ゴキブリにハッカ油?害虫対策でアロマの活用方法と注意点!
暖かくなってくると姿を良く見るゴキブリ、対策はどうしていますか?殺虫剤を使っているという人が多いのではないでしょうか。実はゴキブリにハッカ油が効くんです。そこで今回はゴキブリ対策に効果のあるハッカ油の使い方についてご紹介します。
目次
ゴキブリはハッカ油で早期対策を!
梅雨開け頃から本格的に活動を始める黒い悪魔、ゴキブリ。男性でもその姿を見て逃げ出す人がいるほど、人はゴキブリに対して嫌悪感や恐怖心を持っています。集合住宅などではどれだけ注意し対策をしていても、隣や上下の家で発生すると配管や部屋の隙間から侵入してきます。
ばあちゃん
— 安パラ)^o^( (@sket0816) October 6, 2017
VS
ゴキブリ
結果 pic.twitter.com/TulJBOZ5oU
また、エアコンの室外機から侵入したりといつ自宅に侵入されるかわかりません。出来ることならその姿を見たくくないですよね。それなら先手を打ちましょう。ゴキブリの侵入経路となりそうな所にゴキブリの苦手な香りのアロマオイルや、ゴキブリに効く殺虫剤をまいたりして侵入対策をするのがベストです。

【ゴキブリ対策】ハッカ油はゴキブリに効く?
市販のゴキブリ用の強力な殺虫剤を撒いておくというのも手ですが、ペットがいたり赤ちゃんや小さいお子さんのいる家庭ではなかなか使うことが出来ません。そこでおすすめしたいのが「ハッカ油」です。ハッカ油はハッカの茎や葉から抽出された天然の油でドラッグストアや雑貨屋さんで購入でき、ゴキブリに効くんです。
市販の殺虫剤のように人体やペットに有害な物質を含んでいないため、安心して使うことができます。ゴキブリはハッカの他、ハーブのラベンダー、ペパーミント、ティトゥリーなどの香りが苦手なので、ハッカが苦手な人はアロマオイルを使っても良いでしょう。
ゴキブリが苦手な匂いは他にもある!
ゴキブリが苦手な匂い、実はたくさんあるんです。ラベンダー、ペパーミント、ティトゥリー、ヒバ、柑橘系の香りクローブなどのスパイス系の香りがゴキブリの苦手な匂いです。アロマオイルの販売されている物なら、ハッカ油の代わりに使用することもできますので、自分の好きな香りのオイルでゴキブリ対策用のスプレーを作ると良いでしょう。
しかしゴキブリに効くアロマオイルは成分が100%の天然の物でないと効果がありません。ダイソーなどの100円ショップで販売しているような安いアロマオイルだと不純物が入っていることが多いので、購入の際には100%のものかどうか注意してください。安いものほど不純物が多く入っているようです。
猫を飼っている家は注意!
