全身黒のコーディネートはダサい?おしゃれに着こなすポイントをご紹介!
全身黒コーデは挑戦したいと思っていても、ダサいと思われてしまうのではないかと不安でできない人が多いです。でもいくつかのポイントを抑えれば、誰でも簡単におしゃれに着こなすことができます。ここでは全身黒コーデのポイントとお手本を紹介していきます。
目次
全身黒コーデはダサい?
ライブTのコーデいっつも分からん。シンプルにジーパンだとモサモサ、全身黒コーデはただの不審者。中身がキモオタだと何着てもダサい良い例である
— なちょ (@nacho_unco) November 1, 2017
全身黒コーデは、最近のモノトーンの流行で気になるファッションですよね?しかし、全身黒コーデというと「不審者みたい」「ヴィジュアル系みたいでダサい」「トレンディドラマに出てくる悪役っぽい」と思われがちです。スタイルがいい人じゃないと似合わないという先入観もあるので、挑戦したくてもできない人が多いです。

しかしいくつかのポイントを守れば、むしろコーデが楽なので全身黒コーデは誰でも楽しめるファッションです。また全身黒のコーデは、体型隠しにもなりますし、モードでスタイリッシュな雰囲気にもなります。ここでは全身黒コーデをするときのポイントや簡単な取り入れ方について、お話ししていきます。ダサいと思われないポイントを知っておきましょう。
ポイントを抑えればおしゃれ!

全身コーデのポイントはキレイめカジュアルにすること、黒の重たさを軽くするシフォンやコットンなどの軽い質感の素材を取り入れること、白やカラフルな色を差し色で取り入れること、の3つです。このポイントさえ押さえれば、洋画に出てくる全身黒ずくめのエージェントのようなファッションにならないで済みます。
全身黒コーデ【ダサい印象にならない為の注意点】
男の全身黒コーデはダサいらしいと聞いて生きる気力を失った
— しらべ (@loser_lid) June 19, 2016
全身黒コーデは、性別年齢を問わず挑戦するのが難しいです。一歩間違えればダサいと思われてしまうので、基礎知識が必要なファッションといえます。黒は無難で合わせやすくて、地味な色と思っている人も多いですが、実際は違います。まずは黒が相手に与える印象から、抑えておきましょう。
全身黒コーデ<注意点>①黒の服の印象

黒はすべての色を足してできている色なので、とても強い印象を相手に与えます。威圧的、怖い人、気が強い人、話しかけにくい人という印象になってしまうのです。これがマイナスな印象に繋がり、「ダサい」と思われてしまう原因になります。これを防ぐために、白やラベンダーなどのパステルカラーなどの差し色を入れましょう。

またレディースの服はゆったりしたシルエットだったり、ギャザーが寄っていたりするデザインが多いです。全身黒コーデでこうしたデザインの服を着てしまうと、余計にダサい印象になってしまいます。それだけではなくスタイルも悪く見えてしまうので、黒や白のサッシュベルトでウエストをしっかり引き締めましょう。
全身黒コーデ<注意点>②無頓着なイメージ

また黒は何にでも合うというのは、誰でも知っていることです。全身黒コーデは、「なんにでも合う服しかもってない」「ファッションに無頓着」という印象を相手に与えてしまいます。だからスキニーパンツ、シャツなどのキレイめなシルエットの黒い服を選んで、きちんとしている雰囲気を出しましょう。

ただキレイめにしすぎると、ファッションに気合を入れすぎている人になってしまいます。そうなるとただでさえ近寄りがたい黒コーデなので、余計に近寄りがたい雰囲気になります。目安としてはキレイめ7割、カジュアル3割がちょうどいいですね。また全身黒コーデはオタクが良くしているというイメージもあるので、カジュアルすぎないように気を付けましょう。
全身黒コーデ【おしゃれに着こなすポイント】

