折り紙で折るあじさいの折り方まとめ!立体&簡単でキレイに折るコツをご紹介
折り紙1枚あればいろいろなものが作れますが、あじさいなどの季節の花も素敵ですね。あじさいは平面にも立体にも折ることができるので、折り紙で素敵なあじさいを折りましょう。一見難しそうですが実は簡単!キレイに折るコツもご紹介します。
目次
折り紙であじさい(紫陽花)を折ろう

折り紙を使えばいろいろな作品が作れます。中でも花は人気があります。梅雨の時期にキレイに咲く花といえば、あじさいをイメージする方も多いのではないでしょうか?あじさいには青やピンク、紫、緑などいろいろなカラーがあり、どれもキレイですが、生花を飾るとなると水やりなど大変で、枯らしてしまうことも多いですが、折り紙で折ったあじさいなら常にキレイを保てますね。

あじさいは小さな花が集まっているように見えますが、実は小さな花のように見えている部分は花ではなく萼(ガク)です。キレイな色が付いているので花びらのように見えますよね。あじさいの花言葉には「辛抱強い愛」というものがあります。そのため最近では母の日にカーネーションではなくあじさいを選ぶ方が増えているようです。

折り紙で作るあじさいは、平面的なものと立体的なものがあり、どちらもキレイです。あじさいは小さな花が集まって大輪を咲かせているので、折り紙で折るとなると難しいのでは?と思われがちです。ですが、平面のあじさいも立体のあじさいも意外と簡単に折ることができるんですよ。

最近ではSNSでも「あじさい折り」というものがブームになっていて、折り紙を使っていろいろな折り方でたくさんのあじさいを折ったり、かなり難易度の高いあじさいを折ったりして楽しんでいる方が多いです。あじさいの折り方には基本の簡単なものから、高度なものまでいろいろありますから、飽きることなくあじさいを折り続けることができます。
あじさいにおすすめの折り紙は?

最近はいろいろな折り紙があり、両面とも色が付いているものや、スケルトンのもの、ストライプや、水玉、スイーツ柄や和柄のものなど、100均でも様々な折り紙が並んでいます。どんな折り紙でもあじさいは折れますが、柄によって仕上がりに大きな差が出てしまいます。

あじさいにおすすめの折り紙は、グラデーションが付いているものです。一般的なワンカラーの折り紙でもキレイなあじさいを折れますが、実際のあじさいも色にムラがありますよね。グラデーションの折り紙を使った方がより本物感が出てキレイですよ。

折り紙でたくさん折ったあじさいは、壁に貼って飾ったり、窓際に飾ったり、天井から吊るしたりとインテリア性も抜群です。そこで今回は折り紙でのあじさいの折り方をご紹介します。あじさいだけでなく、傘やカタツムリなどを一緒に折って飾るとさらにインテリア性もアップして可愛いですよ。

あじさいは折り紙一枚で折れる?

小さな花が集まっているあじさいは、折り紙で折るとなると枚数がたくさん必要なイメージはありませんか?もちろん小さな折り紙で花をひとつひとつ折り、キレイに重ねてレイアウトすることで立派なあじさいになりますが、1枚の折り紙でもそれだけであじさいに見える折り方があるんですよ。折り紙1枚で折れるあじさいの魅力は何といってもたくさん折らなくてもいいところです。

折り紙1枚でたくさんの小さな花が集合しているあじさいを表現するので、難しくはありませんが、たくさん折り目を付けていきます。丁寧に折っていくのがキレイに仕上げるポイントです。縦横斜めをそれぞれ16等分鳴るようにたくさん折り目を入れましょう。しっかりと折り目を付けると後が楽でキレイになります。
折り目を入れたらいったん色が付いている方を上にして開き、四方から中央に向かって「×」の形をイメージしながら折りたたんでいきます。後は「×」部分やその他の部分を中折りしていくと、1枚の折り紙でもキレイで立派なあじさいの完成です。たった1枚の折り紙で小さな花が集合しているように見えるという、華やかさが人気の折り方です。
折り紙で作るあじさい<基本の折り方 &動画>

