折り紙で折るラッキースターの折り方まとめ!膨らまないコツも!
折り紙で作る幸せを運んでくれる小さな星・ラッキースターをご存知でしょうか?立体的な星が折り紙1枚で簡単に作れるうえ、願いを込めて折ると叶うとも言われており、話題になっています。そんなラッキースターの折り方と、立体的に膨らまないときのコツをまとめました。
目次
ラッキースターとは?
海外でも話題!大人も夢中になる可愛すぎる折り紙
折り紙は、日本では誰もが知っている子供の遊びですが、海外では1枚の紙から複雑で美しい形を作り出す大人のペーパークラフト・origamiとして、根強い人気を誇ります。ラッキースターはそんな中、海外で生まれた、立体的な星を作る折り紙です。

折り紙1枚で簡単に作れるぷっくりとしたキュートなフォルムは、可愛いもの好きの女子たちのハートをたちまちつかんで、大人でも楽しめる折り紙として話題になっています。パステルカラーで作ると、砂糖菓子やマシュマロと間違えてしまいそうな愛らしさです。
台湾に旅行中の友達が帰国!見たことのない台湾文具をお土産に買ってきてくれました!
— 文具女子博|12/14-16東京で開催 (@bungujoshi) October 3, 2017
何やら細長い紙を、説明を頼りに折っていくと……可愛い星の出来上がり!幸運を招く小さな星 #ラッキースター というそうです!折り紙でも簡単に作れるらしい!これはクセになりそう〜★☆ #文具女子博 pic.twitter.com/DGbZWsk8VC
折り紙に願いを込めて作る小さな星
ラッキースターは、海外では「願いを込めて100個作ると、願いが叶う」と言われています。日本の折り紙の千羽鶴にも通じる考え方ですね。流れ星に願いを込めると叶うと言われているように、星には願いを叶える力があると信じられています。ここでは、「星に願いを」を形にした、幸せを運んでくれる小さな星・ラッキースターの折り方や、誰もがつまずく、うまく立体的に膨らまないときのコツなどをご紹介します。
ラッキースターの折り方に必要なもの
ラッキースターの折り方はとても簡単で、コツさえ掴んでしまえば折り紙のみでも作ることができます。ですが、はじめは道具を使って基本の折り方を覚えましょう。道具といっても必要なのは、折り紙を含めてたった3つ。家にある人は、新たに購入する必要はないので、今すぐ作りはじめることもできます。
①折り紙
ごく一般的な普通の折り紙でOKです。折り紙は通常、金銀も含めたいろいろな色がセットになっているので、普通の折り紙がワンセットあるだけで、カラフルなラッキースターがたくさんできますよ。
②はさみ
こちらも、きれいに仕上げたいならあった方がいいアイテムです。折り紙に折り目を付けて、手で割いてもいいのですが、どうしても折り紙の端がキザキザしてしまうので、はさみを使った方が仕上がりはきれいです。はさみの代わりに、カッターでもOKです。
③のり
のりは、コツを掴んできたら使わなくても作ることができます。ですが、はじめのうちは使っておいたほうがきれいに仕上がりますし、コツも掴みやすいです。折り紙は紙が薄いので、接着部のヨレが気にならないスティックタイプがいいでしょう。
折り紙を使ったラッキースターの折り方
ラッキースターの基本の折り方
はじめて作る人は、まずは折り紙を8等分した幅でチャレンジしてみましょう。折り紙の幅を細くするほど小さなラッキースターができますが、最初は簡単に折りやすいこの幅から慣れていくのがおすすめです。
①折り紙に折り目を付けて、はさみなどを使って8等分の短冊状に切ります。その折り紙を3本のりづけして、長くしておきます。

②折り紙の、折りはじめる端の部分を結びます。結ぶと1ヶ所、短く飛び出している部分ができるので、その端を折り込み、きれいな五角形を作ります。この五角形がベースになるので、できるだけ正五角形に近くなるように作ってください。次に、残っている紙を、この五角形に合わせて巻いていきます。五角形の端の直線に合わせて、紙が終わるまでぐるぐると巻いていってください。

③折り紙を最後まで巻いたら、端を中に挟みこむように折り込みます。折り込めるほど紙が残らなかった場合は、ひと巻戻って、ちょうどよく折り込める長さに端をカットして、折り込みます。これで、ラッキースターのベースとなる五角形ができました。