せっかく全身黒コーデに挑戦するならダサいと思われないコツだけではなく、おしゃれになるコツも知っておいたほうがいいでしょう。全身黒コーデをおしゃれに着こなすためには、どこかに抜け感をとりいれるといいですよ。女性は首、手首、足首を見せるとおしゃれな雰囲気が出ます。
全身黒にしたらまんま喪服にしか
— やぶなーす (@YabuNurseAzure) September 1, 2018
見えないけど
それでいっか。
全身黒コーデは、下手におしゃれを意識するよりもシンプルにしたほうがいいと思っている人が多いです。しかしシンプルすぎるコーデにすると喪服のような印象になってしまい、ダサいダサくない以前の問題になってしまいます。どこかにおしゃれポイントは必要なので、女性らしいおしゃれポイントを作りましょう。
全身黒コーデ<ポイント>①要素をミックス
全身黒コーデの色白黒髪とかたいぷでしかない
— サトノサヤ (@saya___331) September 1, 2018
全身黒コーデをする場合、上下を同じ素材の服にすると統一感は出ますが、メリハリのないファッションになってしまいます。またツイードなどのしっかりした素材で全身黒にすると、とても重い印象になります。そこで素材で抜け感を出しましょう。女性ならレースのトップスにコットンのスカート、ニットのトップスにツイードのスカートなど、軽い素材を取り入れてください。
今日は全身黒でした〜☺︎ pic.twitter.com/pC9fxJs9rr
— かおりんは次ATF (@xilsxixmilx) September 2, 2018
レースやコットン、ガーゼなどの女性らしい柔らかい素材の黒い服を着る場合は、白い小物を合わせるとより女性らしくなります。例えば黒レースのトップスに白レースの付け襟、黒ガーゼのスカートに白ガーゼの靴下など同素材の白小物は合わせやすいです。また襟の詰まった黒トップスには、華やかなネックレスをつけましょう。
全身黒コーデ<ポイント>②差し色を加える

また上下黒の服で小物まで黒にすると、お葬式のような雰囲気になります。小物をカラフルにすると、抜け感が出てぐっとおしゃれになりますよ。カラフルな小物は苦手という人は白やベージュ、灰色の小物にするだけでも、雰囲気が軽やかになります。また好きな色のバッグにすると、バッグが映えるので新しいバッグを自慢したいときにもいいですね。
全身黒コーデ【カジュアル×綺麗目で解決】
同じ電車に、全身黒コーデの二人いるんですけど
— ちゃ夢 (@taa__tyu_) September 2, 2018
カッコよすぎる。
やばいんだけだけど。
全身黒コーデは色が強い分、気が強そうと思われてしまいます。また引き締め効果のある色なので、着やせ効果を期待している人もいますが、服のシルエットがダボダボだとかえって体重が重く見えてしまいます。それに黒靴下+黒サンダルなどの組み合わせは、夏だと暑苦しい印象になってしまうので、服選びには気を付けましょう。
いつも全身黒尽くめ pic.twitter.com/Siqs0Sx3nQ
— いとをか氏 (@itwk_s) August 30, 2018
キレイめでカジュアルで抜け感のあるコーデを心がけると、失敗は少なくなります。ダボダボでストリート感のあるコーデではなく、品のあるおしゃれな街にもなじむようなコーデを心がけてください。またレディースの黒い服によくあるフリフリすぎるアイテムはコスプレのようになってしまい、ダサい印象になります。フリフリは部分的に取り入れましょう。
アイテムのカジュアルか綺麗目を見分けよう

黒い服はなんにでも合うと思って適当にコーデしてしまう人もいますが、黒は素材の質感が強く出る色です。ですので他の色よりも素材に気を付けてコーデしないといけません。コットンやニット、スウェット、パイル地などはカジュアル、ツイード、ポリエステル、シフォンなどはキレイめです。カジュアルとキレイめを合わせると、バランスよくなります。

具体的にはカットソーワンピース+キレイめカーディガン、タイトスカート+Tシャツ、タンクトップ+キレイめワイドパンツなど、きちんとした印象の黒アイテムと、カジュアルな黒アイテムを合わせるとダサい印象になりません。レディースブランドからもたくさんの黒アイテムが発売されているので、購入しやすいですよ。
ファッションアイテムの見分け方①アウター

