シュンケルとは?集中力UP効果と持続時間・やり方・副作用も解説!
シュンケルとは何か知っていますか?シュークリームとユンケルを同時に摂取することで、爆発的な集中力を得ることができるというものです。シュンケルに効果はあるのでしょうか?持続時間はどのぐらいなのでしょうか?副作用も含め、シュンケルを知っていきましょう。
シュンケルとは?
試しにシュンケルキメてみる∠( ˙-˙ )/
— ぐら (@arupon_a) September 4, 2018
これで眠気も覚めるし集中力もアップアップ?
最近、ツイッターでよく「シュンケルをキメる」という言葉が躍っています。疲れている時の特効薬のように使われているのですが、シュンケルとはいったいどんなものなのでしょう?シュンケルとは、シュークリームと滋養強壮剤のユンケルを組み合わせた造語です。シュークリームとユンケルを摂取することで、爆発的な集中力を得られ、軽くひと晩徹夜ができて、勉強や仕事を頑張ることができるのです。

シュークリームとユンケルといった奇妙な組み合わせのシュンケルとは誰が考えたものなのでしょうか?シュンケルが話題になったきっかけは、漫画家のきりつき氏です。デザイン会社で働く人たちを描く「地獄のデザイナーさん」という漫画に絡め、シュンケルを紹介しました。それが話題となり、ツイッターで一気に広まりました。漫画家は徹夜の多い仕事のイメージがあるので、シュンケルの効き目には期待できます。
シュンケルのやり方

シュンケルをやるにはどうすればいいのでしょう?特に決まった食べ方も順番もありません。シュークリームとユンケルを同時摂取するだけです。口の中でクリームとユンケルを混ぜ合わせる必要はありません。ユンケルをシュークリームに振りかけるなんて手間も要りません。ただ、シュークリームとユンケルを食べて飲むだけです。シュンケルとは非常に簡単なものです。

シュンケルの場合、シュークリームが好きな人は、先にユンケルを飲んで、あとでゆっくり食べればいいのです。シュークリームを味わうのにユンケルの味が嫌なら、最初にシュークリームを楽しんで食べて、ユンケルを喉に流し込みましょう。シュンケルはどちらもコンビニで簡単に手に入ります。夜にもうひと頑張りしたいという時は、夜中もやっているコンビニに走って買ってくればすぐにシュンケルができます。

シュンケルはコストも安く済みます。なにしろ爆発的な集中力が手に入るのです。コンビニのシュークリームが130円程度、最安のユンケル皇帝液30mlなら400円弱なので、500円程度でシュンケルが可能です。高級なもので試すとするとデパ地下のシュークリームとユンケルの最高峰、ユンケルスターといったところでしょうか。しかしシュンケルにそこまで高級タイプを使う必要があるか疑問です。
シュンケル【原理】
なぜ集中力が上がる?

シュンケルのやり方はわかりましたが、素朴な疑問が生まれます。なぜシュンケルは集中力が爆発的に上がるのでしょう?持続効果も期待できます。シュンケルとはどういった原理なのでしょうか?シュンケルに本当に効果があるのなら、シュンケルのシュークリームとユンケルの組み合わせに特別な意味があるのかもしれません。

シュークリーム1個当たりの当分は22gです。WHOが指定した成人の遊離糖類接種目標は1日当たり、25gです。つまり、1日に摂取すべき目標となる糖の量とほぼ同じになります。いっぽうユンケルには、脳に糖を送るために必要なビタミンB1が含まれます。脳に糖を送り込み、さらにユンケルの成分、無水カフェインの覚醒作用もあいまり、シュンケルは奇跡の効果を生み出すと考えられています。
ブドウ糖

シュンケルでは簡単に言えば、シュークリームに含まれる糖分、つまりはブドウ糖がエネルギー源となり、ユンケルに含まれるカフェインで眠気を覚ますという原理のようです。ブドウ糖は体を動かすのに欠かせません。体の器官の中でも特にブドウ糖を必要する場所が脳です。シュンケルでは手軽にブドウ糖を取ることができます。

