レモンパスタの作り方!クリームソース・オイルベース・人気レシピは?
海外では定番のレモンパスタは、日本のレストランではあまり見かけることがないパスタのレシピです。しかし、そんなレモンパスタが日本で流行り始めているようなのです。ビジュアルもきれいな色合いで、激ウマ簡単と話題になってきています。
海外では定番のレモンパスタ
イタリア生まれのレモンパスタ

レモンパスタをご存知ですか?レモンパスタは、レモン、オリーブオイル、塩コショウ、チーズ、たったこれだけのシンプルな材料で作るパスタ料理です。レモンの本場でもあるイタリアのアマルフィ地方発祥と言われています。ですから、イタリアではもちろん、海外では定番のパスタ料理でクリームソースとオイルベースのソースと2種類が主流のソースになっています。
今日はレモンパスタつくった pic.twitter.com/AJf61f4UPH
— pえおえ (@nk_r8) August 8, 2018
レモンパスタは日本では定番ではないですが、パスタ好きでレモンパスタを知ったなら、1度は作ってみたくなるパスタ料理ではないでしょうか?そして、なんと言ってもレモンは野菜ではなく果物です。主食のパスタと果実のレモンのミスマッチに惹きつけられる人もいることでしょう。

レモンパスタは作り方がとっても簡単で日本でも知名度と人気が高まってきているのです。人気の秘訣として、低コストで手に入りやすい食材ということも大きいと言われています。珍しい材料を用意する必要がないので、興味がある人なら誰でも簡単に作ることができるパスタ料理です。
日本でも人気が出てきたレモンパスタ

最近では、レモンパスタのソースは日本でも市販で出回ってきています。作り方はとっても簡単、混ぜるだけのレモンパスタのソースだから、時間がない時でも嬉しいですね。簡単だからアレンジしても時短になることでしょう。市販でも出回ってきているということは、レモンパスタが徐々に日本でも人気が出てきているのが分かりますね。
味も分からないまま作ってみるのは少し怖い気がします。そんな時の作ってみる前の試食として市販のレモンパスタのソースを使ってみて、味をみるのも良いでしょう。お値段もリーズナブルで手軽に購入で出来ます。上記のソースはオイルベースのソースです。

シンプルな作り方が人気のレモンパスタ
基本材料がシンプル

レモンパスタのオイルベースのソース、基本材料は、パスタ、レモンとオリーブオイル、塩コショウ、チーズというとってもシンプルで揃えやすい材料で作ることが出来てしまいます。クリームソースもとってもシンプルで、オリーブベース同様の材料に生クリームをプラスするだけです。オリーブオイルの半分をバターに変えても良いです。
こないだつけた塩レモンで作った、アボカドのツナの塩レモンパスタめっちゃ美味しい!!! pic.twitter.com/YZdLw68FN0
— 伊達朱里紗 (@_datex_) July 9, 2018
毎日の料理に取り入れやすい手軽さが良いですね。材料が特殊な物や手間がかかる料理は、毎日料理する人に取っては、どうしても苦痛になってきます。レモンパスタはスーパーで手に入る材料が嬉しいです。お友達を呼んで、おうちでランチする時にも適した料理ではないでしょうか?

レモンパスタは、レモンの皮を使うレシピもあるので、レモンの皮特有のえぐみが気になってしまう人は塩レモンを使うと良いでしょう。塩レモンは作っても良いですが、市販でも売っています。塩レモンはとっても人気な商品で、色々なメーカーから販売されています。
塩レモンの作り方

塩レモンの作り方はとっても簡単です。用意するものは、レモンと塩だけです。レモンは無農薬栽培のものが好ましいです。レモンを丸ごと使うので農薬がついていると体への影響が出るかもしれないからです。
塩レモンの作り方です。レモン1個(約100g)に対し、塩20gですから、レモン2個に対し、塩は40gになります。レモンを洗って水気を切り、食べやすい大きさに切ったら、容器にレモンと塩を入れシャカシャカっと振り混ぜます。1日置いて完成です。その時に、容器はタッパーもしくは、ジップロックが良いでしょう。容器の中で振り混ぜることで、手を汚さずに済むからです。

