土鍋のおすすめはコレ!炊飯・お鍋が美味しい日本製ブランドをご紹介
土鍋は鍋料理だけでなく、炊飯もできる調理道具です。直火からIH対応まで性能は様々ですが、やっぱりおすすめなのは日本製のブランド土鍋です。今回は日本製のブランド土鍋のおすすめ商品をご紹介します。おすすめ土鍋を使って、鍋料理や炊飯にチャレンジしてみましょう!
目次
日本製のおすすめ土鍋<サイズ>
冬になると食卓に登場する機会が増える土鍋ですが、鍋料理以外にも炊飯にも活躍してくれるのをご存知ですか?今回はそんな使い勝手の良いおすすめ土鍋を、日本製のブランド商品に限定してご紹介します!おすすめの日本製ブランド土鍋を選んでいく前に、土鍋を選ぶポイントを学んでいきましょう。

日本製おすすめ土鍋:サイズ編①3号土鍋
まずは土鍋のサイズについてご紹介します。市販されている土鍋には3号から10号までのサイズがあり、使用人数によっておすすめの号数が変わってきます。一番小さな3号は、大人一人分よりも更に小さな容量の土鍋です。子供や副菜用として使い勝手の良い大きさになっています。湯豆腐や野菜をたくのにもぴったりです。
小さい土鍋。
— 🎴🎲🎴麦(ʍʊɢɨ)🎴🎲🎴 (@tsubame71) August 27, 2017
3号サイズ❤💗💖
すべての号数用に鬼ほど土鍋あるんだけど一個にしとけよ、とw#土鍋屋敷 pic.twitter.com/OyC87tUYpF
日本製おすすめ土鍋:サイズ編②4〜6号土鍋
一人用におすすめなのが、4〜6号サイズの土鍋です。鍋料理に使いたいのであれば、6号サイズを選ぶことをおすすめします。6号であれば二人分までの鍋料理にも対応できるからです。4、5号はやはり少し小さいので、一人前プラスαの鍋料理には向きません。雑炊など食べきり型の料理に使うのにおすすめです。

日本製おすすめ土鍋:サイズ編③7〜8号土鍋
4人前までの鍋料理におすすめなのが、7〜8号サイズの土鍋です。8号サイズは炊飯目的で使う場合お米3合が炊けるサイズになっています。おかずをつまみながら鍋料理をする、という場合、8号サイズあれば十分対応可能です。このあたりのサイズは1号変わるだけで見た目のサイズ感もだいぶかわるので、ご自宅の収納スペースと相談しながら選択することをおすすめします。

日本製おすすめ土鍋:サイズ編④9〜10号土鍋
大人数で鍋料理を囲むなら、9号以上の土鍋がおすすめです。たっぷりと調理可能なサイズなので、多くの食材を一度に調理できます。5合の炊飯をするなら10号サイズを使うと安心です。炊き込みご飯もおいしく仕上がります。9号以上の土鍋は取っ手を含めたサイズが30cmを超えてきますので、収納場所があるかチェックしておくことをおすすめします。
トマト鍋、スープから作っているのだけど、今こんな感じ。10号の土鍋だから大量。トマトピューレ2缶と顆粒コンソメ3、白ワイン少々、レインボーペッパー好きなだけ、乾燥ニンニク少々、ローリエ1枚、湯が1.5Lぐらい(笑)。ここによく炒めたベーコンを油ごと投入する。 pic.twitter.com/veCIylQZZM
— 三咲 (@Jo_Misaki) January 15, 2018
日本製おすすめ土鍋<形>
続いては土鍋の形についてご紹介します。実は土鍋には使用用途によっておすすめの形状があるんです。日本製ブランド各社も用途に応じた形の土鍋を揃えているんですよ。土鍋の形状は大きく分けて3パターンに分類できます。早速土鍋の形状について学んでいきましょう。

