わがままボディの意味とは？由来や語源は？男女別の特徴と作り方！

よくネットやテレビ、雑誌などで言う”わがままボディ”という言葉をご存じですか？その意味は多岐に渡り、知っているという方同士でもその意味が違うように解釈されていることもあります。そのわがままボディの意味や由来、語源について深く掘り下げて調べてみました。また良い意味でのわがままボディを目指したいという女子向けにわがままボディの作り方もご紹介します。

わがままボディというワードは大変印象的で、初出から10年以上経っても古くならない言葉で、広く使われています。このパンチのある言葉の意味や語源を知りたい方がたくさんいらっしゃるようです。定期的に、語源や由来、コピーライターや初出を探している方を見かけます。それほど、広く男性を中心に流行したワードと言えるでしょう。

わがままボディの由来は、グラビア誌のコピーから生まれたとされています。水着や薄着の肉感的な女性の横に”●●チャンのわがままボディー炸裂”などと書かれていたわけです。主にヤングマガジン、FRYDAYなど講談社の雑誌のグラビアページで端を発して一般的になっていったと言われています。

コピーライターは不明です。その後男性向けのセクシーアイドルビデオなどでも使われるようになりました。その他の由来説は、個人のアイドルファンが応援のために2003年～2004年に横断幕に書いた言葉というものもあります。しかし1997年にもグラビア誌で見かけたという方もおり、その由来には諸説あるといっても良いでしょう。

わがままボディの語源として、有名なものが言葉遊び説です。豊満な肉体を持つ女性を豊満（ほうまん）とし、そのほうまんの別の漢字である放漫（ほうまん）から、ほうまんの意味である”わがまま”とした語源説です。とはいえ、わがままボディの由来としては後付けで出されたものであり、コピーライターも不明ということもあり信憑性は薄いと言えるでしょう。

次にわがままボディはもともと「自己中心的ボディ」というコピーの言い換えであったという説です。実際にそのコピーがつけられたグラビアが現存しています。語源となる自己中心的ボディは、どんな男性でもその女性に夢中になり、その女性は自己中心的に振る舞えるということで、自己中心的=わがままということでわがままボディとなったという説はなかなかうなずけますね。

その他には、もともとは単に、衣服に収まり切れないわがままな肉体ということで、放漫な肉体を持つ女性を指してわがままボディとしたのが語源と言われています。わがままボディがあまりに使い勝手がいいワードであり、その上コピーライターが不明ですので、みなさん思い思いの意味を語源としているようです。

本当はまだ成長せずにいたいのに、どんどん胸が大きくなってしまうという、気持ちや脳に逆らって成長するわがままな身体という意味でわがままボディとしている語源説もあります。いずれにしても男性垂涎のグラマラスな肉体をもつ女性を指す言葉として、当初は生まれたものとして間違いないようです。

なぜわがままボディという言葉が生まれたのかその語源がはっきりとしないために”わがまま”という言葉が目立ってしまい女性差別であるという方も数多くいます。好きで胸が大きいわけでも、太ももが太いわけでも、お尻に肉がついているわけでもないのに、わがままというプラスとマイナスでいえばマイナスの意味がある表現をされるのは確かに首をかしげてしまうかもしれません。

やはり”わがまま”という言葉にひっかかる方が多いのが日本語として面白いところです。SNSの男性の間で、わがままボディだけど素直な性格だと最高の女性だなという声もあがっており、女性からはブーイングが飛んでいました。

わがままボディの対義語（反対語）は何に当たるのかも定期的に話題になります。わがままの対義語だから素直ボディだったり、従順ボディだったりと考案する方が多いようです。とはいえ、ずっと話題になるにも関わらず、まったく決定もしなければ定着もしないので、相対的にわがままボディのワードの強さが実感ができますね。

肉感的なわがままボディに対義語になるのならば、痩身であるとか、華奢であるとかいうイメージが生まれてきます。そして対義語を作るならばとみなさんが考えるのが素直ボディです。よく太っている男女が、わがままボディを脱して素直ボディにならなくてはという風にも使います。面白い言い回しで、日本語の妙を感じますね。