塩レモンがあれば、レモンの皮のえぐみを感じることなくレモンの皮が食べられます。レモンパスタはもちろん、色々な料理に使えます。更に塩レモンをオリーブオイル漬けにすることも、とってもおすすめです。

レモンパスタを作る前に必要な工程
意外と知らない乾燥パスタの茹で方

パスタ料理に欠かせない、パスタを茹でる工程があります。お湯の量が分からないから目分量の人、塩の量がわからないという人、意外と多いのではないでしょうか?1度覚えてしまえばコツいらずのパスタの茹で方を学んでおきましょう。

茹でる鍋は、なるべく大きい物を使います。水の量は適量という声もありますが、基本は100gのパスタに対して1リットルか1,5リットル程度です。鍋の水が沸騰したら塩、大さじ2、または、大さじ3(塩分濃度1%分)を入れます。レシピによっては風味付けにオリーブオイルを入れます。沸騰した鍋にパスタをバラバラになるように入れ、菜箸でパスタを湯に沈めます。

パスタ同士がくっつかないように、菜箸でときどき混ぜながら茹でます。パスタを菜箸で引き上げ、湯で時間のチェックをします。指で1本ちぎってみて、針の先ほどの芯が残っていれば良いです。茹で上がったらザルに上げ水気を切って調理するか、フライパンに作っておいたソースに直接入れて調理します。
パスタの1人前の一般的な量は100gとされています。パスタを扱う時に、菜箸ではなくトングもおすすめです。プロはパスタを扱う時はもちろん、ソースを作る時、ソースにパスタを絡める時と全ての工程をトングで行ってます。

パスタは基本塩茹でをするので、麺自体に塩味が付きます。その、塩気を使ってソースと絡ませるのが本場イタリア流と言われています。オリーブオイルにも種類があり、加熱用に適したオイルはピュアオイル、生食用に適したオイルはエクストラバージンオイルです。

ペペロンチーノなどを作る時、エクストラバージンオイルを加熱して作る場合は、弱火でにんにくや唐辛子を炒め、炒め終わったらすぐ火を消します。エクストラバージンオイルの色が、火を通さない時と同じ色を保ち、黄色く変化しないように気をつけないと良い香りが消えてしまいます。茹で汁を入れて油と水分を一体化させる乳化の作業時に始めて色が変わってくるのがベストです。
レモンパスタでアンチエイジング
レモンがセレブに人気の理由

世界のモデル、女優、アスリート、ドクターまで、世界のトップセレブたちの間で欠かせないと人気の果物、レモンの効果がすごいのです。レモンに含まれるビタミンCでアンチエイジングと美肌効果が得られます。デトックス効果もあり、脂肪燃焼効果、便秘解消効果も含まれています。果物には食物繊維が多く含まれている物が多いですが、レモンはトップクラスの食物繊維なのです。

レモンに含まれる「エリオシトリン」というレモンポリフェノールで中性脂肪を減らす効果などがあり、疲労回復、ガン抑制作用があると言われているクエン酸も入っています。レモンに含まれるリモネンは代謝を上げる効果があるので、代謝を上げる効果で冷え性改善効果も期待できます。更に、リモネンにはリラックス作用にも効くとされる効果も含まれています。

たくさんの効果が期待されるレモンは、生活習慣病予防になるので老化を防ぐ効果になります。ですから、スーパーフードとしてセレブたちに人気なのです。ただ、レモンにはソラレンという日焼けしやすい成分が含まれています。日焼けを回避したい場合は、朝ではなく夕方以降に摂取することが日焼けを起こしづらくします。日焼けしやすい季節に気をつけて摂取しましょう。

レモンは加熱するとビタミンC効果などの成分が消えてしまうのですが、短時間の加熱なら、成分が消えてしまうことがないので加熱時に気をつければ問題はありません。疲れがちな時や夏バテの時、多めにレモンを摂取すればレモンに含まれるクエン酸効果で回復することでしょう。
美容家に人気のオリーブオイルの効果

