ナスタチウム(キンレンカ)の花言葉は?食べ方や効能もご紹介

ナスタチウム、和名でキンレンカという食用の花をご存知でしょうか?植物に詳しくなければあまり聞いたことがない名前だと思います。色鮮やかで品種もさまざま、そんなナスタチウム(キンレンカ)について今回はご紹介したいと思います!

目次

  1. ナスタチウム(キンレンカ)とは?
  2. ナスタチウム(キンレンカ)はいつ日本に?
  3. ナスタチウム(キンレンカ)の名前の由来
  4. ナスタチウム(キンレンカ)の花言葉とは
  5. ナスタチウム(キンレンカ)が食用って本当?
  6. ナスタチウム(キンレンカ)の食べ方
  7. ナスタチウム(キンレンカ)の効能
  8. ナスタチウム(キンレンカ)の注意
  9. ナスタチウム(キンレンカ)は観賞用としても食用としても万能!

ナスタチウム(キンレンカ)とは?

赤、黄、オレンジ、ピンク色などの花を咲かせます。熱帯の地域では多年生といって三年以上にわたって生存します。温帯の地域では一年生といって一年の間に発芽し開花を終え枯れるといった性質を持っています。

春に種をまくと夏から秋に開花しますが高温や湿気の多い場所が苦手なので夏になると枯れてしまったりする花です。なのでハンギングバスケットなどに植えて風通しをよくすることで元気なナスタチウムを育てることができます。

ナスタチウムにはなんと50種類ほどの仲間がいます。つる性の植物なので30cmぐらいから大きい物はなんと3mほどにも成長するんです!花も大ぶりなので存在感がすごいですね!

ナスタチウム(キンレンカ)はいつ日本に?

日本に渡来してきたのは江戸時代末期。オランダ人が持ち込んだとされています。もともと南米が原産地でしたが、それがヨーロッパに渡り各国に広まり品種改良されました。そんなに昔からある花なんてびっくりですよね!

ナスタチウム(キンレンカ)の名前の由来

ナスタチウム?キンレンカ?一体どっちが本当の名前なのでしょうか。答えは両方です。なぜ二つの名前があるのがご説明します!

ナスタチウムという名前になった理由

まずナスタチウムという名前ですが、英語で書くと『nasturtium』です。『nasus(鼻)』『tortus(ねじる)』という言葉が組み合わされてできた造語です。なぜ鼻がねじれるかというとナスタチウムの花の匂いが少し独特だからなんです。

キンレンカという名前はどこから?

ナスタチウムと呼ばれるこの花の和名がキンレンカなのです。漢字で書くと『金蓮花』です。黄金のように輝く葉、そして蓮のように丸い形をしていることからそう名付けられました。

ナスタチウムもキンレンカも同じ花を指す名前なのでどちらを使ってもOKです!ただ最近では花屋さんなどで見かけてもキンレンカよりもナスタチウムと表記されている花屋さんが多いように感じます。

ナスタチウム(キンレンカ)の花言葉とは

どんな花(植物)にも花言葉があります。ナスタチウムの花言葉は『愛国心』『困難に打ち勝つ』『勝利』『恋の火』『恋の炎』などがあります。なにか情熱的なものを感じさせる花言葉が多いですね。

ナスタチウムの花言葉の由来をご説明します。丸い葉が盾、赤い花が血に染まった鎧に見立て敵に立ち向かっていく戦士に見えることから『愛国心』『困難に打ち勝つ』『勝利』といった言葉がつけられたそうです。きれいで美しい花なのに血に染まった鎧なんてちょっとかわいそうな気もしますが、とても素敵な言葉には違いありません!

花言葉は国によって少し言葉が違ったりするのですが、原色でビビットカラーのような花の色のナスタチウム。フランスでは鮮明な暖色系の色を激しい思いの象徴とされているようです。なので『熱烈な愛の告白』という花言葉があるそうです!そしてフランスでは愛の告白にナスタチウムを用いることもあり、愛情表現をするためにうってつけの花言葉なんです!

ナスタチウム(キンレンカ)が食用って本当?

ガーデニングとしてナスタチウムを育てたことのある人もいると思いますが、その花が食用だったと知らなかった人も多いそうです。あんなにきれいな花を咲かせている花を本当に食べられるのか疑問ですよね。食べれたとしてもどんな味がするのでしょうか。

簡単にいうとわさびのように爽やかなぴりっとした辛さが特徴です。なぜあんなにきれいな花がわざびのような味がするのか不思議ですよね。でもそれには理由が!ナスタチウムはちょっと変わり種のハーブの一種なんです!

