卵雑炊レシピ!めんつゆ・白だし・ほんだしを使う簡単な味付けも!
食欲のない時でも食べやすい卵雑炊をいろいろなだしを使って作ってみましょう。めんつゆや白だし、ほんだしなどどれも作り方は簡単ですが、レシピは豊富にあります。今回はさまざまなだしで味付けをした卵雑炊の簡単レシピをまとめてご紹介します。
シンプルな卵雑炊も美味しい

風邪を引いているときなど、食べると身体がぽかぽかと温まって美味しいのが卵雑炊です。卵とおかゆを使ってシンプルな味付けも良いですが、少し味をつけたい時にはめんつゆやだしなどで雑炊に味をつけると、より美味しさがアップします。雑炊自体に味をつけたくないというときには、おかゆに卵を溶き入れるというシンプルなレシピで簡単に卵雑炊を作ってみましょう。

ご飯を200グラム、卵を1個用意します。まずはご飯と水400ccを一緒に鍋に入れて煮込みます。中火で沸騰したら酒小さじ1、お好みで塩と鶏がらスープの素を少しだけ入れます。調味料を入れたら火を弱火に落とし、雑炊が焦げ付かないように混ぜながら加熱します。最後に溶いておいた卵を回し入れて火を止めます。5分ほど蓋をして蒸らせばシンプルな卵雑炊の完成です。

ほんのりとした塩気と卵のまろやかさがよく合う雑炊です。消化にも良いので、少し食欲がない時や、お酒を飲み過ぎた次の日などでも胃腸などに負担をかけることなく食べられるのでおすすめです。もちろん元気のある時に食べても良いです。シンプルな卵雑炊ができるようになったら、次はだしなどを使ってちょっとした一品にもなるような卵雑炊を作ってみましょう。
卵雑炊・めんつゆレシピ4選
卵雑炊レシピ1:レンジで簡単卵雑炊

では実際にだしを使って卵雑炊を作ってみましょう。卵雑炊レシピ1つ目は電子レンジを使って簡単にできるものです。ご飯を軽くお茶碗1杯分150グラムほど、卵を1個用意しましょう。水150ccとご飯を混ぜて、ご飯粒がぱらぱらになるように混ぜます。2倍濃縮タイプのめんつゆを大さじ2入れて混ぜたら、600ワットの電子レンジで2分から3分ほど加熱します。
題名、深夜に電子レンジだけで卵雑炊をつくる女 pic.twitter.com/HIISCULD5c
— ぽにこ⚡️⚽️⚖ (@ponikapon) January 13, 2018
加熱したものを取り出したら、溶いておいた卵1個を回し入れて軽く混ぜます。再度600ワットの電子レンジで1分ほど加熱します。一度混ぜて卵にまだ火が通ってないようであれば、再度1分ほど加熱しましょう。最後にお好みでネギなどの薬味を散らして完成です。電子レンジで加熱すると、器ごと熱くなることもあります。取り出す時には火傷をしないように十分注意しましょう。
卵雑炊レシピ2:梅干しを添えてさっぱりと

卵雑炊レシピ2つ目は梅干しを添える卵雑炊です。水400ccほど用意して鍋に入れて沸騰させます。沸騰したらだしの素としょうゆを小さじ1ずつ、めんつゆを大さじ2、塩を少々入れます。少し混ぜたらご飯200グラムを入れてしばらく火にかけます。ご飯が柔らかくなってきたら火を止めて溶き卵1個分を入れて、軽く混ぜましょう。お好みでネギなどを散らして出来上がりです。

卵雑炊といえばネギや刻み海苔などがよくトッピングされますが、少し梅干しをトッピングしてみるのもおすすめです。梅干しにはクエン酸などが多く含まれており、整腸作用や疲労回復にも効果があります。そのため風邪などで弱っている時にも食べるのは効果的です。梅干しの酸っぱさと卵のまろやかさがよくマッチします。ぜひ梅干しを最後に加えてみましょう。
卵雑炊レシピ3:わかめ卵雑炊

卵雑炊レシピ3つ目はわかめ卵雑炊です。雑炊に少しボリュームを出したい時には溶き卵だけでなく少し野菜など具材を加えてみましょう。まずは鍋に2倍希釈タイプのめんつゆを40cc、水250ccを入れて沸騰させます。沸騰したらご飯を200グラム入れてパラパラになるようによく混ぜましょう。具材の乾燥わかめを4グラムほど入れます。水で戻さずそのまま入れてOKです。