日本製おすすめ土鍋:形編①浅型土鍋
まず初めにご紹介する土鍋の形は、浅型タイプの土鍋です。土鍋と言われて多くの人が想像するのがこの浅型タイプで、底が浅いので入っている具材が見えやすく、何人かで鍋をするときにも使いやすいとてもスタンダードな形の土鍋になっています。

深さがないので汁物の量を調節しないと吹きこぼれやすいというデメリットもあります。土鍋をいわゆる鍋だけでなく炊飯や調理に活用していきたいのであれば、他の形も検討してみましょう。鍋パーティーでしか使う予定がないのであれば、迷わず浅型を購入しましょう!深さがないのでお手入れもしやすいです。スタンダードな形なのでスーパーでも手にはいります。
【鯵と焼きかぶの鍋】干椎茸の戻し汁と酒を鍋に沸かし、即席のお吸物の素(鮨の出前に付いてくるあれ。余ったもの)で味付け。三枚におろした鯵、焼き目をつけたかぶ、椎茸を煮る。新調した7号浅型土鍋の使い勝手の良いこと。最近は週2で鍋。 pic.twitter.com/4pMiZWU52M
— きょうの140字ごはん (@140words_recipe) November 12, 2015
日本製おすすめ土鍋:形編②深型土鍋
続いてご紹介するのは、深型タイプの土鍋です。深型は浅型に比べて深さがたっぷりあるので、煮込み料理に向いています。炊飯目的やスープ、じっくり煮込みたいおでんなどは、深型の土鍋で作るのがおすすめです。吹きこぼれる心配も少なく、たっぷりの量で調理できます。

一人用の小さな号数の土鍋を検討しているなら、深型にしておくと汎用性があって便利です。小さな号数はそもそもの直径が小さいので、浅型にしてしまうと容量が足りなくなってしまうことがあります。深型ならその分投入できる量も増えるのでおすすめです。もちろん深い分かさばるので、収納場所と相談しながら決めてくださいね。

日本製おすすめ土鍋:形編③炊飯用土鍋
続いてご紹介するのは炊飯用の土鍋です。炊飯用はその名の通り炊飯目的で使用するための土鍋で、深型よりも更に深く、直径はコンパクトになっています。浅型や深型の土鍋と違って炊飯を目的にしているので、パッケージのわかりやすいところに米の合数の目安が表記されていることも多いです。

炊飯は浅型や深型の土鍋でももちろん可能です。しかし、炊飯用の土鍋はお米を美味しく炊き上げるために工夫を施した土鍋なので、失敗が少なく、更に美味しく炊飯しやすくなっています。毎日の炊飯に利用するのであれば、鍋料理用以外に炊飯用土鍋を一つ用意しておくことをおすすめします。
萬古焼の炊飯土鍋を購入🎵
— *・☪ mayo ☪・* (@Alice3186) August 7, 2018
味が全然違うし炊く時間は沸騰してから10分位(浸水と蒸らしは省く)
簡単😃 pic.twitter.com/POxHh4c54U
日本製おすすめ土鍋<種類>
ここまでは土鍋のサイズや形をご紹介してきました。次は土鍋の種類について学んでいきましょう!土鍋は素材となっている土の種類に応じて、大きく3つに分類することができます。それぞれの素材の特徴を知って、自分にあった土鍋を探してみましょう。

日本製おすすめ土鍋:種編類①伊賀焼
まず初めにご紹介する土鍋の種類は、伊賀焼です。伊賀焼は粗い粒の土を使って作り上げるゴツゴツとしたフォルムが特徴的な土鍋で、土鍋の元祖と言われています。全体的に落ち着いたデザインのものが多く、和を強く感じることができる土鍋です。

伊賀焼の土鍋は熱に強い特徴があり、IH対応の商品もありますが直火で利用するのがおすすめです。その一方で土の目が粗い分水に弱かったり、匂いうつりしやすかったりします。炊飯や水炊きなど、匂いうつりしにくい調理に向いています。

