折り紙で折るランドセルの折り方!1枚&立体も簡単に出来るコツも!
可愛いミニランドセルを折り紙で作れるのはご存知でしょうか? 今回は折り紙で作る、立体のランドセルの折り方を紹介します。ユニットを組んで作る方法や1枚の折り紙で折る方法、少し凝った2段ランドセルの折り方もありますので、参考にして下さいね。
目次
折り紙で簡単に立体の手作りランドセル

小学校に上がる時にもらうランドセル。自分がもらった時にこれから始まる学校生活に思いをはせた人も多いのではないでしょうか? 今回はそんなランドセルを折り紙で手作りする方法を紹介します。
昨日、とある公民館のようなところで展示してあった折り紙ランドセル。どなたが作成されたかわからないんだけど、もっと多くの方にみていただきたかったので。。可愛すぎる! #折り紙 #ランドセル pic.twitter.com/mzXKP2rOsM
— bintang665 (@lbintang_jp) November 18, 2017
高々折り紙と思うかもしれませんが、折り紙は奥が深いです。パーツごとに折る折り方や、1枚で折る折り方まで様々な折り方があります。また、折ったランドセルの飾り方なども併せてご紹介しますので、参考にして下さいね。
折り紙のランドセルに必要なもの

まずはランドセルを折るにあたって必要なものをご紹介します。100円ショップでもこれらの材料は簡単に揃える事ができます。折るのに慣れてきたら、折り紙の代わりに包装紙や紙袋を使ってもいいでしょう。
折り紙
昔は赤と黒が主流だったランドセルも、今はピンクやブルーなどカラフルです。折り紙もそれに合わせて色とりどりのものを用意するといいでしょう。折り方によっては大分小さくなりますので、プレゼントボックスとして使用する際はあらかじめ別の紙で一度作ってから計算すると失敗を防げます。
柄ものの折り紙を使っても華やかになります。一部に使ってもいいですし、すべて同じ柄で固めてもいいですね。色違いの同じ柄を組合わせるのもいいでしょう。大きめのものを作りたいのであれば、コピー用紙に好きな柄を印刷して折るのもいいでしょう。
糊やボンド
接着には液状、もしくはスティック状の糊やボンドがいいでしょう。手紙を閉じる時に使うハンコの糊は手軽で便利ですが、外れやすいので工作には向きません。乾く時間がかかっても糊やボンドのほうがおすすめです。
もし、器用さに自身があるのであれば薄い両面テープを必要な大きさに切って貼り付けるのもいいでしょう。この場合、乾かす時間は必要ありませんが、接着面からテープがはみ出さないように十分気を付けて下さい。また、細かい所には向きませんので、そこは糊で留めて下さいね。
つまようじ
ランドセルに限らず立体の作品を折るときには重宝します。糊を塗るときに他の場所にもついてしまっていらいらしてしまう経験のある人もいるでしょう。いらない紙やシートの上にボンドを少量出して、つまようじで塗ると細かい所に均等にボンドを付ける事ができます。箱の角を内側から押して、形を整える事もできます。また、ミニチュアの文房具を作る際にも材料として使えます。
ハサミ
折り紙を半分に切ったり、一部を切り離したりなど、手で切り離すのもできなくはないですが、切り口をきれいにするにはハサミの方がおすすめです。カッターでもいいですが、ハサミの方が持ち運びも安全です。カッターを使用する場合は、折った刃を入れておく容器と定規も合わせて用意しましょう。
シールやマスキングテープ
ランドセルには、かわいい飾りや刺しゅうが付いている物もあります。出来上がった折り紙のランドセルの飾りつけにかわいいシールやマスキングテープを貼るのも素敵ですね。簡単に飾り付けができて、カブセ(ランドセルの蓋)の角や淵の補強にも使えます。ただし、一度貼ると剥せないので、つける場所には十分に気を付けましょう。
ネイルに使うシールも使うと少し豪華にする事もできます。画像のようなメタルパーツ風のものだけではなく、花や動物など様々なモチーフがありますので、好みのシールを張り付けるのもおすすめです。レジンを使う場合は、ラインストーンなども一緒に埋め込んでもいいでしょう。
ペンやステンシル用インク
耐水性のカラーペンがあると、好みの模様を描く事ができます。キャラクターに見立てて顔を書いてもいいですし、切り絵が得意であれば、ステンシルをしてもいいでしょう。
折り紙で折った作品はそれだけでも素敵ですが、人工のものには模様を足した方がおしゃれにみえます。ランドセルも模様があるだけでぐっとおしゃれにできます。下書きをすると、失敗をある程度防ぐことができます。折り紙の花のモチーフを飾っても素敵ですね。