乾燥わかめが水を吸い、増えたら溶き卵1個分を入れます。火を止めて軽く混ぜれば完成です。乾燥わかめであれば卵雑炊を作る鍋に入れるだけでとても簡単なレシピです。少しの量でたくさん食べることができますし、わかめは腹持ちも良いのでダイエットを考えている方にもおすすめです。卵を入れた後に鍋を火にかけつづけると卵が固くなりすぎるので注意しましょう。
卵雑炊レシピ4:海苔卵雑炊
〆は卵雑炊、刻み海苔を散らしました。 pic.twitter.com/HUROcEyFuL
— チコ (@_tycoh) February 1, 2018
卵雑炊レシピ4つ目は海苔卵雑炊です。焼き海苔をたくさん入れて、簡単に居酒屋などでもおなじみの味を作ってみましょう。まずは水200ccとめんつゆを大さじ2ほど入れて沸騰させます。大判の焼き海苔半枚を手でもんで小さくしながら鍋に入れて、海苔が柔らかくなるまでよく煮ましょう。ご飯200グラムを入れてよく混ぜます。再び沸騰したら溶き卵1個を回し入れます。

火を止めて卵が少し固まれば完成です。海苔の風味がよく効いた卵雑炊になります。こってりめに仕上げたい時には器によそった卵雑炊の上にバターを少しだけ乗せるのがおすすめです。居酒屋でも締めのメニューとして定番の海苔卵雑炊をぜひ家でも簡単に作ってみましょう。食べる時は海苔が特に熱くなっているので、口の中を火傷しないように注意してください。
卵雑炊におすすめのめんつゆは?
おすすめのめんつゆ1:ミツカン・追いがつおつゆ

卵雑炊など料理に使うのにおすすめのめんつゆはどれでしょうか?まずはミツカンの追いがつおつゆです。追いがつおといえば、一度鰹節でとっただしにさらにもう一度鰹節を加えることを言います。一度とっただしよりも旨味が増し、煮物などで使うとより美味しく仕上がると言われています。旨味だしと香りだしという2種類の異なるだしを使っており、風味が良いのが特徴です。

追いがつおつゆはシリーズで作られており、ストレートタイプもありますがコストパフォーマンスなどを考えても2倍希釈タイプがおすすめです。500ミリリットルで200円ほどととてもお得です。2倍希釈タイプは少し塩気もあるので醤油を使わず、このめんつゆだけで十分に卵雑炊に味をつけることができます。先ほどご紹介したどのレシピにもおすすめです。
おすすめのめんつゆ2:キッコーマン・本つゆ

おすすめのめんつゆ2つ目はキッコーマンの本つゆです。こちらのめんつゆは2種類の鰹節に加えて、昆布、うるめを入れて風味が豊かなめんつゆに仕上げています。容量は500ミリリットルで4倍希釈のため、先ほどのミツカンのものよりもさらにコストパフォーマンスが良くなります。ボトルにも工夫が凝らされており、プッシュ式で使う容量だけを出せるようになっています。

少し塩気がある仕上がりなので、少量でもしっかりと味が効きます。2倍希釈用の卵雑炊レシピでは、このめんつゆを使う場合は若干量を減らすようにしましょう。気になる値段は500ミリリットルで190円ほどです。
卵雑炊・白だしレシピ4選
卵雑炊レシピ5:中華風白だし雑炊

卵雑炊レシピ5つ目は中華風の白だし雑炊です。ニラ少量を3センチ幅ほどに切り、卵1個は溶いておきます。鍋に水500ccと鶏がらスープを大さじ1入れて沸騰させます。沸騰したらご飯を200グラムほど入れて粒がパラパラになるように混ぜて温めます。ご飯粒が少しトロッとしたらカットしておいたニラと白だし小さじ1を入れてよく混ぜます。最後に溶き卵を入れましょう。

