手形アートのやり方は?赤ちゃんの成長を素敵に残すアイデアも紹介!
SNSでも話題になっている手形アート。可愛いアートばかりで、小さなお子さんがいる方は、子供の誕生日にやってみたいな、と考えている方も多いのでは?手形アートは大切な子供の成長の記録でもあります。ここでは手形アートのやり方やディズニーのアートなどアイデアご紹介!
手形アートとは?

SNSでも話題になっている手形アートをご存知でしょうか?赤ちゃんの手を使ってアート作品を作るというもので、世界中の小さなお子さんを持つママやパパの間で楽しまれています。手形アートは、赤ちゃんの手にインクを付けて、紙にイメージしたアートになるようにペタペタとスタンプしていくものです。ディズニーキャラに見立てたり、動物などに見立てて作成するのが一般的。

小さな可愛い手形と、動物やディズニーのキャラにアートされた手形アートは、おじいちゃんおばあちゃんにプレゼントしても喜ばれますよね。誕生日などの記念日に作った手形アートを大切に置いておくと、赤ちゃんが成長したときに見せてあげたり、成長を親子で楽しむことができるなど、良いことがいっぱいです。

手形アートは記念になるだけではなく、実は脳科学的にも赤ちゃんに良い効果があるんですよ。手形アート以外に足形アートもありますが、小さいころから手や足を使って絵を描くことと、神経細胞が刺激されます。そして脳の発達にも良い影響を与えるといわれています。
手形アートの注意点

手形アートをするときにはいくつかの注意点があります。絵の具などのインクを赤ちゃんや小さいお子さんの手のひらにつけてアート作品を作っていきますが、どうしても手を口に持って行ってしまいます。インクによっては口に入ると有害なものもありますから、手を口に入れたり舐めたりしないように注意してあげてくださいね。そして終わった後はすぐに洗い流しましょう。

また洋服や床、壁なども汚れやすくなるので、手形アートを始める前には新聞紙やビニールシートなどを敷いて保護しましょう。使用するインクによってはなかなか落ちないものもあります。洋服は汚れても良いものを着せてあげると、神経質にならずに手形アートを楽しめますよ。

そして最も注意したいのが、インクを手のひらに塗って赤ちゃんの手のひらにアレルギー反応などが出ないかどうかです。赤ちゃんのお肌はとてもデリケートです。インクが合わずに赤くなったりすることもあります。最初は少しだけ手のひらの一部分に塗り、すぐに洗いながし手のひらをチェックしましょう。何らかの反応があった場合は、別のインクを使いましょう。

手形アートで準備すべき材料は?
手形アートをするときに必要なものは、紙や画用紙、インクもしくは絵の具、ウエットティッシュ、筆やスポンジです。必要に応じてはさみやマスキングテープ、のりなどを用意しましょう。
100均でも買える

手形アートに使う材料は、100均で揃えることができますよ。100均でもインクの種類はとても豊富です。絵の具も同じくセットやばら売りでいろいろな色を揃えることができますね。紙や画用紙、ウエットティッシュ、筆やスポンジなど、手形アートに必要な材料はすべてそろえることができます。
セリアの絵の具は、12色セットです。単品でも取り扱いがあるので、まずはセットで購入し、よく使う色だけ買い足しましょう。100均ですが、発色も良く、量も5ml入りで十分な量ですよ。

手形アートは誕生日など特別な日に記念のために残しておくことがほとんどですよね。100均ではフレームもサイズ豊富に揃っているので、一式すべてを揃えることができますよ。ラッピング用品も同時に購入しておけば、おじいちゃんやおばあちゃんへのプレゼントもスムーズですね。
手形アートのやり方10選
手形アートのやり方

手形アートのやり方は簡単ですよ。床が汚れないように新聞紙やビニールシートを敷きます。赤ちゃんには汚れても良い服を着せ、すぐに手がふけるようにウエットティッシュも用意しておきましょう。できれば一緒に手形アートをやるママやパパも汚れても良い服装に着替えましょう。

赤ちゃんの手に、インクもしくは絵の具を塗ります。インクはそのままスタンプをつけるようにペタペタと、絵の具は水で溶いたものをスポンジや筆で赤ちゃんの手に塗ります。インクや絵の具が乾かないうちに素早く、髪や画用紙にぺたっと手のひらを押し付けます。赤ちゃんの手はすぐにウエットティッシュで拭きましょう。

あとはその手形にマジックや写真、切り抜きなどを使って、アート作品を作っていけば完成ですよ。先に他の部分を描いたり貼ったりしてから、手形で仕上げてもOKです。インクや絵の具がしっかり乾いたらフレームに入れて飾ったり、クリアファイルなどに保管しましょう。画用紙などにとにかくたくさん手形を押して、あとで切り取ってアート作品にするのもおすすめのやり方です。
動物