人体やペットにも害がないと言われているハッカ油やアロマオイルですが、実は猫に関してはそうでもないんです。ハッカ油やアロマオイルといった「精油」には、猫の体が分解することのできない「脂溶性化学物質」というものが含まれています。
万が一猫がハッカ油やアロマオイルを舐めて体内に入れてしまったら、肝機能障害を引き起こす可能性が高いと言われており、最悪の場合は死んでしまうこともあるんです。そのためスプレーをするときやトラップを置く場所は極力猫が触れない場所を選ぶ必要があります。
ハッカ油ダメかあ。。。香りすきなんだけれどな。。。猫飼いさんはもちろん、小鳥や小動物もだめだよーーー pic.twitter.com/0U2UPmpAp0
— まるで🐾10/18 クアトロ♪♪♪♪ (@TKK216) June 5, 2016
【ゴキブリ対策】ハッカ油には殺虫効果はない
ハッカ油がゴキブリに効くというと殺虫効果があると思う人が多いようです。しかし、実際にはゴキブリはハッカ油やミント、ラベンダーなどといったアロマオイルの匂いが嫌いなだけです。嫌いな匂いがする場所には近づかないため家への侵入を防ぐことができるという点で効くといわれています。「忌避効果」なだけで「殺虫効果」はないことを覚えておきましょう。
【ゴキブリ対策】ハッカ油スプレーの材料と作り方
ゴキブリ対策でハッカ油やアロマオイルを使うにはまずスプレーを作りましょう。ハッカ油スプレーの材料はドラッグストアで購入可能で、作り方はとっても簡単です。スプレーするだけでなく、拭き掃除に使うことも出来ます。
【雑貨】★朝日新聞で紹介されました★猛暑もスキッと爽やかにリフレッシュ~ 北海道北見産『ハッカ油スプレー』虫よけやキッチンの生ゴミの臭い防止にも大活躍!!(ё) pic.twitter.com/hL5KVwt3c6
— 有隣堂たまプラーザテラス店 (@yurindo_tamapul) August 10, 2017
ゴキブリ対策用ハッカ油スプレーの材料
ゴキブリ対策用のハッカ油スプレーに必要な材料は精製水、無水エタノールとハッカ油です(ミントやラベンダー。ティトゥリーなどのアロマオイルでも代用可能)。精製水、無水エタノール、ハッカ油はドラッグストアで購入できます。ハッカ油スプレーを入れる容器も必要ですが、注意したいのがボトルの素材です。
ハッカ油スプレーに含まれる成分には、PS(ポリスチレン)を溶かしてしまうものが含まれています。そのためハッカ油スプレーを保存する容器は、出来ることならガラスかPP(ポリプロピレン)制のものを選びましょう。
浄水器の水は傷みやすい!
ゴキブリ対策用に作るハッカ油スプレーの材料に精製水を使います。精製水の代用として水道水を使用するのも可能ですが、出来上がった時に白く濁ってしまうことが多いようです。また精製水に比べて傷みも早くなる傾向にあります。さらに浄水器の水で作った場合は水道水よりも痛みが早いため、なるべく精製水を使用しましょう。
ゴキブリ対策用ハッカ油スプレーの作り方
ゴキブリに効くハッカ油スプレーの作り方は精製水90ml、無水エタノールを10ml、ハッカ油(またはアロマオイル)を5~10滴混ぜるだけです。全ての材料を混ぜて、保存用のボトルに入れるだけでハッカ油スプレーの完成です。
[自作ハッカ油スプレー]100mlを三本作ったなぅ。材料費は合計1,000円チョイ。まだ二本作れるバッファ残に感謝。経済的で必要なとき必要なだけ作れるのがイイっすね。密かにリコメンド^^。http://t.co/aDgdk376wF pic.twitter.com/ziW2arGZF1
— KeikoHori (@HolyKeiko) June 25, 2014
【ゴキブリ対策】ハッカ油スプレーの使い方
ゴキブリ対策用のハッカ油スプレーは、まずゴキブリを見かけた場所や出入りしそうな場所、隠れそうな場所に直接吹き付けます。スプレーしたときのべたつきが気になるようでしたら、ハッカ油をキッチンペーパーなどに吹き付けて、拭くと良いでしょう。
体に吹き付ける時はパッチテストを!
ゴキブリ対策用のハッカ油スプレーは人体に吹き付けて使うこともできます。お風呂上りや暑い時などはハッカの成分でスーッと爽快感を味わうことができるんです。しかし、エタノールなどを使っているため、アレルギーがでないか、体に使う前に一度パッチテストを行いましょう。
今日、学校でパッチテストやったら
— 🍑ぴーちがーる (@__KENTO_SO) October 11, 2017
手が真っ赤になった…(笑)
私、お酒すごく弱いみたいです😂
お酒弱いところから強くなる方法ってあるのかな??(笑)
((写真じゃ伝わらない… pic.twitter.com/IqaIVn64w5
ゴキブリ対策用ハッカ油スプレーを使う場所に注意!
