルフカットには腕が出るケープを使う
この散髪マントは、切った髪が床に落ちるのを防ぎます。また、両腕が出る袖があるので、セルフカットするのが簡単です。簡単に折りたたむことができて、収納場所にも困りません。今後もセルフカットをしていくことを考えれば、持っていていい散髪マントです。
ロングのセルフカットの前準備
ロングのセルフカットの道具は揃いました。ではさっそくカットをしていきましょう。と言いたいところですが、まず始める前に、いくつかのコツを紹介しましょう。
セルフカットの時は濡らす

セルフカットをする時に、上手くいくコツにはどんなものがあるのでしょうか?重要な点は、髪をカットする時には、髪を霧吹きできちんと濡らしておきましょう。濡らして切ると、乾いた時に毛先が微妙にばらけてくれます。しかし、常に濡らしておくわけではありません。濡らしたままでカットを続けるやり方は、失敗のもとになってしまいます。
セルフカットですく時は乾かす

長さを変えるのではなく、すきバサミですく場合は、髪が全体に乾いてから行うやり方がいいでしょう。濡れた状態で、すきバサミを入れると、まともに切れてしまいます。結果、切り過ぎてしまう結果になります。すく場合は、髪が濡れているとよくありません。また。バランス調整する時、深追いして切り過ぎるのも禁物です。少しずつ切り、翌日に気になる部分をもう一度切るぐらいのやり方がいいでしょう。

セルフカットでなりたい髪型をイメージする

道具はそろいました。コツを踏まえて、さっそくセルフカットをしていきましょう。まず、美容院に行く時と同様に、どんなヘアスタイルにするのか、頭の中で明確にしておきましょう。
セルフカットで内巻きにする

ロングの定番はやはり、内巻きです。おさまりが非常に良くて、特別なセットをしなくても、お洒落に決まるのが特徴です。やり方としては、内側を短く切るので、セルフカットで切りやすいヘアスタイルになります。
セルフカットで外巻きにする
ロングのセルフカットでは、外はねも人気です。外はねスタイルは、基本的にセットが必要な髪型です。セルフカットが少々がたついて失敗しても、コテで外巻きにするとごまかしがききます。したがって外はねのほうがセルフカットのハードルは低いと言えるでしょう。
髪型を変えたいのか変えたくないのか?

ロングヘアのセルフカットでは、どのぐらいの長さを切るかが問題になります。また、レイヤーを入れるか入れないかの問題もあります。
ロングからショートやミディアムにする

思い切ってイメージチェンジをする場合、途端に難易度が上がります。プロの美容師でも、ばっさり切ってショートにしたいと言うと、緊張するものだと言います。プロでない人間が自分で自分の髪を切る時は、なるべくならヘアスタイルを劇的に変えるのはやめておいたほうがいいでしょう。
ロングの長さを維持したい人

ロングのセルフカットの良さは、失敗してもあまり目立たないという点です。初めてセルフカットをしようとする人なら、急激なヘアスタイルの変化を求めるのではなく、ロングの長さが微妙に変わる程度のやり方で、カットしていくほうがいいでしょう。1回目は物足りないぐらいで充分です。翌日、冷静な目で見てもう少し切る、というやり方がおすすめです。
ロングをブロック分けしよう
セルフカットはブロッキングさえきっちり決まれば楽勝
— コブラマン108 (@cobratweet69) August 1, 2016
切る前に、髪のブロック分けをしていきましょう。まずブラシで髪をとかして、クシを使って頭の上から左右に2つに分けます。分けながら左右のうち片側をゴムで縛っておきます。結ばなかったほうを上部と下部に同じ毛量になるように分けます。上下に分けた髪をゴムで結びます。横から見たときに頭の前後の半分の位置でまっすぐ下りるよう結びます。
毛先をセルフカットしようと思ってゴムで切りたいところだけブロッキングしてたんだけど完全にイルーゾォ pic.twitter.com/pmhCF7ugnR
— やぎ子 (@pekopoko_onaka) June 15, 2018
緩んでいる部分がないようにして、反対側も2つに分けて結びます。全て結んだら、ゴムを下に滑らせて、切る位置を決めます。切りたい長さの位置に全てのゴムが水平になるように配置します。真横からも見て、同じ高さになるようにしましょう。
ゴムを留める位置

