人参の大量消費レシピ!お菓子からスープまで人気のアレンジまとめ
野菜の中でも人参は「緑黄色野菜の王様」と呼ばれて人気ですね。栄養価も高、お菓子やスープ、サラダや煮物など、色々使い勝手の良い野菜です。でもたくさん頂いた時など、大量消費に困ることもありますね。そんな時に役立つ人参の大量消費レシピをまとめてご紹介します。
目次
人参をたくさん食べよう!
人参は一年中スーパーなどで簡単に手に入る人気野菜ですね。βカロテンを始め栄養価も豊富です。人参の栄養成分には美容や健康に良いものがたくさん含まれていますので、毎日食べたい食材ですね。

人参は野菜の万能選手
人参は調理して食べるのはもちろん、生でも食べられますね。調理方法も油で炒めたり、茹でたり、煮込んだり、また漬物にしたりと、どんな調理法もよく合う万能選手です。サラダに、おかずに、スープに、お菓子にとさまざまな料理に使えて、常にストックしておくと便利な野菜ですね。

人参の栄養価
βカロテン
人参の栄養素と言えばカロテンが代表ですね。油と一緒に食べると吸収されやすいので、カロテンを摂取したいときには炒め物やドレッシングなど油を使った調理法がおすすめです。

βカロテンの効果には、抗酸化作用つまりアンチエイジング効果が挙げられます。ストレスや紫外線により肌の細胞が老化するのを抑えてくれるので、美肌効果が期待できますよ。また、抗酸化作用からは抗がん作用も期待できます。

食物繊維
人参の食物繊維は不溶性で、お通じを助け、腸内環境を整えてくれます。不溶性食物繊維は糖質の吸収を抑えてくれるので、血糖値の上昇を抑えるのにも効果的ですよ。

ルテイン
パソコンやスマホなどのブルーライトから目を守ってくれます。天然のサングラスとも言われるルテインは人参やほうれん草に多く含まれますが、体内で生成することができない成分ですので人参から積極的に摂取しましょう。

カリウム
余分なナトリウムを排出する働きがあります。つまり摂りすぎた塩分を外に出してくれるわけです。これによってむくみ防止や高血圧予防にも効果が期待できますね。

人参の旬
人参は一年中を通して手に入る野菜ですよね。季節を問わず、いつでもスーパーや八百屋さんに並んでいますので、旬の季節をご存知ない方もいるのではないでしょうか?

人参の旬は秋から冬にかけてです。大根やゴボウなど、他の根菜も旬の季節ですよね。この時期の人参は他の季節の物よりも甘みがあり栄養価も高いですよ。同じ食べるならおいしくて栄養たっぷりの旬を選びたいですね。

人参の選び方
人参を選ぶときはオレンジ色が濃くて鮮やかなものを選びましょう。βカロテンは天然色素成分の一種で、濃く鮮やかな色をしている人参にはより多くのβカロテンが含まれているんです。

一般的な西洋人参の場合は重みがあり表面がなめらかなものがおいしいとされています。黒ずみがあるものや表面がでこぼこしているものは避けましょう。葉っぱが付いているものは葉っぱの鮮度とみずみずしさをチェック、葉っぱが切り落とされている場合は切り口が細いものを選びましょう。

人参の保存方法
たくさんの人参があるけれど一度に大量消費が難しいときは、上手に保存して長持ちさせましょう。冷凍すれば長期保存できますし、乾燥させるとかさが減るので場所の節約になりますね。用途に応じて保存方法をうまく使い分けましょう。

生のままで保存する
人参は湿気をきらう野菜ですので、買ってきたら表面の水分をふき取り、日の当たらない涼しい場所で保管しましょう。新聞紙に1本1本包むのがいいですよ。夏場は冷蔵庫保存しましょう。保存期間の目安は涼しい時期の常温保存で1週間、冷蔵庫で2週間ほどです。

冷凍保存する
冷凍する場合は生でもできますが、下茹でした方が長持ちします。茹でた人参はそのまま冷凍すると霜がついてしまうので水分をよくふき取り、ラップに小分けするかジップロックなどで保存しましょう。用途別に切ってから冷凍すると、料理が楽になりますね。冷凍の場合の保存期間は約1ヶ月です。