オリーブオイルは美容家に人気の食材です。オリーブオイルには、酸化しにくいと言われるオレイン酸が多く含まれています。オレイン酸には悪玉コレステロールを下げる作用、骨粗しょう症予防、動脈硬化予防に効くと言われており、生活習慣病予防に効果的です。また、オレイン酸には満腹中枢を刺激し、満腹感を引き起こす作用があるので、ダイエットに良いとされています。
更に、オレイン酸には中性脂肪がつきにくい効果があり、鉄分、ベータカロチン、ポリフェノール、カルシウム、ビタミンEなど、若さを保つために必要な栄養が多く含まれています。他にも、腸の働きを助ける効果でお通じも良くなります。血糖値をコントロールするインスリンの働きを助ける効果もあるので、糖尿病予防にも効果が期待できます。

その他にもオリーブオイルには、白髪や抜け毛を予防してくれる効果もあります。また、オリーブオイルに含まれるオレオイルエタノールアミノという物質により、記憶力アップの効果があり、脳年齢の若返りも期待できそうですね。

オリーブオイルに含まれる各種フェノール成分が、乳がん予防に効果があるという研究結果も出ています。そして、アンチエイジングに欠かせない抗酸化作用もオリーブオイルには含まれています。抗酸化作用は、肌の老化を遅らせる効果や、保湿はもちろん、硬くなった肌を柔らかくしてくれるので、美容商品にオリーブオイルが入っている物もたくさん出ています。
レモンとオリーブオイルでアンチエイジング

セレブに人気のスーパーフードのレモンと美容家に人気のオリーブオイルが合わさって出来たパスタなら、誰だって1度は食べてみたくなるはずです。レモンパスタを食べれば、アンチエイジング効果はもちろん、健康にも美容にも最適ですね。

さて、レモンパスタってどういった作り方があるのでしょうか?作り方は、作る人によっての個性はありますが、クリームソースのレモンパスタやオイルベースのソースのレモンパスタなど、これから、レモンパスタの作り方を複数見ていきましょう。

レモンパスタの作り方
王道のクリームソースのレモンパスタの作り方
王道のクリームソースのレモンパスタの1人前の作り方です。レモン1/2個の皮を剥き、皮と身の間の白い部分を削ぎ、千切りにします。実の部分は絞って果汁を出しておきましょう。パスタを茹でます。パスタの茹で時間は袋表記より2分早くパスタをあげます。

無塩バター20gをフライパンにかけ、バターが溶け始めたら、みじん切りにしておいたレモンの皮を入れ、弱火で香りが出るまで炒めます。絞っておいた果汁を入れ、生クリーム100ml、水100ml入れ、塩少々入れたら5分間煮ます。茹で上がったパスタをソースの入っているフライパンに移し、ソースとパスタを絡め、塩コショウで味を整え、乳化させるために水分量を調節します。

粉チーズを10g入れ、更にパスタに絡めます。お皿に盛り付け、粉チーズと胡椒をパスタの上からかけたらお、王道のクリームソースのレモンパスタの完成です。
生クリーム不要のクリームソースのレモンパスタの作り方

生クリーム不要のクリームソースのレモンパスタ、1人分の作り方です。レモン1/2個は1,2枚、飾り用にスライスしておきます。パスタは袋表記より1,2分短めに茹で、オリーブオイルを適量パスタにかけておきます。次にソースを作ります。フライパンにバター10g、牛乳100ml、粉チーズ(パルミジャーノチーズ)大さじ1,5、塩コショウを適量入れひと煮立ちさせます。

ひと煮立ちさせたら火を止めておきます。ひと煮立ちしたソースにレモンの果汁を絞り、パスタの茹で汁大さじ1を加え熱し、パスタを投入し絡めます。お皿に盛り付けてスライスしておいたレモンで飾り付ければ、生クリーム不要のクリームソースのレモンパスタの完成です。
王道のオイルベースのレモンパスタの作り方

王道のオイルベースのソース1人前のを作り方です。ボールにオリーブオイル大さじ3、レモン汁小さじ1、またはレモン1/2、にんにく1片(つぶす)、チューブにんにくなら1cm程度を混ぜ合わせます。そこに、塩を少々(適量)も入れます。パスタを茹でる時に塩茹でをするので、塩の量はお好みに合わせて下さい。オイルベースのソースの完成です。