動物をモチーフにした手形アートも人気が高いですよ。手の形は4本足の動物にしやすいので、動物の手形アートにチャレンジする方は多いです。手のひらと指を上手に活かして、4本足のキリンやゾウといった動物にすると可愛いですよね。手のひらを鳥の羽に見立てたりしても。いろいろなインクや絵の具で何度も重ねるように押せばクジャクにも。身近な犬や猫などの動物もおすすめ。
ディズニー

みんな大好きなディズニー。ディズニーの手形アートも人気です。ディズニーはハードルが高そうなイメージですが、やり方は簡単ですよ。緑の手形を『モンスターズインク』のマイク、青の足形をサリーといったディズニーキャラにしてみましょう。他のディズニーキャラでは『ファインディングニモ』のニモやドリー、プリンセスシリーズもドレスを手形にしてみましょう。
トトロ

ディズニーと並んで人気なのがジブリキャラです。こちらの手形アートはトトロを手形、猫バスと『魔女の宅急便』のキャラクターのジジを足形で上手にアートしています。キャラクター色の手形と足形を取り、それ以外の部分は同じ色の絵の具を上手に使って書き加えています。手形も足形も上手になじんで素敵なアート作品に。お誕生日の記念作品にピッタリですよね。
恐竜

動物と並んで男の子が大好きな恐竜。そんな恐竜も手形アートで簡単にできますよ。恐竜の外見によって手形が向いているか足形が向いているか見極めるのがポイントです。やり方は簡単で、画用紙にペタッと手形を押し、絵の具やボールペンで顔や背景を描き加えていくだけです。誕生日ごとに恐竜の手形アートを残しておくと、年々恐竜が大きくなることで成長を実感できますね。
こいのぼり

こいのぼりは男の子におすすめの手形アートです。やり方はいくつかありますが、色画用紙をこいのぼりの形に切り抜き、目や鱗を描き加えます。そして別の画用紙にペタペタと手形を押して、それを切り取り、こいのぼりの鱗として貼り付ければ完成です。こいのぼりの形に色画用紙を切り取らず、画用紙にこいのぼりの絵を描いて手形を押すというやり方も良いですね。
はらぺこあおむし
やってみたかった手足形アート☺︎
— yuu (@Ri_charm) September 13, 2015
はらぺこあおむしバージョン🐛🐛🐛#手形アート #足形アート #はらぺこあおむし pic.twitter.com/34WVy9B2F0
海外の絵本『はらぺこあおむし』は日本の子供たちにも大人気ですね。はらぺこあおむしの胴体部分を手形をペタペタ押して手形アートにしましょう。やり方は、画用紙にはらぺこあおむしの顔をお尻の部分だけを絵の具などで描き、その間を緑と黄緑色の手形を交互に押して胴体を描き加えましょう。あとは「お誕生日おめでとう」のメッセージや身長体重を入れると記念になります。
ミニオン

黄色くて可愛いミニオンもディズニーと並んで人気です。親子でミニオンの手形アートを作る方も多いですよ!ミニオンの手形アートのやり方は、黄色と青の絵の具を同時に使います。もちろんスタンプインクでもOKです。手のひらに黄色、指全体に青を付け、ペタッと画用紙に押しましょう。青はミニオンのオーバーオールです。後は目や髪などを描き足せば可愛いミニオンの完成!
植物

手のひらを葉っぱや花に見立てた手形アートも人気ですよ。キャラクターものが好きでない方には、こういったナチュラルでインテリア性もある手形アートがおすすめです。やり方は自分で描いたりプリントアウトした木がモチーフの画像をプリントアウトしたものを用意し、そこに絵の具やインクを付けた手をペタペタと押していくだけです。フレームに入れて飾ってもおしゃれです。
スイーツ

女の子におすすめな手形アートがスイーツです。例えばアイスクリームやかき氷のシロップ部分を手形にすると、垂れている感じがリアルに表現できます。やり方は、画用紙にアイスのコーンやかき氷のお皿と氷部分を描き、そこに手形をペタッと貼り付ければ出来上がりです。フルーツをトッピングしても可愛く仕上がりますよね。夏が誕生日のお子さんにおすすめの手形アートです。
花火

夏の風物詩といえば花火です。夏生まれの赤ちゃんにおすすめの手形アートは花火。花火を手形で表現しましょう。やり方は黒や濃い目の青の色画用紙を用意します。別の画用紙に取った手形を切り抜いて、花火に見えるように色画用紙に配置していきます。線香花火や打ち上げ花火などいろいろな花火の手形アートが楽しめますよ。お誕生日メッセージなどを入れるなら目立つ白で。
手形アートのアレンジ集
手形アートで作る花束

手形アートを使って花束を作りましょう。花束の作り方は簡単です。必要なものは、手形に使うインクや絵の具、画用紙、マスキングテープ、色画用紙、ハサミ、のりなどです。画用紙に花に見立てた手形を押します。ずらして重ねるようにたくさん手形を押すと、ゴージャスな花束になりますよ。花の数はお好みで。

手形を押せたら、マスキングテープや色画用紙などを使って、花の茎や葉などデコレーションしていきましょう。最後に作成した日付を入れれば出来上がりです。プレゼントにピッタリなので、贈る方へのメッセージを添えましょう。喜ばれること間違いなしです。
手形アートで作るクリスマスツリー

手形アートをアレンジすれば、クリスマスツリーも作れます。クリスマスツリーはクリスマスを演出するので、毎年出しているという方も多いですが、場所も取りますし、子供が小さいとオーナメントを外したり口に入れたり、目が離せないことも多いですよね。小さいクリスマスツリーだと倒してしまったり。そんなときは手形アートをアレンジしたクリスマスツリーがおすすめ!