乾燥させて保存する
乾燥させてから保存する方法もあります。かさが一気に減るので大量消費にもってこいの保存法です。千切りやスライスにしてから野菜干しかごで2~3日天気のいい日に干しましょう。密閉できるポリ袋などに入れて保存します。スープや炊き込みご飯の具にしたり、漬物やサラダにも使えますよ。

人参スープで手軽にカロチン摂取
大量消費レシピ①人参スープ
簡単に大量消費するならスープがいいですね。スープなら小さいお子さんも食べられますし、食欲のない時にも栄養が取れますよね。人参以外の野菜を加えるだけでアレンジも簡単にできますよ。

人参ポタージュスープ
作り方です。人参中2本と玉葱2分の1個は薄く切り、鍋にバターを溶かして炒めます。しんなりしてきたら野菜がひたひたになるくらい水を加え、コンソメ8gを加えて煮ます。ぐつぐつ煮たったら弱火にして、野菜が柔らかくなるまで煮てください。スープをミキサーにかけ、鍋に戻したら牛乳を加えてひと煮してポタージュスープのできあがりです。

冷製スープにアレンジ
冷やして冷製スープにしてもおいしいですよ。スープができあがったら、荒熱を取って冷蔵庫で冷やします。仕上げにパセリを散らすか生クリームを少したらすと良いでしょう。暑い時期は冷製人参スープでビタミン補給をしましょう。

人参中華スープ
人参2本はすりおろすか、スライスして電子レンジにかけたものをマッシュします。鍋に水1.5リットル、中華だし大さじ1.5杯、人参を入れて火にかけ、スープが煮立ったらネギを入れます。溶き卵2個分を加えてふんわりとなるよう菜箸などでかき混ぜたら人参中華スープの完成です。

お好みで、キノコや他の野菜を加えて野菜スープにしてもおいしいですね。仕上げにごま油を少したらすのもおすすめです。人参が苦手な方もすりおろしてスープに入れれば食べやすくなって大量消費できますね。

大量消費の定番!人参しりしり
大量消費レシピ②人参しりしり
人参しりしりは大量消費の定番メニューとして人気ですね。作り方も簡単で時間もかからないので、あと一品欲しいときやお弁当の彩り、すき間用にも活躍します。作り置きしておくといいですね。

作り方です。人参2本は千切りにします。スライサーがあれば簡単ですよ。ピーラーでリボン状にしてもいいでしょう。人参とツナ1缶、めんつゆと水各大さじ3をフライパンに入れて火にかけます。卵2個は溶いておきます。人参が柔らかくなってきたら溶き卵を加え、最後に白すりゴマとゴマ油をお好みで入れたら完成です。

人参しりしりのアレンジ
単品でももちろんおいしいですが、ごはんに乗せて丼にするのもおすすめです。肉そぼろや絹さやの千切りと一緒に三色丼にしたり、オムレツやチヂミの具にしたりと、たくさん作って余ってしまってもいろいろアレンジできそうですね。飽きないようにすることが大量消費のコツの一つです。

ヘルシーなサイドメニューと言えばサラダ!
大量消費レシピ③人参サラダ
人参を使ったサラダも人気でレシピが豊富です。生のままでも、茹でても、また温サラダにするのもいいですね。アレンジがききやすいサラダのレシピですが、ここでは簡単にできてかつ人参を大量消費できるレシピを二つご紹介しますね。

人参ラペで大量消費
人気のラペを作ってみましょう。お弁当にも、サンドイッチの具にも使え、紫キャベツと人参の色のコントラストがとてもきれいな一品です。まず、人参2本と紫キャベツ4分の1個は千切りにします。人参には塩小さじ1を振って水気を絞り、紫キャベツはさっと茹でてこちらも水気をよく絞ります。水気を絞ればかさが減るのでそのままで食べるより大量消費しやすくなりますね。