あじさいの基本の折り方で用意するものは青やピンク、紫などあじさいをイメージできる色の折り紙1枚です。グラデーションの折り紙があればより素敵なあじさいを折ることができますよ。折る工程はたくさんありますが、折り紙がずれないように、きちんと丁寧に折り目を付けていけば、簡単で仕上がりもキレイなあじさいができあがります。いかに丁寧に折るかがコツですよ。

折り方は、まず折り紙を半分に折り、折り紙を開いて先ほどの折り線に合わせて折って開きます。これで折り線が4本入って4等分されたことになります。これを繰り返して8本の折り線を入れます。今度はこれまでの折り線と直角になるように同じように8本の折り線を入れましょう。折り紙を開くと、格子状に縦横それぞれに8本の折り線が入っていることになります。

今度は折り紙を三角になるように半分に折ります。先ほど縦横に8本の折り線を入れたように、今度は両斜めに8本の折り線を入れていきましょう。色が付いている方を上にして開き、山折りに合わせて軽くドーム状にし、中央部分だけ凹ませて、あとは山折りになっている部分を持ち上げてたたみます。後は裏返して4隅を折り返すとキレイなあじさいの出来上がりです。
基本のあじさいの折り方は、1枚で十分キレイなあじさいになりますが、微妙に違った色味のあじさいをたくさん折って重ねるように合わせると、より豪華なあじさいになりますよ。コツを掴めば短時間で簡単に折れます。お子さんと一緒に折っても楽しいですよ。
折り紙で作るあじさい<簡単な折り方>
折り紙:紫陽花 平面
— たまき (@W1G1SsyfImtCsmq) June 12, 2017
ザクザクと折っていますが
まだ終わりが見えません~💦
簡単な折り方なので2cm角で⭐#折り紙#折り紙作品#ORIGAMI pic.twitter.com/qnSFJL42I2
基本的なあじさいの折り方も折り目が多いですが、丁寧に折っていけば簡単で難しいことはなく、子供でも折ることができますが、小さな子供の場合はなかなか上手にできないこともあります。より簡単なあじさいの折り方なら、短時間で可愛らしいあじさいを折れますよ。
子供でも折れる?
より簡素化したあじさいなら折り紙1枚で小さな子供でも簡単に折ることができます。1枚の折り紙を4等分して切って使いましょう。折り方は縦横斜めに折り線を付け、いったん開いて正方形になるように折りたたみます。開いている側を真ん中の線まで両方から折り、開き潰せば簡単で可愛らしいあじさいの出来上がりです。
折り紙で作るあじさい<立体的な折り方>
遅れたけど紫陽花
— あお (@ao_clive) July 2, 2017
初めて折ったので不格好ですww
立体紫陽花で、立ってますwww
色はアンケから。
今回使用した折り紙の大きさ
黒い折り紙は葉っぱの部分で使用してます。
100円は比較の為w
ハートの紫陽花にしたかったけど、無理だったww pic.twitter.com/BXh7IYJ7aZ
折り紙であじさいを折る折り方はいくつかありますが、基本の折り方をご紹介します。基本の折り方も折り紙1枚で折ることができますが、1枚であじさいが完成するのではなく、いくつか重ねることであじさいを作り上げるというものになります。折り方はもちろん簡単ですよ。花の中央部分がふっくらと立体的になっているのが特徴です。
折り紙を半分に横に半分に折り、いったん開いて縦に半分に折ります。裏返して今度は三角に折って開きます。四角くたたみ、開いていない方の角を半分まで折ります。開くと折り紙の中央に正方形の折り線が入っているので山折りにし、その部分を内側に折り込んでたたみます。1枚ずつ中央部分に折り、開いたら花びらを軽く巻き出来上がりです。小さい折り紙でたくさん作りましょう。
折り紙で作るあじさい<葉っぱの折り方>

折り紙で折るあじさいに、葉っぱを付け加えるだけでより本物感を演出することができますよね。葉っぱは緑の折り紙を葉っぱの形に切り取るという簡単な方法もありますが、より本物感を出すなら折り紙で折って立体感を出すのがおすすめです。折り方はとても簡単ですよ。

