牛乳パックを工作して収納ボックスに!棚・ボックス・引き出しの作り方など
牛乳パックは工作でよく使う素材です。もう少し工夫すれば実用的な収納ボックスを作ることもできます。良く洗って乾かした牛乳パックをためておきましょう。棚や、引き出しなども自在に作ることができます。材料費ゼロの収納ボックスの作り方をご案内しましょう。
目次
- 牛乳パックで作る収納ボックス
- 収納ボックスを作るための牛乳パックを選ぶ
- 収納ボックスを工作するために牛乳パックを良く洗う
- 牛乳パックで収納ボックスを作るための材料
- 牛乳パックで収納用のボックスを作る
- 牛乳パックで作ったボックスを引き出しにする
- 牛乳パックで大きく作る収納ボックス
- 牛乳パックで作った引き出しの中の収納用仕切り
- 子どもの靴を収納できる牛乳パックの利用法
- 牛乳パックの収納ボックスをふた付きにバージョンアップ
- 文房具収納ボックスにもなる牛乳パック
- 縦長の牛乳パックを生かした収納ボックス
- ハサミ収納にもなる牛乳パック工作
- 牛乳パックで作るキッチンの便利な収納アイデア
- ミニカー収納ボックスになる牛乳パック
- 牛乳パックで本棚を作る
- 牛乳パックの収納棚作りに挑戦しよう!
牛乳パックで作る収納ボックス
牛乳パックはすぐれた工作素材です。子どもの自由工作に良く使われますよね。実はDIYにも最適な素材で、収納用のボックスやかごを作ることもできます。牛乳パックは丈夫で防水加工がしてあるのも工作に使いやすいポイントです。いろいろな作り方をご紹介しますので、自分の好みのアレンジをしてください。すっきり収納をめざしましょう。

収納ボックスを作るための牛乳パックを選ぶ
牛乳パックでDIYをしようと思ったら、まずは牛乳を飲んでしまわないといけませんよね。メーカーをわざわざ合わせる必要はありませんが、大きさはそろえましょう。作る目的の牛乳パックの数の分だけたまったら工作ができます。日頃からついつい捨ててしまわないで、とっておく習慣をつけるといいですね。どんなことにも使えるので便利です。

牛乳パックでないといけないわけではありません。同じ形の紙パックなら収納のための工作に適しています。牛乳が飲めない人も多いですよね。果汁のジュースやコーヒーなどの嗜好飲料でもOKです。日頃飲まない、もしくは飲めない人が収納工作のために無理に牛乳パックを飲み切るのは大変です。それぞれよく購入する紙パック飲料があれば、その紙パックで作れるものにしましょう。

収納ボックスを工作するために牛乳パックを良く洗う
牛乳パックは良く洗いましょう。せっかく上手に収納ボックスができても、だんだん臭いがしてきたらがっかりですよね。開く必要はないので、折り目や開け口などきちんと洗いましょう。捨てるときとは違いますから、開かないで洗いましょう。用途によっては開いて工作することもありますが、収納ボックスを作るときは箱の形状のままで洗いましょう。

良く洗ったらしっかりと乾かしましょう。できれば天日干しをおすすめします。臭いも消えて除菌効果も期待できます。飲むたびに洗って干す、を繰り返していけば、工作に可能な牛乳パックがそろっていくでしょう。この段階までで、牛乳パックの形状を壊さないように注意しましょう。箱型を生かして工作するので、きれいな形である必要があります。
牛乳パックで収納ボックスを作るための材料
牛乳パックを切り開くときは、しっかりしたはさみかカッターがあったほうが良いです。牛乳パックは防水加工をしている頑丈な箱なので、子どもの力では切りにくいこともあります。危ない場合は大人が切りましょう。工作用のボンドもたくさん使います。工作用の大きめボンドを用意しておきましょう。強力な両面テープやガムテープを使って作ることもできます。