わがままボディという言葉は男性向けのグラビアや女性アイドルのファンなどが由来とされていることをご説明しました。このように男性社会で生み出された言葉ですので、女性がわがままボディという言葉を知り、由来や意味、語源をなんとなく把握して使い始めたのは後になります。そのため、当初の意味からはズレて認識している女性も多いようです。

男性でもグラビア誌を見ない、セクシービデオを見ない層の男性は、由来や語源、本来の意味を知らずにさまざまな解釈でわがままボディというワードを使っているようです。ひとつひとつ見ていきましょう。

男性が思っているわがままボディのいい意味での解釈は、バストが大きく、ウェストが細く、ヒップもそこそこ大きい、いわゆるボンキュッボンの女性のことです。ルパン三世の峰不二子みたいな女性を連想しているようです。まさにグラビアアイドルのようなバストが大きいけれど手足は太くないというような理想の女性をわがままボディと読んでいます。

前述のとおり、このように思っている男性の多くの場合はグラビアを見ていたり、セクシービデオを見ていたり、それこそ日ごろからわがままボディの女性を見ている場合が多いようです。由来や語源、意味はグラビアアイドルから始まったという認識があるようです。

男性が男性に対してわがままボディということもあります。わがままボディの言い換えとして最近では「恵体（けいたい・恵まれた体の略と言う意味）」というワードが生まれましたが、それと同じ意味で、身長が高く、筋肉がたっぷりついた野球選手などに「わがままボディだな～」と褒めるように言う場合があります。しかし最近は「恵体」に移行しつつあるようです。

もちろんわがままボディはグラビアアイドルでわかるように、理想であり、彼女にしたいと切望する声が多く聞かれます。わがままボディの彼女は男性にとって自慢の対象らしく、2ショットをアップしている男性も多数いました。女性側の気持ちはわかりませんが、男性は幸せそうでした。

男性が考えるわがままボディの悪い意味とは、平均体重以上の男女という解釈です。そういった男女に対して、湾曲的に悪口を言う時にわがままボディだねという男性が多いようです。もともとの語源や由来を知っている場合と、本当に知らずにわがままボディとは、頭とは裏腹に脂肪がたっぷりとついてしまい、その脂肪がぶ厚い為に衣服に収めるのも大変だと解釈しているようです。

わがままボディなので、おとなしくズボンに収まってくれない、わがままボディなので、袖回りもパツパツになると言う風に他人に言ったり、時には自分自身を自虐して言ったりします。他人に対してうちの彼女はわがままボディなので重いんだよねという風に言うなど、肥満の言い換えの意味としてわがままボディを使うことが多いようです。

わがままボディという言葉が生まれて10年以上、やはりそろそろ平均体重以上の男女を揶揄する言葉としての意味も持ち始めてきました。太っていることを指摘する言葉は多く、ぽちゃやマシュマロ系女子などがありますが、わがままボディもそれらと同じように使われ始めているようです。

女性が考えるわがままボディのいい意味は、やっぱりグラマラスで肉感的な女性のことです。海外のドレスが似合うセレブや、国内のグラビアアイドルを想像しているようです。女性から見ると、国内のグラビアアイドルはヒップがわがままボディというには値しないことが多いと考える方が多いようです。

やせ型で、バストやヒップに肉がついていない女性は、わがままボディへの憧れが強いという方もいるようです。わがままボディには元気いっぱいで自分に自信がある、活動的な女性というポジティブな意味を見出す方もおり、目指している女性も多少なりとも存在します。

また、女性が考えるわがままボディは、小柄ではないというイメージがあるようです。ある程度高身長かつ、胸が大きく、ウェストが締まって、お尻が大きな女性がわがままボディ像のようです。こちらは身長は低くてもめりはりがあれば良いとする男性が考えるわがままボディの意味とは食い違いがあるようですね。

女性が考えるわがままボディの悪い意味とは、制御不能の太った体です。自分の意志とは裏腹に食べ物を食べたり運動しなかったりして、まさに体自身が意志を持つようにわがままに脂肪を蓄えてしまったような意味だと考える女性が多くいます。そのためわがままボディになりたいですか？という質問で7割弱の女性がなりたくないと答えたアンケートも存在します。