オリーブオイルとお酢各大さじ1、塩小さじ1を混ぜてドレッシングを作ります。人参とキャベツをドレッシングと和えたらできあがりです。お酢の代わりにレモン汁でもいいですよ。仕上げにパセリかブラックオリーブのみじん切りを加えるのもいいですね。

ツナサラダで大量消費
もう一つは人参ツナサラダです。ツナもサラダに入れる人気の食材ですよね。このレシピは切って和えるだけなので忙しい時にもさっと作り置きできますよ。新鮮な緑黄色野菜をサラダでもりもり食べて、人参を大量消費しましょう。

作り方は、人参2本をまず千切りにします。人参にツナ1缶、ミックスビーンズ1缶を加え、ブラックペッパーとマヨネーズで和えれば完成です!調味料の量はお好みで調節してくださいね。千切りするところが少し面倒ですが、スライサーを使えば解決ですね。簡単ながら副菜にお弁当にとこちらもいろいろ使えそうなレシピです。

ドレッシングも人参たっぷりで!
大量消費レシピ④人参ドレッシング
サラダの次はドレッシングをご紹介します。スーパーに行けばいつでも買えるドレッシングですが、手作りしてみるのもいいですよね。一度やってみると意外と簡単でおいしくできるので、ひとつ覚えておけば、今日はサラダなのにドレッシングを切らしてる!なんて慌てることもなくなりますよね。

人参1本、玉ねぎ2分の1個は皮をむいてカットします。フルーツビネガー80cc、オリーブオイル180cc、砂糖、醤油、ごま油各大さじ1、塩とクミンパウダー各少々を全てミキサーまたはブレンダーで混ぜるだけです。ビネガーはフルーツ系のものがいいですがなければ普通のお酢でも代用できますし、リンゴのすりおろしを加えてもいいですね。


ごはんがすすむ人参レシピ
大量消費レシピ⑤人参そぼろ
お子さんにも人気の鶏そぼろに人参を加えて栄養バランスをアップしてみました。たんぱく質とビタミンが両方摂れ、ごはんがすすむ簡単レシピです。おかずを何品も作る時間がない日もごはんにかけるだけで栄養バランスがアップする便利な大量消費レシピです。ぜひ常備しましょう。

人参1本はみじん切りにして電子レンジで2~3分加熱しておきます。だし汁200cc、酒とみりん各大さじ1、砂糖とオイスターソース各小さじ1、味噌小さじ2、生姜すりおろし小さじ2分の1は合わせておきます。フライパンを熱して鶏肉200gを炒め、余分な油が出たらキッチンペーパーなどで取ります。人参と調味料を加え、水分がなくなるまで炒めたらできあがりです。

鶏肉の代わりに豚肉を使ったアレンジもいいですね。人参をあらかじめ電子レンジにかけておくことで調理時間を短縮しています。そぼろ丼やお弁当のおかず、たまご焼きやチャーハン、おにぎりの具などにも使えそうです。アレンジの幅が広いので、まとめて作って冷凍しておくのもおすすめですよ。

お弁当に人気のきんぴら
大量消費レシピ⑥人参きんぴら

きんぴらというとゴボウと人参が人気ですが、大量消費のため人参をメインにアレンジしました。ゴボウのかわりにセロリやレンコン、ピーマンやブロッコリーの茎などを使ってもおいしいですよ。お弁当のおかずにも人気のきんぴらは冷凍保存もできますので1回分に分けて冷凍し、忙しい朝のお弁当作りを効率アップしましょう。
人参1本は千切りまたはピーラーで薄く切ります。ゴボウは人参の半量程度を泥を落としてささがきにし、水にさらします。砂糖大さじ2分の1、醤油とみりん各大さじ1、だし汁大さじ2を合わせておきます。

フライパンを強火で熱し、人参とゴボウをごま油で炒めます。だいたい火が通ったところで調味料を加えて炒め煮にします。水分が少なくなったら、刻んだトウガラシ2分の1本分を加え、火を止めます。仕上げに白ゴマを散らして完成です。
おせちだけじゃない!夏にも食べよう
大量消費レシピ⑦人参なます

