服装指数とは何?天気予報で分かる気温に合ったコーディネイトを解説

その日着るべき服装がわかる服装指数はご存知ですか?天気予報のように毎日発表されており、10や50といった数字でその日に適した服装を表しています。服装指数の数字はどのような見方をすれば良いのでしょうか?今回は服装指数についてご紹介します。

目次

  1. 服装指数とは?
  2. まだまだ寒い・服装指数0から30の時は?
  3. 服の幅が広がる・服装指数40から50の時は?
  4. 気温が徐々に上昇・服装指数60から70の時は?
  5. 夏物大活躍・服装指数80から90の時は?
  6. シャツ1枚でも暑い・服装指数100の時は?

服装指数とは?

日本には天候の指数がたくさんある

yoshikokuseさんの投稿
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ニュースやワイドショーの天気予報などでその日や今後の天気をチェックすることはよくあると思いますが、その中で洗濯指数や熱中症指数などさまざまな指数を目にしたことはありませんか?指数とはある物事などの基準とな数字のことです。そのため指数の見方を知ると、例えば熱中症指数であればどれくらいなりやすいのかがその日の天気予報や気温に合わせてわかります。

洗濯指数であれば今日は洗濯物が乾くのかどうかといったことが、ある程度わかるということです。指数の見方ですが50や100といった数字で表されるものもあれば、厳重警戒、やや強いなど言葉で表されるものもあります。ちなみに洗濯指数は数字になっており、見方としては100に近づくほど洗濯物が外で乾きやすいということを意味しています。

服装指数の見方は?

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では服装指数とはどのようなものでしょうか?服装指数とはその日の気温や天気予報に合わせて、どのような服装が適しているのかを表したものです。見方としては服装指数は大きく分けて5段階あり、0から30、40から50、60から70、80から90そして100となります。数字が大きくなると服装は薄着になっていきます。そのため天気予報で気温が上がると服装指数も上がります。

服装の目安としては服装指数30以下で冬物の登場です。気温も低い季節になると指数は下がります。逆に気温が上がって暑い季節になり服装指数が80を超えてくると半袖の服でも十分に過ごすことができます。数値の真ん中である50は長袖もの、薄手の羽織りものなどが活躍する春や秋の際によく見ることができます。これが服装指数の見方です。

まだまだ寒い・服装指数0から30の時は?

服装指数0はとても寒いので厚着で

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では順を追って服装指数の見方をみていきましょう。まずは0から30の服装指数の場合です。日本気象協会のホームページでは紫色でダウンジャケットのようなイラストで服装が描かれています。服装指数0ともなると気温で考えても10度以下、天気予報が晴れで日向であっても肌寒さを感じるほどと考えましょう。そのため防寒対策は必須です。

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服装指数0の場合はダウンコートなど厚手の上着を着るようにしましょう。ダウンコートにもさまざま種類がありますが、上半身だけのものだとこの頃の気温では下半身がとても冷えてしまうので、おしりなどもすっぽりを覆うことができるようなロング丈のコートをおすすめします。暖かなコートの下に着るものはハイネックなど首元が覆えるものがおすすめです。

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大判のマフラーやストールなどを首元に巻くのもおすすめです。外気に触れる部分を少しでも少なくすることで暖かくできます。雪など降る気温の低い地域であれば靴をムートンブーツにしたり、ボトムスをダウンにしたりするのもおすすめです。ダウンパンツといえば、男性の作業着のようなイメージですが、最近ではレディース用も発売されているのでチェックしてみてください。

服装指数10なら手足を暖かく

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服装指数10と0から少し上がっても、まだまだ寒く感じる気温です。特に女性に多いですが、手足などの末端は冷えやすく手袋やマフラーでしっかりと防寒することをおすすめします。気温が低い野外であってもスマートフォンを使うことは多くあります。そんなときに活躍するのがスマートフォン対応の手袋です。一般的には5本の指のうち人差し指や、中指が対応しています。

最近では手袋の種類も増えており、100円ショップや300円ショップなどでも販売されていることがあります。とてもリーズナブルに購入できるのでおすすめです。またいつも同じ巻き方になりマンネリ化しがちなマフラーも巻き方を変えれば、アレンジが可能です。同じものであっても雰囲気が変わるので天気予報や服装指数で気温が低そうなときにはぜひマフラーも活用してください。

服装指数20はまだまだ防寒対策

服装指数20でもまだまだ寒く感じます。厚手のコートにマフラー、手袋といった防寒アイテムをたくさん身につけているとどうしても着膨れしてしまいますが、そんなときにおすすめなのが薄手でも暖かさを感じさせてくれる便利なインナーです。有名どころはユニクロが販売しているヒートテックです。最近ではヒートテックも3種類販売されており、暖かさが段階になっています。