④次に、五角形の角と角のちょうど真ん中に親指の爪を当てて、中央に向かってグッと押し込んで、立体的に膨らませていきます。一気に押し込まずに、少しずつ、様子を見ながら押し込んでいきましょう。5辺すべてを押し込んで立体的にしたら、星の突き出ている部分を指でつまんで形を整えて完成です。

折り方のポイントは膨らませるとき
ラッキースターの折り方は、④の膨らませる作業が少し難しく、はじめて作る人が失敗しやすいポイントです。コツさえつかめば簡単にできるようになりますが、ぺしゃっとつぶれてしまってなかなかうまく膨らまない場合は、次にご紹介する、膨らまないときのコツを踏まえて折り方を見直してみてください。


ラッキースターがうまく膨らまないときのコツ
ラッキースターを五角形をに折るまではできたものの、膨らませるときにつぶれてしまい、うまく膨らまないという人も多いのではないでしょうか?そんなときは、膨らまない原因といくつかのコツを覚えておくことで、膨らまない失敗を防ぐことができます。折り方の参考にしてください。
ほかの立体折り紙作りたくて、ラッキースターやってみたけど全然上手くいかない.˚‧(´ฅωฅ`)·˚. pic.twitter.com/QJiUbAyeMc
— あさみん(´(ェ)`) (@asmiumiu) February 2, 2018
膨らまないときのコツ①折り紙の場合つなげて長さを出してから折る
ラッキースターがうまく膨らまない原因は、ほとんどが紙の強度にあります。折り紙の厚さの場合、親指で押し込んだ時に折り紙が押し込む強さに負けて、裏がつぶれやすくなるのです。そんなときは、折り紙を2〜3本つなげて長さを出しておいてから作りはじめると、巻いているうちにちょうどいい強度が出て、きれいに膨らませることができます。

膨らまないときのコツ②色画用紙などのやや厚みのある紙を使う
膨らまないときのもうひとつのコツは、折り紙より厚みのある色画用紙で作ることです。折り紙は紙が薄いため、数本つなげて長さを出してから折りましたが、色画用紙であれば普通に折るだけで、うまく膨らまない悩みを解消することができます。あまり紙が厚すぎてもうまく膨らまないので、適度な厚みの紙を選んでください。

膨らまないときのコツ③紙テープを使う
運動会のゴールテープなどに使われている紙テープも、ラッキースター作りにぴったりの素材です。もともと一定の幅に切ってあり長さも十分にあるため、うまく膨らませることができる強度が出るまで巻き続けることができます。また、折り紙のようにのりを使ってつなげる必要もなく、簡単にラッキースターを作りはじめることができます。カラーバリエーションも豊富です。
膨らまないときのコツ④巻いていくときはゆるめに巻く
ラッキースターの折り方の大きなポイントです。折り紙というと、折り目をきっちりつけるのがコツだと思いがちですが、ラッキースターの場合は逆で、折り目はきちんと付けず、ゆるめに巻いていくのがきれいに仕上げるコツになります。五角形に紙を巻いていくときに、爪などで折り目をきっちりつけてしまうと、きれいに膨らまない原因になるので、何度やってもきれいに膨らまないという人は、これを意識した折り方にチャレンジしてみてください。


折り紙以外で作るラッキースター
ラッキースターは、折り紙以外の紙でも作ることができます。こちらでご紹介するもの以外にも、お土産のきれいな模様の包装紙や、ショップのバッグなど、紙であればなんでもOK。好きな柄、印象のラッキースターを、簡単に作ることができます。紙の幅を変えることで、サイズ変更も自由自在です。身近にある紙で、いろいろなバリエーションを試してみてください。

メタリック紙でキラキラ星なラッキースター
ゴールド、シルバーに代表されるメタリック紙を使うと、星のイメージそのままのラッキースターを折ることができます。きらきらと輝いて、とてもキュートですね。誕生日の飾りつけや、クリスマスのオーナメントにも最適です。

夢かわキュートなホログラムラッキースター
ホログラム紙を使って作ると、こんなにファンタジックなラッキースターができあがります。パステル系でまとめれば、おとぎの国のお菓子のような雰囲気です。メタリック紙とはひと味違ったきらめきが楽しめます。

