双眼鏡・コンサートや天体観測での選び方!倍率や見え方別おすすめランキング
コンサートに行くと、双眼鏡を持った人をよくふ見ます。最近では倍率の高い双眼鏡が人気で、コンサートでステージから遠くなっても倍率の高い双眼鏡を使えば綺麗に見えます。今回は、コンサートや天体観測で大活躍してくれる高倍率の双眼鏡をランキング形式でご紹介します。
目次
コンサートで大活躍する双眼鏡

歌手のライブやオーケストラのコンサートに行くと、双眼鏡を持ったファンと隣り合わせになる事がよくあります。席が遠いとアーティストが見にくくなってしまうため、いわゆる「看板」の表情やパフォーマンスを見るためには双眼鏡が必須となります。

また、単純に双眼鏡を使うだけでなく倍率の高い双眼鏡はより鮮明に見えるため見え方が大きく変わりますが、コンサートに限らずスポーツの試合に天体観測と双眼鏡は幅広い分野で活躍してくれます。今回は高倍率の双眼鏡に焦点を当てて、コンサートや天体観測で活躍してくれるおすすめの双眼鏡をご紹介します。

コンサート以外でも倍率の高い双眼鏡が活躍!
倍率の高い双眼鏡はスポーツ観戦に必須
GAME TIME!! #urawareds pic.twitter.com/81eqh54rOV
— YM5 (@Yukirhythm) November 25, 2017
コンサート以外で倍率の高い双眼鏡が活躍する場面として真っ先に浮かぶのはバスケにサッカーといったスポーツの試合です。スタジアムで観戦すると、コンサートと同じように双眼鏡を持ったファンをよく見ます。

手持ちのカメラで試合の写真を撮る時に倍率やスペックの高いカメラを使った方が綺麗な写真が撮れます。それと同じように、スタンドの最後尾などピッチから遠い席で観戦する時は双眼鏡を使った方が選手の姿がよく見えます。
We are the Champion! #urawareds #WeAreReds pic.twitter.com/imhsuzdEU0
— YM5 (@Yukirhythm) November 25, 2017
また、観戦に関しても埼玉スタジアムのようにピッチとスタンドの距離が近い、いわゆるサッカー専用スタジアムは遠くの席でも試合が見やすいように作られています。一方、陸上トラックがある競技場兼用のスタジアムはピッチとの距離が遠く、サッカー専用スタジアムと比べると選手や試合が見づらくなるなど、見え方も大きく変わります。

自分は視力1.5で目がいいといっても、100メートル先で走っている選手の表情までは見えず、何となく見える背番号や選手のポジションで判断するしかありません。しかし、双眼鏡を使えば遠くにいる選手がよく見える上に、倍率が高い双眼鏡だと選手の表情まで分かるなど見え方が大きく変わります。
倍率の高い双眼鏡で天体観測
天体観測で双眼鏡を使うと?

天体観測の必須アイテムといえば天体望遠鏡が浮かびますが、実は双眼鏡も天体観測で活躍してくれます。双眼鏡で天体観測と言われてもピンと来ませんが、よくよく考えるとガリレオ・ガリレイが土星の輪を発見したのは望遠鏡であり、倍率的にも当時の望遠鏡以上のスペックを持った双眼鏡で天体観測が出来ないはずがありません。
#オススメのアニメをひとつだけあげる
— #アイマス天文部 西に金星 南に木星 東に火星 (@JAAA346) April 10, 2017
宙のまにまに
原作コミックと同様に星の描写へのこだわりは物凄く、背景に見える星はそのシーンの季節・時刻・方角・光害の状況まで忠実に再現していました。
「良作」と絶賛されながらもセールス的には残念な結果に。
#アイマス天文部 pic.twitter.com/yE4KeeTnwD
また、星を題材にした漫画作品である『宙のまにまに』の連載当初は話の中心となる天文部の設備、及び資金が不足していた関係で、中盤までは双眼鏡を使って天体観測をしています。双眼鏡でも星を見られるという知識だけでなく、双眼鏡を使った太陽の黒点観測の方法も解説しており、双眼鏡でも天体観測が出来るという事を教えてくれます。

補足ですが、双眼鏡で天体観測をする時は三脚など追加の設備が必要になります。また、レンズに使われている素材で見え方が大きく変わります。天体観測に使う双眼鏡を選ぶ時は倍率以外に素材も見て、天体観測向きとそうでないかを判断して選びましょう。
倍率で双眼鏡の見え方はどう変わる?
倍率とは?

