帽子が似合わないとお悩みの女性へ!理由&顔のタイプ別の選び方を解説
普段のコーディネートに帽子を足すと、グッとオシャレになりますよね。だけど、自分はどうも帽子が似合わないと悩んでいませんか?実はそれ、似合わないのではなく選び方が間違っている可能性があります。正しい選び方をマスターしましょう。
目次
- 似合わないのは帽子を被り慣れていないだけ
- サイズが間違っていると帽子は似合わない
- 帽子と服装とのバランスも大事!
- 顔のタイプによって似合わない帽子がある
- 丸顔に四角い帽子は似合わない
- バランス次第で似合わない帽子が決まる面長顔
- 卵型の顔は似合わない帽子がない!
- フィットする帽子は似合わない四角形の顔
- エラが張った顔が避けたいのもフィットする帽子
- 逆三角形の顔は似合わない帽子が少ない!
- 帽子の被り方ひとつで似合わない印象になる
- 帽子の基本を押さえて似合わないを脱却「ハット」
- 帽子が似合わないを左右するツバのアーチ「キャップ」
- 似合わないときは被る深さを調整しよう「ニット帽」
- 似合わないタイプを選ばない帽子No.1「ハンチング」
- 小物を使って帽子が似合わないを回避!「キャスケット」
- 似合わないのは上級者のイメージのせい?「ベレー帽」
- ショートヘアに似合わない帽子はある?
- 似合わない帽子がない最強のミディアム
- ロングはアレンジ次第で似合わない帽子はない!
- 大人女性に似合わないはずがない帽子「キャペリン」
- 冬には似合わない!夏に主役級の帽子「カンカン帽」
- ハット系の帽子が似合わないならコレ「ボーラーハット」
- フォーマルにしか似合わないなんて嘘!「トーク帽」
- 帽子が似合わない女性なんていない!
似合わないのは帽子を被り慣れていないだけ

帽子を被ってビシッと決まる人ってオシャレに見えますよね。でも、自分がいざトライしてみるとなんだか似合わない、そう感じている女性は意外と多いのではないでしょうか?帽子には様々な種類があり、その形や素材によって似合う顔のタイプがあります。今回は、帽子が似合わない本当の理由と、顔のタイプ別の帽子の選び方をご紹介します。

ヘアスタイルを変えた直後の自分って、なんとなく違和感があります。美容師さんに「似合ってますよ!」と言われても、鏡の中の自分に納得がいかないときってありませんか?それは、イメチェンした自分を見慣れていないことが理由です。少し経つと違和感はなくなります。それと同じように、帽子が似合わないと感じる理由も被った姿を見慣れていないだけの可能性があります。

帽子は被ると顔の近くにくる物なので、違和感を覚えやすいのがその理由です。お店でいろいろな形や素材の帽子を試してみましょう。売り場にある帽子をすべて被るくらいの意気込みで試し、自分に似合う帽子のデザインを知りましょう。そして、お気に入りの自分に似合う帽子を見つけたなら、それを毎日被ることです。段々と似合わないと感じることは少なくなっていくでしょう。
サイズが間違っていると帽子は似合わない
蓮子帽子を被るかいなか #似合わない
— 〜蒼〜夏向け依頼お待ちしてます (@alka_line) April 30, 2012
帽子は、多少サイズが大きかったり小さかったりしても被れてしまうものです。そのため見逃してしまいがちなのですが、帽子のサイズがきちんと頭のサイズに合っていないことも、帽子が似合わない理由の1つになってしまうのです。
お気に入りの帽子👒を変えてみました。
— ふもんふもん (@ensaile) June 15, 2018
でもサイズが…ね。#帽子#gifthat#ATRENAFABRIKA#モンチッチ#泣き顔#モンチッチコレクション #30周年アニバーサリー pic.twitter.com/tiPNWDXcuM
帽子は、基本的に頭部にピッタリとフィットすることを前提に作られています。サイズが合っていない帽子を被ると、その帽子の本来のシルエットが出ないことになります。形を気に入って買ったのに、被ってみるとどうも似合わないと感じるのは、帽子のサイズが合っていないことが理由の場合があります。正しい選び方をするためには、自分に合ったサイズを知ることも重要なのです。
自分の頭のサイズを知ろう

メジャーで頭の周りを測るのが最も簡単な方法です。メジャーが手元にない場合は、ヒモでも代用できます。額の出っ張っている部分から、耳の指2つ分ほど上を通して、後頭部のいちばん出ている部分を回って額に戻ります。ヒモの場合も同じように、頭を1周させて印をつけ長さを定規で測りましょう。実際の数値に0.5cmプラスしたものが、正しいサイズになります。

一般的に表示されているサイズはSS(54~55cm)、S(55~56cm)、M(57~58cm)、L(59~60cm)、2L(61~62cm)です。市販されている帽子で多いのは、57.5cmです。頭のサイズが小さい場合はキッズ用の帽子を選んだり、サイズを調整するテープを使ったりすると良いでしょう。大きい物が欲しい場合は、海外ブランドの帽子を選ぶと良いでしょう。
帽子と服装とのバランスも大事!