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中でも一番暖かいのは超極暖ヒートテックと呼ばれる商品で、厚手の生地に加えて裏起毛というかなり暖かさを感じる作りになっています。それでいて速乾性があり、あまり着膨れもしないというのも特徴で、服装指数が低い季節には活躍すること間違いなしのアイテムです。寒い季節にはこうした便利な防寒アイテムを使って、コーデの幅も広げていきましょう。

服装指数30でもまだコートは必要

服装指数が30でもまだコートは手放せない気候のことが多いです。しっかり着込んだ上にコートを羽織っていけば安心です。外は寒くてもデパートなどの商業施設では暖房がしっかりと効いています。温度調節ができるように1枚脱ぐことができるような羽織りものを着ていくと、とても重宝します。またこの時期でもブーツは役に立ちます。

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ミニ丈のボトムスを着るのであればデニール数が多いタイツや、さらに上からレッグウォーマーなどを重ねばきすると足を暖かくすることができます。また服装指数30になったら、冬になったのだという見方をしましょう。特に夕方から夜にかけては大きく気温が下がるのでカイロなどを準備しておくのがおすすめです。服装をよく考えて風邪を引かないようにしましょう。

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服の幅が広がる・服装指数40から50の時は?

コートなしでも過ごせる?服装指数40

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服装指数が40にまであがってくると分厚い羽織りものが必要ないことが多くなります。しかし天気予報などでは朝と夜はまだまだ冷え込むため肌寒く感じることがある、とよく言われる時期です。そのため薄手のコートやカーディガンといった羽織りものが活躍します。日中は暖かく、朝と晩は冷えるという寒暖差があることも多いので脱ぎ着して調整できるようにしましょう。

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日中だけ外に出るなど暖かい時間だけとわかっているのであれば、セーターなど暖かなトップスにシャツなどを重ね着するのもおすすめです。後ほどご紹介しますが、この服装指数が40と50の時が重ね着などのコーデが一番楽しめる時期です。色合わせやアイテム合わせといったコーデを存分に楽しみましょう。

服装指数50で冬物の出番

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服装指数50でも朝晩が冷えることは変わりありません。しかしこの50より服装指数が上がってくると日中の寒さがほとんどなくなります。そのためこの服装指数50というのは冬物を取り入れはじめる時期という見方もすることができます。例えば毛物のアイテムなどをコーデの中で1点投入してみましょう。もこもことした帽子やふわふわとしたバッグなどぴったりです。

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ファーやボアのついた靴を取り入れるのもおしゃれです。おしゃれは足元からという言葉もあるくらい、コーデにおいては靴やボトムスといった足元はとても重要な部分です。少し冬を感じさせるようなアイテムで先取りファッションを楽しみましょう。ただ、この服装指数40や50の時は気温がころころと変わる時期でもあり、昨日は寒かったけど今日は暖かいということもよくあります。

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そのため天気予報などでも天気や気温をチェックしておくことが大切です。服装指数がこまめにチェックできれば良いですが、なかなかそのような時間もなく面倒という方は朝にしっかりと服装指数だけでなく1日の気温がチェックできる天気予報も見ておくのがおすすめです。

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気温が徐々に上昇・服装指数60から70の時は?

服装指数60なら念のための上着を

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服装指数が50からさらに10上がって60になると日中はずいぶんと暖かくなってきます。60から70になると服装指数のイラストはグリーンカラーで、長袖のものになります。見方としては朝晩の若干の肌寒さは残るものの、日中は上着が必要ない暖かさになります。先ほどの40から50の時と同じくストールや、薄手の羽織りもので服装の温度調節が必要です。

羽織りものをわざわざ持ち歩くのが面倒だというときには、コーデの中に薄手の羽織りものを取り入れてみましょう。一番人気のスタイルは腰巻スタイルです。寒い時などに使えるように羽織りものを最初から腰に巻いておくのもおすすめです。特に女性の中ではシャツなどを巻くことで腰が隠れるため、体型カバーにもつながると人気です。また肩からかけるスタイルもあります。

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前から見ると一見ストールのようにも見えますが、薄手のカーディガンをこのようにしてかけるスタイルもできます。こうしてコーデの中に羽織りを取り入れてしまえば、わざわざカバンの中などにいれて持ち運ぶこともなく手間が省けます。天気予報などもチェックして、朝晩は気温が低そうであれば念のため羽織りものを1枚プラスしておきましょう。

服装指数70なら昼間は長袖1枚でOK

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さらに10あがって服装指数70になると、日中は長袖1枚で十分過ごせるようになります。トップスは長袖1枚、ボトムスはクロップドパンツなどシンプルなコーデもできるような気候です。またこの時期であれば、中に合わせるものにもよりますが、ロング丈のオーバーオールなど全身を覆うようなコーデも、まださほど暑さを感じることなく楽しめます。

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そしてこの時期は長袖を選ぶか、半袖を選ぶか一番迷うところでもあります。日中は特に汗をかくことも多くなってくるので、インナーを着るのであれば通気性の良いもの、そして速乾性のあるものを選ぶのがおすすめです。汗をかいたままだと風邪を引いてしまうので気をつけましょう。

夏物大活躍・服装指数80から90の時は?