もし体内のブドウ糖が不足すると、脳は栄養不足になってしまいます。結果として思考がまとまらず、集中力が低下してしまいます。勉強中や長時間の仕事作業中に、ブドウ糖を補給すると脳の栄養補給になります。集中力が改善され、作業の能率が上がるのです。

脳は平均で体重の2パーセントの重量しかないにもかかわらず、消費するエネルギーは全消費量の24パーセントもあります。そのエネルギー源であるブドウ糖は蓄えることができません。脳を働かせるためには、こまめなブドウ糖の摂取が必要なのです。糖質制限ダイエットをしている人がいらいらしがちなのも、血糖値の低下によって脳が機能低下を起こすのが原因です。

シュンケルで注意が必要なのはブドウ糖の摂りすぎによる血糖値の急激な減少です。炭水化物を多くとると、インスリンというホルモンが大量に分泌されます。このインスリンがブドウ糖を全身の細胞に送り込むことで血糖値が下がります。急激に血糖値が下がると、ブドウ糖が脳に届かなくなります。脳の働きを上げるためには血糖値をコントロールしなければなりません。
アミノ酸

炭水化物を摂取する時、炭水化物だけでなく卵や納豆などのたんぱく質を一緒に食べると、血糖値の急上昇を抑えてくれる効果があります。シュンケルにはたんぱく質である卵と牛乳が含まれています。さらにたんぱく質は分解されるとアミノ酸になり、意欲を引き出すドーパミンを出したり、精神を安定させたり記憶力を維持したりするセロトニンなどのホルモンの材料にもなります。

このセロトニンを作るアミノ酸のひとつが、トリプトファンです。これはストレスを軽減させる栄養素です。ストレスの軽減にっより精神が安定すれば集中力を発揮できます。このトリプトファンは肉、魚、大豆製品、チーズ、牛乳などに多く含まれます。シュンケルとは牛乳が使用されておりトリプトファンを摂取できます。シュンケルは脳の機能に効果的な集中力を働かす状態を保つことができるのです。

また、やる気ホルモンと呼ばれるドーパミンを作るのに、チロシンが必要です。このチロシンはチーズなどの乳製品や大豆製品に多く含まれています。ドーパミンが不足すると、やる気が起きにくくなります。気分もすぐれなくなります。チロシンの不足は過眠や不眠を引き起こします。結果集中力が保てなくなります。シュンケルとは乳製品を含むので、チロシンの効果も含まれます。
ビタミンB群

脳を激しく使う時、大量のビタミンB群が消費されています。ビタミンは脳の働きに、重大な役割を果たしています。ビタミンが不足すると、途端に脳が働かなくなります。脳の力をアップさせるために、ビタミンB群の摂取は欠かせません。このビタミンB群をシュンケルではユンケルで取ることができます。
ビタミンA

ビタミンAは目の乾燥を防いで、粘膜を保護する働きをし疲れにくくしてくれます。チーズ、ブロッコリー、肉、卵、バターに多く含まれています。目に良いとされるアントシアニンも含まれています。シュンケルの材料には卵もバターも多く使われています。目の疲れは集中力を奪います。シュンケルとは目の疲れの予防ができるものと言うことができます。
カフェイン