原産地ではクレソンのように親しまれ食用にされていたナスタチウム。クレソンも少しぴりっとした辛みがあるのが特徴ですよね!そんなクレソンの代わりにナスタチウムを使うといった食べ方もあるそうですよ!

そしてナスタチウムの種は若い未熟のうちにとってピクルスにする使い道があるそうです!そんなナスタチウムの驚くべきポイントは花・葉・茎・種全てが食用だということ。全てを余すことなく食べられることができる植物なんです!

ナスタチウム(キンレンカ)の食べ方

ナスタチウムはわさびと似た味と上記で説明したとおり、メインの食材としての食べ方はあまりありません。ですがそのぴりっとしたアクセントを楽しむための薬味のような存在ですね!そんなナスタチウムの食べ方をご紹介します!

食べ方:すりおろし

生わさびと同じようにおろし器でするのが初めてナスタチウムを食べる人でも抵抗ない食べ方。まずはわさびが使われている食べ方に代用してみましょう!おすすめはマヨネーズやクリームチーズです!

わさびマヨネーズがあるぐらいなのでナスタチウムマヨネーズといった食べ方で同じような味わいが楽しめます。クリームチーズはまろやかなコクが特徴ですが、ナスタチウムのほのかな辛さで大人向けのチーズに早変わり!すりおろすことによってアイデアが広がりますね!

食べ方:そのまま

ナスタチウムやクレソンには独特な味なので初めて食べるという人には向かない食べ方ですが、ナスタチウム本来の味を楽しむならサンドイッチやサラダにするのがおすすめ!

加工など一切せずサンドイッチやサラダにすることでナスタチウムのぴりっとした辛さをダイレクトに堪能できます。スパイシーな味が料理のアクセントになるので、いつも食べなれている料理が一味違った美味しさになりますよ!あとおしゃれ女子にはかかせない料理の見た目も華やかになり、目でも楽しませてくれる存在感のある料理に大変身!

食べ方:きざむ

ステーキのソースにわさびが使われている場合がありますよね!そんな感覚できざんでソースに投入するのもおすすめな食べ方!脂っこいお肉系の料理もナスタチウムの爽やかな辛さで一味違った美味しさに大変身!ソースやドレッシングに混ぜるのもいいですね!

ナスタチウム(キンレンカ)の効能

ナスタチウムの美味しい食べ方はお伝えしましたが、そんなナスタチウムには野菜などと一緒で栄養がいっぱい!ナスタチウムにはどんな効能があるのかご紹介します。

まずナスタチウムには美容にかかせない効能を得るために必要とされるビタミンCやミネラルがとっても豊富。現代社会で多く失われてしまうビタミンCが摂取できるなんて素晴らしいですよね!女性はビタミンC、ミネラルともに摂取したい栄養なので美肌への効能としてはすばらしい食材ともいえます。

ビタミンCやミネラルが豊富ということは他にも体に良い効能があります。まずは抗菌作用!菌を殺してくれるので風邪予防にうってつけなんです。そしてミネラルを多く含んでいるので貧血にも効果あり!女性に不足しがちなミネラルなので強い味方ですよね!あとは血液浄化、消毒作用などもあります。本当に体に良い効能ばかりなんです!

ナスタチウム(キンレンカ)の注意

ナスタチウムは初心者でも育てやすい植物で色鮮やかに咲き誇るのが魅力的で育てる人がたくさんいます!ですが注意したい点がいくつかあります!まず一つは植物を育てるために使う肥料!肥料を使いすぎると葉ばかり大きく育ち花がつきにくなるので要注意!

ナスタチウムは本当に夏の暑い時期が苦手です。そして湿気も苦手なのでしっかりときれいな花を咲かせるためには夏の時期を避けて植えること!でも水やりをしないと植物は枯れてしまうのでハンギングバスケットなどを利用して通気性を高めてあげることで元気に育ってくれますよ!

ナスタチウムを育てるのは面倒だけど食べてみたいからといって花屋さんで買ってきた物を食べるのはNG!花屋さんで売られているナスタチウムはあくまで観賞用として育てられた物なので薬などがたくさんついています…誤って食べてしまわないように注意してください!

ナスタチウムは上記でご説明したとおりぴりっとしたわさびのような辛さがあります。一応刺激物になるので胃の弱い人や刺激物に弱い人は控えめにしたほうがいいですね。

ナスタチウム(キンレンカ)は観賞用としても食用としても万能!

ナスタチウムは見てもよし、食べてもよし、そんな万能な植物。観賞用として育てていた人も一度食べてみてはいかがでしょうか?新たな発見がありナスタチウムをもっと好きになれるかもしれません!

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