サイズがピッタリの、自分に似合う素敵な帽子を見つけたとしても、服装とのバランスが悪かったら台無しです。極端な例ですが、ジャージにドレッシーなツバの広い帽子を合わせても、逆にフォーマルなワンピースに野球帽を合わせても変ですし、似合わないですよね。着ている服と帽子のテイストが合っていないことも、帽子が似合わない理由の1つになるのです。

帽子がとても似合ってオシャレに見せるには、トータルコーディネートが重要です。帽子を選ぶ際には、ついつい顔の周りにばかり注意しがちですが、自分が普段からどんな服装をしているかを考慮した選び方をしなければいけません。靴やバッグなどと帽子の色を合わせるのも、オシャレに見せるコツです。自分の持っている小物を思い浮かべながらの選び方もおすすめです。

顔のタイプによって似合わない帽子がある

世の中には丸い形の顔の人もいますし、エラが張った四角い形の顔の人もいます。その顔のタイプによって、似合う帽子と似合わない帽子があります。自分の顔のタイプと合った帽子の選び方ができていないことも、帽子が似合わない理由の1つになり得るのです。

帽子が似合うか似合わないかは、その帽子のツバの長さとトップ部分の大きさに対しての顔の大きさや長さによって決まります。基本的には、自分の顔のタイプに似たタイプの帽子、という選び方をすると良いでしょう。丸い顔には全体的に丸みのあるシルエットの帽子を、四角い顔にはトップ部分が角張った帽子を選びますと、気になる部分を上手にカバーしてくれます。
丸顔に四角い帽子は似合わない

丸い顔の女性はややぽっちゃりしたタイプが多いです。ふっくらとした優しい丸みを帯びたフェイスラインには、トップの部分が四角い帽子やツバがとがっている帽子は似合わないでしょう。顔の丸みがますます強調されてしまうことが、似合わない理由です。

丸顔の女性にはキャスケットやソフトハット、ボーラーハット、ベースボールキャップ、ベレー帽などが似合うでしょう。トップ部分が丸みを帯びていてボリュームのあるキャスケットは、特におすすめです。ハット系も、クラウン部分の丸い物以外は似合わない可能性があるでしょう。ベースボールキャップについても、トップ部分が平たい物より丸い物の方が顔との相性が良いです。
バランス次第で似合わない帽子が決まる面長顔

面長の女性の場合は、帽子のトップ部分と顔の長さとのバランスの取り方次第で、帽子が似合うか似合わないかが決まります。バランスが悪いと、例え帽子のサイズの選び方が合っているとしても、服装と帽子のテイストを揃えてコーディネートしたとしても、帽子が似合わないという印象を与えてしまう理由になるのです。

面長の女性に似合う帽子は、キャペリン、カンカン帽、モナコハンチング、キャスケット、ポークパイハットなどです。トップ部分に高さがなく、なおかつ帽子の上部にアクセントがないシンプルな物を選びましょう。ハンチングは、角度をつけずにそのまま被りますと似合わない印象になります。斜めに傾けて被りますと、こなれ感が出てカッコいいです。

卵型の顔は似合わない帽子がない!

卵型の顔は、男性、女性問わず最も似合う帽子が多い顔のタイプと言われています。ほとんどの帽子が似合う理想の形です。帽子を被るための顔のタイプだと言ってもオーバーではないでしょう。似合わない帽子はありませんので、いろいろな素材やデザインの帽子にトライしてみましょう。

卵型の顔の女性も、基本的には丸顔や面長の場合と同じような帽子の選び方をすると良いでしょう。ハンチングではツバのアーチのゆるやかな物、ニット帽なども丸みのあるデザインが似合います。キャスケットもトップ部分が丸みのある物を選び、少し後ろにずらして被るようにしますとかわいらしい印象になります。
フィットする帽子は似合わない四角形の顔

