ズブロッカの度数は?人気の飲み方・割り方や飲みやすいカクテルを紹介!
桜餅のような柔らかく、まろやかな飲みのフレーバーウォッカとして人気のある「ズブロッカ」をご紹介します。ズブロッカについて詳しい情報や人気の飲み方をまとめますので、お酒好きの方はぜひ参考にしてください。一度飲めばその独特な香りと味わいにきっと魅了されます。
目次
ズブロッカの魅力を徹底調査

世界70ヶ国以上で愛されている、ズブロッカの魅力を徹底調査してご紹介します。500年以上の歴史のあるお酒で日本でも有名なズブロッカには、色々な美味しい飲み方や割り方があります。ズブロッカがどんなお酒なのか、どんな美味しい飲み方があるのかをズブロッカを知らない方にもわかりやすいようにまとめていきます。

海外の伝統的なお酒だからこそズブロッカ特有の魅力がたくさんあり、他のお酒にはない楽しみ方もあります。そのままの飲み方でも美味しいズブロッカを楽しむために、ぜひ今回の内容を参考にしてください。飲んだことがないという方は特に今回の内容を見て、ズブロッカの魅力や飲み方を知った上で飲めばより一層楽しめます。
桜の香りがするズブロッカについて
ズブロッカはポーランドのお酒
アラン飲んでみたくなったじゃんか。飲みたいウイスキーありすぎーありすぎー棚が満室でどうしよー\(^o^)/
— makikake@やわらか飯限定 (@makikake) August 2, 2018
ズブロッカとコアントローが邪魔だなー\(^o^)/
ズブロッカは、ポーランドにある世界遺産「ビャウォヴィエジャの森」というところで採れるバイソングラスを漬け込んでできるお酒です。ポーランドでは「ジュブルフカ」と呼ばれているバイソングラスは、「ジュブル」と呼ばれる聖牛が好んで食べる植物で、この場所にしか自生しない貴重なもので、車が入れないため今でも手作業で刈り取りを行なっています。

そんなバイソングラスの特徴でもある淡いオリーブ色と柔らかい香りが、ズブロッカにも生かされていて他のお酒には特徴的な見た目と味わいを生んでいます。ポーランドでも有名なスピリッツメーカーのポルモスビャウィストクが販売していて、政府からバイソングラスを使用してウォッカをことを許された唯一のメーカーです。
ウォッカはポーランドを代表するお酒

4大スピリッツと呼ばれるジン、テキーラ、ラムと並ぶウォッカは、ポーランドを代表するお酒でとうもろこしやジャガイモなどの芋類を原料に作られます。ウォッカの度数は、40度ほどあって無味無臭という点が特徴です。wódkaという言葉はポーランド語のwoda(水)という言葉を可愛くした名前です。
毎年恒例で自家製はちみつレモン作ったのでせっかくだからウォッカと合わせてステアしてカクテル作ったよ🍸
— 佐倉みらい (@MiraiSakura3) July 25, 2018
ズブロッカ使ったから華やかさが増して最高に美味しい!夏だなぁ! pic.twitter.com/4olpXv46Hp
日本では度数が高いのもあり男性に人気がありますが、ポーランドでは年齢や性別を問わず人気があり、結婚式などのめでたい席でも飲まれる人気のお酒です。冷凍庫に入れてキンキンに冷やしたウォッカをウォッカ専用のショットグラスに注いで、一気に飲むのもバーなどで人気の飲み方です。その際ウォッカだけだと喉が焼けるのでお水やジュースを一緒に飲みます。
ポーランドの有名なウォッカ:ショパン

ポーランド出身の暦事情に残る有名な音楽家のショパンの名前をそのまま付けたウォッカで、おしゃれな見た目とポーランドを代表するウォッカなのでお土産にも人気があります。このウォッカの特徴は素材別に色々な種類があり、ジャガイモや小麦、ライ麦など飲み比べもできます。どの種類のショパンもウォッカなのにほのかな香りが特徴的です。
ズブロッカの起源について
ズブロッカめちゃくちゃ買い得ううううううう!! pic.twitter.com/g5SauYUr1b
— さにか (@sanika241) July 31, 2018
ウィッカが定着していた14世紀の頃には、色々な穀物を使用して、引用のウォッカが作られていました。その時のウォッカは飲む時に果汁や水で薄めてから飲むのが主流で、蒸留技術がそこまで発展していなかったこともあり、癖の強い香りや味わいがありました。その強い癖があるウォッカを好まない人もたくさんいました。
嫌なことはジャズと時計の針音とマスターの会話で消していく
— 甘辛たかし 2日目東D21a🦀🦇Ω🐱🦉🐟🍆🥐🎀💙🍓🗻🐬辛い㌠ (@del_celui_la) July 30, 2018
ドリンクはワシの愛するズブロッカ pic.twitter.com/U99v2LYjdl
そこでウォッカ製造者が考えたのはハーブや果実の抽出物で、癖を隠して飲みやすくするというものでした。この時から「フレーバーウォッカ」というものが流通して、他のハーブと同じようにバイソングラスも使用されたのがズブロッカの始まりです。初めは森近郊だけで飲まれていましたが17世紀ごろに首都に持ち帰り、ポーランド全域に広がりました。
ズブロッカの魅力はどんなところ?