茹でたパスタを投入する時に、茹で汁をなるべく切らずに完成したソースの中に入れ、ソースにパスタを絡めます。粉チーズ(パルミジャーノチーズ)も適量絡め、お皿に盛り付けしたら、王道のオイルベースのソースのレモンパスタの完成です。
ソースに火を通す場合は、熱しない作り方と同様の材料で、オリーブオイルを出来ればピュアオイルに変えてみて下さい。フライパンにオリーブオイルとにんにく1片をスライスし炒め、にんにくに焦げ目がついたら、にんにくを飾りように少し別皿にとっておきます。フライパンのソースの中に塩を少々、茹で上がったパスタをお湯をなるべく切らずに入れ、パスタとソースを絡めます。
レモン果汁を入れ、更に混ぜ、粉チーズ(パルミジャーノチーズ)を入れ混ぜお皿に盛り付けたら、別皿にとっておいたにんにくか飾って完成です。。にんにくを炒める時、鷹の爪、唐辛子を入れても美味しいオイルベースのソースになるでしょう。にんにくはすりおろしでも良いですが、チューブのにんにくを使う場合は必ず冷めたフライパンの状態で弱火から入れないと飛び散ります。
レモンの皮を入れて加熱する場合は、にんにくを入れた直後にレモンの皮を入れましょう。もちろん、にんにくを絶対に入れるという決まりはないので、にんにく抜きの場合は、すぐにレモンの皮を入れてしまって構いません。作り方は、アレンジが利くので自分流に作ってみて下さい。
アレンジレモンパスタのオイルベースのソース
この上記の動画のように生ハムを混ぜたり、塩昆布、ツナ、しらすを混ぜたりしても美味しいですね。その場合は、ソースに塩を入れなくても塩分は十分についているので、塩は不要となります。水菜やパプリカなどを添えてサラダ感覚にしても美味しいでしょう。

ソースに火を使わないレモンパスタの場合は、生食用に適したオリーブオイルのエクストラバージンオイルで作ると香りが引き立って更に美味しいレモンパスタになるでしょう。パスタにもコンロを使いたくない場合は、電子レンジで茹でるパスタ用の耐熱容器で作ると良いですね。
コンロ不要のもう一つの方法は、早ゆで3分タイプのパスタを半分に折り、耐熱ボールに入れます。そこに、水400mlを入れ、サランラップで密封し、電子レンジ600wの場合、4分30秒から5分加熱したら出来ます。
バターが香るオイルベースのレモンパスタの作り方

バターがオイルベースのレモンパスタ、1人前の作り方です。パスタを茹でている間にソースを作ります。レモンは1/2個使用しますが、あらかじめ皮と実を分けておいて下さい。皮は適量使います。バター5g程度をフライパンで弱火で溶かし、オリーブオイル大さじ1、みじん切りか、すりおろしたレモンの皮を投入し混ぜます。バターが完全に溶けたらレモンの果汁を絞り入れ混ぜます。
茹で上がったパスタをソースに投入し、ソースが絡むようによく混ぜます。水分が足りないと感じた時は茹で汁を加えて馴染ませましょう。パセリがあればパセリを入れ、塩で味を整え、お皿に盛り付けたら完成です。塩は適量お好みのさじ加減で入れてみて下さい。
レモンパスタはシンプルな材料だから応用すれば、色々なレモンパスタが作れますね。冷製レモンパスタに応用すれば、夏場に絶品の美味しいレモンパスタになるでしょう。冷製レモンパスタのクリームソースも冷製レモンパスタのオイルベースのソースも捨てがたいですね。料理の幅が広がります。
レモンパスタを作って食べてみよう

今回は、海外では定番のレモンパスタについてご紹介しました。クリームソースやオイルベースの他にもレモンパスタの作り方はたくさんありますが、今回のレモンパスタはクリームソースとオイルベースのソースとシンプルにまとめました。アレンジもしやすいので、是非、作ってみて下さい。