牛乳パックの柄のままだとちょっと味気ないですよね。好みに合わせて色紙、布、フェルト、リメイクシートなどを準備しておきましょう。100均に行くとたくさんのリメイクシートがあるので、お部屋のテイストに合わせて選ぶことができます。ポップな感じにも、ナチュラルテイストにもガーリーな雰囲気にも合わせることができますよ。
牛乳パックで収納用のボックスを作る
まずは、ボックスを作ってみましょう。何個か作る場合は、高さを合わせて切ります。自分が欲しい高さに切ったら、周りをボンドで好みの布を貼ります。中と外の柄が違うとぐっとおしゃれになります。合わせ目に気をつけましょう。合わせ目さえきれいに貼れたら成功間違いなしです。クオリティーの高い仕上がりになります。

牛乳パックのボックスができたら枠部分も作ってみましょう。作り方は、牛乳の箱いくつか用意して、必要な大きさになるように切って、お互いをスライドするように合わせます。合わせ目は重ねると丈夫になります。上からシートなどを貼れば補強にもなりますし、見た目も良くなります。丈夫にしたいときはさらに牛乳パックを重ねると良いですね。縦におくと棚にもなります。

牛乳パックで作ったボックスを引き出しにする
牛乳パックで作ったボックスに取っ手をつけると引き出しになります。余った牛乳パックを切って取っ手にしても良いですし、100均などでDIY用の取っ手をつけると本格的な引き出しに!周囲の棚部分も引き出しに合わせて、おしゃれな仕様にしましょう。簡単だけど収納もできて実用的なので、子どもの夏休みの工作にもおすすめです。
こちらはかなり本格的な牛乳パックで作った収納ボックスです。棚の枠部分も牛乳パックで作り、引き出しの一つ一つを丁寧に仕上げていますね。取っ手にもこだわりが感じられ、クオリティーの高い収納ボックスになっています。本当に自分が欲しいものを作ることができるのが、手作りの最大のメリットですね。布貼りだけではなく、フリル装飾は上級者のテクニックが生きてきます。

牛乳パックで大きく作る収納ボックス
収納ボックスをたくさん作れば、小引き出しのいっぱい入った棚が出来上がります。こちらは、取っ手をつけずに指を差し込める穴を作ることで、引き出しやすくしています。配色も考えてコントラストが生きてくるような色を張り付けていくのは楽しい作業です。時には気分を変えて引き出しの位置も変えることができるます。長く愛用したい収納棚ですね。

棚の枠部分をもともとあった木枠を使ったり、100均の材料でDIYした棚を作ったりと、棚の作り方も工夫次第。引き出し部分に牛乳パックを使えば、簡単に引き出し付き収納が作れます。引き出しの表になる部分は木で作っているこちらは、取っ手もきちんとつけているので、クオリティーが高いですね。手順を見ると、簡単な作り方なので、あとはセンスを生かして作りましょう。
牛乳パックで作った引き出しの中の収納用仕切り
牛乳パックの大きさは、引き出しの中の仕切りにちょうど良い場合があります。靴下や下着など丸めるとぴったりなサイズなのです。牛乳パックの底の部分をたくさん使います。作り方は、タンスの引き出しの高さに合わせて全部の牛乳パックの高さを揃えましょう。人からは見えない場所なので、紙パックを装飾する必要はありません。
牛乳パックで作る収納ボックスは、小さく仕切れるのがメリットですね。小さい子どもの持ち物にもちょうど良いサイズですから、保育園や幼稚園に行く前に自分で準備ができるように、牛乳パックで工作した収納ボックスを生かすことができます。小さな子供が喜ぶ模様で回りを飾ってあげれば、お出かけ前の準備の習慣がつくので、しつけにも役立ちます。

