アンチョビって何?味は?日本人に合うイタリア風料理レシピ!
パスタなどイタリア料理のレシピによく使われるアンチョビですが、アンチョビって何?という方も多いのではないでしょうか?スーパーでは缶詰や瓶詰で販売されていますが、使い方がわからない方も多いのでは?ここではアンチョビの美味しいレシピをご紹介します。
目次
アンチョビとは?簡単レシピをご紹介!

日本ではスーパーで缶詰や瓶詰として販売されているアンチョビ。イタリアンレストランなどでアンチョビを使った料理をよく目にしますが、アンチョビって一体何なんだろう?という方も意外と多いのではないでしょうか?あまりにもよく使われているので、今更周りにも聞けませんよね。アンチョビはカタクチイワシの塩漬けをオリーブオイルに浸けたもののことです。
うまみ成分が豊富なアンチョビ
アンチョビ使うとなお美味しいですよね‹‹\(´ω` )/››‹‹\( ´)/››‹‹\( ´ω`)/››自分もちょっと前イタリアンで食べてからハマりましたw
— 隠居ハンターふれどん (@tasu119) August 7, 2018
今、アンチョビといえば、カタクチイワシの身を食べるのが一般的ですが、昔はカタクチイワシが発酵してそこから出た液体を取るのが目的だったようです。この液体はカタクチイワシのタンパク質が分解されて、アミノ酸に変化した、うまみ成分が豊富に含まれています。
アンチョビは栄養素も豊富

アンチョビはうまみ成分が豊富に含まれていて美味しいだけではなく、血液をサラサラにし血管を強くするオメガ3脂肪酸、カルシウムの吸収を助け、免疫機能をアップさせるビタミンD、骨粗しょう症予防に効果が期待できるカルシウム、目やお肌の健康に欠かせないビタミンA、うつ病改善効果が期待できるチロシンなどの栄養素が豊富に含まれています。

アンチョビレシピ【おつまみ9選】
おつまみレシピ①アンチョビポテトキッシュ
シンプルなポテトキッシュにアンチョビを加えることで、アンチョビのうまみ成分がじゃがいもに染みて美味しいキッシュになりますよ。作り方は1cmほどの角切りにしたじゃがいもを耐熱容器に入れて電子レンジで加熱し、卵と牛乳を混ぜておきます。キッシュ生地にじゃがいもとアンチョビ、液を入れて180度のオーブンで20分ほど焼けば完成です。
おつまみレシピ②アンチョビのマリネ

野菜たっぷりのマリネも美味しいですが、アンチョビだけで作るマリネは簡単かつ美味しいので、すぐにおつまみが必要なときにもすぐできますよ。作り方は、ボウルにオリーブオイルとコショウを入れて混ぜ、そこにアンチョビを漬ければ完成です。野菜を添えるならトマトやバジル、スライスした玉ねぎがおすすめですよ。
おつまみレシピ③アンチョビクラッカー

手軽に食べられるクラッカーは、おつまみにピッタリですね。ちょっとしたホームパーティーにも喜ばれる一品です。作り方は簡単で、クラッカーにアンチョビソースとオリーブオイル、少量のしょう油を加えてしっかり混ぜ、クラッカーに塗るだけです。簡単ですがとても美味しいと病みつきになるおつまみですよ。
おつまみレシピ④アンチョビのカナッペ

カナッペの土台はお好みのもので良いですが、アンチョビと相性が良いのはフランスパンです。作り方は、まずフランスパンを5mm~1cmほどの厚さにカットしましょう。その上にクリームチーズ、トマト、ハム、オリーブの実、アンチョビを乗せておしゃれに見えるように高さを出すだけです。アンチョビとクリームチーズとの相性は抜群で、美味しいカナッペになりますよ。
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おつまみレシピ⑤アンチョビディップ

いろいろな野菜を食べられると人気のディップもおつまみに最適な一品です。アンチョビディップの作り方は、お好みの野菜を食べやすい大きさにカットします。アンチョビを包丁で叩いてペースト状にします。そこへすりおろしニンニク、乾燥バジルを加えてよく混ぜれば完成です。どんな野菜も美味しくしてくれるディップになりますよ。お好みでマヨネーズを加えても。
おつまみレシピ⑥ブロッコリーのアンチョビチーズ焼き

グラタンやピザの具材として使われるブロッコリーは、チーズとの相性は抜群ですよね。ビタミンも豊富なので積極的に食べたい野菜です。作り方はレンジで軽く加熱したブロッコリーを耐熱容器に並べ、その上に刻んだアンチョビととろけるチーズを乗せてオーブンで焼き色が付くまで焼けば完成です。焼けたチーズの香ばしさとアンチョビの組み合わせがたまらなく美味しい一品です。
おつまみレシピ⑦肉巻きアンチョビアスパラ