バイソングラスを使用して作られたズブロッカは、今では世界70ヶ国以上で愛飲されていますが、ズブロッカには色々な魅力があります。まず、最大の特徴はバイソングラスで香りづけされて出来上がった、柔らかな香りと爽やかで丸みのある口当たりです。日本の桜餅の優しい香りや青リンゴの爽やかな風味を連想させるのがズブロッカの特徴です。

ズブロッカは、アルコール度数が40度とウォッカの中でも一般的な度数で作られています。そのまま飲む飲み方でも甘い香りと芳醇がある飲み口から「スウィートグラス」や「バニラグラス」とも呼ばれていて、特有の香りがあるからこそズブロッカを使用した専用カクテルもあります。15回の賞を受賞していて昔ながらの製法が今でも評価され続けています。
ズブロッカはどんな人におすすめ?

ズブロッカは、フレーバードウォッカとして世界中でとても人気があり、色々な割り方もできるので通常のピュアウォッカが苦手な方でも飲みやすいです。また、ほんのりとしたカクテルにしやすい甘みや爽やかな香りが女性からの人気を集めていて、男女問わず人気のあります。普段お酒を飲まない方でもお酒の焼けるような感覚も少ないのでおすすめです。
40度のズブロッカと52度のズブロッカ

ズブロッカには基本的には2種類の商品が販売されていて、度数が40度と52度の2つがあります。40度のズブロッカは昔ながらのオーソドックスなズブロッカで、爽やかでまろやかな口当たりが特徴的なウォッカです。アルコール度数はウォッカの一般的な度数ですが、他のピュアウォッカに比べるとバイソングラスの風味のおかげで飲みやすく人気があります。
ズブロッカをアップルジュースで割った飲み物をガブガブ一気飲みしたい(やめなさい)
— まぐ@胃弱の民 (@Mgplus2) August 2, 2018
もうひとつはズブロッカ本来の香り高い味わいを残しながら、アルコール度数を52度に作られたズブロッカです。度数を向上させることで40度のズブロッカにはなかった、より鋭い切れ味を表現しています。ウィスキーが好きなコアなファンに人気がありカクテルや割り方、飲み方にもこだわりのある方におすすめです。
ズブロッカはお花見に人気
ズブロッカほんとすこ
— TipTip (@TipTip_exe) August 2, 2018
いわゆる桜餅の香りがだいすこ
調子乗って飲むとそこはウォッカなのでベロ酔いする pic.twitter.com/7pQbNwGjft
ズブロッカは、桜のような甘く優しい香りがするので、お花見の時には特に人気があります。ほのかに甘じょっぱい風味がお花見をより一層風流に飾ってくれる上に、桜のような風味がするという内容で人が集まる時の話題にも繋がります。また、ズブロッカは外で飲むにもぴったりの爽やかさなので、あたたかい季節にもおすすめです。
日本とアメリカのズブロッカ
アメリカのズブロッカ
近所のドンキホーテ、ズブロッカ仕入れなくなっちゃって膝から崩れ落ちて号泣してる
— 美しい顔のキメラ (@hangedpenguin) August 2, 2018
本場ポーランド以外でもズブロッカの製造は行われていて、アメリカでもズブロッカの製造が行われています。ポーランドのズブロッカのようにバイソングラスは使用されておらず、アメリカでは人工的に香り付けをされたズブロッカが販売されています。
ウォッカならズブロッカとかグースとかストレートで飲みやすいのがいいすね
— コカイン忍者 (@ymskes) August 2, 2018
その理由としては、バイソングラスに含まれている「クマリン」という芳香成分が、アメリカの法律によって定められているのです。アメリカではクマリンを食品に使用することが禁止されているため、人工的に香りづけがされています。このクマリンは桜の葉にも入っていて、バニラにも似た特有の香りがします。
日本のズブロッカ
ズブロッカとパインジュースとレモン🍋でイエロードッグ🐶
— タイタイ🖤 (@hello_taitai) August 2, 2018
欠点は美味しすぎてクイクイ飲んじゃうところ( ⸝⸝•。•⸝⸝ ) pic.twitter.com/FDAXEtx5RA
日本においてもズブロッカは、製造販売されています。日本で製造されているものはポルモス・ビャウィトスク社の代理店として、日本の有名企業「サントリー」が製造しているのです。日本で販売されているほとんどのズブロッカはサントリーが製造していて、本場ポーランドの製造法をそのまま実現しています。
ズブロッカの美味しい飲み方
ズブロッカそのままの美味しさをストレートで