ゴムを引っ張る時のコツとして、上部のゴムを滑らせる時は、先端が外向きになるようクセをつけながら引っ張っていきます。下部のゴムを滑らせる時は逆に、上部と逆に、内側に先端が向くようにします。最初のうちは切り過ぎないよう、切る部分は短めを意識してください。
いざロングをセルフカットしてみよう!
この動画では、まず髪全体を半分にし、ざくりと切っています。上部はレイヤーを入れるため、短めにしたいので、下部を切った後に上部を取り、下部より短めにしています。顎の位置で丸める、頭頂部を利用して毛束を丸める、を実践すれば、ちょうどよく内巻きん収まるので、参考にしてください。
ゴムの下側を切る
写真ではゴムごとカットしていますが、初めてロングのセルフカットをする場合は、ゴムの下側を切ります。後ろ髪には丸みを持たせたい、という方は、下部を丸めにします。後ろ髪を長めにする場合は、ゴムの下を少し残すようにするといいでしょう。
セルフカットは1度に多くを切り過ぎない
下部の髪は内側を短く、外側を長くするよう毛束に丸みを持たせる形でゴムを調整してください。髪を平たく持ちながら切ると、簡単に切れます。上部は反対に、外側を短く内側を長くするようにカーブをつけてゴムを調整し、切っていきます。これで髪にしぜんな丸みができて、外はねがしにくくなります。ゴムを取って、完成です。
ロングのレイヤーカットでブロッキング

次にロングのレイヤーカットをしてみましょう。レイヤーとは何かというと、髪の長さを変えて、段を入れるカットのことです。レイヤーが入っていないロングは、重たい印象になりがちです。しかしレイヤーを入れると、長さが同じでも、軽い印象に仕上がります。長さを変えなくても、レイヤーを入れるだけで気分一新できます。

一見難しそうですが、コツを掴めば簡単にできます。まず髪をとかして、ブロッキングします。頭頂部から耳の後ろにかけての髪を分けてゴムで縛ります。残った両側サイドと前髪もゴムで4つにブロックを作ります。手間に感じられますが、レイヤーカットを成功させるために外せない行程です。
ロングをレイヤーカットしてみる

サイド部分を手に持ち、クシで前に向かってとかしながら、床と平行になるよう前方に持ち上げます。根元からしっかりとクシを入れてときます。上部を真っ直ぐになるよう伸ばすと、下の髪のラインは上の髪のラインに合わせて、斜めに上がっています。これによって段差、レイヤーがつきます。

レイヤーを入れたい箇所をゴムで結んで印をつけます。あとはその部分をカットするだけです。このままでは毛先ががたがたなので、すきバサミを縦に持って、中間あたりから少しずつすいていきます。レイヤーは難しいので最初は少しずつ切るようにしてください。
ロングのセルフカットで全体をすく

ロングヘアの長さを変えず、とりあえず髪の量を減らしたいという人のためのやり方を紹介します。髪をすくときは、すきバサミを使います。大事なのはやはり、ブロッキングです。ブロッキングすることで、同じ箇所を余計にすくことを防ぐことができます。細かくブロッキングをしたほうがすきやすく、またバランスを見ながら調整することもできます。

髪の量が多い人は、ブロッキングが大変です。また、くせ毛の人もなかなかうまくいきません。その場合、霧吹きで髪を濡らしておくと、髪の広がりを抑えることができるので、すきやすくなります。ただ髪が濡れてしまうと、乾いた時のボリュームが実感できなくなるので、すき過ぎないよう注意が必要です。
ロングのセルフカットはねじってすこう

ブロッキングした束を1か所ずつすいていきます。束をねじって、毛先に向かって、違う箇所に2回ずつハサミを入れましょう。スキ率が低いすきバサミなら、3か所か4か所すいても大丈夫です。スキ率の高いハサミの場合はすかすかになってしまうので、2回までにしましょう。
ロングのセルフカットですく注意点

すきバサミはロングのセルフカットで簡単に髪をすけるので便利です。しかし使い方次第では髪を傷めてしまいます。まず、すきバサミを何度もざくざくと入れてしまうのはやめましょう。なるべくすきバサミの回数を減らすようにするやり方だと、髪の傷みを軽減できます。さらにハサミを入れた時にそのままスライドさせて髪を除こうとすると傷むので、クシを使いましょう。
ロングのセルフカットですいてボリュームを出す

髪の毛にボリュームがない人は、すくことでボリュームアップさせることができます。ボリュームをつけたい部分の内側の毛を、頭皮に近い位置で短くカットします。短く切られた髪は自然と立つので、上にかぶせる髪を内側から盛り上げてくれて、ボリュームアップができるのです。
ロングのセルフカットで髪の表面はすかない