簡単な折り紙ランドセルの折り方

まずは簡単なパーツ事に作る折り紙のランドセルの折り方を紹介します。プレゼントボックスにする際は、糊付けはめんどうくさがらずしっかりやりましょう。折り目も指定通りしっかりとつけると、仕上がりがきれいになります。立体の折り紙は難しいと思われがちですが、ユニットを組んで作るものは簡単です。
折り紙のやっこさんで作るランドセル
飾り向けの簡単な折り紙のランドセルです。本体の折り方はやっこさんの要領で作ります。複数のパーツを組んでランドセルの形を作るので、しっかりしています。ひだが中に入っているので、プレゼントを入れる際には目隠しとして使えます。2色以上の折り紙で折ってもいいでしょう。
ひだを一度中に折り込みますので中身の目隠しにそのまま使えます。あらかじめ中に取り出さなくてもいいもの、例えば鈴などを入れて糊づけしてもいいでしょう。
物を入れられるランドセルを折り紙で
入れ物向けのランドセルです。こちらも本体を組んで立体にしますが、パーツを作る段階でひだが中に出ないようになっています。中に物を入れる予定のある場合は接合部に糊付けをするといいでしょうまた、念のため色画用紙で芯を作って強度を出すのもおすすめです。
最後の組み立ての時に、背中に当たる方でっぱりが4つある方を外側にして組みましょう。カブセの部分は差し込んでから軽く折って丸みをつけると綺麗に形が出ます。ペンや箸などで巻くと、きれいにカーブをつけることができます。
1枚で折れる折り紙のランドセルの折り方

折り紙1枚で折るランドセルの折り方です。肩ひも部分は別の紙を使うタイプと同じ1枚の折り紙から切り取って使うタイプとがあります。どちらもミニチュア向けの簡単な折り方です。こちらも立体ですが、折り目をしっかりつけるのと、ちゃんと合わせて折る事できれいに仕上がります。
箱の要領で作る1枚の折り紙のランドセル
1枚で本体を少し大きめに作れますが、先に紹介したパーツを組んで作るものより強度が弱いです。こちらは口を糊で閉じてしまうので、中にプレゼントなどを入れるのには向きません。入学式などイベントの壁飾りなどに使うといいでしょう。
肩ひもには、同じ色の、細いリボンを使ってもかわいいでしょう。完全に閉じてしまうので、透明な折り紙で折って、中に文房具や花などの小さいモチーフを閉じ込めても素敵ですね。その場合、糊の代わりにレジンを使いましょう。
袋から作る1枚の折り紙ランドセル
1枚の折り紙を閉じて、袋の状態にして作るランドセルです。こちらも基本的には閉じてしまうのですが、紙の強度によってはプレゼントボックスとして使えそうですね。また、同じ造りの細長い紙袋が手に入れば、それをリメイクして作る事もできそうです。大きめの紙袋をリメイクすれば、ちょっとした小物入れに使えそうですね。
動画の1:00までがランドセルの作り方です。袋の一部を切り出して肩ひもにしているので、同じ柄の折り紙や包装紙を用意しなくてもその1枚だけで作る事ができます。同じ太さで肩ひもを切り出すために、糊の代わりにセロテープを使っています。紙袋を使う場合は、同じ太さ、強度にする事が難しいこともありますので、別にリボンを用意してもいいでしょう。
2枚の折り紙で折るランドセル