ズブロッカそのままの味を楽しみたい時は、そのままストレートで飲むのもおすすめです。ズブロッカはウォッカなのでアルコール度数は高めですが、バイソングラスの香りと柔らかい味わいが飲みやすいので、お酒特有のキツイ感じはそこまで感じません。すっきりとした飲み口でクイっと飲み干すと香草の香りと甘みが抜けていきます。

ストレートで飲むことでどこかに甘じょっぱい風味が口に広がり、ズブロッカ特有の風味をそのまま楽しむことができます。お酒には色々な飲み方がありますがまず初めてズブロッカを飲む時は、カクテルにする前にぜひストレートで飲んでください。ズブロッカが好きな人はストレートで飲むのが好きという人が多くいます。
冷凍してトロッとした舌触りを楽しむ

ズブロッカで人気のある飲み方と言えば冷凍庫でしっかりと冷やしてから、滑らかな舌触りと喉越しを楽しめる飲み方です。ズブロッカはアルコール度数が40度以上あるので、冷凍庫に入れても凍ることがなくストレートとは違った楽しみ方が出来ます。ズブロッカを冷やすことで香りと風味がより奥に閉じ込められて、奥行きのある味わいになります。

暑い季節には、たっぷりとグラスにクラッシュドアイスを入れて、クイっと飲むとズブロッカ本来の爽やかで柔らかい美味しさと冷凍したことによる、ヒンヤリとした切れ味が楽しめます。口当たりのまろやかさと切れ味が混ざり合い、香りの抜け感もストレートとは違った味わいです。
飲みやすさ重視ならオンザロックもおすすめ

飲みやすいと言っても、アルコール度数の高さは他のウォッカと変わらないので、ストレートだとアルコール感が強いという方にはオンザロックがおすすめです。初めはズブロッカそのままの風味を楽しんで氷が溶けるにつれてアルコール度数も弱まり、まろやかな口当たりになる変化を楽しめます。ゆっくりと溶ける純度の高い大きめの氷がおすすめです。
一時ズブロッカが好きで冷凍庫に常備してましたよ。ショットでやると良いんですよねぇ。
— スネゲマン将軍@腐敗列島 (@sunegebohbohman) August 1, 2018
オンザロックでは、常に冷えた状態のズブロッカを飲めるので、口当たりもよくアルコールの強さもストレートより感じにくいです。ズブロッカの特有の桜のような風味も少しまろやかになるので、落ち着いたほんのりとした味わいを楽しめます。ゆっくりと時間をかけて飲みたい時にはオンザロックがおすすめです。
もっと美味しく飲めるズブロッカのおすすめカクテル
さっぱりと美味しいズブモーニ
ズブロッカ、クソうまいので飲もうな
— U:4 (@U4_you_shi) July 31, 2018
ズブモーニは、柑橘系のさっぱりとしたカクテルで、香りの高さと風味が特徴のズブロッカとの相性がぴったりのです。女性でも飲みやすく、自宅でも作れるカクテルなのでズブロッカを飲む時に人気の割り方です。お店でも販売されていることの多いズブロッカのカクテルでも比較的有名な割り方です。
あの事で頭が〜いっぱいの夜は〜
— kami (@kokeshi34793252) July 29, 2018
ズブロッカでは 消せな〜い pic.twitter.com/liMrIR2wTF
ズブモーニの作り方はズブロッカ30mlにグレープフルーツジュース45ml、シロップを混ぜ合わせます。そのままでも美味しいですがお好みでトニックウォーターやソーダを入れる割り方も人気があります。グレープフルーツジュースの代わりにアクセントのあるレモンジュースや、りんごのジュースを入れる割り方もおすすめです。
甘酸っぱい美味しさのピンクバイソン

