折り紙で折るカメラの折り方!立体的なカメラも簡単に折れる!
今注目を集めている折り紙ですが、小さい頃にパッチンカメラを折り紙で作って遊んだ方も多いはずです。折り紙の折り方はモチーフに合わせて何通りもあると言われていて、平面から立体までいろいろなものが作れます。今回は折り紙を使って出来るカメラの折り方をご紹介します!
折り紙のカメラの作り方!
小さいころに折り紙で遊んだ経験がある方は多いですよね。実は今、大人の趣味の一つとして、折り紙が注目されているんです。折り紙を使ってできるものは、お花や動物など多種多様で、それに合わせて折り方も何通りもあるんですよ。

簡単なものしか折ったことがないという方や、不器用と思っている方も、折り紙の折り方は山折りや谷折りをしたり、折った部分を広げたりと基本的な折り方の組み合わせなので、一見複雑に見えても簡単に折れますよ。

フィギア感覚でインテリアの一部として楽しんでいる方も多い折り紙ですが、今回は折り紙を使ったカメラの折り方をご紹介します。平面的なものから、立体的なものまで、種類も豊富ですよ。懐かしいパッチンカメラや、本物のようなリアルな一眼レフまで作れてしまうので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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— ヒガシ逢ウサカのガチャガチャラジオ! (@gacharaji) June 24, 2017
準備するもの
折り紙を使ったカメラで準備するものは、折り紙だけなんです。立体的なものを作るときは、ハサミやカッターなどを使って切ったり、ノリやテープで貼り付けたりすることを想像する方も多いかもしれませんが、そういった道具は一切使わずに作れてしまうんです!ハサミやカッターを使わいなら、お子さんと一緒に作るときも安心ですよね。

折り紙だけで簡単に作れてしまうカメラですが、カメラを折り紙で折るときに必要になる折り紙のサイズは、一般的な正方形のものだけではないんです。A4サイズの用紙を使ったものや、やや長細い長方形のものを使った折り方などがあり、大きさを整える手間が必要になります。ちろん一般的な正方形の折り紙を使った折り方もあるので、その折り方から始めると手軽にできますよ。

折り紙でカメラの折り方【平面】
まずはとっても簡単な4枚の紙を使って出来る、カメラの平面折りをご紹介します。4つのパーツを組み合わせるだけなので、子供も簡単にできますよ。ぜひ一緒に作ってみてくださいね。

平面カメラ:準備するもの
平面カメラを作るときは、正方形の折り紙ではなく、長方形の紙が4枚必要になります。大きいカメラを作りたい場合は、A4サイズの紙のを4枚使ってもいいですし、小さいものを作りたい場合は4等分して使っても出来ますよ。平面カメラの折り方は複雑なことはしないので、画用紙などの厚紙を使っても問題なく折ることが出来ますよ。いろいろな色の画用紙で作っても可愛いですね。

平面カメラ:折り方
平面カメラは、4つに折ったパーツを組み合わせるだけで簡単にできるんです!①長方形の紙を縦に半分に折って広げ、折り目に合わせて四つ角を折っていきます。②四つ角が折れたら、折った面が内側になるように、縦に半分に折り、さらに横に半分になるように折ります。これを4つ作ればパーツの完成です。最後に4つのパーツを重ね合わせるように組み合わせると、平面カメラの完成です。
折り紙でカメラの折り方【立体】
折り紙で折るカメラの折り方は、いろいろなものがありますが、立体的なものを作ってよりリアルなカメラ作りましょう!立体的なものは複雑なイメージが強いですが、簡単に出来るので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

シャッター音がリアルな立体カメラ
本物のようなリアルなシャッター音が出るカメラの折り方をご紹介します。①折り紙の白い面を表にし、縦横十字になるように折り目を付けます。②折り目がついたら、中心で合わすように両サイドを折り、長方形の形にします。③次に正方形の形になるように、反対側の両サイド折ります。④③で折った部分を広げるように折ると、船のような形が2つ出来上がります。

⑤次に、先の尖った角を4箇所すべて、広げるように折ると小さな正方形になります。⑥折った面を裏にして三角形になるように二つに折り広げます。⑦折り目がついたら再び、⑤で折った面を表にし、縦横半分になるように折り目を付けて広げます。⑧次に、一つの角を半分になるように裏側に向けて折り、折った部分を少し残すように表に再度折り、さらに角を裏側に再び折ります。

⑨⑧で折った部分の対角線上の角は、裏側に向けて半分に折ります。⑩残りの2箇所の角は、中心のヒラヒラとした部分を中に折りこむように半分に折り、最後に折りこんだ部分を立体的に形成すれば、完成です。⑧と⑨で折った部分を引っ張ると、口がパカパカ開いたり、閉じたりし、リアルなシャッター音が出る、立体カメラの完成です。
少し、工程が複雑になったように思うかもしれませんが、ガイドラインとなる折り目に沿って折っていくので、とても簡単にできますよ。
一眼レフ