全身黒コーデで難しいのは、アウターです。その日のコーデがキレイめ要素が多いならカジュアルなアウターがいいです。しかし、モッズコートなどのカジュアルすぎるアウターだとだらしなく見えるので、MA-1、ライダースなどの襟元がきちんとしているアウターにしましょう。またコーデやカジュアル要素が多いなら、チェスターコート、テーラードジャケット、ノーカラージャケットなどのキレイめアウターがおすすめです。

またライダースなどのハードめなアウターを合わせる場合は、トップスをレース素材にしたり、レースの靴下をはいたり、バッグを白い女性らしいデザインのレディースバッグにしたりしてバランスをとってください。全身黒コーデ+ライダースは「イキがっている人」という印象になりやすいので、コーデは女性らしさを意識しましょう。
ファッションアイテムの見分け方②シルエット

全身黒コーデは、手抜きという印象を与えてしまいます。まただらしないという印象も与えてしまうので、シルエットにはこだわりましょう。性別年齢問わず、全身黒コーデは細身のシルエットにすると、おしゃれにまとまります。レディースには細身のシルエットの服が多いので、プチプラでも取り入れやすいですね。
全身黒コーデ【差し色に使えるアイテム】

もし原色の小物を合わせたい場合は、ミニバッグなどの小さい面積でとりいれましょう。全身黒コーデで原色の大きなバッグは迫力が出てしまいますが、ミニバッグなら全身黒の迫力に負けずバランスがよくなり、ダサい印象になりません。さまざまなレディースブランドからミニバッグは発売されているので、チェックしてみてください。
差し色ファッションアイテム①パンプス

パンプスを選ぶときはシンプルで品のあるカラーのものにしましょう。水玉やチェックなどの模様があるパンクすだとコーデがごちゃごちゃしてしまうので、無地のパステルカラーやペールカラー、白、ベージュなどの優しい色を選んでください。質感はエナメルだとより強い印象になるので、マットなもののほうがいいです。

もし黒パンプスを合わせたい場合は、レース素材の透け感のあるパンプスを選びましょう。これに白のレースの靴下を合わせれば、足元が軽やかになり、女性らしさもアピールできます。レディースファッションは、全身黒コーデをしても小物でさわやかさを出しやすいというメリットがあります。
差し色ファッションアイテム②バッグ
全身黒コーデに合わせるバッグも品のあるキレイめなデザインのものを選びましょう。模様のあるものを選ぶと、パンプス同様、ごちゃごちゃしてしまうので無地でシンプルなものがおすすめです。また黒コーデをキレイめにした場合は、ビビットカラーのサコッシュにすると、カジュアルダウンできます。

また夏に全身コーデをするとどうしても暑苦しい印象になってしまうので、キレイめなデザインのかごバッグを持ちましょう。かごバッグはカジュアルすぎる印象になってしまいがちなので、しっかり形をキープできる固めの素材のバックで、シンプルなデザインを選びましょう。かごの色はこげ茶などよりもベージュ・白が相性がいいです。
おしゃれな全身黒コーデ集【レディース10選】

全身コーデをおしゃれに楽しんでいる人は、キレイめカジュアルで細身シルエットにしています。このポイントを守った上で刺し色をプラスすれば、インスタでよく見かけるおしゃれな全身黒ファッションが簡単にできます。また全身黒コーデをするとき黒髪を下ろしていると、重い印象になります。髪型はアップスタイルにして、首元に抜け感を出しましょう。
全身黒コーデ<レディース>①スニーカー合わせ

スニーカーを合わせる場合は、バッグはきちんとしたデザインのものにしたり、ボトムスをスキニーにしてシルエットを引き締めたりしましょう。全身黒には白スニーカーや灰色スニーカーを合わせて抜け感を出す人が多いですが、黒スニーカーを履きたい場合は、スポーツTシャツを選んでプリントで軽さを出しましょう。
全身黒コーデ<レディース>②キャップ合わせ
またスニーカーの靴ひもを白にするだけでも、抜け感は出ます。最近はワンピースにスニーカー、ジャケットにワイドパンツにスニーカーなどのキレイめコーデにスニーカーを合わせるのが流行っています。これは全身黒コーデだと、とても取り入れやすいです。レディースのスニーカーにはかわいいデザインのものが多いので、足元で女子力を出すこともできます。
全身黒コーデ<レディース>③ワンピース
キレイめカジュアルをやったことがない人は、ワンピースやオールインワンを取り入れるといいでしょう。ウエストがマークされている服は、それだけでキレイな雰囲気になります。また服をゆったりしたものにしたら、小物はきちんと感のあるものにすると、品よくまとまりますよ。ワンピースの素材はガーゼだとカジュアルすぎるので、コットンや化学繊維にしましょう。
全身黒コーデ<レディース>④レーストップス