日本製おすすめ土鍋:種類編②萬古焼
続いてご紹介する土鍋の種類は、萬古焼(ばんこやき)です。萬古焼は細かい粒の土にペタライトという鉱石を混ぜて作り上げる焼き物で、伊賀焼に比べツルツルとした手触りが特徴の土鍋です。シンプルなデザインが多く、どんな食卓でも使いやすいため、多くの家庭で使われています。

粒子の細かい土を使っているので伊賀焼に比べ水や匂いに強く、チゲ鍋やキムチ鍋などの香りの強い鍋物に向いています。今回取り上げた3種類の中では最も価格が抑えられていますが、その反面中国産の土鍋などは強度を上げるためのペタライトの含有量が少なく、壊れやすいものも存在します。価格だけで選ばず、長く使える日本製の萬古焼を選択しましょう。

日本製おすすめ土鍋:種類編③セラミック
続いてご紹介する土鍋の種類は、セラミックです。セラミックの粒子は萬古焼よりも更に細かく、やはりツルツルとした手触りが特徴です。伊賀焼、萬古焼よりも絵付けがしやすい素材なので、デザイン性の高い土鍋も多く好みの土鍋を選べるのが嬉しいですね。

セラミックの最大の特徴といえば、IHに対応した土鍋が多いというポイントです。最近では卓上コンロもIHのものが販売されていて、IH対応が重要事項というご家庭も少なくありません。デザイン性に富み、細かい粒子のため匂い写りもしにくく、IHに対応しているということで人気が高まってきていますが、価格面では他の土鍋に比べ高価です。
来年からキッチンがIHになる。プロパンでもいいからガスで…と粘ったが、まるっと変わるので、無理だと言われた😭40年もガスで生きてきていまさらIHになんて慣れるかしら。。。土鍋でご飯炊けなくなるのが何より悲しい。。。
— まろみ(スマイラフ) (@smilaugh) August 17, 2018
日本製おすすめ土鍋ブランド①銀峯陶器
ここからはいよいよおすすめの日本製土鍋ブランドをご紹介していきます。まず初めにご紹介する日本製おすすめ土鍋ブランドは、銀峯陶器(ぎんぽうとうき)です。銀峯陶器は三重県四日市市にある萬古焼でとても有名なブランドで、国内の自社工場で材料の生産から焼成まで一貫した生産を行っています。

土鍋のイメージとマッチした花三島
銀峯陶器の土鍋にはいくつかのシリーズが存在します。ここからはおすすめのシリーズ毎に銀峯陶器の土鍋をご紹介していきましょう。まず初めにご紹介するのが、花三島というシリーズです。土鍋のイメージまさにそのままのフォルムやデザインで作られ、全体にあしらわれた菊の模様がどこか懐かしさを感じさせます。

花三島シリーズの土鍋は種類展開も豊富です。いずれの土鍋もオーブン、電子レンジでも使えるので汎用性に優れています。まずはスタンダードな直火用土鍋をご紹介しましょう。直火用土鍋は5号〜10号までサイズ展開が豊富です。価格帯も5号で1500円程度で、一人暮らしでも手に取りやすいのが嬉しいですね。
IH対応の土鍋もラインナップされています。サイズ展開は7号〜10号、価格帯は5000円ほどからと直火用よりは少しお高めです。そうは言っても、IH対応の土鍋の価格としては買い求めやすいリーズナブルな価格です。花三島は他にも雑炊鍋や陶板、とんすいやレンゲなどのカトラリー類もラインナップされており、土鍋調理に必要なものを同じシリーズで揃えることが可能です。
鮮やかな色合いが人気の菊花
続いておすすめするのは菊花というシリーズです。菊花は花三島が持つようなスタンダードな和柄の土鍋のイメージとは異なり、蓋全体が一輪の菊の花のようなフォルムであり、かつ鮮やかなカラーが目を引くおしゃれなデザインとなっています。