大きめの画用紙を用意して三角形になるように緑のインクや絵の具で手形を押しましょう。絵の具やマスキングテープなどで鉢を描き、オーナメントは折り紙やマスキングテープなどを切り取って貼り付けましょう。丸や星型、動物型も可愛いです。そのまま壁に貼っても良いですし、フレームに入れてから飾っても良いですね。手作りのクリスマスツリーで素敵なクリスマスになりそう!
手形アートで作るうちわ

お家の中でも夏祭りでも使えるうちわ。夏の風物詩ですよね。手形アートをアレンジして涼しげなうちわを作ってみましょう。うちわは柄が入っているものではなく、白い無地のものを用意しましょう。100均でも取り扱いがありますよ。うちわに金魚やタコなど海をモチーフにした手形アートをすれば、見た目にも可愛く涼しげなうちわに仕上がります。

動物やディズニーのキャラクターなどでも可愛いですが、やっぱりうちわの柄は涼しげで夏をイメージしたものが良いですよね。金魚やタコなど水の生物以外では、かき氷やスイカ、桃、キュウリやトマトなどの夏野菜、ヒマワリなんかも良いですね。もちろん夏がモチーフ以外の子供が好きな動物でも良いですよ。
手形アートで誕生日など素敵に残そう
記念に残すアイデアとは?

赤ちゃんや小さい子供の成長はとても早く、1年経つとびっくりするくらい大きくなっていますよね。だからこそ手形アートで誕生日などの記念日を素敵に残したいですよね。手形アートはそのままの状態では画用紙が黄ばんでしまうなど劣化が起こるので、いろいろなアイデアで素敵に残してあげましょう。
フレームに入れて飾ろう

もっともオーソドックスなやり方は、フレームに入れて飾るというものでしょう。フレームに入れておくと、しっかりほこりなどから守られますので、手形アートの劣化を防ぐことができますよ。リビングや玄関など目につくところに飾っておきたいですね。
ストラップにして残そう

赤ちゃんの手形はとても小さいので、名前や誕生日を入れてストラップするのも素敵な残し方ですね。ストラップにしてしまえば、手形アートの劣化を防げます。飾っても良いですが、プレゼントしても大切に残してくれそうですね。
壁や塀への手形アートなら一生の記念に

インクや絵の具を使う手形アートとは少し違いますが、もし誕生日などの記念日と同時期に新築やリフォームをするなら、塗り壁に手形アートをしてみてはいかがでしょうか?動物を飼っていれば動物の手形も一緒に。何十年も残すことができますし、見るたびにそのときの様子が思い出されて素敵ですよ。
手形アートを敬老の日にプレゼント!

孫は目に入れても痛くないといわれるように、おじいちゃんおばあちゃんにとってはとても可愛い存在です。一緒に住んでいたり、近くに住んでいたりすると頻繁に顔を見せて成長を一緒に感じることができますが、離れて住んでいると、なかなか会うことができなくて寂しく感じているはずです。そんなおじいちゃんおばあちゃんに、おすすめのプレゼントが手形アートです。

手形アートを敬老の日にプレゼントしてみてはいかがでしょうか?毎年敬老の日に手形アートをプレゼントすると、離れて住んでいても手形を通して孫の成長を感じられるので、おじいちゃんおばあちゃんからも喜ばれますよ。手形アートを贈るときには、写真も切り取ってアートの一部として加えるのがおすすめです。敬老の日が待ち遠しくなること間違いなしですよ。
手形以外に足形も記念に
子供の今を残しましょう!

手形アートだからといって、手形だけでなくてはいけないということはありません。手形と一緒に足形もアートしましょう。動物やディズニーのキャラクターなど、手形よりも足形の方が向いているものもたくさんありますよね。赤ちゃんの手や足は、あっという間に成長して大きくなります。誕生日を迎えるごとにどんどん成長を感じることでしょう。

子供の成長の記録を残す方法はたくさんありますが、手形や足形は写真や映像と違って、リアルに大きさを感じ取れるものですから、残しておくと記念になりますよ。手形アートは動物や海の生き物、ディズニーのキャラクターなどいろいろできます。成長をしっかり感じるために毎年誕生日に同じモチーフの手形アートを選ぶのも良いですね。手形アートで子供の今を残しましょう!