なすの日持ち期限はいつまで?保存方法からレシピもご紹介!
なすはいろいろな料理に使えると人気がある食材ですが、気づいたら傷んでいたなんてことはありませんか?なすをよく使うという方は日持ち期限がいつまでなのか気になりますよね。そこで今回はなすの日持ち期限がいつまでなのかご紹介します。
目次
なすの日持ち期限を教えて!

なすといえば和風から洋風など、幅の広い料理に使うことができる食材です。そのためなすを重宝しているという方も多いようですね。しかしなすを大量に買ってきて放置していたら、使おうとしたときに傷んでしまっていたということはありませんか?なすは意外と早く傷んでしまいます。なすの日持ち期限がいつまでなのか知らないという方もいるのではないでしょうか?

そこで今回はなすの日持ち期限がいつまでなのかご紹介します。また日持ち期限がいつまでなのかだけではなく、日持ち期限を長くする保存方法やレシピも一緒にご紹介します。なすをよく料理に使うという方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

なすの日持ちはどれくらい?
なすは日持ちしない

買っておいたなすが気づいたら傷んでしまっていたという経験をしたことがあるという方は多いのではないでしょうか?なすの日持ち期限がいつまでなのか詳しくは知らなくても、なんとなくなすは日持ち期限が短いというイメージを持っている方が多いようですね。なすを使いきるためにも、なすの日持ち期限がいつまでなのかを知っておくことが大切です。

なすの日持ち期限がいつまでなのか知るだけではなく、なすがどんな状態になったら傷んでいるのかを知ることも必要です。なすは適した温度で保存しておかないと、日持ち期限を過ぎる前に傷んでしまいます。適した温度で保存していないと、なすをカットした時に黒い種が出てきたり、皮がやわらかくなったりしてしまいます。また皮が茶色に変色している状態は傷んで鮮度が落ちてしまっています。

またなすにカビが生えていたりぬめりや酸っぱさがあったりする場合、なすは腐っているので食べるのは避けるようにしましょう。これらの状態がなすが傷んでいる状態なので、この状態にならないようになすの日持ち期限がいつまでなのか知っておきましょう。

なすの日持ちする保存方法<常温>
なすの常温での保存期間は?
それではまず最初になすを常温で保存した場合の日持ち期限がいつまでのかご紹介します。なすを購入して気が付いたら傷んでいたという方の多くは、なすを購入してからそのまま常温で放置しているのではないでしょうか?実はなすは購入してからそのままの状態で放置しておくと夏場なら3日間、冬場なら5日間ととても短いのです。

そのため夏場になすを購入し、そのまま3日以上放置していて傷ませてしまったという方が多いようですね。そのためもしそのまま放置しておくのなら、購入してからすぐに使うことがおすすめです。しかし常温でも購入したままではなく、すこし手を加えることで日持ち期限をのばすことができます。そのため常温で保存する場合は、少し手を加えてみましょう。
なすの常温保存方法①新聞紙やキッチンペーパーに包む

それでは常温でなすを保存するときの方法をご紹介します。まず最初になすを袋から出し、しっかりと水洗いしてキッチンペーパーなどを使って軽く水分を拭いておきます。水分を拭いたなすは、新聞紙やキッチンペーパーを使って1本ずつ包んでいきます。そしてなすはビニール袋などに入れず、そのまま風通しのいい日の当たらない所で保存しましょう。

もし3日以上保存する場合、もう一度なすに水分を含ませておなじように保存しましょう。こうすることで常温の日持ち期限である3日以上保存することができます。常温で保存期間を長くするポイントは、温度管理と乾燥を防ぐことです。なすの保存にぴったりな温度は10~15℃なので、処理をした場合冷蔵庫より常温の方が長く保存することができます。

なすの日持ちする保存方法<冷蔵>
なすの冷蔵での保存期間は?

それではつぎに冷蔵庫でなすを保存する場合、保存期間がいつまでなのかをご紹介します。なすは冬場は常温で保存するのがおすすめなのですが、やはり夏場は暑いので冷蔵庫で保存しておいた方がなすを長く保存することができます。冷蔵庫で保存した場合、購入してそのままの状態で保存したときは3日間と常温で保存した期間と同じです。

しかし処理をして冷蔵庫で保存した場合は最大で10日間保存しておくことができます。なすを購入しても数日間は使わないというときは、ぜひ処理をして冷蔵庫で保存をしてみてくださいね。なすを冷蔵庫で保存するときの処理方法が知りたいという方は、ご紹介するのでチェックしてみてください。
なすの冷蔵保存方法①ラップとビニール袋に包む