菊花の直火用土鍋のサイズ展開は6〜9号です。菊花の最大の特徴とも言えるカラーバリエーションは7色で、深みのある青の瑠璃色、落ち着いた緑の織部色、べっ甲のような茶の飴色、モダン的な水色の青磁色、淡い桃の桜色、目に鮮やかな山吹色、そしてどんなインテリアにも合う粉引色です。好みのカラーを選ぶのがまた楽しいですね。
菊花シリーズのIH対応土鍋は9号のみですが、カラーバリエーションは直火用と同じく7色展開となっています。少人数には大きいと感じるかもしれませんが、菊花は浅型なのでたとえ2、3人で使うとしても大きすぎるサイズではないですよ。
菊花にはごはん土鍋という炊飯用土鍋もあります。お米の合数でサイズ展開されていて、2、3、5合炊きが用意されています。カラーバリエーションは同じく7色です。中火で10分程度加熱し、蒸気が出たら火を止めて20分蒸らすだけで簡単に炊飯できる上、残りごはんは土鍋ごと電子レンジで加熱OKな優れものです。深さがあるので煮込み料理にもおすすめです!
他にも菊花にはスープ用の土鍋やレンゲ、小鉢も用意されています。デザイン性に優れていながら6号サイズは2000円程度で購入でき、コストパフォーマンスに優れた土鍋といえます。おしゃれでありながら低コストで導入可能な土鍋を探している人にぜひおすすめしたい土鍋です。

万能でスタイリッシュなBLISSIO
銀峯陶器ブランドで最後におすすめするのはBLISSIO(ブリシオ)というシリーズです。花三島も菊花も萬古焼の土鍋でしたがBLISSIOはセラミックの土鍋で、欧州で目にする鍋のようなおしゃれなデザインで土鍋に関心のなかった若い世代の心をつかんでいます。

BLISSIOシリーズのサイズ展開は号数ではなく、cmでの展開です。12cmのminiを始め、15cm、21cm、24cmの4サイズがあります。カラーバリエーションは瑠璃色、織部色、飴色、黒色の4種類です。miniを除く3サイズの土鍋は特殊加工により高い気密性があり、無水調理ができるすぐれものなんですよ!
価格はminiで4000円程、15cmで約1万円と他のシリーズに比べ高価ですが、使い勝手を考えれば納得のお値段です。BLISSIOシリーズには他にもスープや煮込み料理にぴったりのポットや、おそろいのプレート、ボウルも展開しています。ラインで揃えれば統一感のあるおしゃれな食卓になりますね。

日本製おすすめ土鍋ブランド②長谷園
続いてご紹介する日本製おすすめ土鍋ブランドは、長谷園(ながたにえん)です。長谷園は三重県伊賀市にある伊賀焼で有名なブランドで、1832年から存在する歴史ある窯元です。長谷園には国の有形文化財に指定された登り窯や大正館といった歴史ある建造物が12存在し、一部は休憩コーナーとして開放されており、観光としても魅力あるブランドとなっています。

炊飯土鍋として知名度の高いかまどさん
ここからは長谷園で販売されている土鍋の中から、特におすすめのシリーズをご紹介します。初めにご紹介するのは、かまどさんです。かまどさんは直火でつかう炊飯用土鍋で、土鍋炊飯派の中ではとてもメジャーな商品となっています。伊賀焼らしいゴツゴツとしたフォルムがご飯をさらに美味しく見せてくれますね。

サイズ展開はお米の合数で1、2、3、5合炊きがあります。カラーは一色ですが、蓋の上に渡しておけるしゃもじがついています。火加減は不要で合数毎に火にかける目安の時間が指定されているので、簡単に炊き上げることが可能です。伊賀焼の粗い粒子が木のように呼吸し、べたつかないご飯に仕上がります!
電子レンジで炊飯できる陶珍かまど極
続いてご紹介するおすすめ土鍋は、陶珍かまど「極」です。このシリーズ最大の特徴は、電子レンジだけで炊飯可能だというところ!暑い夏でもガスを使わずに、土鍋でご飯をたくことができます。サイズ展開は1〜3合炊きで、カラーバリエーションは一色となっています。価格は約8500円〜15000円程です。
おつまみに大活躍のいぶしぎん
続いてご紹介するおすすめ土鍋は、いぶしぎんです。いぶしぎんはなんと燻製調理用の土鍋で、家庭用ガスコンロで簡単に燻製を作ることができるんですよ。燻製といえば煙が気になりますが、このいぶしぎんは蓋と鍋の間に水を注ぐことで隙間を塞ぎ、煙をもらしません。