お節料理などの定番人気メニュー、なますで人参を大量消費しましょう。お酢に含まれるクエン酸は疲労物質である乳酸を分解し、疲労回復効果があるそうです。お酢のさっぱりした味は食欲のない時にも食べやすいので、夏にもたくさんなますを食べたいですね。

人参3本は千切りにして塩小さじ1.5杯をふり、しばらくおいてから水気を絞ります。お酢大さじ4杯、砂糖大さじ2杯、昆布細切り5cm分は混ぜておきます。水気を絞った人参と調味料を和えたらできあがりです。冷蔵庫で1日保存し、時々混ぜて味をなじませます。

もちろん、大根を一緒に使って定番の紅白なますにすることもできますよ。柚子の皮の千切りや干し柿を入れたり、お酢の代わりにレモンや柚子の果汁を使ったりしてアレンジもいいですね。カラー人参で作ればカラフルななますになってお弁当などに彩りを添えてくれます。

箸休めやお弁当のすき間に
大量消費レシピ⑧人参の漬物
漬物も常備しておくと便利な副菜のひとつですよね。あと一品欲しいときや箸休めに、またお弁当のすき間にと、主役でないながらも毎日活躍してくれます。簡単に1時間~一晩で漬けられるレシピもたくさんありますよ。

人参の即席味噌漬け
味噌大さじ4、だしの素小さじ1、砂糖大さじ1、すりゴマ大さじ2は混ぜ合わせておきます。人参2本は食べやすい長さのスティック状に切り、塩を振って軽く揉みます。水分が出てきたら捨てましょう。そこへお酢大さじ1を入れて混ぜ、あわせ調味料を加えてビニール袋に密閉し、冷蔵庫で1時間ほど漬ければできあがりです。

すぐ漬かるので夕食の準備前に漬けておけば料理をしている間にもうできてしまいますね。もう少し長く置いて翌日食べてももちろんおいしいですよ。味が濃くなるのでお好みの漬け込み具合を見つけてくださいね。

材料二つ!人参の塩麹漬け
塩麹と人参を混ぜるだけの簡単レシピです。人参1本は皮をむき、縦4分の1に切ります。塩麹大さじ4杯と人参を一緒にビニール袋に入れて冷蔵庫で一晩漬けるだけで完成です。お好みの大きさに切ってお召し上がりください。

人気のパスタも人参たっぷりで!
大量消費レシピ⑨人参パスタ
大人にも子供にも人気のパスタも、人参たっぷりで作ってみましょう。こちらのレシピは一人分あたり人参が2本も入っていますよ。パスタがメインの時は野菜が不足しがちですが、人参パスタならビタミンもたっぷり摂れますね。

作り方です。人参4本は薄めにスライスし、白身魚2切れは一口大に切って塩コショウします。鍋にたっぷりお湯を沸かし、塩を入れて人参を茹でます。フライパンにオリーブオイルを熱し、魚を焼きます。人参がやわらかくなったら鍋から人参のみ取り出し、コンソメ小さじ2、生クリーム200mlを加えてブレンダーなどにかけます。
お昼( ´ ▽ ` )ノ♪人参パスタとサラダ♥ pic.twitter.com/LUtG43PyY1
— めい (@may_chan_7) June 19, 2014
人参を茹でたお湯をそのまま使ってパスタを茹でます。表示時間よりやや短めに茹でてください。フライパンで焼いた魚に人参ソースを入れ、茹で上がったパスタを加えて塩コショウなどで味を整えたら完成です。生クリームがないときは、牛乳か豆乳でも代用できますよ。
主食も人参入りで!
大量消費レシピ⑩人参ごはん