シュンケルにはカフェインも含まれます。カフェインはコーヒーや紅茶にも多く含まれるものです。カフェインは脳の働きを活性化し、覚醒させます。覚醒レベルを引き上げることで、知能活動や感覚を鋭くします。またカフェインは疲労を回復してくれます。さらには集中力を高めてくれます。シュンケルとは、ブドウ糖、ビタミン、カフェインを同時に大量に摂取できるやり方でもあるのです。
シュンケル【体験談】
ただ、シュンケルはマジでヤバい
— 影狼 (@kagerou823) September 2, 2018
シュンケルを試してみた人は、どういった効果が現れたと言っているのでしょうか?体験談が気になるところです。たとえば、シュンケルしてしばらくしたら体の内側からススススッと来るようなんとも言えない高揚感が出てきたといった体験談があります。持続時間もかなりあるようです。
シュンケルならぬ眠眠打破を使ったシューシュー打破をやったけど、めっちゃ眠かったし途中から完全に意識飛んでたから二度とやらない
— 穂月亭 遊歩 (@3401883eac76493) September 9, 2018
シュンケルは持続効果は4時間ぐらいといった具体的な体験談もあります。それによると、なんだかなんでもできるような気がしてくるのだそうです。「効果があるうちに自己PRや職務経歴などを一気に書き換えました」という人は、徹夜を乗り切れるぐらいの持続効果があると期待していたらしいのです。シュンケルを試した結果、効果があるなと感じた持続時間は4時間ぐらいだったそうです。
ベタですけどシュークリームとユンケルのいわゆる「シュンケル」おススメです……ただし栄養剤って基本的に元気の前借りなのでお休みの日にはちゃんと休んでくださいね……
— さつま 9/17東5く49a (@STMAG_) September 11, 2018
また、シュンケルで頭痛が治ったという体験談もあります。シュンケルを摂取するまで頭痛があり、体調が悪かったのだそうです。しかしシュンケルを摂取してから少しして、頭痛が治ってしまったというのです。これはすごい効果です。シュンケルとは頭痛をも治す代物なのでしょうか?頭痛解消の持続時間も気になるところです。
高校時代の徹夜力が恋しい…今回はシュンケルやらなきゃだめかもしれねえ
— ブボドリの部屋 (@tamannee45piyo) September 7, 2018
徹夜明けにシュンケルで抜群の効果を得た人もいます。普通は徹夜明けで頑張った後は、目が痛くなって、しばしばしてくるものです。しかしシュンケルを摂取後、6時間経っても、7時間が経過しても、きちんと睡眠を取った後のように目が辛くなかったという体験談もあります。またシュンケルはかなりの持続時間が期待できます。
シュンケルしても元のやる気と注意散漫とカフェインの効かない体質では進む訳もなく終わるわけもない
— 🍊ゆずきなこ🍄 (@yukidaruma523) September 11, 2018
ただシュンケルには個人差があります。ものすごく効いたという人もいれば、まったく効果がなかったという人もいます。日頃のカフェイン摂取量、からだの大きさ、その日の体調などによって異なります。日頃から大量にカフェインを摂取する習慣がある場合、シュンケルの効き目は今ひとつかもしれません。身体が慣れていなければ、シュンケルはかなりの効果と持続時間を期待できるようです。
シュンケル【効果】
爆発的精神力は得られるのか?
要するに1gよ⋯⋯シュンケルとかチョコラBBハイパーがいいとは聞くけどどうなんだろね( 'ω')
— 川崎 (@cosme310) September 12, 2018
実際にシュンケルを試した結果を、多くの人がツイッターに上げています。多くの人が即効性と効果のすごさ、持続時間の長さを実感しています。どうやらシュンケルとは本当に素晴らしい効き目があるようです。特に摂取して30分後ぐらいから、効果が表れてきます。気分がとても乗ってきます。シュンケルを摂ることで集中力を高まる持続時間もけっこうあるようです。

シュンケルのユンケルは、肉体疲労時や発熱時の栄養補給が目的として売られています。効果効能は病中病後の栄養補給ができるということです。つまり滋養強壮のためのものです。ユンケルに含まれるカフェインとアルコールにより眠気が覚めます。カフェインは神経を刺激するので目を覚ましやすく、利尿作用でトイレが近くなる結果、目が覚めやすくなります。

またアルコールも利尿作用を持っているので眠りが浅くなります。アルコールが分解されて生まれるアセトアルデヒドは神経を刺激する作用があります。ユンケルは眠気を飛ばすというより、眠りの質を悪化させて眠りを阻害します。しかし眠気にはかなりの効果があることは確かです。その他多くの生薬のトータルパワーによってパワーアップしてくれます。ユンケルだからこそシュンケルに向いているのです。
持続時間は?