四角形の顔の女性は、丸顔の場合と反対に、トップ部分が丸みを帯びた帽子、輪郭にフィットした帽子は外した選び方をしましょう。角張ったフェイスラインが強調されて、帽子が似合わないという印象を与えてしまう理由になります。トップ部分が浅くて角張っている帽子、ツバの広い帽子、飾りの目立った帽子などを選びましょう。

四角形の顔の女性が似合う帽子は、中折れハット、ワークキャップ、カンカン帽などです。トップ部分が平たい帽子、角張った帽子に絞った選び方をしますと、帽子が似合わない印象になるのを回避できるでしょう。しっかりとした生地感のあるハンチングや、肉厚で折り返しのついているニット帽などもおすすめです。
エラが張った顔が避けたいのもフィットする帽子

エラが張った顔の女性は、四角形の顔の場合と同じくトップ部分が丸い帽子、輪郭にフィットする帽子は避けましょう。エラが強調されてしまい、やはり帽子が似合わない印象が強まってしまう理由になります。トップ部分が浅くて角張っている帽子、ツバの広い帽子など、ボリュームのある帽子に絞った選び方をすると良いでしょう。

エラが張った顔の女性が似合う帽子は中折れハット、ポークパイハット、キャペリン、キャスケット、ワークキャップなどです。どれもトップ部分にボリュームがある物、しっかりとした張りのある素材の物を選ぶことをおすすめします。ニット帽はトップ部分にボリュームがある物なら良いですが、キャップのニット素材はフェイスラインが強調されてしまいます。
逆三角形の顔は似合わない帽子が少ない!

卵型の顔の次に似合わない帽子が少ないのが、逆三角形の顔です。ほとんどの帽子が似合います。特に、小ぶりの物を角度をつけてなどアレンジして被るのが良いでしょう。ツバの狭いクロッシュハットや、ダウンハットを深くかぶるのもオシャレな印象でおすすめです。

逆三角形の顔の女性に似合う帽子は、トーク、キャスケット、ベレー帽、ベースボールキャップ、チロリアンハットなどです。どれもボリュームが少なく、ツバが広くない物を選びましょう。逆三角形の顔の女性には、シンプルでスマートな帽子がよく似合います。
帽子の被り方ひとつで似合わない印象になる

帽子には様々な種類があります。その帽子の種類1つ1つが、どのように被ることで本来の持ち味が出るか、被り方が決まっている場合がほとんどです。その被り方を知らずに自己流で被ってしまうと、なんとなく似合わないということが起こってしまう理由になるのです。

帽子を被り慣れている人がとてもカッコよく見えて帽子が似合う印象になるのは、ただ単に帽子を常日頃から被っているからという理由だけではありません。帽子の正しい被り方が分かっているという理由もあるからです。まずは帽子の基本的な被り方をマスターしましょう。その後に、自分のイメージに合う自分なりの被り方を開発していきましょう。
帽子の基本を押さえて似合わないを脱却「ハット」

ハットは全方位にツバのある帽子のことを言います。帽子と言えばハットと言うくらい、帽子の基本中の基本です。初めて帽子を購入するなら、まずはハットを選ぶと良いでしょう。ハットは比較的ツバが大きいため、女性には嬉しい小顔効果も期待できます。デザインによってドレッシーな装いにも、カジュアルな雰囲気にも合います。パンツスタイルにもおすすめです。

ハットは素材によってシーズンごとの使い分けもできます。夏は涼しげなストローハット、寒い時期にはフェルトの中折れハットなど、季節ごとに楽しめます。中折れハットは、やや前に倒して深く被ることでクールな印象になります。後ろに倒しますと、表情がよく見えて明るくかわいらしい印象になります。新品のまだツバが硬い状態のときにクセをつけておくと、こなれ感が出ます。
帽子が似合わないを左右するツバのアーチ「キャップ」

キャップはカジュアルな装いに似合う帽子の代表です。本来の意味はツバのない帽子を指すものですが、現在では前の部分だけにツバのある帽子を主にそう呼びます。定番のベースボールキャップや、トップの部分が角張ったワークキャップなどがよく知られていますよね。

キャップは、ツバを曲げてアーチを作っていくことでスマートな印象を与えることができます。キャップを被って似合わないと感じるときは、ツバのアーチを調整してみると良いでしょう。キャップは深く被りますと渋く男性的に、浅く被りますと明るくかわいい印象になります。ツバを斜めにずらして被っても、こなれ感が出てカッコいいです。
似合わないときは被る深さを調整しよう「ニット帽」