サイズ展開は大小ミニの3種類で、大小は30分、ミニは10分程度で燻製が完了します。スモークチップと網がセットになっているので、お好きな食材を用意すれば調理できるのも嬉しいですね。価格は7500円〜16000円程です。おつまみの1つとして、いろんな食材でチャレンジすると楽しいですよ。
いぶしぎんでの調理におすすめの食材をいくつかご紹介します。まずは定番のチーズです。チーズはプロセスチーズを使うと溶けにくいのでおすすめです。ウインナーも簡単で失敗しにくいので、初めての燻製におすすめの食材ですよ。味玉やベーコンはボリューム感があり、パーティーなどに特におすすめです。気になる食材は一通り試してみましょう!

もちろんIH対応モデルも!
長谷園で購入可能な土鍋は直火用のものが多いですが、IH対応土鍋ももちろん取り扱っています。価格は直火用のものよりも上がりますが、IHでも本格的な伊賀焼らしい土鍋が使えるのは嬉しいですね。蒸し料理用のすのこがついた土鍋や、おしゃれなキャセロール鍋など形も複数あるので、お気に入りのIH対応土鍋を探してみましょう。
日本製おすすめ土鍋ブランド③三鈴陶器
続いてご紹介する日本製おすすめ土鍋ブランドは、三鈴陶器です。三鈴陶器は三重県三重郡菰野町にある萬古焼の有名ブランドで、昭和40年から土鍋をはじめとする陶器の製造販売を行っています。他のブランドにはないオリジナリティ溢れる商品が魅力的なブランドです。

コロンとしたフォルムが可愛いごはん鍋
三鈴ブランドの顔とも言えるおすすめ土鍋が、ごはん鍋です。炊飯土鍋といえば四角いフォルムが一般的ですが、三鈴ブランドのごはん鍋はふっくらと丸みを帯びたフォルムをしています。他ブランドでは吹きこぼれ防止に内蓋がついていますが、こちらのごはん鍋はたっぷりと深さを取っているので内蓋なしでも吹きこぼれにくいのが特徴です。
サイズ展開は1、3、5、7合炊きの4種類となっています。7合炊きの炊飯土鍋は珍しいですね。もちろん、電子レンジでの温めも可能です。一番大きな7合炊きでも約5000円で購入可能なので、コストパフォーマンスも抜群です。

絵付けが目を引くオリジナル土鍋
続いてご紹介するおすすめ土鍋はオリジナル土鍋です。萬古焼の土鍋はシンプルなデザインが多いですが、三鈴陶器のオリジナル土鍋は賑やかな絵付けが特徴的な土鍋になっています。市松模様やうさぎ、すみれの花など、中々目にしない柄の土鍋があるので、好みのものを探してみてはいかがでしょうか?サイズ展開は6、8、9、10号、価格はサイズに応じて約2000円〜6000円程です。
秋に嬉しい石焼き鍋
変わり種土鍋としてチェックしておきたいおすすめ土鍋が、石焼鍋です。石焼鍋はその名のとおり石焼き調理のための土鍋で、さつまいもをはじめ栗やとうもろこしなどを焼くことでおいしく調理できます。サイズ展開は大中小で、大はさつまいも中サイズが約4本入ります。価格は全サイズ石付きで約3000円〜6000円です。