もっとリアルなカメラを折り紙で作りたいという方は、一眼レフカメラにチャレンジしてみてください!レトロ感もあり、本物のようなリアルな見た目の一眼レフカメラが折り紙で作れますよ。他の立体カメラより、折り方は複雑ですが、一つ一つの折り方は単純なものなので、意外と簡単にできますよ。
折り紙でリアルな一眼レフ:準備編

まず、折り紙で一眼レフカメラを作るときには、長方形の折り紙が必要となります。長方形といっても、A4サイズや、長細いものなどサイズは様々です。よりリアルな一眼レフカメラを折るには、長方形の大きさも重要になります。厳密なサイズを言うと縦66mm、横156mmのものが一番適していますが、だいたい縦60mm、横150mmのもので大丈夫です。

この長方形のサイズの折り紙を用意するのは手間かもしれませんが、リアルな一眼レフの立体カメラには欠かせない工程なので、面倒臭がらずに準備してくださいね。
折り紙でリアルな一眼レフ:折り方編

折り紙が準備出来たら、さっそく折っていきましょう!折り方は少し複雑ですが、手順通りゆっくりこなしていけば大丈夫ですよ。①まず長方形の折り紙を横長になるように置き、半分に折って広げます。②中心の折り目に合わすように両サイドを折り、広げると折り目が3本入り、折り紙が4等分された状態になります。③さらに8等分なるように、3本の折り目を中心に半分に折っていきます。

④折り目をつけたら広げ、今度は縦に半分になるように折ります。⑤次に④で折った部分に沿うように、対角線上に折り、折り目をつけます。反対側も同様に折り目をつけます。⑥一度全てを広げると⑤で折り目をつけた部分が中心でクロスしているので、そこを合わせるように縦に折り目をつけます。⑦次に⑤で折り目をつけた線の終点を結ぶように、余白部分を縦に折ります。

⑧一度全て広げ、折り目をつけた面を裏向けにし、折り目に沿って折ると、三角形のような形が出来ます。⑨次に、⑦で折り目をつけた部分が帯状になっているので、そこを半分に折ります。⑩⑨で折った部分の上半分をさらに半分に内側に折り、残りの下半分は外側に折ります。そうすると山折り谷折りが繰り返された形になります。⑪もう一度、表面と裏面を変え、三角形の角を中心線に合わすように折り、広げます。

⑫⑪で折り目をつけた線に合わすように、三角形の角を合わせ折り広げます。⑬一度、⑩で折った部分は残し、全て広げると、三角形の中心部分に正方形になった線が2つあるのが確認出来ます。小さい正方形の線に合わせて、底を作るように折りたたみます。⑭折り目のない面を表にして、先ほど折った部分を倒すように広げます。そうすると三角形の頂点に正方形が張り付いたような形になります。

⑮表面、裏面を入れ替えて、三角形のポケットになっている部分を展開させるように広げ折ります。⑯再度、表面、裏面を入れ替え、左半分を折っていきます。8等分に折り目をつけた上と下の部分をさらに半分に折ります。⑰次に縦の中心線に沿うようにし、上下ともに折ると、対角線上にクロスした折り目がつきます。⑱8等分に折り目をつけた、上下2番目の線を内側に折っていきます。

⑲縦の中心線をよく見ると、小さな三角形になった折り目が確認できます。その終点を結ぶように、縦に折り広げます。⑳次に、⑰で折り目をつけた線が中心でクロスしているので、そこに合わせるように縦に折り広げます。そうすると、新たに2本の縦線の折り目が加わりました。㉑先ほど折り目をつけ部分に沿うように、上下をクロスさせながら折り目をつけます。

㉒次に㉑で折り目をつけた部分の終点を結ぶように、縦に折ります。㉓折り紙の向きを縦に向け、両サイドの角を中心で合わせるように折り、折った部分を広げ、内側でたたむように折ります。㉔次に折った部分を倒すように折ると、兜のような形ができます。㉕ここから細かい作業になりますが、兜のような形になった部分からはみ出しているところを全て内側へおりたたむように折っていきます。

㉖次に先ほど折りたたんだ部分の端を、右側は三角に、左側は半分になるように内側へ折ります。㉗次に反対側を下にし、正方形の上側が半分になるように折ります。㉘㉒で折り目をつけ部分を折り、三角形の底辺と折り目が重なるように折り返します。㉙三角形の部分をさらに外側に折ります。㉚次に中心部分を開くように折り紙を立ち上げ、今まで折った部分を重ね合わすように、折ります。
㉛次に三角形の底辺部分を筒状になるように丸めると、一眼レフのレンズになります。㉜最後に兜のような部分を立ち上げて、形を整えたら完成です。細かい作業が苦手という方は、大きめの紙を用意すると折りやすいですよ。大きさも本物のサイズにすれば、よりリアルな立体カメラを楽しめますよ。
一眼レフカメラの折り方は、工程も多く細かい作業も必要になるので、難しく感じますが、工程の7割は折り目をつけていく作業になります。折り目さえつけることが出来れば、あとは折り目に沿って折ったり、組み立てたりするだけなので、意外と簡単にできますよ。折り目が、ストッパー代わりになってくれるので、セロテープやノリを使うことなく、折り紙だけで作れますよ。