溶き卵を入れた後は火を止めて、蓋をして少し卵雑炊を蒸らして完成です。ニラを入れることで風味が増して、通常の卵雑炊とはまた違った味を楽しむことができます。ご飯をトロトロにさせることで少しとろみもつきより中華風になります。ニラは体力回復におすすめの野菜です。少しバテ気味の時などにもおすすめの簡単レシピです。食欲があまりない時にも試してみましょう。
卵雑炊レシピ6:シンプル白だし雑炊

卵雑炊レシピ6つ目はシンプルな白だし卵雑炊です。鍋に水200cc、10倍希釈の白だしで小さじ2、ご飯100グラムほどを入れてよく混ぜます。火は中火にして、焦げ付かないように混ぜながら加熱します。ご飯がだしを吸って柔らかくなったら溶いた卵1個を回し入れます。卵を細かくしたければ、入れてからすぐに混ぜるようにしましょう。10秒ほどしたら火を消します。

器に盛り付けて完成です。見た目はあまり色のつかない白だしですが、白醤油や砂糖でしっかりと味がつけられているので味はちゃんとつきます。具材もシンプルにご飯と卵と白だしだけで簡単に作ることができます。バテ気味の時や胃腸がもたれていて食欲がない時などにも食べやすい卵雑炊です。家に白だしがある場合はぜひ作ってみてください。
卵雑炊レシピ7:コンソメ風味雑炊

卵雑炊レシピ7つ目はコンソメと白だしを使ったレシピです。鍋に水300cc、コンソメ小さじ2、白だし小さじ1を入れてよく混ぜます。えのきや白菜などの野菜を一緒に煮ます。入れた野菜が柔らかくなったらご飯を200グラムほど入れてさらに煮ます。焦げ付かないように、つどつど混ぜながらご飯がだしを吸って柔らかくなったら溶き卵1個分を入れてかき混ぜます。

卵がふわっとしたら火を止めて完成です。卵雑炊と一緒に煮る野菜を変えることで仕上がりも変わります。えのきだけをたくさん入れれば少しとろみがつきますし、白菜などの葉野菜をたくさん入れればあっさりとした仕上がりになります。好みでレシピを変えてみましょう。ちなみにほうれん草などの色が出やすい葉野菜は別茹でしておいて最後に加えるのがおすすめです。
卵雑炊レシピ8:生姜ポカポカ卵雑炊

卵雑炊レシピ8つ目は生姜を使った体温まる卵雑炊です。鍋に白だし40ミリリットル、水400ミリリットルを入れて沸騰させます。お好みで白ネギを2分の1本、しめじなどのキノコ類を適量入れて火を通します。次にご飯を200グラムほど入れてよく混ぜます。ご飯がだしを吸ってトロッとしてきたら、溶き卵を1個分回し入れて火を止めましょう。そして最後に生姜を入れます。

生姜を適量入れてお好みでネギや刻み海苔などを散らしたら完成です。生姜には体温を上げる作用があり、それに伴い体の免疫力を高めたり、胃腸などの働きを整えてくれたりという効果があります。風邪の予防にも、そして風邪を引いた後にも悪化させないように働いてくれる健康的な食材です。ぜひ卵雑炊の具として混ぜて使ってみましょう。
卵雑炊におすすめの白だしは?

そもそも白だしとはめんゆつやほんだしなど他のだしとはどのように違うのでしょうか?白だしとはあまり色がついていない透明なだしのことです。しかし色がついていないからといって、決してだしの味が薄いというわけではありません。だしが透明になるような調味料が使われているのです。例えば砂糖や白醤油などが一般的に使われており、だしは昆布などでとることが多いです。

最近では白だしの種類も増え、減塩タイプのものや鶏だしを合わせたものなどさまざまあります。中でも人気がありおすすめなのは化学調味料不使用の白だしです。七福醸造の「元祖料亭白だし無添加」やつぼ市製茶本舗の「化学調味料無添加粉末白だし」などがおすすめです。七福醸造のものは360ミリリットルで800円ほど、つぼ市製茶本舗のものは55グラムで450円ほどです。
卵雑炊・ほんだしレシピ3選
卵雑炊レシピ9:10分でできるほんだし卵雑炊
卵雑炊レシピ9つ目は10分という短時間で簡単に作ることができるレシピです。まずは鍋に水400ccを入れて沸騰させます。水が沸騰したらほんだし小さじ1とご飯200グラムを入れてよく混ぜます。途中で塩を少々加え、味を整えましょう。ご飯粒がとろっとしてきたら、溶いておいた卵を1個回し入れます。卵を少しかき混ぜたら火を止めましょう。