双眼鏡の選び方として最も分かりやすく、真っ先に気になるのが倍率です。最近では高倍率の謳い文句を使う双眼鏡が増えていますが、実は倍率が高ければいいという訳ではありません。双眼鏡の選び方の前に、まずは倍率に関して詳しく解説します。
さいたまスーパーアリーナの双眼鏡倍率の目安!
— Miii。'18 (@Eshimmitapple) March 4, 2018
レベル400だけど8×21の双眼鏡しかないよ(><)
けど一応持って行こかな。使うかわかんないけど!なくても楽しめる自身あるけど!!! pic.twitter.com/X5YgRCre7l
まず、倍率とは肉眼で見た時と双眼鏡で見た時の大きさの比率の事です。例えば、コンサートでステージから100メートル先のステージの席に座ったとします。倍率10倍の双眼鏡でステージを見た場合、10メートル先でアーティストを見ているのと同じ大きさで見えます。
倍率は大事でも高ければいい訳ではない
8月の観劇強化月間を前に、防振双眼鏡を買ってみました。倍率8倍です。普通のネット通販では品切れで、1ヶ月待ち。店頭在庫のある店に行ってきました。今までは数千円の安いやつだったので、違いが楽しみです。明日、星組公演の一階最後列で使うのです。 pic.twitter.com/NxoTunI3ma
— こんみみ (@KhMinako) July 18, 2018
倍率が変わるだけで見え方が大きくなるので、選び方として倍率が重要なのは間違いありませんが、高倍率すぎると良くないと言われるのはどうしてでしょうか?次に、倍率が高すぎた場合の双眼鏡の見え方を解説します。

よく高倍率を売りにした双眼鏡の広告を見ますが、双眼鏡の倍率が高ければ高いほど視野が狭くなり、同時に手ブレも拡大されてしまいます。固定しているつもりでも人間の手は微妙に動いています。低倍率であればまだ手ブレも気になりませんが、倍率10倍以上の双眼鏡になると手に持った状態で対象を見ようとしても手ブレのせいでかなり難しくなります。
双眼鏡の手ブレはコンサートの大敵

双眼鏡で天体観測をする時に必須な三脚を使えばブレもなく安定しますが、場所が限定されるデメリットがあります。例えば、天体観測など広い場所で双眼鏡を使うならともかく、客席が狭いスタジアムやコンサート会場では当然使えません。最近では手ブレ補正の付いた双眼鏡が発売されていますが値段は高くなるので、コストパフォーマンス等を考えたら倍率は10倍が限度です。