アスパラガスをベーコンや豚肉で巻いて焼く料理はおつまみとしても定番ですが、そこにアンチョビを加えることで味に深みが出てさらに美味しくなりますよ。作り方は、かたい部分を取り除いたアスパラガスをレンジで加熱し、豚バラ肉にアンチョビソースを塗り、アスパラガスをクルクルと巻いてフライパンで焼けば完成です。豚肉の重なり部分を少なくしてカリっと焼くのがコツです。
おつまみレシピ⑧ツナとアンチョビのポテト和え

アンチョビはツナとの相性も抜群です。ポテトと和えるととても美味しいおつまみになりますよ。作り方は簡単で、茹でたじゃがいもをマッシュし、そこにツナと刻んだアンチョビを加えて混ぜるだけです。ツナとアンチョビの味がしっかり効いているので、特別な味付けは不要です。簡単ですがおつまみにおすすめのレシピですよ。
おつまみレシピ⑨アンチョビのソテー

アンチョビはパスタやソースなど、他の具材と一緒に食べるレシピが多いですが、アンチョビをメインにしたソテーもおつまみにおすすめです。作り方も簡単で、オリーブオイルを敷いたフライパンで、スライスしたニンニクを炒め香りを出します。そこへアンチョビをそのまま入れて軽く焼くだけで完成です。アンチョビにニンニクを乗せて食べるのがおすすめで、お酒がすすみます。
アンチョビレシピ【万能ソース&ペースト6選】
万能ソース①アボガド・バーニャ
バーニャカウダは一般的なイタリアのソースで、いろいろなレシピがあります。中でもアンチョビとアボカドのバーニャカウダは栄養価も高く、しっとりと美味しいのでおすすめです。

作り方はアボカドの皮と種を取り除き、ボウルに入れてなめらかになるまで潰します。そこへみじん切りにしたアンチョビとすりおろしニンニク、塩コショウ、オリーブオイル、レモン汁、タバスコを加えてしっかり混ぜます。お好みの野菜を適当な大きさにカットすれば完成です。
万能ソース②ガーリックドレッシング

ニンニクとのハーモニーが絶品のガーリックドレッシングは、サラダが止まらなくなるおすすめレシピです。作り方は、ボウルに酢と塩コショウ、オリーブオイル、すりおろしたニンニク、みじん切りにしたアンチョビを加えてよく混ぜれば完成です。簡単ですが、サラダ以外にも肉料理やパスタとの相性も良いドレッシングですよ。
万能ソース③アンチョビのクリームソース

アンチョビのクリームソースは、サラダや肉料理、パスタとの相性が抜群です。レシピを覚えておくと、お店で食べるような美味しい一品が作れますよ。クリームソースは難しそうなイメージがありますが、作り方は簡単で、アンチョビペースト、牛乳、小麦粉を入れた鍋を加熱してとろみがでれば完成です。材料もたった3つでコスパもバッチリですね。
万能ソース④ヨーグルトディップソース

酸味が効いたヨーグルトとアンチョビのソースはサラダや肉、魚料理にもピッタリです。さっぱりしながらもアンチョビのうまみが溶け込んだソースで美味しいですよ。作り方は、ヨーグルトとマヨネーズ、アンチョビペースト、すりおろしニンニク、マジックソルトをボウルに入れて混ぜるだけと、とても簡単ですよ。
万能ソース⑤トマトソース
トマトソースもパスタや肉料理、煮込み料理となんにでも使える万能ソースですから、レシピを覚えておくととても便利ですよ。作り方は、玉ねぎ、ニンニク、アンチョビをみじん切りにし、オリーブオイルを敷いたフライパンで先にニンニクを炒めます。香りがしてきたら、玉ねぎとアンチョビ、ベーコンを加えてさらに炒め、バターと白ワインを加えてアルコールを飛ばします。

アルコールが飛んだら、トマト缶、水、コンソメを加えて、水分がなくなるまで煮詰めます。塩コショウで味を調えれば完成です。
万能ソース⑥アンチョビきのこソース

アンチョビきのこソースは、クリームソースベースのソースです。きのこを加えることで香りが豊かになります。温野菜や肉料理、魚料理、パスタにピッタリのソースですよ。作り方は、しめじを小房に分け、フライパンで炒めます。アンチョビペースト、牛乳、小麦粉、炒めたしめじを入れた鍋を加熱してとろみがでれば完成です。きのこが加わるだけで味がグレードアップしますよ。
アンチョビレシピ【サラダ3選】
サラダレシピ①レンコンde簡単カフェサラダ

いろいろなサラダが楽しめるカフェサラダは、インスタ映えすることもあって人気です。レンコンは煮物や天ぷらに使うことが多いですが、サラダにするのもおすすめです。作り方はレンコンをスライスしてフライパンで炒め、手でちぎったレタスや一口大にカットしたトマト、スライスしたキュウリや玉ねぎと合わせるだけです。アンチョビソースをドレッシングとしていただきます。
サラダレシピ②アボカドとトマトのアンチョビサラダ