服装指数80は半袖の出番

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服装指数が80から90になるとまたイラストが変わります。色はイエロー、イラストはTシャツになります。だんだんと気温があがり、羽織りものはもちろんのこと長袖もいらない気温になります。しかし半袖といってもまだポロシャツほどの厚さのトップスは着ることができます。ポロシャツといえば男性アイテムのイメージかもしれませんが、女性も十分着こなせます。

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あまりぴっちりとしたポロシャツというのは見かけないので、トップスとして着るとゆるいシルエットになります。そのためゆるピタコーデで、ボトムスはぴったりとしたものを合わせるとバランスが取りやすいです。先ほどもご紹介したクロップドパンツやデニムなどを合わせてみましょう。またミニ丈のスカートやパンツを合わせて思い切り足を出してみるもの可愛いです。

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女性にぴったりのポロシャツワンピースもおすすめです。適度に抜け感もある上に女性らしいラインも見せられるため少し暑い季節にはぴったりのアイテムです。長袖から思い切り肌見せをして、夏感を出してみましょう。しかし日焼けには注意が必要です。しっかりと日焼け止めを塗るなどして、しっかりと対策をとっておくことが大切です。

服装指数90ならTシャツ1枚でOK

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さて服装指数が90になると1日Tシャツ1枚で十分な暑さになってきます。猛暑日とまではいかずとも気温が30度をこえることもあります。こうなると服は夏物が大活躍です。Tシャツや薄手のボトムスなどを上手に活用していきましょう。肌が思いきり出せる時期なので、ペディキュアやブレスレットなどのアクセサリーなどを楽しむこともできます。

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外に出て歩いているだけでも汗がでるほどの暑さになってくるので、日傘や帽子は必須です。日焼け止めをしっかりと塗った上で、さらに肌を保護してあげましょう。サンダルが楽しめる季節でもあります。ウェッジソールやビルケンシュトックなどのおしゃれサンダルで足元も涼しげにコーデを楽しみましょう。

シャツ1枚でも暑い・服装指数100の時は?

服装指数100なら暑さに注意

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最後は服装指数100、気温がかなり高い場合です。天気予報でも気温が35度以上の猛暑日、熱中症などのワードが使われることが一般的になるくらいになります。見方ですが、ホームページで確認すると色は真っ赤、服装のイラストもタンクトップになっています。服装指数100になるとイラストの通りで、タンクトップ1枚でも暑いという文言になります。

これだけの暑さになってくるとトップスをタンクトップ、またはボトムスを少しミニ丈、もしくはスカートなど少し風通しのよい服装にするのがおすすめです。外の空気も暑いのですが、少し外気に触れるようなコーディネートにしておく方が暑苦しさを感じず過ごすことができます。ただし日焼けには十分に注意しましょう。夏の日差しは強烈なので、あっという間に焼けてしまいます。

また熱中症対策という見方から考えるのであれば、頭は防止などで保護するようにしましょう。できれば麦わら帽子など、太陽から頭を保護しつつも少し通気性がある素材がおすすめです。コーデで爽やかさを出したいのであれば、どちらかといえばはっきりとしたカラーのものを着るとすっきりとした印象になります。例えばホワイト、ブラック、色味のあるものでも濃い目が良いです。

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濃いめのブルーやグリーン、原色に近いレッドなどもおすすめです。さらにまとめ髪などで顔まわりをスッキリさせれば、より爽やかさが増します。お団子や編み込みでアップにしてみたり、バンダナなどのヘアアレンジアイテムを使ってみたりしても良いです。おしゃれと爽やかさの両方を兼ね備えたコーデで、服装指数100の暑い夏も乗り切りましょう。

日本気象協会が発表している服装指数の見方についてご紹介しました。数字が上がれば上がるほど服装としては薄着になります。服装指数が0に近いときには寒さをしのぐことができる暖かい格好を、100に近いときには暑さに対応できる格好を、そして服装指数が50のときには重ね着などを楽しんでみましょう。天気予報などと合わせて適した服装を選びましょう。

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