倍率が高ければ対象も大きく見えるので、倍率が高い双眼鏡を選んだ方がいいという心理が働きます。勿論、倍率は選び方として大事なポイントであり高倍率の双眼鏡が有用であるのも事実です。しかし、選び方として本当に大事なのは倍率ではなく見え方です。
大事なのは倍率ではなく見え方
見づらいとコンサートも台無し
【大口径双眼鏡で皆既月食を大迫力で観よう❗】
— ヨドバシカメラ 八王子店 (@yodobashi_hachi) January 8, 2018
1/31(水)は、なんと3年ぶりの #皆既月食❗
なかなか観ることの出来ない宇宙の神秘を間近で体感できるチャンスです❗
今年は #火星 大接近もあり、大活躍間違い無しの #双眼鏡。
見え方の違いを比べにぜひ #ヨドバシ八王子 へお越し下さい❗#八王子 pic.twitter.com/RZ5O46uTFZ
天体観測で使う天体望遠鏡にも該当する事ですが、倍率が高すぎるとぼやけて見づらいだけで、無駄な出費になってしまいます。 演者が動き回るコンサートで双眼鏡が合わないと肉眼で見た方がマシというがっかりな事態となり、ある意味コンサート以上に双眼鏡が活躍する天体観測で双眼鏡と倍率が合わないと、星が更に見づらくなってしまいます。
#ニコンミュージアム 企画展「 #ニコン #双眼鏡 100年の歴史」実施中!9/29(土)まで!
— ニコンちゃん (@nikon_chan) July 4, 2018
世界最大口径「25センチ双眼望遠鏡」(国立科学博物館所蔵)を約50年ぶりに公開!100年以上前の機種から最新モデルまで約300点の双眼鏡は圧巻だよ!
ぜひ見に来てね♪
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大事なのは倍率よりも見え方であり、その見え方をより綺麗にするためにもレンズの大きさと、レンズに合った倍率の双眼鏡を選ぶ必要があります。なので、双眼鏡の選び方として倍率とともに口径(レンズの大きさも)チェックしましょう。
倍率以外の双眼鏡の選び方
値段とスペックのバランス