用意するのは緑色の折り紙です。折り方は色が付いている方を上にして、三角になるように半分に折ります。直角三角形になるように向け、下から1/6ほどを折ります。裏返して折った部分に合わせてさらに折ります。また裏返して折るというのを折れなくなるまで繰り返し、最初の三角に半分折った状態まで開きましょう。
開いたときに葉っぱの楕円の形になるようにハサミで端をカットすると、立体的な葉っぱの出来上がりです。ただ最初の折り目に合わせて折っていくだけなので、子供でも簡単に折ることができますよ。
折り紙のあじさい(紫陽花)でくす玉を!

あじさいをより立体的に折るならくす玉がおすすめですよ。あじさいの折り方同様に、あじさいのくす玉の折り方もいろいろあります。いずれのあじさいのくす玉も、折り紙であじさいのユニットをいくつか作ってから最後に組み合わせてくす玉にするというものです。あじさいのユニットをいかに丁寧に折るかが、キレイなくす玉を作れるかどうかのポイントになりますよ。

折り紙であじさいのくす玉を作るときには、ユニットが複数必要になります。ユニットは同じ色の折り紙を使っても良いですし、違う色の折り紙を使っても良いです。お好みの折り紙を用意しましょう。ユニットの折り方は、まず、縦横斜めにそれぞれ折って折り目を付けます。次に色が付いている方を上に向けて、中央部分に向かって座布団折りをしましょう。
楽しい折り紙〜origami〜
— わたこ (@fuy199) June 24, 2017
七変化 彩り楽しむ あじさい折り*
紫陽花の色を集めて
コロコロ小さなくす玉に🎵#origami #折り紙#あじさい折り #paper#あじさい #hydrangea #rainyseason #かたつむり #color #japan pic.twitter.com/PLs0yvraG0
裏返してさらに座布団折りをします。裏返さずに中央に向けて角を折っていくと、反対側が立ち上がり色があらわれます。色が付いている面の中央に折り紙を寄せて立体的にしましょう(4つ折りましょう)。今度は別の折り紙を用意し、同じように折り進めていきます。座布団折りを繰り返して色が付いている面があらわれたら、中央部分を三角にりましょう。
また別の折り紙を用意し、縦横斜めに折り線をつけます。裏面を上にして座布団折りをし、裏返してさらに座布団折りをしましょう。そのまま角を中心部分に折り込んで、反対側を立たせます。それを四角く折りたたみ3面にします。それぞれのユニットの角をお互い入れ込むように立体的に組み立てていくと、キレイな折り紙のあじさいくす玉の完成です。意外と簡単に作れますよ。
折り紙で作るあじさい<小物の折り方>3選

あじさいを折り紙で折ったら、あじさいに似合う小物も一緒に作ってみませんか?せっかく折り紙で折ったあじさいはインテリアとして飾るとき、小物があった方が断然かわいくなりますよ。あじさいといえば梅雨にキレイに咲く花なので、小物も梅雨をイメージするようなものが良いですよね。カタツムリや傘、長靴などとセットで飾りましょう。
小物①カタツムリとセットで

折り紙で作ったあじさいの葉っぱ部分に、可愛らしいカタツムリをちょこんと添えてみれば、可愛らしくて憂鬱な気分になりがちの梅雨も楽しく過ごせますね。折り紙のカタツムリに必要なものはお好みの折り紙1枚です。あじさいや葉っぱが映えるように、カタツムリの色は茶系統がおすすめですよ。
カタツムリの折り方は、平面的なものと立体的なものがありますが、断然立体的なものがおすすめです。途中までは鶴の折り方と同じです。三角に2回折り、正方形に開きます。中央の線に合わせて折り、折った部分を開いていきます。反対側を中央の線に向かって2度折り込み、2つの先を折り曲げ角を作ります。反対側から半分に折り、膨らむように開き殻を作れば出来上がりです。
紫陽花とカタツムリ#折り紙 #折り紙作品 #ミニチュアの世界 pic.twitter.com/F9IXnXIK73
— ✨しぃ。▽・ω・▽ (@d14984bd1364444) July 25, 2018
別の折り紙で箱を折ってその中にあじさいと一緒にカタツムリをセットで飾るというアイデアはとても素敵ですよね。蓋付きの箱なら、梅雨の時期が終わるとそのまま収納して、来シーズンまで保管しておくことができますよね。
小物②傘とセットで