ここまでご紹介したおすすめの土鍋はいずれも直火用で、IHには対応していません。三鈴陶器の土鍋は残念ながらIHには対応していないので、注意しましょう。ただし、熱源を持ち熱くなるラジエントヒーターであれば使用可能です。
届きました!
— Mami Takahashi (@mamitkhs) July 17, 2017
三重県は四日市萬古焼の窯元の三鈴陶器のコロンと愛らしい土鍋。3号のご飯が炊けるだけでなく、蒸し料理やシチューなどにも使えるそう。
IHは不可なので今すぐにでも実家の台所にすっ飛んで行きたい!https://t.co/i2N1JxIjFQ pic.twitter.com/skomo22dVR
日本製おすすめ土鍋ブランド④ハリオ
最後にご紹介する日本製土鍋おすすめブランドは、ハリオです。ハリオといえばコーヒーのイメージが強い人も多いのではないでしょうか?ハリオは国内に自社工場を構える、耐熱ガラスのメーカーです。一見すると土鍋には縁がないようにみえますね。

スタイリッシュな見た目の蓋がガラスの土鍋
ハリオが販売している土鍋、実は蓋が耐熱ガラス製の珍しい土鍋なんです。土鍋部分は萬古焼を使用し、蓋にハリオの耐熱ガラスを使用しています。土鍋ならではの古風な雰囲気を、ガラス蓋がいい意味で壊しているおしゃれな土鍋です。サイズ展開は6、8、9号の3種類で、価格は4500円〜7000円程となっています。電子レンジ調理も可能です。
炊きあがりを目で楽しめる蓋がガラスのご飯釜
ハリオの土鍋人気に火をつけたのが、蓋がガラスのご飯釜です。土鍋で炊飯中、不安になって途中で開けてしまった経験はありませんか?ハリオのご飯釜は中身が見えるので、炊けていく過程を目で確認することができます。ガラス蓋には笛がついていて、火を消すタイミングを知らせてくれるのも嬉しいポイントです。サイズ展開は1、3号の2種類で、価格は6000円〜8000円です。
ここまでご紹介したおすすめの土鍋、ご飯釜はいずれも直火用で、電子レンジ調理は可能ですがIHでは利用できません。残念ながらハリオからIH対応の土鍋は販売されておらず、IH対応となるとステンレス製の鍋になります。今後の展開に期待しましょう。

日本製おすすめ土鍋<使い方>
ここまでおすすめの日本製土鍋ブランドをご紹介してきましたが、お気に入りの土鍋は見つかりましたか?ここからは実際に土鍋を使う上で知っておきたい知識をご紹介します。土鍋は初めて利用する際、土鍋の耐久性を上げるために目止めという作業を行います。目止めを行わないで火にかけると衝撃を与えなくても割れることがあるので気をつけましょう。
土鍋の目止めを知らんかった。新しく一人用の土鍋を買ってそのまま使ったら2回目で真っ二つに割れた。次はちゃんと目止めしやな!勉強になりました。
— いっこ (@naosukidayo) October 25, 2015
土鍋の目止めのやり方
目止めは簡単に言うと、土鍋の隙間を埋め水漏れやひび割れをしにくくするための処置のことです。土鍋は土でできていて、特に伊賀焼は土の粒子が粗いため水漏れしやすくなっています。目止めをすることで粒子の隙間を埋め、耐久性をアップさせるというわけです。

目止めにはご飯を使います。余った茶碗一杯分ほどのご飯を土鍋に入れ、水を八分目くらいまで注ぎ、弱火にかけておかゆを炊きます。炊き上がったらおかゆが覚めるまで1時間以上はそのまま土鍋の中に入れておき、冷めたら取り出して土鍋を水洗いすれば完了です。炊いたおかゆはもちろん食べられますよ。

目止めは使い始めはもちろん、ひび割れができたときにも行います。ご飯のデンプンが糊の役割になるので、お米ではなくご飯を使ってください。また、土鍋の中には目止め不要なものもあります。その場合、説明書に記載があるのでよく確認しましょう。
土鍋を自由に使おう!
土鍋は炊飯や鍋物、煮込み料理と言うイメージが強いですが、もっと自由な使い方をしても良いんです。蒸し料理や燻製、石焼き調理はもちろん、パンを作るのに使うことだって可能です。土鍋のイメージに囚われず、自由な使い方で土鍋を楽しんでみませんか?料理がもっと楽しくなるはずですよ。ぜひチャレンジしてみてください!