双眼鏡の選び方として倍率以外のポイントを挙げると、気になるのはやはり値段です。双眼鏡は安くないアイテムなので、値段にも慎重になります。とはいえ、安かろう悪かろうという言葉があるように安さに釣られて全く満足出来ない低倍率の双眼鏡や、口径と倍率がマッチしていない見づらい双眼鏡を買っても意味がありません。
明日8日の皆既月食時は、天王星を自分で見つける絶好のチャンス!!
— Hiromi Funakoshi (@Hiromi_haao) October 7, 2014
月のすぐそばに天王星がいます。(図参照)その辺りでは一番明るい星です。
残念ながら双眼鏡が必要ですが、口径2cm程度(写真左上)の物でもOK!
月食と天王星を楽しもう! pic.twitter.com/fW4PRMyBN9
ちなみに、見え方を良くするために最も大事な口径ですが、レンズが大きいとその分値段も高くなり、重量も重くなります。三脚を使う事が前提となる天体観測では口径の大きい双眼鏡も有効ですが、コンサート会場への持ち込みには適さないので双眼鏡を使う場所に合っているかも考えましょう。
視界は広いか
【特別入荷】
— THE STUDY ROOM 仙台店 (@sr_srsendai) April 21, 2018
ビクセン双眼鏡:ジョイフルH
✧\\ ¥3,000 + tax //✧
165g〜という軽さ、6倍という鮮明な視界、可愛い収納袋付きなのでどんなに持ち歩いても疲れ知らず🏃♂️
誰よりも近くあの方を見つめることが出来ます。そう、、これだけは誰にもゆずれない!
高橋 (写真協力:相澤) pic.twitter.com/KMXxHutFlB
見え方という点で気になるのは、双眼鏡の視界です。コンサートやスポーツ観戦で双眼鏡を使う時に視界が狭いと、目に入る情報が少なくなります。特に、全体を俯瞰する必要があるスポーツの場合は倍率の高い双眼鏡で一部だけ見ていると試合の展開が追いづらくなります。
双眼鏡選びで気になるのが視界の「明るさ」。これは倍率とレンズの大きさで決まります。
— ビクセン オンラインストア (@VixenMarketing) December 12, 2017
倍率が高いとある範囲の光を引き伸ばすので暗く、大きいレンズは取り込む光が多いので明るい。
遠くを見るなら倍率、暗いシーンはレンズの大きさ。
用途に合わせてこの2つのバランスを考え選ぶのが基本です。 pic.twitter.com/ib2G56BtnY
また、倍率が高い事によるデメリットという訳ではありませんが、倍率が高いと「看板」が綺麗に見える一方で、同じステージに立つ他のメンバーが見えなくなってしまいます。アイドルグループが分かりやすい例ですが、双眼鏡を使うと好きなメンバーの表情やパフォーマンスが近く見える一方で、個々のダンスの揃い具合などチームとしてのパフォーマンスを楽しむのは難しくなります。
コンサートでどの倍率と視界が適切かを理解する
トワスカ企画の話が流れてきたけど、最高のファンが本気で感謝の気持ちを本人に届けたいという想いで本気を出した結果が戸松遥さんのライブのこちらになります pic.twitter.com/brpvZduGlm
— S☆A(エスエー)@充電入ります (@APE_STUSSY) August 9, 2017
グループのコンサート(ライブ)で双眼鏡を使う場合、いわゆる推しメン一人だけに注目するか、全体を見るかによって適切な倍率は大きく変わります。また、ソロコンサートといっても、バックバンドなど「看板」以外にも一緒にステージに立つ仲間がいるため、こちらでも一人を見るか全体を見るかという悩ましい問題があります。
ライブに双眼鏡はもう定番。マイ双眼鏡で好きなタイミングで推しを視界に独り占め👀 会場に行ってみたら天井席なんて状況も安心です💪 ライブ向け双眼鏡の選び方と、会場別のおすすめ倍率をまとめました。まずは東京ドームSSA横アリ味スタです。#コンサート #ライブ #双眼鏡https://t.co/MDDlVa2baJ pic.twitter.com/iv4ziE6Mul
— ビクセン オンラインストア (@VixenMarketing) May 31, 2018