それでは冷蔵庫で保存するときの処理方法をご紹介します。なすを冷蔵庫で保存するときは、まず最初になすを1本ずつラップかビニール袋で包みましょう。ラップかビニール袋で包んだなすは、新聞紙かキッチンペーパーでさらに包みます。そしてぎゅうぎゅうにならないようにしてビニール袋に入れ、口はしっかりとしばっておきます。あとは冷蔵庫に入れるだけです。

常温でなすを保存するときは乾燥と温度対策をしたのですが、冷蔵庫で保存するときは特に温度対策をしなければいけません。なすの保存に適した温度より冷蔵庫は低いので、長く保存するには温度に気をつけなければいけません。そのためなすが冷蔵庫の温度で低温障害を起こさないように、ラップやビニール袋で包んで保存をします。常温保存と冷蔵保存ではポイントが違うことを知っておきましょう。

なすの日持ちする保存方法<冷凍>

常温保存と冷蔵保存をするときの保存期間をご紹介しましたが、さらに保存期間をのばしたいという方には冷凍庫で保存する冷凍保存がおすすめです。冷凍保存に向かない野菜もありますが、なすは冷凍保存にぴったりな野菜なのです。冷凍保存してしまうと、食感が悪くなるのではないかと心配する方も多いようです。しかしなすは食感とろとろにする料理が多いので、冷凍保存してもそれほど食感に関係ありません。

若干水っぽくなってしまう場合もありますが、料理方法をすこし工夫するだけでそれほど気にならずに食べることができます。そのためいつもなすを傷めてしまうという方は、ぜひ冷凍保存をして長く保存してみてくださいね。
なすの冷凍保存方法①そのまま

それではまず最初になすをそのまま冷凍保存するときの処理方法をご紹介します。なすをそのまま冷凍保存するときは、まず最初になすをしっかりと水洗いしてヘタをとって食べやすいサイズにカットしておきましょう。次になすを50℃くらいに熱したお湯に10分ほどさらしてあく抜きをします。そして水気をふき取ってフリーザーバックなどに入れて保存しましょう。しっかりと空気を抜くことがポイントです。

冷凍保存をするときは、なすを食べやすいサイズにカットしてから冷凍保存をします。そのため料理をするときは、包丁を使わずにそのまま使うことができます。忙しいときでも簡単に料理をつくることができるので、いつもの料理を時短することができますよ。またなすをカットして保存する方もいますが、なすはカットするとすぐに酸化して黒くなって鮮度が落ちてしまいます。

カットをしたとの保存方法として薄い塩水や薄い酢水につけておくという保存方法がありますが、この保存方法では冷蔵庫に入れても1日ほどしか保存することができません。そのためなすをカットした場合は、冷凍保存がおすすめです。
そのまま冷凍した時の保存期間は?

なすをそのままの状態で冷凍保存する処理の仕方をご紹介しましたが、気になるのは冷凍保存でいつまで保存することができるのかですよね。せっかく冷凍保存しても保存期間をすぎると傷んでしまいます。そこで冷凍保存をしたときの保存期間がいつまでなのかご紹介するのでチェックしてくださいね。この方法で冷凍保存した場合、約1ヶ月間保存しておくことができます。

約1ヶ月が保存期間なので、他の常温保存や冷蔵保存と比べると圧倒的に長い期間保存しておくことができます。また冷凍保存しておいたなすを料理に使うときは、電子レンジを使って解凍するのではなく、炒めたり煮たりして解凍をするようにしましょう。電子レンジを使って解凍すると、冷凍保存したなすに火が通りすぎてべちゃべちゃになってしまいます。

また自然解凍にしても、料理をすると若干べちゃべちゃになってしまいます。そのため冷凍保存をしたなすは、調理の中で溶かすようにしましょう。そうすることで冷凍保存したなすでも、美味しく食べることができますよ。
なすの冷凍保存方法②調理してから
なすの冷凍保存はそのままだけではなく、調理してからも冷凍保存することができます。調理してから冷凍保存をすることで、そのまま食べることができるので作り置きをしたいという方におすすめな保存方法です。なすを調理してから冷凍保存をするときは、揚げなすにして保存する方法がおすすめです。揚げなすを冷凍保存にしておくと、そのまま食べるだけではなくパスタなどいろいろな料理に使うこともできます。

揚げなすを冷凍保存にするときは、まず最初になすをしっかりと水洗いして乱切りにしておきます。カットしたなすは水にさらしてあくを抜きましょう。つぎになすを油で素揚げにしていきます。揚げるときのポイントは180~190℃くらいの油で揚げるということです。高温でなすを揚げると油の吸収率が落ちてしまいます。そのため180~190℃くらいがおすすめです。
そして素揚げをしたなすはしっかりと油を切って冷ましておきます。アルミのバットか皿の上にラップをのせ、その上になすを引っ付かないようにばらばらにのせていきます。バットの上にもラップをしておきましょう。そして冷凍庫で冷やしていきます。完全になすが凍ったら、タッパーかジッパー袋にうつして冷凍庫で保存します。こうするだけで保存期間を長くすることができます。
調理してから冷凍した時の保存方法は?