終盤の組み立てたりする部分で分からなくなる方も多いかもしれませんが、そんな時は動画を確認しながらやってみてくださいね。少し完成するまでに、集中力と我慢強さが必要になりますが、リアルな一眼レフカメラを折り紙で作って、みんなに自慢しちゃいましょう!三脚も合わせて作ると、よりリアルなカメラになってインテリアとしても可愛いですし、SNSに上げると注目されちゃうかもしれませんよ。
折り紙でカメラの折り方【パッチン】
子供のころに折り紙で作って遊んだ方も多い、パッチンカメラの作り方をご紹介します。折り紙をクロスした部分が、シャッターを押す時にパチンとはじけるような仕組みになっている、パッチンカメラは子供が喜ぶこと間違いなしですね。パッチンカメラは折り紙1枚で、簡単にできますよ。

①まずは折り紙を、縦と横半分に折り広げます。②折り目に沿って、折り紙の角を中心に合わせるように折ります。③全ての角が折れたら、折った部分が裏面になるように置き、さらに全ての角を中心に合わせるように折ります。④再び、②で折った面を表にし、もう一度全ての角を中心で合わせるように折っていきます。

⑤全ての角が折れたら、裏面を表にすると、折りこんだ部分が小さなポケット状になっているので、対角線上になる2か所を広げるように折っていきます。⑥残りの2か所は、今まで折った部分を広げるように反対の面に折ると、足のような形になります。⑦先ほど折った足の部分を立てるように広げ、足の先をクロスするように重ね、重ねた部分を止めるように折り目を付けると、パッチンカメラの完成です。
⑥の工程が少し分かりにくいかもしれませんが、今まで折った部分がガイドラインのようになってくれるので、折った部分を広げると、簡単に折れますよ。
居酒屋にママさん達がいて、その子どもたちが折り紙でパッチンカメラ作ってた。
— リドリー@FF14 shinryu鯖 (@ridley_drg) July 26, 2018
めっちゃ懐かしい! pic.twitter.com/C5Zy85n8Pv
上級者のカメラの折り方とは?
平面カメラや立体カメラなど、折り紙で作れるカメラはいろいろあります。正方形の折り紙を使うやり方や、長方形の紙で使うやり方など、折り方も様々です。折り紙上級者の中には、色々な折り紙を使って、折り紙を楽しんでいる方も多いんです。折り紙を使って折るカメラだからこそ出来る方法かもしれませんよ。

使うのは折り紙ではない?
折り紙で作る立体カメラで、一眼レフの折り方を紹介しましたが、その時に使う折り紙のサイズに疑問を持った方も多いのではないでしょうか?縦66mm、横156mmというサイズは、実は1ドル札のサイズと同じなんです!

全ての折り紙アートをお札を使って作れるわけではありませんが、一眼レフカメラのように、やや長細い長方形の紙を使って出来るものは、お札を折り紙として代用することが出来ますよ。また、あえてお札を使って折り紙を楽しんでいる方も多く、ハートや、Tシャツなど種類も豊富なので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

1ドル札だけではなく、サイズは少し異なりますが、日本のお札でも出来るので、チャレンジしてみてくださいね。

折り紙でカメラを折る際のおりがみにこだわろう
折り紙で作るカメラの折り方をマスターしたら、使う折り紙にもこだわってみましょう!折り紙の色を変えたり、素材を変えたりするだけ、同じ折り方でも違う雰囲気になりますよ。また、お子さんと遊びとして作る場合と、インテリアとして作る場合など、用途によって折り紙を変えても楽しいですよ。

デザイン豊富な折り紙
折り紙で立体カメラを作るときに、折り紙のデザインがリバーシブルになっていると、無地のものを使うよりカラフルな印象になりますよね。カシャカシャとシャッターを切る動きをするたびに、中の柄が見え隠れするととても可愛いですよ。
また、最近の折り紙はいろいろなキャラクターがデザインされたものも豊富にそろっています。自分の好きなキャラクターがデザインされた折り紙を見つけるのも楽しいですし、お子さんの好きなものを選ぶと、お子さんのテンションも上がって、折り紙をさらに楽しめそうですよね。
簡単に出来る平面カメラや、一眼レフカメラで使用する折り紙は正方形ではないので、正方形のものを長方形にして使うか、包装紙など自由に形を切りそろえられるものを使うのもお勧めです。包装紙は大判で売っているものも多く、使い道が豊富にあるので、1枚持っておくと便利ですよ。
いろいろな色の折り紙を使って作る折り紙も素敵ですが、今はいろいろなデザインの折り紙がたくさんあるので、これを機会にいろいろと試してみてくださいね。