2枚の折り紙から成る折り紙のランドセルの作り方です。1枚ずつ使った2つのパーツから成るタイプと、1枚の折り紙を複数のパーツに切り分けるタイプとを紹介します。後者の折り方で作るランドセルは簡単な折り方で作りますが、少し時間がかかります。しかし、出来栄えはその時間以上なので時間があれば挑戦するのもいいでしょう。
2つのパーツからなる折り紙ランドセル
立体的に折ってマチを付ける事で、よりリアルな見た目のランドセルに仕上げています。カブセ部分と肩ひもは同じ2枚の紙から作ります。箱部分が丈夫なので、大きめの紙で折って箱にも使えます。紙が柔らかければ、中に台紙を貼って補強するのもいいでしょう。肩ひもとカブセ部分、本体部分で分かれるので、どちらか片方を模様入りにしてもいいでしょう。
箱の背の部分、差し込むカブセの箱と重なる部分に切り込みを入れ、そこに肩ひもを通して表に出します。9:18以降をよく見て、間違えて通さないように、また、破かないように気を付けましょう。カブセ部分にランドセル特有の丸みを持たせるように形を整えて完成です。
折り紙で作る2段ランドセル
手作りの2段のランドセルの作り方です。折り紙を切り分けて細かいパーツを作ります。作りもしっかりしており、立体感のあるリアルな見た目に仕上がりますので、時間があるときに挑戦してみてはいかがでしょうか? この折り方は中の色が違う折り紙を使ってもいいですね。
1枚目の折り紙は、本体に使います。2枚目の折り紙は切り離してパーツごとに折っていきます。まずは本体部分と2段目の箱部分を作ります。動画の通り、パーツは出来上がり次第糊付けしていくと待ち時間を短縮できます。
カブセ部分と袋部分をつくります。簡単な手順のみで折れるので、コツコツ作ってもいいかもしれません。もし、一旦中断する場合はそのままにせず、無くならないように箱に入れて保存しましょう。
肩ひも部分、金具、バンド部分を作ります。折り紙を細く折って金具に見立てます。動画では使っていませんが、接着の際はつまようじを使うと手を汚さずに細い部分にボンドを塗る事ができます。
机から下げる金具部分と内側の飾り部分を作って完成させます。背中に当たる部分と中の飾りを1枚の紙を切り分けて作るので、捨てる部分もほぼありません。あとはアイディア次第で飾り付けをするといいでしょう。
折り紙のランドセルのバリエーション例

単色で折ってそのままでも十分素敵ですが、ペンで模様を描いたり、シールで飾り付けしたりすると簡単に好みの雰囲気にする事ができます。2色以上の折り紙で折っても変化が出て素敵です。キャラクターモチーフのランドセルを作ることもできます。
ペンで模様を描く

折り紙のランドセルにワンポイントでも模様を描くと、雰囲気ががらりと変わります。色ペンで模様を描いて、シールと合わせてもいいでしょう。模様を描く際にはトレーシングペーパーに下書きしてから書くと失敗が少ないです。シールも場所を確認してから貼りましょう。
色違いの紙で折る

色違いの紙で折ると、色のコントラストでおしゃれな雰囲気になります。折り方と配色次第で様々なテイストを楽しめます。模様付きの折り紙を使ってもいいですね。模様付きの折り紙でパーツを折る場合は、模様の向きにも気を使いましょう。
鋲などの金具をつける

ランドセルの革を止めている鋲を付けると、一気にそれらしくなります。ペンで書いてもいいですし、ビーズを貼るのもおすすめです。鋲の種類にもこだわると更に好きな雰囲気に近づける事ができます。
キャラクターをモチーフに

丸いシルエットのキャラクターであれば、一度折ったものを開いて、顔を描いたり、切り張りしたりして作るとキャラクターのランドセルが出来上がります。レジンで固めて手作りのアクセサリーパーツにしてもいいでしょう。人気のキャラクターのランドセルの代わりにあげてもいいでしょう。
折り紙のランドセルの使用例(インテリア編)

折り紙のランドセルは飾りにしてもかわいいです。入学式の飾りにはもちろん、たくさん折って、文房具も合わせてミニチュアにしても素敵ですね。丁寧に作れば手作りの人形遊びセットにもなるでしょう。
たくさん作って飾る