一人か全体のどちらを見るかという事に関して完璧な答えはありませんが、広い範囲で見たい方は視界(用語でいうと「見掛け視界」)が広い双眼鏡を選ぶとステージ全体が見えるようになります。
コンサートや天体観測に重要な明るさ
🎤テレ朝あと2時間🎤
— 『声ガール!』【公式】 (@abc_koegirl) May 19, 2018
関東でまもなく声ガール!第7話放送です♬
今年2月の #戸松遥 さんのLIVE@舞浜アンフィシアターにてロケを敢行🎥会場の皆さんも映っているかも⁉️
📺テレビ朝日
19日(土)26:30〜#映りたくない人は高速で動いてセルフモザイクするのが戸松さんとのお約束 pic.twitter.com/YpeplEwPjJ
アイドルのように「ライブ」という表現の方がが相応しいコンサートであればサイリウムで周囲は明るいものの、ステージは照明とライトが照らされるだけでコンサート中は場内が完全に消灯されているため暗いです。その際重要となるのは双眼鏡の明るさです。
「商品名でスペックがわかります(ドヤァ」ってイラストですね。
— ビクセン オンラインストア (@VixenMarketing) December 12, 2017
ちなみに、双眼鏡選びで明るさを重視するときは、使用する環境に適しているかも考えます。
まわりが明るいところでは人間のひとみが小さくなるため、双眼鏡の明るさを十分に活かせず、視界は暗いままになってしまうこともあるのです。 pic.twitter.com/pP5gxIvMY3
勿論、暗くても「看板」の顔さえ見られたら気にならない人も中にはいますが、表情も綺麗に見たい場合は倍率よりも明るさを優先するのは選び方として間違っていません。そして、双眼鏡の明るさは双眼鏡のスペックによって大きく変わります。
総選挙ガイドブックを買いにTSUTAYAへ行ったら、6倍×30口径という完璧なひとみ径の双眼鏡が売っていたので、つい買ってきてしまった。(ガイドブックは買ってない)
— うっぢー🍚ご飯をたべる (@un_ya_ma) May 17, 2018
ただ、接眼レンズがガタガタだった。1800円もしたのに… pic.twitter.com/UXbDlP99Km
双眼鏡の明るさを表す数値は複雑な計算式によって決まりますが、それは省略して、今回は選び方の目安となる数字を解説します。コンサートで双眼鏡を使う時に必要な明るさは25以上と言われており、それを満たすスペックの双眼鏡はひとみ径(接眼レンズを離して見た時に見える白い円)が最大クラスである5ミリから7ミリの双眼鏡を選べば間違いありません。
開場への持ち込みは便利か
関東エリアの皆さま、ドラマ「声ガール!」第6話をご覧いただきありがとうございました❗️いかがでしたか❓
— 『声ガール!』【公式】 (@abc_koegirl) May 12, 2018
第7話は関東は5月19日土曜26:30〜✨ ついに #戸松遥 さんのコンサートに😘#声ガール#超早いニチアサタイム#あさ8時30分からはハグプリ#関西第6話は今夜11時35分から pic.twitter.com/8OUdAFpgW6
実際に持つと双眼鏡は思った以上に重く、コンサートやスポーツの試合など長時間持っていると疲れてしまいます。大半の高スペックの双眼鏡は口径が大きく重い双眼鏡は持ち運びに適しているとは言えないため、軽くて持ち運びのしやすい双眼鏡の方がコンサートに持ち込む場合は有効です。
ここでライブ参戦にオススメの双眼鏡をまとめたページをご紹介。選び方のポイントも書いてあるのでマイ双眼鏡を検討する際は参考にしてみてください。中の人的オススメは倍率はほどほどでレンズが大きい視界が明るく高コントラストな双眼鏡です!#ライブ #コンサート #双眼鏡https://t.co/hW8wjqidap pic.twitter.com/j0gCTOE3Gw
— ビクセン オンラインストア (@VixenMarketing) July 17, 2018
具体的にコンサート向きの双眼鏡ですが、持ち運びという天から点から軽い双眼鏡の方が適しているのは間違いありませんが、軽いと口径も小さくなるため鮮明さはその分失われてしまいます。それでも肉眼よりははっきり見えるのも事実ですが、自分に合った倍率は自分の目で確かめるしかありません。
双眼鏡との相性を自分の目で確かめる