おかずや副菜だけでなく主食でも人参をたっぷり摂りましょう。栄養たっぷりの人参ごはんをご紹介します。いろどりの良いオレンジ色の人参ごはんはコーンとベーコン入りで子供たちにも大人気です。おにぎりやお弁当にもいいですね。
人参の皮は捨てないで~!皮のすぐ下に豊富な栄養があるので、丸ごと食べるのがおすすめなんです。人参ごはんは、皮ごとすりおろした人参を入れていつもどおり炊飯器で炊くだけの簡単レシピ♪https://t.co/Bz83SuVLcn#MOTTAINAIレシピ #人参 #野菜の使い切り pic.twitter.com/BFIB99644u
— MOTTAINAI (@mottainai_info) December 26, 2017
人参ごはんの作り方です。お米3号はといでザルにあけます。人参2本は5ミリぐらいのみじん切りにし、ベーコン4枚は短冊切りにします。炊飯器にといだお米、人参、ベーコン、コーン120g、コンソメ顆粒小さじ3、醤油小さじ1.5、塩少々を入れたら、全体を軽く混ぜて炊きます。炊き上がったらお好みでパセリを乗せてください。

美肌ジュースでカロチン摂取
大量消費レシピ⑪人参ジュース
ジュースなら、忙しい朝も手軽にカロチン摂取ができますね。朝食にぜひ人参ジュースを飲みましょう。ジューサーがなくても作れるレシピですよ。オレンジやレモン、リンゴなどをお好みで加えてオリジナルジュースにアレンジもしてみてください。
1~2人分の作り方です。人参2分の1本は皮をむいて刻み、バナナ1本は適当にちぎります。人参とバナナ、ヨーグルト100cc、水100cc、氷2,3個を全てミキサーに入れ、40~50秒ミキサーにかけたら完成です。水の量はお好みで調節してください。バナナだけの甘みで体に優しいジュースです。水の代わりに牛乳を使って人参バナナシェイクにアレンジするのもおすすめです。

ミキサーがない方は、こちらの簡単レシピでも人参ジュースが作れます。人参1本は皮ごとすり下ろします。清潔なさらし布で絞り、リンゴジュースと水をお好みで加えてお召し上がりください。レモン汁を少し加えてもいいですよ。絞った後の人参はドレッシングやふりかけ、お菓子などに再利用してくださいね。

捨てるところなしのエコレシピ!
大量消費レシピ⑫人参ふりかけ
人参ふりかけは保存食にも便利です。市販のふりかけは着色料などが多く入っている場合もありますが、手作りふりかけなら安心ですね。人参をジュースにした後の搾りかすや、人参の葉っぱも使って作れますので捨てないで無駄なく利用し、栄養を余すことなく摂取しましょう。

搾りかすを再利用
人参の葉1本分は細かく刻みます。茎の部分は硬いので葉のみ使用するか、茎はかなり小さく刻んでくださいね。フライパンにごま油を熱し、炒めます。しんなりしたら人参の搾りかす大さじ3と鰹だし小さじ2を加えてさらに炒め、水分をとばします。ちりめんじゃこ大さじ3、ゴマ大さじ2、醤油と塩少々を加えて混ぜたら完成です。

皮ごと人参を使って
人参ふりかけをもう一品ご紹介します。人参1本を皮ごとすりおろし、フライパンに熱したゴマ油で炒めます。ちりめんじゃこ10gを加えてさらに炒めます。水分がなくなってきたら酒小さじ1、醤油小さじ1、みりん小さじ2分の1、かつお節3gと白ゴマ大さじ1を加えて完成です。やや薄めの味付けなので醤油などお好みで調節してくださいね。

ジャムなら保存がきいてアレンジ多彩!
大量消費レシピ⑬人参ジャム

ジャムはパンにつけたりヨーグルトにかけるだけでなく、ケーキやクッキーなどのお菓子に使うなどいろいろアレンジができそうですね。煮詰めてかさを減らすので大量消費や保存にはぴったりです。こちらにご紹介するレシピは砂糖なしで作っていますので、甘めがお好みの方はハチミツを加えて甘さを調節してくださいね。

人参2本とリンゴ(大きめのものを使ってくださいね)を薄切りにして鍋に入れ、塩小さじ3分の1を全体にまぶします。レモン汁大さじ1を加えて水分が出てくるまで10分程度おきます。鍋を中火にかけ、煮立ったら弱火にしてふたをし、柔らかくなるまで煮ます。