見た目も綺麗なこのカクテルは、クランベリージュースの鮮やかな赤が特徴的で、女性からの人気の高い割り方です。甘酸っぱさが特徴的なクランベリージュースと桜餅のようなほのかな甘みと、柔らかい口当たりの相性がとてもよいカクテルです。フルーツを浮かべてより一層おしゃれにすると、自分だけのオリジナルカクテルも作れます。

ピンクバイソンは、氷をたっぷりと入れたグラスに冷やしておいたズブロックを60ml入れて、クランベリージュースとトニックウォーターを45mlずつ混ぜ合わせます。甘みをもう少し強めたい場合はシロップを入れて味の調節もできます。強いお酒を飲み慣れていない方でもズブロッカをより飲みやすく出来るおすすめの割り方です。
本場ポーランドで定番のシャルロッカ

ウォッカが作られ始めていた14世紀ごろは、ウォッカ自体の蒸留技術も発展していなかったので、ウォッカにりんごの果汁を混ぜて飲んでいました。その頃の割り方は今でも本場ポーランで定番の飲み方として残っていて、ズブロッカでも会陰ンゴの果汁を入れる割り方はとても人気があります。香りと爽やかさが混ざる合いとても飲みやすいカクテルです。

シャルロッカの割り方は冷えたグラスにたっぷりと氷を入れて、冷えたズブロッカとアップルジュースを1:4の割合で混ぜ合わせます。アップルサイダーを使用しても喉越しが爽快なカクテルが作れます。こだわりたい時は、すりおろしたりんごを入れたりしても、食感や風味をより一層楽しめる割り方なのでぜひ一度試してみてください。
ズブロッカに合う食べ物

ズブロッカに合うおつまみは、塩気の強い食べ物やデザートが相性が良く、肉や魚など問わず美味しく飲めます。ブランデーやウィスキーと同様に塩辛いものがあうのは、ウォッカであるズブロッカでも同じです。逆にビールに合うような油っぽい食べ物とはあまり相性が良くなくて、ズブロッカの風味に勝ってしまうことがあります。
ポーランドの料理とは全般的に相性が良い

ポーランドのお酒であるということもあり、ポーランド料理とは全般的に相性が良いです。ポーランド料理はいくつかありますが、自宅でも出来る簡単なポーランド料理もあります。ズブロッカに合う自宅でもできる簡単なポーランド料理をご紹介しますのでぜひ参考にしてください。美味しい食事はズブロッカをより一層楽しめます。
ポーランドの伝統料理ゴウォンプカ

ポーランドの伝統的な料理で見た目は日本で言うロールキャベツのような食べ物ですが、内容はポーランド料理らしくお肉よりも米や大麦をたっぷりと入れて作られています。食べ応えがある料理でソースには、トマトソースやきのこのソースを使用して少し酸味があるので、ズブロッカとの相性もぴったりのポーランド料理です。
酸味のある白いスープジュレック

ポーランドではスープ類も種類がたくさんあり、家庭料理としても頻繁に食卓へと並びます。ポーランドの白いスープといえばこのジュレックというスープでライ麦を発酵させて作られる酸味が特徴のスープです。ポーランドでは酸味のある料理が多く、ズブロッカとの相性も良いものが多いです。具を色々入れて作るアレンジもおすすめです。
ポーランドの名物ケーキシャルロトゥカ
アップルパイのような味のリンゴケーキで中に入れているりんごを煮る際には、砂糖やシナモンなどでしっかりと味付けをするのが特徴的です。生地には固めに焼いたスポンジ生地やクッキー生地を使用していて、しっかりと食べ応えのあるケーキです。ズブロッカはスイーツとの相性も良く、桜餅のような風味が甘みの強いスイーツと相性が抜群です。
ズブロッカをより美味しく楽しむために

ポーランドの有名なウォッカ「ズブロッカ」についてたくさんご紹介しました。初めて聞い方も今回の内容を参考に、ズブロッカを飲んでその魅力を存分に味わってください。

そのまま飲むのも、ポーランドで定番のりんごジュースで割るのも性別や年齢を問わず楽しめるのもズブロッカの魅力です。ウォッカを今まで飲んだことがないと言う方でも柔らかい口当たりとほのかな甘みにきっと魅了されます。今回の内容を参考に楽しいお酒ライフを送ってください。