双眼鏡に限らず自分が使うアイテムの選び方として全てに該当する事ですが、一番信頼出来るのは自分自身の目で確かめる事です。倍率や見え方といった情報はあくまで情報であり、自分で確かめる以上の確実性はありません。

販売店では気になるモデルのスペックをチェック出来るのは勿論、実際に双眼鏡を使って見る事も出来るため、その場で買うかはさておき双眼鏡が自分に合っているか確認出来るチャンスです。ネットで取り寄せるのも悪くありませんが、店頭で実物を見てから選んだ方がより確実です。
天体観測で双眼鏡を使うためのポイント
絶えず動き回る対象を追うコンサートやスポーツ観戦と違って、天体観測は対象が星になるため常に双眼鏡を動かす必要はありません。また、双眼鏡を使う場所も自然が舞台となるので重くてスペックの高い双眼鏡を持ち込んでも三脚で固定する事が出来ます。

コンサートで使う双眼鏡は場所とスペースの関係もあって持ち込める双眼鏡の大きさに制限がありますが、天体観測では三脚での固定が前提となるのでサイズを気にする事なく持ち込めます。「看板」を追うため常に手も動くコンサートと違って天体観測は固定された双眼鏡から落ち着いて星を見られるため口径と倍率の高い双眼鏡の力を存分に発揮する事が出来ます。

また、天体観測はコンサート開場以上に暗い夜空で行うため、双眼鏡から星を見るためには明るさの数値が高い双眼鏡を選んだ方が綺麗に見えます。なので、数値が明るさは49に近い方がおすすめです。そして、屋外で行う天体観測は急な雨に降られる可能性もあるので傘に雨合羽といった雨対策は勿論、防水加工された双眼鏡を選ぶのも選び方の一つです。
眼鏡を通した双眼鏡の見え方と選び方
眼鏡を掛けたユーザーにとって気になるのは、眼鏡を掛けた状態での双眼鏡の見え方と選び方です。眼鏡を掛けたユーザーの選び方として重要になるのは「アイレリーフ」です。アイレリーフとは接眼レンズの最終面の外側から、ひとみ径が出来るポイント(アイポイント)までの距離の事を示し、このポイントから双眼鏡を覗くと眼鏡を掛けていても広い範囲を見る事が出来ます。