ニット帽はニットで編まれた帽子の総称で、種類がとても豊富です。寒い冬の防寒具としても定番ですね。女性に特におすすめで、女性が似合わないはずがないニット帽は、頭の上にポンポンがついている物です。被るとそれだけでかわいらしさを演出できて、おまけにどんな洋服にも合わせやすいという優秀なニット帽なのです。

ニット帽が似合わない理由は、被る深さが顔のタイプやコーディネートに合っていない可能性が考えられます。ニット帽は深く被りますとメンズライクな印象になり、浅めに被りますと女性らしい印象になります。鏡の前で調整しながら、いちばんしっくりくる深さを見つけましょう。
似合わないタイプを選ばない帽子No.1「ハンチング」

ハンチングは、その名の通り狩りのときに被られていた帽子です。元々はシルクハットから変化した物です。そのため、カジュアルな中にもフォーマルな雰囲気があり、ラフな服装だけでなくジャケットを着た少しきれいめのコーディネートにも似合う優れた帽子です。優れている点はそれだけじゃありません。ハンチングは比較的どんなタイプの人にも似合わないことのない帽子なのです。

ハンチングは被るタイプを選びませんので、初心者向きの帽子と言えます。基本的に被り方はキャップと同じです。ハンチングが似合わない場合は、ツバのアーチを曲げていくことでこなれ感が出てスマートに見えますよ。深く被りますと男性的に、斜めに傾けて被りますとカッコいい女性を演出できます。ボーイッシュな雰囲気にしたい女性には特におすすめです。
小物を使って帽子が似合わないを回避!「キャスケット」

キャスケットはハンチングの一種です。正面だけにツバがある帽子で、トップ部分にボリュームがありかわいらしいデザインの物から、ハンチングに近いボーイズライクでレトロなデザインの物など、種類が豊富なのが特徴です。ハンチングと同じく似合わない顔のタイプが少ない帽子ですが、特に逆三角形の顔の女性におすすめの帽子です。

キャスケットは、トップ部分をつまんで左右にボリュームを持ってくる被り方をしますとオシャレです。帽子にコサージュや缶バッジをつけるのもおすすめです。オシャレ度がアップするだけでなく、オリジナルの個性が出ます。他にも、ストールやネックレス、ピアスなど小物を併用するのも、帽子が似合わないを回避するための有効な手です。
似合わないのは上級者のイメージのせい?「ベレー帽」

ツバがない、トップ部分が平らな帽子をベレー帽と呼びます。男性も被りますが、特に女性からの人気が高い帽子です。アーティスティックなイメージがあり、帽子上級者の物と思われ敬遠されがちですが、意外と似合う顔立ちが多く、選び方さえ間違わなければ似合わない顔のタイプはない帽子なのです。

ベレー帽が似合わないと感じる人は、トップ部分の位置を変えてみると良いでしょう。ベレー帽は、トップ部分の位置をどこに持っていくかでガラリと印象が変わります。後ろに持っていきますとカジュアルな雰囲気に、左右のどちらかに持っていって耳を出しますと大人っぽい雰囲気になります。素材の選び方によってもイメージが変わります。
ショートヘアに似合わない帽子はある?

顔立ちによって似合う帽子、似合わない帽子があることは先にご紹介しましたが、ヘアスタイルによっても同じように似合う帽子、似合わない帽子があります。ここからは、女性のヘアスタイルを大きく3つに分けて、それぞれに似合う帽子をご紹介します。

ショートヘアの女性に似合う帽子は、大きめのニット帽です。耳を出して被りますとかわいらしくなります。顔の周りがスッキリしているショートヘアの女性は、頭に乗せるようにしてベレー帽やワークキャップを被るのも良いでしょう。ツバが耳より外側に出ない帽子の選び方をしますと、似合わないなんてことになりません。

ベリーショートの女性の場合は、ツバの大きい帽子はあまり似合わないので避けた方が良いでしょう。ツバの短い物で顔の輪郭にピッタリとフィットする帽子ですと、被ったときの全体のバランスが良いです。ベースボールキャップやキャスケット、ベレー帽など、トップ部分が丸く被りの浅い帽子に絞った選び方をすることをおすすめします。
似合わない帽子がない最強のミディアム

ミディアムヘアの女性は、どんな帽子も思いのままです。服装やメイクによって、大人っぽくもカジュアルな雰囲気にすることもできるヘアスタイルですので、似合わない帽子はほとんどありません。