梅雨時期に欠かせない傘も折り紙で簡単に作ってあじさいとセットで飾りましょう。傘にもいくつかの作り方があり、和傘や洋傘がありますので、お好きな方の傘を折りましょう。どちらの折り方も簡単ですが、より簡単にできるのは洋傘の方です。開いているものや閉じているものなど、いろいろな傘を作ってみましょう。傘は可愛い柄の入った折り紙を使うのがおすすめです。
今月のニコル写真!
— TOMOMI@打首さん最高! (@xxxtmmn) June 7, 2018
ほんまは、 本物のあじさいと一緒に写真を撮るつもりが無理そうなので、今回は折り紙で作ってみました!☺︎
自分で言うのもなんやけど、傘すごくない??#ニコル pic.twitter.com/RpLeOzaRGz
開いた傘も閉じている傘も、柄の部分がくるんと曲がっているので、かけることができます。そのため、あじさいと一緒に飾るときには、あじさいの横に寝かして飾るのも良いですが、ピンの部分が透明の画びょうなどに引っ掛けるようにして飾っても可愛いですよ。

傘を折るときは傘の部分と柄の部分の2種類の折り紙を用意します。柄の部分になる折り紙は、折り紙を半分に切ったものを用意します。傘の部分は折り紙を縦横斜めに折って折り線を付けます。折りたたんで三角にし、中央線に折り込んだら開いて潰します。三角に出っ張っている部分を内側に折り込んで外から見えないようにしましょう。
傘の柄の部分の折り方は端から5mmくらいの幅で折っていき、ノリで外れないように固定します。細いペタン子の棒ができたら、持ち手の部分を曲げ、反対部分を先ほど作った傘に差し込みます。柄の先が傘から出るように、傘の先端を少しハサミでカットしましょう。傘に入る柄の部分にノリを付けて固定させれば出来上がりです。
小物③長靴とセットで

長靴も雨がたくさん降る梅雨時期には欠かせないアイテムですよね。折り紙を使って立体的な長靴を作ってあじさいとセットで飾りましょう。あじさいと傘と長靴の3点セットや、カタツムリを加えた4点セットで飾ってもとても梅雨らしくて素敵ですよ。
今月の折り紙。
— あきこ (@booksakko) June 12, 2016
定番の紫陽花と和傘・長靴 pic.twitter.com/da4TgSjPZU
折り紙で長靴を折るには、折り紙を2枚用意します。折り紙を半分に折って開き、紙飛行機の要領で、2ヵ所を中央まで折ります。折った部分を左右から折り目を付け、とがった先端を内側に折り込みます。反対側を外側に折って履き口の折り返しを作りましょう。後はゆっくりと指に巻き付けるように丸みを付けて、折り込んだ履き口と、底部分に差し込めば長靴の出来上がりです。
長靴も傘同様に、単色の折り紙よりも可愛い柄の入っている折り紙で作ると可愛さもアップします。傘とお揃いの折り紙で作るとよりいっそうインテリア性がアップして可愛くなりますよ。雨が多く外に出かけるのが億劫な時期ですが、可愛い長靴をあじさいとセットで飾って、お家の中を楽しく飾り付けましょう。

折り紙ではいろいろな花が作れますが、中でもあじさいは平面でも立体でも可愛く、SNSでも折り紙で折るあじさいはブームになっています。折り方が簡単なあじさいを選べば子供でも問題なく作れますよ。雨の多い梅雨の時期は、折り紙であじさいやカタツムリなどの小物を一緒に作って見てはいかがでしょか?また折り紙のあじさいを母の日のプレゼントにしてみても良いですね。