眼鏡を掛けたまま双眼鏡を見ようとすると目と接眼レンズの間が出来るので双眼鏡を使うためには長いアイレリーフが必要となります。個人差があるので正解はありませんが、選び方の目安として眼鏡を掛けたユーザーに適した基準は14ミリと言われています。勿論、裸眼視力がいいユーザーでもアイレリーフの違いで見え方が大きく変わるので、実物を使って自分に適した距離を把握しましょう。
コンサートや天体観測で使える双眼鏡ランキング
双眼鏡ランキング10位:ZR10×50WP
10倍という高倍率を誇る『ZR10×50WP』は、防水加工に三脚対応と屋外での使用に向いた双眼鏡として人気のモデルです。また、アイレリーフが18ミリと深く設定してあるため、眼鏡を掛けたユーザーでも使いやすいのが嬉しいポイントです。
見掛け視界も65度と広いため、自然の景色を。心から楽しめます。また、前述の通り防水仕様にしているため野外での使用中での急な雨といったアクシデントにも対応出来ます。天体観測は勿論、野外コンサートでも活躍してくれる双眼鏡です。
双眼鏡ランキング9位:アキュロンT01
折り畳み式である上に重さも僅か195グラムと軽く、持ち運びに最適なサイズの『アキュロンT01』は、海や山、そして天体観測といった屋外で大活躍してくれる双眼鏡です。軽い利点は持ち運びに便利なのは勿論、双眼鏡を持ってステージを見続けるコンサートやスポーツの試合でも疲れないため非常に便利です。
携帯性、スペック、値段とユーザーの求める要素が三拍子揃っており、廉価で高スペックという点からユーザーに幅広く支持されています。特に、これから双眼鏡を使いたいという初心者に打って付けの入門用として最適のモデルです。
双眼鏡ランキング8位:タンクローR
210グラムの軽さを誇る『タンクローR』は、持ち運びは勿論、視界の明るさと広い視野があるためコンサートや天体観測で力を発揮する双眼鏡です。
また、こちらの『タンクローR』には倍率が8倍と10倍の2タイプがあります。倍率が高いから10倍の方が見やすいと思うかもしれませんが、アイレリーフやひとみ径に違いがあり、アイレリーフは8倍が13ミリ、10倍が9.5ミリと差があります。眼鏡を掛けたユーザーの場合はアイレリーフの違いで見え方に大きな差が出るので、8倍を選んだ方が見やすいです。
双眼鏡ランキング7位: MONARCH7
『MONARCH7』は高級双眼鏡として値が張るものの、それに見合ったスペックを持つ双眼鏡です。まず実視界が広く、広い視野が確保出来ます。双眼鏡の見え方としても色の滲み(色収差)を抑えるEDレンズを採用しているため鮮明に対象が見えます。更に、レンズには傷防止のための特殊コーティングがされているため傷に強いというのも嬉しいポイントです。
また『MONARCH7』も8倍と10倍の2タイプが発売されていますが、どちらのタイプもアイレリーフ16ミリ以上と長いため眼鏡を掛けたユーザーは特に使いやすいモデルです。更に、防水加工もしてあるため屋外でも安心して使えます。
双眼鏡ランキング6位:SG6.5×32WP
販売メーカーのVixen自ら『星を観るためだけに作られた双眼鏡』と謳っているように、天体観測好きのユーザーに最適の双眼鏡が『SG6.5×32WP』です。同社の双眼鏡として発売されていた『SG2.1×42』の後継機として開発され、ユーザーからの「もうちょっと倍率のある星空用双眼鏡もほしい」という要望に応えるべく更にパワーアップした双眼鏡となりました。
「星空をより手軽に、より美しく見る」という看板に偽りはなく、星を綺麗に見るためにEDレンズを採用するとともに、プリズムには高精度BK7が使われています。双眼鏡で天体観測を行う時は三脚で固定する場合が多いですが『SG6.5×32WP』は手ブレが起きにくいように作ってあるので、長時間の天体観測でも疲れる事なく使えます。
双眼鏡ランキング5位:ActionEX
野外で双眼鏡を使う時は防水加工が必須ですが、防水機能付きの双眼鏡で特におすすめなのが『ActionEX』です。本体に窒素ガスが入っており、双眼鏡内部を密閉する事によって内部の結露、及び水による腐食を防いでくれます。(勿論、故意に水中に落とすなど本来の用途とは掛け離れた使い方をしてはいけません)
勿論双眼鏡としてのスペックも一級品であり、7倍から12倍まで幅広い倍率の機種があるため自分に合った倍率を選べます。更に、16ミリ以上の広いアイレリーフに加え視界も広いため幅広い場面で活躍してくれます。屋外で行う天体観測は勿論、雨の可能性があるスポーツ観戦でもおすすめの双眼鏡です。
双眼鏡ランキング4位:コールマンH8×25
重さ約300グラムと軽く、携帯性に優れている『コールマンH8×25』は主に野外で活躍する双眼鏡です。双眼鏡本体も12センチと小さいため、ストラップを着けて首から下げて持ち歩けるので大変便利です。例えば、サッカーの試合で贔屓チームを応援しながら、重要な場面になると双眼鏡を使ってピッチを見るといった事も可能です。
また、アルミ製のボディは頑丈性も折り紙付きなので強度面でも安心です。勿論、屋外での使用中に落とさないよう気を付ける必要がありますが、万が一落としても簡単には壊れないのもユーザーには嬉しいポイントです。
双眼鏡ランキング3位:RCIIWP
持ち運びに便利な小型の双眼鏡はたくさんありますが『RCIIWP』は持ち運びの手軽さに加え、カラーバリエーションも豊富な双眼鏡です。双眼鏡といえば黒で地味なイメージを持ちがちですが『RCIIWP』はカラーバリエーションが4パターンあるためビジュアル面でも楽しめます。
気になるスペックですが、アイレリーフは8倍で11.5ミリ、10倍で9.5ミリとやや短いので、眼鏡を掛けたユーザーは実際に一度使って眼鏡と合っているか試す事をおすすめします。また、僅か215グラムという軽い本体の中に窒素ガスを入れた防水加工を施しており、釣りや川遊びなどのアウトドアレジャーでも活躍してくれます。
双眼鏡ランキング2位:EXWPI
『EXWPI』は2008年の発売から10年経ってもユーザーから愛され続けている、正に「名作」と呼ぶべき双眼鏡です。10倍という高倍率である一方でアイレリーフが14ミリあるため眼鏡を掛けたままでも快適に使えます。
また、屋外での使用を前提に作ってあるため防水加工は勿論、レンズにはUVカットレンズが採用してあります。なので、目に優しく雨でも安心して使えます。更に、クリアな視界を確保するためレンズとプリズムにマルチコーティングを施しているため広く、鮮明な視界で見えるのでコンサートやスポーツ観戦に最適です。
双眼鏡ランキング1位:アリーナスポーツM8×25
スポーツ観戦に向けて作れらた『アリーナスポーツM8×25』は、メーカーが謳うようにナイトゲームで強みを発揮する双眼鏡です。290グラムという軽さは勿論、レンズのコーティングに使われているオーロラコートが照明の光によるゴーストや散乱光を軽減してくれます。なので、選手のプレーや姿がより鮮明に見えます。
勿論、ナイトゲームに留まらず同じような環境で行われるコンサート(ライブ)でも効果を発揮するので、ステージを走り回るアーティストを肉眼で見る以上に綺麗に見る事が出来ます。幅広いフィールドで活躍してくれるので、スポーツ観戦やコンサート通いが趣味のユーザーには特におすすめです。
双眼鏡でイベントを楽しもう!
今回はコンサートや天体観測で活躍する双眼鏡をランキング形式でご紹介しました。価格の幅からスペックまで幅が広く、モデルと用途によって見え方が大きく変わりますが、より鮮明に見えるようになるため、イベントが更に楽しめるようになります。

勿論、コンサート。天体観測、スポーツ観戦と今回挙げた例に限らず、登山で景色を楽しむ事やバードウォッチングといった趣味でも双眼鏡は活躍してくれます。自分に合ったお気に入りの双眼鏡と出会って、イベントを更に楽しみましょう!