牛乳パックの箱の形を生かすだけではなく、切って使うと大人タンスの仕切り収納にも役立ちます。作り方は、牛乳パックの底が三角になるように切り、おり込んでいきます。動画で簡単な作り方を参照にして作ってみましょう。
子どもの靴を収納できる牛乳パックの利用法
牛乳パックは、実は小さな子供靴が収納できるぴったりサイズ。それを生かして、靴を1個づつ収納するという発想から靴入れが出来上がりました。1足ですと2個分のスペースがいりますが、1個づつなら収納可能です。小さな子どもが自分で出し入れもできるので、お片付けの習慣もついてしつけにもなります。玄関がすっきりするのは、お母さんもうれしいですね。

牛乳パックで作るときに、切り込みを入れると靴の大きさに合わせて収納することができます。切り込みを深くすれば長靴も収納できて便利です。牛乳パックは防水加工してある優れもの。靴が汚れていても、長靴が濡れて入ても、他への影響はありません。ひどく汚れてきたら捨てるのも惜しくはないですよね。

牛乳パックの収納ボックスをふた付きにバージョンアップ
牛乳パックの受けの部分は割と簡単に作れるますが、ちょっと手を加えてフタを作ることもできます。フタがあれば中身が見えないので、来客が来た時でも置きっぱなしにしても大丈夫。フタの作り方は、受けの部分より大きく作るため、受けより浅めに切った牛乳パックを2つ用意します。底の部分が両端に来るように合わせて、スライドしながら大きさを調整します。

牛乳パックの縦長を生かした蓋つき収納ボックスもあると便利ですよね。こちらの収納ボックスは、受けの部分を二重にして、蓋つきの良さを生かしています。作り方は、内側の牛乳パックを切って小さく調整します。ぴったりと合わせて二重にしたらボンドで固定しましょう。最初に紙を張っておけば、全部をはめ込んだ後の仕上がりがきれいになります。

文房具収納ボックスにもなる牛乳パック
牛乳パックは縦長なので、収納ボックスとして使う時は縦長のものを収容しやすくなります。特に便利なのが、文房具を収納するのに最適であるということです。ペン類はもちろん、ハサミやノリ、定規まで縦にすっぽりと入ります。手にも取りやすいので、効率よく作業するのにも牛乳パックの縦型を生かして収納すると便利ですね。

ボンドなどのノリ類は中身が残り少なくなると使いにくいですよね。牛乳パックで縦長の収納ボックスを作れば、容器を逆さまに保存することが可能です。逆さまにおいておけば、いつでも中身がすんなり出てきて気持ちよく使うことができます。残り少ない中身が落ちてくるのを、いらいらしながら待つストレスから解放されます。

縦長の牛乳パックを生かした収納ボックス
縦を生かすと収納が便利なのは化粧品です。パウダーブラシやリップブラシ、マスカラなどスマートに収納することができます。クリームやファンデーションも縦に収納出来たら使い勝手が良いですね。逆さに収納したら中身を最後まで使い切ることができて経済的です。常に出しておきたいときは、大人っぽいシックなシートで枠をコーティングすると見栄えが良くなります。
縦長のもので収納に困ったら、牛乳パックで作る収納ボックスは強い味方です。掃除用具の置き場に困って作ったこちらの収納ボックスはクオリティーの高さにびっくり!木目調のシートの雰囲気もいいですが、やはり仕上がりを丁寧にすると、牛乳パックとは思えない収納ボックスに変身します。掃除へのモチベーションも上がりますね。

ハサミ収納にもなる牛乳パック工作
意外なのが、牛乳パックでハサミを収納するケースが作れるということ。牛乳パックは丈夫に作られているので、鋭利な刃先をガードできるのです。作り方のポイントは、先の部分を頑丈にすることで刃先が飛び出ないようにできます。先端部分の牛乳パックは、先端が出ないようにしっかりと作りましょう。