またレディースの黒い服はレースやフリル、リボン、ギャザーなどの女性らしいデザインのものもあるので、そういったアイテムを取り入れると、全身黒でもきつい印象になりません。とくにレースで透ける服は、重たくならないので、1枚はもっておきたいアイテムですね。
全身黒コーデ<レディース>⑤Aラインスカート
全身黒で最近流行っているロングスカートを履く場合は、タイトスカートかAラインスカートにしましょう。ギャザースカートだとダボついて見えてしまいます。またくるぶしくらいまでの丈やミモレ丈にして足首を見せると、抜け感が出てバランスがとりやすくなります。そして、ウエストが細く見えるシルエットのレディース服を選びましょう。
全身黒コーデ<レディース>⑥シャツコーデ

全身黒に使えるアイテムはシャツです。おしゃれに無頓着という印象になりやすいので、襟のある服を着て、きちんと感を演出しましょう。レディースブランドからは一工夫あるデザインの黒シャツがたくさん発売されているので、シャツコーデのバリエーションも豊富です。
全身黒コーデ<レディース>⑦中性的なシンプルコーデ
ついに全身黒で被った… #Salley pic.twitter.com/vzapaKclRU
— うらら (Salley) (@salley_ulala) August 31, 2018
全身黒コーデで強い印象やダサい印象になってしまいがちです。トップスとボトムスの両方を無地でシンプルなデザインのものにすれば、失敗はありません。黒地に花柄のスカートなどを取り入れれば、ぐっと女性らしくなっておしゃれになりますが、失敗しやすくなります。忠誠的でシンプルな黒コーデは、タイトなシルエットにするとおしゃれです。
全身黒コーデ<レディース>⑧ミニスカート+スキニー
改めて見ると全身黒ばっかりw
— 新井みずか (@mizuka_arai) September 1, 2018
いつもかw pic.twitter.com/U9AhLgU7wR
黒は強い印象、気難しい印象、近寄りがたい印象になります。また手抜きに観られてしまうこともあります。しかし、それを防ごうとシルバーアクセサリーをたくさんつけると余計にダサい印象になってしまいます。レディースファッションでよく見られるミニスカートとスキニーパンツの組み合わせなら、華やかになって手抜きに見えません。カーディガンを羽織るとキレイめになります。
全身黒コーデ<レディース>⑨暗めの差し色コーデ

普段から明るい色の服は着ないという人は、カーキ、ワインレッド、ダークパープル、ネイビーなどの黒に近い色の小物を合わせましょう。黒に近い色でも黒と合わせることで色の違いが分かりやすくなり、コーデが華やかになります。他にはモノトーンのストライプやチェックの小物、グレーの小物などでもおしゃれですよ。
全身黒コーデ<レディース>⑩女優帽+革靴
手抜きと思われてしまう全身黒コーデなので、女優帽ときちんとした印象の革靴を合わせることで、コーデが引き締まってキレイな印象になります。バッグもカチッとしたキレイめのものを選べば、上下ダボダボコーデでも上品にまとまりますよ。
黒スキニーに黒ワイシャツの全身黒コーデ良いわ
— 鬼丸 (@Rexy5ot) August 29, 2018
ただ夜中に車に轢かれても文句言えないのが欠点
全身黒コーデは「気合入れすぎ」「オタクみたい」と言われてしまうことがありますが、ちょっとしたポイントを抑えれば、誰でも挑戦しやすいファッションです。男性が全身黒コーデを正しくすると、イケメンに見える効果がありますが、女性でも美人に見えたり、洗練された大人の女性に見えたりします。キレイめカジュアルを意識して、全身黒コーデに挑戦してみましょう!