ソースにしても美味しいアボカドですが、もったりとしたクリーミーな食感はそのまま食べても美味しいですよね。種と皮を取り除いたアボカドをスライスしてお皿に並べ、その上に刻んだトマト、丸ごとのアンチョビを乗せれば完成です。ドレッシングはガーリックドレッシングや、シンプルにオリーブオイルだけがおすすめです。簡単ですが後を引く美味しさですよ。
サラダレシピ③アンチョビマカロニサラダ

子供から大人まで大好きなサラダといえば、たっぷりのマヨネーズがたまらないマカロニサラダです。マカロニサラダにもアンチョビを加えると、深みのある大人のマカロニサラダに変身します。作り方は茹でたマカロニと、ハム、刻んだアンチョビ、キュウリ、コーンをマヨネーズで和え、塩コショウで味を調えれば完成です。味がしっかりしているのでお弁当のおかずにもピッタリです。
アンチョビレシピ【パスタ3選】
パスタレシピ①アンチョビとワサビ菜のパスタ

ツーンとした香りが特徴のワサビ菜ですが、パスタに加えるとワサビの風味がたまらない食欲をそそるパスタになります。ワサビ菜はアンチョビとの相性が良いので、パスタにするならシンプルにアンチョビとワサビ菜だけがおすすめです。ワサビ菜は適当な大きさにカットし、フライパンでアンチョビと一緒に軽く炒めます。茹で上がったパスタを加え、塩コショウで味を調えれば完成。
パスタレシピ②アンチョビとナスとズッキーニのパスタ

夏に楽しみたいパスタといえば、ナスとズッキーニを使ったパスタです。ナスとズッキーニはトマトソースやミートソースとの相性も良く、非常に使える食材です。作り方は一口大にカットしたナスとズッキーニ、細かくカットしたアンチョビを炒めます。トマトソースやミートソースを加え、茹で上がったパスタにかければ完成です。粉チーズをかけるとより美味しくなりますよ。
パスタレシピ③アンチョビとキャベツのペペロンチーノ

パスタの定番といえばペペロンチーノですね。唐辛子のピリッとしたアクセントとニンニクの風味がたまらないパスタですが、アンチョビを加えても美味しいですよ。作り方は適当な大きさにカットしたキャベツとみじん切りにしたアンチョビ、ニンニク、鷹の爪をフライパンで炒め、パスタが茹で上がったらフライパンに入れて塩コショウで味を調えれば完成です。
アンチョビレシピ【野菜3選】
野菜レシピ①アンチョビキャベツ

甘みのあるキャベツとアンチョビの相性は抜群で、食べたいときにサッと食べられる人気メニューです。作り方はざく切りにしたキャベツとみじん切りにしたニンニク、鷹の爪をフライパンで炒めます。みじん切りにしたアンチョビを加え、塩コショウで味を調えれば完成です。キャベツを大量に消費できるレシピなので、キャベツがたくさん余っているときにおすすめです。
野菜レシピ②アンチョビのガリバタポテト

ニンニクとバターの風味がたまらないガリバタ。そこへアンチョビを加えると味に深みが出てより美味しくなるのでおすすめです。作り方は、じゃがいもを一口大にカットし、耐熱皿に移してラップをして電子レンジで加熱します。バターを入れたフライパンにみじん切りにしたニンニクとアンチョビ、じゃがいもを加えてじゃがいもに味がなじむまで炒めれば完成です。
野菜レシピ③ブロッコリーのガーリックアンチョビ炒め

ブロッコリーは1株買っても中途半端に余ってしまうことが多いですが、こちらのレシピだと余らずに1株丸々使えますよ。作り方は小房に分けたブロッコリーを電子レンジで加熱します。フライパンに油を敷いてみじん切りにしたニンニクとアンチョビを炒め、ブロッコリーを加えてさらに炒めれば完成です。食べたいときにすぐ作れる簡単レシピですよ。
アンチョビレシピ【メイン5選】
メインレシピ①万願寺とうがらしの肉巻き

種が少なくて大きく、甘みがあるのが特徴の万願寺とうがらし。豚肉で巻いてアンチョビソースをからめた、万願寺とうがらしの肉巻きはお酒にもよく合う人気のレシピです。作り方は万願寺とうがらしを豚バラ肉で巻いて油を敷いたフライパンで炒め、アンチョビソースを加えて少し煮詰めるように肉巻きにからませれば完成です。弁当のおかずにもおすすめの一品ですよ。
メインレシピ②ブロッコリーのアンチョビグラタン
ブロッコリーをたっぷり食べたいときにおすすめなのが、ブロッコリーのアンチョビグラタンです。グラタンの素は使わなくても簡単に作れますよ。作り方はじゃがいもを電子レンジで加熱し火を通します。ブロッコリーも小房に分けた後、電子レンジで加熱し、オリーブオイルを敷いたフライパンで、ベーコンとじゃがいも、ブロッコリーを加えて炒めます。