マスキングテープでカラフルラッキースター
マスキングテープでも、ラッキースターを作ることができます。マステは100均をはじめさまざまなところで売られていてリーズナブルなうえ、柄のバリエーションも豊富なので、自分好みのラッキースターを簡単に作ることができます。

マステでラッキースターを作る場合は、まずはコピー紙などでベースの五角形を作っておき、そこにマステを巻いてから膨らませます。マステは可愛い柄が多いのでつい買ってしまいますが、なかなか使い切れないもののひとつでもあります。この機会に、マステをラッキースターに応用してみてください。残っていたマステが、可愛い星に変身します。

ラッピングペーパーでおしゃれなラッキースター
英字新聞風のラッピングペーパーで作ったラッキースターはとってもおしゃれ。カゴに入れてインテリア雑貨として飾るだけで、簡単に海外のお部屋のようなムードを演出できます。

カラフル便せんで個性派ラッキースター
もちろん便せんでもラッキースターは作れます。便せんを集めていたけれど使う機会がなくて眠らせていた方は、この機会にラッキースター作りに使ってみてください。
千代紙であたたかみのあるラッキースター
千代紙で作った和柄のラッキースターは、海外では特に人気が高い折り紙です。やさしい手触りとあたたかみのある見た目が魅力で、和菓子ような可憐で上品なニュアンスに仕上がります。和の質感と洋のモチーフという組合せも新鮮です。


ラッキースターの楽しみ方
ラッキースターに願い事を書いて貯めていく
「願いを込めて100個作ると、願いが叶う」と言われている、日本の千羽鶴のようなラッキースター。叶えたい願いがある人は、七夕の短冊のように願い事を書いた紙でひとつひとつ丁寧に折りながらコツコツ貯めていくことで、願いに近づけるかもしれません。

お守りとして持ち歩く
小さなラッキースターを小瓶に詰めてお守りとして持ち歩くのもひとつの楽しみ方です。ラッキーアイテムを持っているというだけで、何かいいことが起こりそうな気持ちにしてくれるので、毎日をハッピーな気分で過ごせるようになります。
プチプラなのに高見えの瓶詰めディスプレイ
カラフルでキュートなラッキースターは、インテリア雑貨としての魅力もたっぷりです。電球型ボトルやドリンクボトル、100均にある調味料用の瓶などに詰めて並べておくだけサマになり、お部屋のセンスのいいアクセントになってくれます。

また、ラッキースターの色を変えるだけで、簡単に雰囲気を変えたり、季節感を出したりできるところもポイントです。幸せを呼び込むラッキーアイテムとしてもお部屋で活用したい折り紙です。

アーティスティックな壁かけディスプレイ
サイズも柄もさまざまなラッキースターを集めて飾れば、アーティスティックなコレクションコーナーに。おしゃれな空間づくりに一役かってくれます。上に並べられたビッグサイズのラッキースターは、幸せを呼び込むパワーも強そうですね。

幸せを呼ぶカーテン
レインボーカラーのグラデーションが華やかな、ラッキースターのカーテンです。それだけでも幸運を運んでくれそうですが、こちらは、そこにドリームキャッチャーもプラス。ラッキーアイテムの重ねづけで、効果にも期待してしまいます。

プレゼントにもおすすめ
ラッキースターは、誕生日や結婚祝い、ちょっとしたお礼などのプレゼントにもぴったりです。見た目の可愛さはもちろん、幸せを呼び込むラッキーアイテムということで、もらった人のよろこびもひとしおです。

おしゃれだからというだけでなく、何か叶えたい願い事がある人、幸せになってほしい人にも、さりげないエールを送ることができます。

ハッピーになれそうなアクセサリー
こんなラッキースターのアクセサリーを身につけていたら、毎日にハッピーを運んでくれそうです。ルックスもとても可愛く、耳元の可憐なアクセントになってくれます。
考えてみたら星の折り紙ピアスはバーンスターしか作ってなかったので、ラッキースターでも作ってみました。
— すぃーな(WILD BOAR 1's) (@shina0623holic) October 7, 2017
近々お店に持っていくので気になる方は見に行ってみて下さい。 pic.twitter.com/HFxwfYdaqF
カラフルが楽しいガーランド&モービル
ラッキースターを使ってガーランドをハンドメイドするのもおすすめです。好みの紙で作ったラッキースターと紐さえあれば簡単にできてしまうので、幸運を招くインテリア小物として、お部屋に取り入れてみてはいかがでしょう。小さな女の子のネックレスにしてもキュートです。