色違いで作って並べるだけでも十分にかわいい飾りになります。他の立体の折り紙と合わせて部屋のインテリアとしてもいいですが、新入生の机に名前を書いた紙と一緒に置いたりしてもいいですね。幼稚園や保育園では立体の折り紙を折る機会はめったにないので喜んでくれるでしょう。
おりがみのランドセル(´▽`)かわいすぎる~~~♡♡♡♡♡ pic.twitter.com/XmGs3kUx
— とき (@tokitamu) July 15, 2012
ランドセルだけをレースペーパーや机などの上に並べても十分かわいいインテリアになりますので、用途を問わず、まずは折ってみるのをおすすめします。
文房具も作って人形遊びに使う

ノートや筆箱なども立体で折る折り方があります。机やいすなどのインテリアも折り紙でそろえて、子供の人形遊びセットにするのも素敵ですね。小さいぬいぐるみ用だけでなく、セルロイド人形用もそろえて作ると人形のサイズに関係なく遊ぶ事ができます。
手作りの入学式の飾りに

立体の折り紙は目を引きますので、小学校の入学式などのイベントの飾りつけにもおすすめです。小学生でも折れるような簡単な作り方のものもあるので、桜の花やチューリップなどと併せて上級生にお願いしてもいいかもしれませんね。桜の花に関しては下記リンクにて詳しく説明されていますので参照して下さい。

折り紙のランドセルの使用例(プレゼント編)

折り紙で作った手作りのランドセルは小学校に入学する子供にあげても喜ばれるでしょう。他の入学祝にそえるのも、折り紙のランドセルそのものをプレゼントにしても素敵ですね。
ラッピングしてプレゼントに

入学のお祝いに、折り紙で作った手作りミニチュアはいかがでしょうか? 好きな色で作ってあげればさらに喜んでくれでしょう。写真のように折り紙でランドセル以外にもノートや棚を作って一緒にラッピングしてもいいですね。
レジンで固めて手作りキーホルダーに

立体の折り紙はレジンなどで固めてアクセサリーにするのも人気です。かわいいランドセルの折り紙はアクセサリーにしても喜ばれるでしょう。こちらは手作りのキーホルダーにしています。固める場合はそのまま開けられなくなりますので、中にプレゼントを入れるのは避けましょう。ただし、透明な折り紙で折る場合は、中に花などのモチーフを入れてもいいでしょう。
中に手紙やプレゼントを入れても

丈夫な紙で作ったもの、厚めのユニットを組んで作ったものは手作りのプレゼントボックスとしても最適です。中にちょっとしたプレゼントや手紙を入れても喜ばれるでしょう。
折り紙で作ったランドセルを6年の可愛い子にもらったんだけど、中に飴と紙が入ってたのね、嬉しいんだけど
— 甘楽@取引垢 (@kannra7858) October 26, 2013
飴のチョイスが…………wwwwwww pic.twitter.com/9KMUPX4pge
ただし、プレゼントボックスとして使う際は、しっかり糊付けをしましょう。もし強度に不安があれば、中に画用紙などで作った台紙を貼るのもいいでしょう。また、接着剤が乾くまで、プレゼントを入れるのは避けましょう。

折り紙のランドセルで入学を祝おう!

今回はかわいいランドセルの折り紙での作り方をご紹介しました。1枚でも作れる簡単な作り方から、1枚からパーツ分を切り出して作る少し複雑な作り方までいろいろな折り方がありますね。立体の折り紙にしては簡単なのも嬉しい所です。
ランドセル / School bag
— よこ+まえ (@32chonan536) May 24, 2018
Designed by me (@32chonan536)
文化祭用に創作したやつ
折ってみてね#折り紙作品 #折り紙 #Origami pic.twitter.com/KKGwfIcd50
入学式の飾りつけには桜やチューリップなどの花の折り紙もいいですが、そこにランドセルをそえるとさらに雰囲気がでます。潰れないようにレジンで固めて手作りのキーホルダーにしても素敵ですね。入学祝のプレゼントにしても喜ばれそうです。折り紙で作ったランドセルで入学を祝いましょう。