大定番は中折れハットです。他にも、トップ部分が丸く半球形でツバがぐるっと全周上がったボーラーハットや、トップ部分が平たくやはりツバがカールアップしているポークパイハットなど、大人っぽいのにカジュアルなハット系と相性が良いヘアスタイルです。
ロングはアレンジ次第で似合わない帽子はない!
ロングヘアの女性も、ミディアムヘア同様、基本的に似合わない帽子はありません。そのまま下ろしてはもちろん、結んでみたり、1つにまとめて帽子のトップ部分に入れ込んでみたりと、そのアレンジ次第でどんな帽子も似合います。帽子の選び方に困ってしまうことはあまりないでしょう。

夏はロングヘアを下ろしていても、帽子をストローハットなど夏素材にすることで涼しげな印象になります。髪をまとめてお団子にしてワークキャップの中に入れてしまえば、ショートヘアのスッキリとしたかわいらしい雰囲気になります。ツバが大きないわゆる女優帽と呼ばれるキャペリンも、華やかな雰囲気のロングヘアには似合います。
大人女性に似合わないはずがない帽子「キャペリン」

帽子は、オシャレをグレードアップさせるファッションアイテムとして欠かせない存在です。豊富なデザインの中から、男性も女性もこれぞという一品をチョイスして、理想の自分を完成させます。でも、あまりに種類が多いとどれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。特に女性におすすめの帽子を集めてみました。
キャペリンはツバの大きな帽子です。女優帽という別名から分かるように、エレガントで華やかな、大人の女性でこそ似合う帽子です。花やリボン、レースを使った装飾が大人っぽいコーディネートを引き立ててくれます。シルエットが大きめの帽子は小顔効果があり、キャペリンは特に面長の女性におすすめの帽子です。
冬には似合わない!夏に主役級の帽子「カンカン帽」

カンカン帽は麦わら帽子の一種です。元々は、水兵や船の漕ぎ手のために作られた帽子でした。カンカン帽の「カンカン」とは、帽子のトップ部分を叩いたときにカンカンと音がしたことが理由でつけられたと言われています。水兵たちの作業中に、水分を含んで帽子が柔らかくなってしまうのを防ぐため、それくらい硬く作られているのです。
カンカン帽は、その素材から夏の装いのスカートやショートパンツなどによく似合う帽子です。以前は男性の和服や着物と合わせて被られていた帽子ですが、ブラウスなどガーリーテイストな服にもよく似合うため、最近では女性が被ることも一般的になっています。
ハット系の帽子が似合わないならコレ「ボーラーハット」

ボーラーハットは、丸みのあるトップ部分とカールアップした狭いツバが特徴の帽子です。名前の由来は、帽子を作った職人のウイリアム・ボウラーから取ったとも、トップの部分がボールに似ているところから取ったとも言われています。喜劇王のチャップリンが被っていた帽子と言えば、ピンとくる人も多いのではないでしょうか?

ボーラーハットは、元々は乗馬用でカンカン帽と同じく主に男性が被る帽子でした。ですが、その丸みを帯びた形がかわいらしく、今は女性も被る帽子として定着しています。キッチリした格好よりも、少し崩したきれいめなカジュアルと相性が良い帽子です。ラフなシャツと合わせて被るとオシャレです。
フォーマルにしか似合わないなんて嘘!「トーク帽」

トーク帽と言うと、聞き慣れないという人もいるのではないでしょうか?トーク帽とは、ツバがない平らな円筒状の帽子です。冠婚葬祭の場で女性が頭に乗せる感じで被っている帽子と言うと、イメージが湧きやすいでしょうか?フォーマル感の強い帽子ですが、実はカジュアルなファッションに合わせてもかわいいのです。

花やリボンなどの装飾がついたトーク帽ですと、華やかなイメージが強くなってしまいますが、飾りのないシンプルな物なら、トーク帽はカジュアルな装いにピッタリ合います。シャツやパンツなどのいかにもラフな服装に合わせてもオシャレですが、シンプルなロングワンピースなどでも大人っぽさが際立ち素敵です。
帽子が似合わない女性なんていない!

帽子が似合わない理由は、そもそも選び方に問題があることがお分かりいただけたでしょうか?顔のタイプや服装、ヘアスタイルによっても似合う帽子は異なります。被り方ひとつでも、似合わない印象になってしまうことはあり得るのです。基本的に、帽子が似合わない女性はいません。正しい選び方や被り方をマスターして、素敵な帽子女子を目指しましょう。