こちらは接着心を使っていますが、牛乳パックで作ることができます。参考にしてハサミケースを作ってみましょう。裁縫好きのお友達やお母さんにプレゼントすると喜ばれますね。
牛乳パックで作るキッチンの便利な収納アイデア
牛乳パックの長さは、箸やフォークにぴったり。カトラリーケースとして作れば、そのまま引き出しにも入ります。汚れたら捨てられる上に、新しく追加するのも簡単です。キッチンの引き出しの仕切りとして、ミニ収納ボックスとして、自由自在にセッティングが可能。引き出しの中身がなかなか整理できないときは、牛乳パックを生かして収納してみてください。
防水性もある牛乳パックなら、冷蔵庫の収納にも生かすことができます。ちょっと入れておきたいショウガやニンニク、唐辛子などに便利。汚れたら洗えるし、使い捨ても可能。チューブタイプの調味料も入れられますし、マヨネーズやケチャップを逆さに入れれば、無駄なく中身が使えます。仕切りとしても、保存箱としてもOK。使い勝手を考えて好みのサイズで作ってみてください。
500mlの牛乳パックを半分に切り、下半分を冷蔵庫のドアの扉裏のポケットに置いて、生姜やからしのチューブ調味料や袋入りのダシなどの収納ボックスとして使います。牛乳パックは水気に強いので冷蔵庫でも重宝です。
— こころ (@_heart24) July 3, 2018
ミニカー収納ボックスになる牛乳パック
小さな男の子がいる家の困りごとは、ミニカーがおもちゃ箱にあふれているということ。こだわりの強い男の子は、壊れていても大事にします。ミニカーを大事に収納するために、牛乳パックで見せる収納ボックスを作ることができます。きれいに加工した牛乳パックを積み上げていくと棚に変身。持っているミニカーの数に合わせて作ることができす。ミニカーが増えても大丈夫。

牛乳パックの横長を生かして作れば、ミニカーにぴったりの大きさになります。バスや電車などは、横に向けてディスプレイすればデザイン性もアップします。縦に積み上げて大きな棚にしていけば、どんどん増えても大丈夫。思いっきり遊んだ後のお片付けも積極的にしてもらえますね。しつけにもなるし、何といっても子供が喜ぶこと間違いなしです。

牛乳パックの縦長を生かして収納にするなら、おもちゃの電車も入ります。作り方としては、一つの収納に牛乳パックを2つ使うと、十分な奥行きがとれて、扉をつけることもできます。横に並べていけば、本物の格納庫のようになるので、そのままおもちゃとしても使えます。アイデア次第でミニカーもおもちゃの電車も楽しくお片付けができる収納ボックスになります。

牛乳パックで本棚を作る
子どものために買ったたくさんの絵本。デザインも素敵でかわいい表紙なので、見せる収納ができる本棚が欲しいですよね。牛乳パックと段ボールで作ってしまいましょう。作り方は、棚の枠部分をタンボールで作り、本を置く段の下に牛乳パックを積み上げます。牛乳パックの中に新聞を詰めたり、同じ牛乳パックを形を変えて差し込んで補強したりと工夫していきます。
表紙も見えて、表題もわかりやすくなったら子供も本を手に取りやすくなります。読んであげるばかりではなくて、子どもが気軽に絵本を手に取ることができる環境は素晴らしいですね。ディスプレイされた本は、オブジェにもなって部屋を明るくしてくれます。周りに貼るシートは、部屋に合うようにシックにしたり、子どもが好きそうな柄にしたり選べます。

牛乳パックを増やして段をたくさん作ることも可能です。こちらは5段の絵本の棚です。作り方は、積み上げていく段の下の牛乳パックを増やしただけ。サイドの高さが必要になりますが、表題もきちんと見えて本が手に取りやすいですよね。貼り付けた柄も素敵な明るいタッチです。買うと高い絵本専用棚。牛乳パックでここまで作ることができたら大満足ですね。


牛乳パックの収納棚作りに挑戦しよう!
牛乳パックは活用できる場面がたくさん。子供のおもちゃ収納からタンスの仕分け収納までアイデア次第で、あらゆる生活空間で活用できます。仕切りがあると便利になる場所がもしあれば、試してみてください。すっきり収納出来たら家事が楽しくなりますね!