最後に器に盛り付け、お好みで刻み海苔やネギを散らして完成です。ほんだしは顆粒タイプのため水にも溶けやすく、味付けも簡単にすることができます。水さえ沸騰させてしまえば、あとは材料をどんどん鍋に入れていくだけです。10分もかからず作ることもできます。ちょっと小腹が空いた時や、少し食欲のない時などにもおすすめのほんだし卵雑炊レシピです。
卵雑炊レシピ10:玉ねぎと長芋の卵雑炊

卵雑炊のレシピ10つ目は玉ねぎと長芋を使って中華風に仕上げた卵雑炊です。玉ねぎ半玉と長芋適量は食べやすい大きさにカットしておきます。鍋に水400cc、ほんだし大さじ1、カットしておいた玉ねぎを入れて煮立たせます。玉ねぎがしんなりとしたら長芋を加えて、長芋が柔らかくなったら醤油小さじ1とご飯300グラムを入れて焦げつかないようによく混ぜましょう。
大根と玉ねぎと水菜とベーコン入れた卵雑炊~~ pic.twitter.com/wTMpedZ88u
— 匂草だよ!!!!! (@nioigusa418) November 17, 2017
再び煮立ったら、溶き卵1個分を回し入れます。火を止めて少し混ぜ、風味をつけるためにごま油と塩胡椒を少々すれば完成です。最後にごま油を入れることで、風味が増し中華のような味を楽しむことができます。ほんだしを入れるだけで簡単に味をつけられるのでおすすめです。玉ねぎと長芋を使いましたが、他の野菜へのアレンジももちろん可能です。
卵雑炊レシピ11:チーズを使った卵雑炊

卵雑炊レシピ11つ目はチーズを使って洋風に仕上げた卵雑炊です。まずは水120ccにご飯を200グラムほど、醤油とほんだしを小さじ1ずつ、塩少々を入れてよく混ぜます。火にかけて一煮立ちさせたら溶きほぐしておいた卵1個を回し入れましょう。数回混ぜたら火を止めます。とろけるチーズをひとつかみほど入れて、とろりと溶けるまで混ぜましょう。
お昼に作って食べた♡味噌卵雑炊♡です♪美味しかった〜とろけるチーズを一枚入れたら美味しさ増です♪夜もつ鍋やから運動してより美味しく食べたいところ膝の痛みがかなり続いて…早く見てもらわなダメですが近所の整形外科午前診察のみで遅起きな私は(−_−;) pic.twitter.com/IiOhw9shW0
— naokoootama (@naokoootama) October 3, 2017
チーズがある程度溶けたら、器に盛り付けて完成です。他のレシピに比べて水を少なめに作っているのでリゾットのような仕上がりになります。もう少しどろどろにしたい時には水を増やしましょう。チーズの塩気とほんだしのだしの味がマッチしてとても美味しい洋風の卵雑炊になります。消化に良いことには変わりないので、食欲のない時にもおすすめです。

ちなみにほんだしとは味の素が販売している顆粒タイプのだしのことです。3種類の鰹節を使っており、より香りや風味が豊かなだしを作っています。顆粒タイプのため卵雑炊をはじめ、どの料理にも使いやすく手軽に本格的なだしを楽しむことができます。塩分カットタイプやいりこだしタイプなどさまざまなシリーズで展開されており、好みのものを選べる楽しみもあります。
卵雑炊でダイエットも?

ご飯を使っている雑炊ですが、実はダイエット中の食事にも向いています。ご飯をお茶碗1杯、だいだい200グラムほど入れますが、水と一緒に煮て少しカサ増しさせるような形になるため、少しの量でもゆっくりと時間をかけて食べれば十分にお腹を満足させることができます。

野菜を一緒に煮るレシピもありますが、さほど火を長く通さないため野菜の栄養素が過度に失われることもなく栄養も補給できます。おかゆや雑炊といえば体調を崩した時などに食べるものとして目が向きがちですが、ダイエット中の食事にもおすすめなのでぜひ参考にしてみてください。めんつゆやほんだし、白だしなどさまざまなものを使って美味しい卵雑炊を作ってみましょう。