ガーランドを何本か作り、縦に吊るしていけば、モービルの完成です。風に揺れるラッキースターがお部屋をやさしく彩ってくれます。桃の節句や七夕、クリスマスなど、季節のイベントに合わせてカラーを変えて楽しめます。

キュートなケーキのデコレーション
ラッキースターをピックにつけて、ケーキのデコレーションとして使うアイデアもおしゃれです。これひとつあるだけで、ちょっとした特別感を演出できます。ラッキースターと爪楊枝があればできてしまう簡単さもうれしいポイントです。

ラッキースターの簡単クリスマスツリー
大きいサイズのラッキースターで壁をデコレーションして、クリスマスツリーをつくるのも楽しいアイデアです。簡単かつプチプライスで、お部屋に華やかなクリスマスムードを演出できます。これなら、ラッキースターを作るところから、子供と一緒に楽しめます。

ユニークなアレンジで子供の遊び道具に
ラッキースターに顔を描いて、子供のおもちゃをハンドメイド。同じ顔を探したり、おままごとのようにラッキースター同士でおしゃべりをさせたりと、子供たちの豊かな想像力を育んでくれます。

結婚式にラッキースターシャワー!
結婚式のライスシャワーの変わりに、ラッキースターシャワーをするのが流行しています。幸運を呼び込む星が降り注ぐ中で永遠の愛を誓い合うなんて、とてもロマンティック。友人の結婚式のサプライズにするのもステキです。

ラッキースターの限界に挑戦!
ラッキースターの楽しみ方はいろいろありますが、サイズの限界に挑戦してみるのもそのひとつです。こんなミニミニサイズのラッキースターは、金平糖のようでとても可愛らしいですね。手先が器用な人は、ぜひトライしてみてください。
ピンセットなしの限界に挑戦…折り紙でラッキースター!
— カジラ (@blockicegrgr) November 18, 2017
素材にならないかな?#ハンドメイド好きさんと繋がりたい pic.twitter.com/0b85H5uiQk

ラッキースター以外の立体折り紙
立体的なハートの折り紙「ラッキーハート」も人気!
ラッキースターと同様に人気があるのが、ハート型の立体的な折り紙「ラッキーハート」です。ハッピーハートとも言われており、ぷっくりとしたフォルムがとても可愛く、作り方もラッキースターと似ていて折り紙1枚で簡単に折れてしまいます。ラッキースターと一緒にディスプレイすれば、大きなハッピーを運んできてくれそうです。

「ペーパーローズ」は折り紙とは思えない本物感
ペーパーローズも大人が楽しめると人気の折り紙です。こちらもラッキースターと同様に、たった1枚の折り紙で作られています。ラッキースターより、折り方はやや複雑にはなりますが、折り紙とは思えない美しさは一度は挑戦してみたいクオリティです。

美しい陰影が魅力の「ペーパーリーフ」
折り紙で、葉っぱも作ることができます。折り目で葉っぱの筋の部分を表現していますが、これにより陰影もつくので、葉っぱに立体感が出て本物っぽい質感に仕上がります。ペーパーフラワーとコーディネートすると、折り紙とは思えない作品をハンドメイドすることができます。
まだ5月だけど夏休みの図書館企画の折り紙教室の準備。葉っぱはもっとたっぷり乗せたほうがいいなあ。葉っぱ、増産増産。 #折り紙作品 pic.twitter.com/i9oAKC8UfS
— Yoko (@pinceana16) May 4, 2016
ラッキースターをきっかけに注目されている大人の折り紙
いろいろな楽しみ方があるラッキースターをご紹介してきましたが、折り紙はどんどん進化していて、今では大人でも十分に楽しめるペーパークラフトのひとつになりました。ラッキースターをきっかけに、新しい魅力を手に入れた大人の折り紙にチャレンジしてみませんか?