素揚げにして冷凍保存したなすは、2~3週間ほど保存しておくことができます。ちなみに冷凍保存ではなく冷蔵保存した場合の日持ちは1週間ほどなので、長く保存するためにも素揚げにしたなすは冷凍庫で保存しておきましょう。また冷凍保存した揚げなすは、凍ったまま調理することがおすすめです。

時短になるだけではなく、凍ったまま調理することで美味しく仕上げることができます。解凍してしまうとそのまま冷凍保存したなす同様、べちゃべちゃになってしまうので注意が必要です。また冷凍した揚げなすに水分がのこっていると調理をするときに、油がはねる可能性があります。そのため保存するときは、しっかりと水気をなくしてから冷凍保存するようにしましょう。

なすの日持ちする保存方法<干す>
なすを干した時の保存期間は?

常温保存や冷蔵保存より冷凍保存は長く保存することができるとご紹介しましたが、さらに長く保存したいというときは干して乾燥させて保存するという方法がおすすめです。この方法でなすを保存しておくと、なんと1ヶ月半ほど保存しておくことができるのです。そのためなすが大量にあってすぐに消費することができないというときにおすすめな保存方法です。
なすの干す保存方法①天日干し

なすを干してから保存するときは、まず最初になすを食べやすいサイズにカットしましょう。そしてザルかネットになすを並べ、軽くなすに塩をふってから2~3日ほど天日干しします。天日干ししてなすの水分を飛ばすことができたら、乾燥剤と一緒にジップロックなどに入れて常温で保存しておきます。この方法で保存することで1ヶ月半ほど保存することができるのですが、干したなすはうま味が凝縮されます。

保存期間がのびるのですが、なすに水分が残っているとカビやすいというデメリットがあります。また干したなすは調理の前に一度ぬるま湯に10分ほどつけて、やわらかくしてから調理をしましょう。

なすの日持ちするレシピを紹介!
なすの日持ちレシピ①なすの佃煮

なすの佃煮をつくるときは、なす・醤油・みりん・砂糖・酢・輪切り唐辛子・ゴマ・を準備しましょう。まず最初になすを千切りにし、調味料をあわせて鍋でひと煮立ちさせます。つぎに鍋になすをいれて時々混ぜながら煮詰めていきましょう。煮汁がなくなるまで煮詰めたら、輪切り唐辛子とゴマを加えます。最後にかき混ぜたら完成です。
とても簡単なレシピですが、日持ちするなすの佃煮の完成です!なすの佃煮はご飯がどんどんすすむので、ぜひ大量につくって作り置きにしてみてくださいね。
なすの日持ちレシピ②なすのミートソース

なすのミートソースをつくるときは、なす・玉ねぎ・トマト・ピーマン・ひき肉・ミートソース・ケチャップ・めんつゆ・塩コショウ・砂糖・ハチミツ・バターを準備しましょう。まず最初になすを1センチ角にカットし、玉ねぎやピーマンはみじん切りにしておきます。フライパンを熱して油をひかずになすとひき肉を炒めていきましょう。ひき肉に火が通ったら玉ねぎとピーマンを加えます。

炒める時は焦げないように注意しましょう。野菜に火が通ったらミートソースを加えます。そして調味料を使って味を整えていきましょう。水気が少なくなってきたらバターをプラスし、ひと煮立ちさせたら完成です!作り置きにしておけばパスタなどに簡単に使うことができます。とても便利なレシピなので、ぜひ試してみてくださいね。
なすの日持ちレシピ③なすの煮浸しと高野豆腐

なすの煮浸しと高野豆腐をつくるときは、なす・高野豆腐・だし昆布・みりん・白だしを準備しましょう。まず最初になすをお好きなサイズにカットします。鍋にだし昆布と水を入れ、なすと高野豆腐を淹れましょう。そしてみりんと白だしを入れましょう。つぎに10分ほど煮て、火が通ったら完成です。そのままでも美味しいのですが冷やしても美味しいので、冷蔵保存しても美味しく食べることができます。
なすの日持ち期限に気をつけよう!

今回はなすの日持ち期限についてご紹介しました。なすはそのまま放置しておくとすぐに傷んでしまいます。そのため少し手を加えたり、冷蔵保存や冷凍保存にしたりして保存しておきましょう。そうすることで保存期間をのばすことができます。ぜひなすの日持ち期限に気をつけながら、いろいろな料理を楽しんでくださいね。