お好みの固さにジャムが煮詰まったら火を止めて荒熱を取り、無塩バター大さじ2とバニラオイル少々を加えます。ブレンダーかミキサーにかけてなめらかになったら完成です。

お菓子でもカロチン摂取!
大量消費レシピ⑭人参ケーキ
ホットケーキミックスを使った簡単お菓子レシピです。人参1本は皮ごとすり下ろします。マーマレードジャム50g、砂糖30g、サラダ油またはオリーブオイル30g、卵2個を加えてよく混ぜます。ホットケーキミックス150gを加えて混ぜ、180度のオーブンで35分焼いて、竹串で刺して何もついてこなければ完成です。

マーマレードの代わりに人参ジャムでアレンジしてもいいですね。バターも不使用でヘルシーなケーキです。マフィン型に入れて焼いたりドライフルーツやナッツを加えたりとアレンジもできますよ。人参が苦手なお子さんもお菓子に入れれば喜んで食べてくれそうですよね。
深夜のお菓子作り終了🎂
— もりずみ (@kinozumi) June 25, 2018
唐突に作りたくなったキャロットケーキ🥕🥕🐰
クリームチーズフロスティングは、省略です〜 pic.twitter.com/uvNBkFX9oq
かさを減らして大量消費
大量消費レシピ⑮人参チップス
人参を使ったお菓子をもう一品ご紹介します。ポテトチップスは子供たちに大人気のお菓子ですが、カロリーなどが心配ですよね。人参を使って作れば市販のお菓子よりカロリーも低く、カロチンもたっぷり摂れます。乾燥させるとかなりかさが減るので、簡単に大量消費できますね。ほかの野菜でもアレンジできますよ。

人参はスライサーで薄く切り、油を薄く塗るかオイルスプレーします。厚みに差があると薄いところが焦げやすいので、均一の薄さになるよう注意してくださいね。お皿にキッチンペーパーを敷いて人参を重ならないように並べ、電子レンジで1~2分チンします。裏返してもう一度電子レンジにかけます。何度か繰り返し、パリッとなったら完成です。お好みで塩を振ってくださいね。

キッチンペーパーが水分を吸いすぎているときは取り替えてくださいね。オーブンで作る時は、キッチンペーパーの代わりにクッキングシートを敷き160~170度くらいの低めの温度で、こちらも時々ひっくり返しながらパリッとするまで焼いてください。
野菜嫌いの子にも大人気!
大量消費レシピ⑯人参クッキー
人参大量消費レシピの3つめのお菓子はクッキーの作り方をご紹介します。こちらも人気のお菓子でアレンジがききますよね。普段お菓子作りをしない方やお菓子作りの道具が家にあまりない方でも簡単なレシピですよ。お子さんとのお菓子作りにも、ぜひトライしてみてください。

人参1本は皮をむき、輪切りにしてレンジで2分くらい加熱します。やわらかくなったらビニール袋に入れて手で潰します。小麦粉60g、片栗粉40g、オリーブオイルなど食用油20g、砂糖30gを加えて、袋の中でこねます。生地がまとまったらオーブンを170度に余熱し、クッキーを40個分に丸めて20分ほど焼きます。

バターや卵も不使用で、赤ちゃんから食べられる安心の手作りお菓子ですね。型や道具もいらず家にある材料ですぐできるので、思い立った時に作れるレシピです。甘さも控えめですので、お好みで少し加減してくださいね。

簡単大量消費レシピを活用しよう!
カロチンがたっぷり摂れる人参の大量消費レシピをたくさんご紹介してきましたが、作り置きのおかずや副菜、お菓子まで、どれも簡単でアレンジがきき、すぐできそうなものばかりですよね。人参が安いときにまとめ買いしておいて、大量消費レシピを活用しましょう。

季節を問わず手に入り、栄養たっぷりで使い勝手のいい野菜、人参の簡単レシピはまだまだたくさんあります。忙しい時にもすぐできるレシピや、お子さんと作れるレシピも多いので、ぜひお気に入りを見つけて毎日の献立やおやつに取り入れてくださいね。美容と健康にいい人参をぜひ毎日食べましょう!