ゴキブリ対策用のハッカ油スプレーを使うときに注意したいのが、吹き付ける場所の素材です。PS(ポリスチレン)素材のものはスプレーボトルと同様に、ハッカ油に含まれる成分で溶けてしまう場合があります。素材の確認ができなくて不安な場所には使わない方が良いでしょう。
エアコンに使う時はフィルターを外す!
ゴキブリの侵入経路となる可能性のあるエアコンに吹き付ける場合、ハッカ油やアロマオイルを使っているため室内に匂いが充満してしまうので、使用量には注意したいところ。エアコンのフィルターを外さないでスプレーすると故障の原因になることもあるので注意してください。
【ゴキブリ対策】ハッカ油スプレーの効果
ハッカ油スプレーは揮発性に優れているため、香りが無くなったら吹き付けるというのを習慣にしておくと、ゴキブリを見る回数が激減します。また室内の消臭効果やゴキブリ以外の害虫、例えばコバエや蚊といった虫もよく効き発生しにくくなります。
【ゴキブリ対策】ハッカ油でゴキブリ用トラップを作る!
スプレーで壁や床に吹き付けるよりトラップを置きたいという人には、ハッカ油を使ったゴキブリ用のトラップをおすすめします。ハッカ油は他の素材と組み合わせることでゴキブリ用のトラップを作ることもできるんです。ここでは3つのトラップの作り方をご紹介します。
ハッカ油と重曹のトラップの作り方
ゴキブリ用のハッカ油トラップの作り方ですが、お茶パックがある場合は小皿の上にお茶パックを乗せます。そしてお茶パックの中に重曹大さじ2を入れ、次にハッカ油(アロマオイル)を2~3滴たらします。よく混ざるように軽く揉んでお茶パックを閉じるだけです。
ハッカ油と塩のトラップの作り方
ゴキブリは何でも食べる昆虫ですが、塩だけは食べません。塩を小皿に盛ったり、お茶パックに入れてハッカ油かアロマオイルを2~3滴垂らして置いておくだけで、ゴキブリは近づかなくなります。匂いが薄くなったらハッカ油やアロマオイルを垂らすだけなので使い方も簡単です。
ハッカ油とゼラニウムのトラップの作り方
ゼラニウムには「シトロネロール」と呼ばれる成分が含まれています。この成分はハエや蚊に効く成分で、ハッカ油と混ぜることでゴキブリに対しても効くんです。ハッカの香りが苦手な人も、ゼラニウムと混ぜると香りが柔らかくなるので使いやすいでしょう。使用する時は1:1で混ぜ、塩や重曹に垂らしてトラップを作ります。
【ゴキブリ対策】ハッカ油トラップの使い方
ゴキブリ用のハッカ油トラップの基本的な使い方ですが、ゴキブリの通り道になっていそうな場所、例えばトイレや玄関、シンク下、ユニットバスの隙間、コンロ下の収納といった場所に置くだけです。ハッカの匂いが薄くなってきたらお茶パックの上からハッカ油やアロマオイルを2~3滴垂らします。
【ゴキブリ対策】ハッカ油トラップの効果
ゴキブリ用のハッカ油トラップを置くとハッカやゴキブリの苦手なハーブの香りがするため、ゴキブリが自然と家を避けるようになります。またスプレーと同様に蚊やコバエといった害虫も発生しにくくなります。
ハッカ油でゴキブリとさようなら!
今回はゴキブリに効くハッカ油の使い方や注意点についてご紹介しました。暑い夏でも涼し気な香りのするハッカ油は、人体に影響のない天然成分なので赤ちゃんのいる家庭でも使うことができます。ハッカ油スプレーやトラップを使って、ゴキブリが自宅に侵入するのを防ぎましょう!