つむじから、こめかみまでの髪の毛は切らないように気をつけましょう。この部分の髪は、髪型の表面を覆う髪の毛なので、ここをすいてしまうと、切れた短い毛がつんつんと出てきて、不自然な仕上がりになってしまいます。この、表面の髪は切らないで、内側を切るようにしましょう。実際に髪全体の量や残す表面の髪の量も人それぞれなので、自分の髪の表面がどのぐらいなのか確認しましょう。
髪の生えている方向にひっぱる

髪の毛をすく場合、髪の毛が生えている放射状に引っ張って切るやり方をします。そうすることで、髪を下ろした時に、自然な段差ができて、髪全体もなじみやすくなります。
ロングのセルフカットで毛先だけすく

ロングヘアの長さとボリュームを変えず、毛先だけをすく場合、やり方は簡単です。髪をブラシで丁寧にとかし、頭を下ろしてまっすぐ髪を伸ばし、先端をゴムで1つに結びます。この場合、ゴムで留めた先の毛先にレイヤーを入れます。

まず普通のハサミを縦に入れ、ざくざくと毛量を減らしていきます。ある程度減ったところで、すきバサミを入れます。毛の量が多い人は多めに、少ない人は少なめに入れます。ボリュームがちょうどよくなったところでゴムを解き、全体にバランスを見て、できあがりです。
ロングのセルフカットのコツ

セルフカットする時は、慣れるまで慎重に切るやり方を守りましょう。セルフカットは自己責任です。失敗してしまったら、伸びるまで取り返しがつかない場合が多いです。失敗したくない場合は、最初から豪快に切ったりせず、少しずつ全体のバランスを見ながら、微調整していきましょう。いつでも切ることができるので、1日で終わりにせず、毎日気になる箇所を切るやり方もできます。
ロングの傷んだ箇所は定期的に切る

ロングはセルフカットをすると、髪が傷みやすくなってしまいます。毛をすくと切れ毛や枝毛が増えてしまいます。セルフカットの宿命ではあり、ダメージはどんどん広がります。傷んだ毛先は定期的に切りましょう。先端を切るだけでもまとまりのある髪に戻ってくれます。
ロングのセルフカットにクレアクリップ

ロングのセルフカットに便利な道具として、クレアクリップという商品があります。これは前髪用の小さなクリップと、後ろ側用の大きなクリップの2つが入っています。これを使うと、シャギーやレイヤーを簡単に入れることができます。

ロングヘアの毛先に長いクリップをはさみます。中央のレベルチェックの空気穴が真ん中にくるようにセットして、カットする長さを決めます。あとはバリカンかハサミで、クレアクリップにそって、髪を切っていくだけです。とても簡単にできて、まっすぐに切ることができます。失敗知らずの便利品です。難点は、どこでも売り切れ状態になっていることです。
これはクレアクリップの類似品の、「前髪カットサポーター」です。前髪用なので、クリップの幅が狭い点が難点ですが、ゴムによるブロッキングと併用すると、楽にロングヘアを切ることができます。
マネキンで練習したい人に

基本的にセルフカットは、失敗のできない一発勝負です。いったん切ってしまったら、長い時間かけて伸ばさないといけません。どうしても失敗したくない、練習をしたい、という人は思い切って、美容師の卵が使うカットマネキンを購入してみてはいかがでしょうか?
カットマネキンの値段はピンからキリまであります。人毛である必要はないですから、Amazon等で、非常に安いものが売っています。どういうふうにカットをしたらはねてしまうのか、など、一度マネキンで練習をしてから、自分の髪をカットしてみましょう。
ロングのセルフカットで失敗した場合
美容師の立場からすると、所詮はセルフカットなど素人の愚行なのかもしれません。セルフカットで失敗して、美容院に駆け込むのは無礼ではないのか、と不安に思う人もいるかもしれません。結論から言うと、少しも失礼な話ではありません。馬鹿にする美容師がいるとしたら、それは美容師の質が悪いだけです。失敗したら、堂々と美容室に駆け込みましょう。
セルフカットしたら失敗して泣いた
— 翠 (@midori92815) June 14, 2018
いざという時は美容師が助けてくれると思えば、セルフカットも勇気をもってできるのではないでしょうか?セルフカットは悪いことではありません。美容師はカットをするプロですから、きっと失敗をカバーする素敵なヘアスタイルにしてくれるでしょう。それが伸びてきて、またセルフカットするかどうかは、その人次第です。
ロングのセルフカットで恐れず自慢の髪になろう
セルフカットは節約をしたい人ばかりがするものではありません。自分の髪にこだわりを持った人もセルフカットを楽しんでいます。セルフカットをマスターすれば、美容師の好みではなく自分の好みを追求できます。美容院いらずの、自分で作った自慢のヘアスタイルで街に飛び出しましょう。