フライパンに生クリームとアンチョビを加え、とろみが出るまで煮ます。味付けは不要ですが薄く感じる場合は塩コショウを。グラタン皿に移してとろけるチーズをかけ、オーブンで焼き色が付くまで焼けば完成です。
メインレシピ③ツナとアンチョビのガレット

生地で包むように作るガレットは、見た目にもおしゃれですよね。難しそうですが意外と簡単ですよ。作り方は、小麦粉、塩、卵をボウルに入れて混ぜ、少しずつ牛乳と水を加えて生地を作ります。油を敷いたフライパンに生地を流し入れフライパン全体に薄く広げましょう。中央部分にトマト、チーズ、パプリカ、みじん切りにしたアンチョビ、卵を乗せて周りを菜ばしで折ります。
メインレシピ④イワシのソテー

イワシのソテーにアンチョビソースをかけたWイワシの一品です。同じイワシ同士ですから相性は抜群です。イワシは頭と内臓を取り除いて開きます。オリーブオイルを敷いたフライパンで両面焼き、上からレモン汁とアンチョビソースをかければ出来上がりです。小さめのイワシを選べば骨ごとパクパク食べられて、カルシウムの補給にもピッタリです。
メインレシピ⑤チキンのアンチョビハーブ焼き

鶏肉は鶏もも肉でも鶏胸肉でもどちらでもOKです。ダイエット中の方はカロリーが低い胸肉を使いましょう。大きめの一口大にカットした鶏肉はいったん、酒と酢に漬けて柔らかくします。水分を拭き取ったら油を敷いたフライパンで両面焼き、火が通ったらアンチョビを加え、塩コショウで味を調えます。最後にハーブのみじん切りを振りかけて完成です。
アンチョビレシピ【パン&ご飯5選】
パン&ご飯レシピ①ジェノベーゼピラフ

地中海の香りが漂うジェノベーゼピラフは、ランチやちょっとしたパーティーにもおすすめの一品です。玉ねぎ、人参、ニンニクをみじん切りにします。オリーブオイルをフライパンに入れ、ニンニクを炒め、次にひき肉を加え、火が通ったら玉ねぎと人参を加えて炒めます。クレイジーソルトとみじん切りにしたアンチョビを加えさらに炒め、最後にご飯を加えて完成です。
パン&ご飯レシピ②たっぷり野菜のアンチョビパン

パン作りが得意でない方にもおすすめのレシピです。強力粉、ドライイースト、塩、砂糖、卵、ぬるま湯をボウルに入れて生地を作ります。生地の発酵が終わったらお好みの形に成形し、ブロッコリーやパプリカ、トマト、ベーコン、アンチョビのみじん切りを乗せてオーブンで焼けば完成です。
パン&ご飯レシピ③アンチョビのキーマカレー

アンチョビはカレーに加えても美味しいです。カレーの中でもキーマカレーがおすすめです。野菜を煮込む時間がないのですぐできますよ。作り方はみじん切りにした玉ねぎ、人参をフライパンで炒め、そこへひき肉、アンチョビのみじん切りを加えてさらに炒めます。水を加え少し煮込んだら、カレー粉かルーを加えて煮詰めていきます。ご飯にかければ完成です。
パン&ご飯レシピ④フレッシュトマトのアンチョビチャーハン

トマトは意外にもチャーハンの具材に使っても美味しいですよ。美味しくなるコツは最後に加えることです。材料は冷蔵庫の余り野菜でOKです。みじん切りにした野菜とアンチョビをフライパンで炒め、ご飯を加えてさらに炒めます。出来上がる寸前に細かく刻んだトマトを加えて混ぜます。お皿に盛った後に温泉卵を乗せて絡めて食べると絶品ですよ。
パン&ご飯レシピ⑤ジェノベーゼピザ
バジルの香りが漂うジェノベーゼピザも、アンチョビを加えるとまた違った味わいになって楽しめますよ。ピザの生地は強力粉とドライイースト、塩、砂糖、お湯を加えてこねて作りましょう。もちろんスーパーで購入したものでもOK。

バジルソースにみじん切りにしたアンチョビを混ぜて生地全体に塗り広げ、トマトとオリーブの実、バジル、とろけるチーズをかけてオーブンで焼けば完成です。アンチョビはパスタだけでなく、サラダやカレなどさまざまな料理に使うことができます。栄養素とうまみ成分が豊富なアンチョビレシピをいろいろ作ってみましょう。