わがままボディすぎて、ジーンズが入らないなどという自虐ツイートをする女性も多く、わがままボディはダイエットしなくてはいけない肉体であるという意味で使っているのをSNSでも多くみられます。

わがままボディの意味を、わがままに暮らしてきたことで出来上がったボディだと解釈している女性は驚くほど多いです。SNS上でも、わがままボディってグラマラスっていう意味なの？という声が多数あります。やはりグラビア誌などで、もともとの意味を把握しておらず、わがままボディと言葉だけ見聞きしてもこういったイメージに伝わってしまいますよね。仕方がないでしょう。

わがままボディという言葉は便利で、自分の思い通りにならない体を総称して使うこともあります。お酒に酔いやすいわがままボディ、発疹がすぐ出てしまうわがままボディ、冷たいものですぐお腹が壊れるわがままボディなど、使い方は無尽蔵ですが、みなさんやはりマイナスの意味で使われています。

多くの女性は本当にわがままボディという言葉の意味を把握しておらず、2012年にわがままボディを自称し、さらには公式ブログのタイトルにも使っていたわがままボディの代名詞的な存在であるアイドル吉川友も、わがままボディのことを「不摂生な生活によるだらしない身体」という意味だと長らく思っていたのは有名な話です。

わがままボディの条件として1番重要視されるのがバストの大きさです。胸の大きさが足りない人はバストアップをはかりましょう。とはいえ努力しても無理な大きさ、努力するのがイヤという方にはこういったシリコンパットを使う事によりバストアップができます。とはいえ脱ぐとバストアップドーピングがバレますのでくれぐれもご注意ください。

詰め物（シリコンパッドなど）でわがままボディを作り上げている方もちらほらいます。アセモやズレに気を付けて、わがままボディをメイクしてみるのも良いですね。

バストアップにはサプリメントも効果があるといわれています。サプリメントの働きによって女性ホルモンの分泌をうながしてバストアップをはかる仕組みです。バストアップをはかるには、ストレスや睡眠不足もよくないという説がありますのでそちらも合わせて気を付けましょう。

バストアップサプリは、種類豊富で体質によっては効かないということももちろんあります。効かない場合は、主成分が異なるものをいくつか試してみてくださいね。

すでにそこそこ胸は大きいけれど、なんだか垂れているという方は大胸筋を鍛えてバストアップをはかりましょう。大胸筋を鍛えてバストアップをはかるには負荷をかける必要がありますので、ジムで相談してバストアップセットをこなすか、ご家庭で器具を使って鍛えていきましょう。

わがままボディを作るには、ぷりっとしたバストやヒップのための筋肉や、肉感的な体をメイクする多少の脂肪も必要になります。筋肉をつけようとすれば脂肪が落ち、脂肪をつければ運動をするのがつらくなって筋肉量が落ちとなかなかバランスを取るのが大変です。わがままボディメイクは、できればジムなどの専門のトレーナーに相談しながら行うのが良いでしょう。

バストアップをはかるには女性ホルモンの分泌を促すことが重要だといわれています。バストアップが期待できる大豆製品を摂取して、バストアップを狙いましょう。豆乳や納豆で摂るだけでは足りないという方にはさまざまな食品に混ぜて使えるおからパウダーが便利です。ただし、大豆製品の摂り過ぎには諸説ありますが、マイナス面もあるようなのでやりすぎには気を付けましょう。

わがままボディには意味がたくさんありますので、たとえばなんとなく他人に対してわがままボディだねと褒めても、相手は太っているという意味にとり、揶揄されたと気分を悪くすることもままあります。恋人同士などでしたら、すぐに訂正もできますが、そういう関係ではない場合は関係も悪化してしまいそうなので気を付けたいですね。

さまざまな意味を持つわがままボディというワードですが、バストが大きな女性になりたくてわがままボディに憧れる女性も多少なりともいるでしょう。そういった方にはぜひバストアップをはかり、ヒップアップし、素敵なわがままボディを手に入れてほしいですね。