具体的にシュンケルを試した人が感じている持続時間は、平均して5時間から6時間といったところです。シュンケルを摂って30分後ぐらいから効き始め、長い人では持続時間が半日もある人もいました。しかしこの持続時間が曲者です。持続時間が経過した後、恐ろしいまでの眠気が襲ってきます。これがシュンケルの大きな副作用でもあります。テストの一夜漬けに向いていない理由はこの副作用にあります。
シュンケル【代用】

シュンケルとはシュークリームとユンケルの組み合わせですが、これらを別の食品で代用できないものでしょうか?シュークリームの糖分が脳のエネルギーとなり、ユンケルのカフェインが眠気を覚ますのだとするなら、そういった成分が入った他の食品で代用できると考えるも当然です。コンビニに走って、シュークリームが売り切れていた場合、何かで代用できないでしょうか?
シュークリームの代用品

シュンケルのシュークリームのように糖分が入っているものなら、他のケーキでも代用できそうな気がします。たとえばコーヒーとドーナッツは一般的に軽食として相性が良いとされています。ドーナツをシュークリームの代用にしたら効果はないのでしょうか?結論から言えば、糖分が入っているので、ある程度の効果が期待できます。しかしシュークリームは卵と牛乳と生クリームをたくさん使用しています。

シュンケルの原理の項で、卵と牛乳の成分が効果があると指摘しました。もしドーナツをシュークリームの代わりにするのなら、中にカスタードクリームの入ったものがいいでしょう。また、普通のケーキの場合も糖分が多いので、脳の直接のエネルギーにはなります。しかしケーキに使われている卵の割合はシュークリームほどではありません。さらにクリームはほぼ油脂なのでたんぱく質の摂取も期待できません。

シュンケルのシュークリームをどうしてもケーキで代用したいなら、チーズケーキがおすすめです。乳製品であるチーズがたっぷり使われています。ただシュークリームに比べて消化が悪いです。消化が悪いと、眠くなります。したがってケーキでの代用はあまり得策ではなく、シュンケルにはシュークリームがいちばんという結果になります。シュンケルがシュークリームを使用しているのには理由があるようです。
ユンケルの代用品

次にユンケルの代用品についてみていきましょう。シュークリームのお供と言えば一般的にコーヒーでしょう。コーヒーにはカフェインが含まれています。またコーヒーの他にレッドブルを代用にするのはどうでしょう?ユンケルはカフェインだけでなくビタミンや生薬が含まれています。コーヒーやレッドブルでの代用では物足りない気がします。

ユンケルの代用品に、他の滋養強壮剤はどうでしょう?たとえばリポビタンDなど、ユンケルの代用にならないのでしょか?ビタミンも摂れるし、生薬もユンケルとは成分が違いますが配合されています。ただ、多くの人がシュンケルの代用としてリポビタンDとケーキを摂った場合、あまり良い結果が出なかったという口コミもあります。
シュンケル【副作用】
血糖値の急上昇

ではシュンケルに副作用の心配はないのでしょうか?ブドウ糖とビタミンを一度に大量に摂ると、血糖値が急上昇するという副作用があります。しかし効果が切れると、その反動で血糖値が急激に下がります。この時にシュンケルの副作用として身体がふらついたり、猛烈な眠気に襲われたりします。実際にシュンケルを試した多くの人が、効果が切れた後の反動が大きいと副作用を指摘しています。
カフェインの危険性

シュンケルの場合、カフェインの副作用も指摘されがちです。カフェインは神経毒性があります。摂りすぎると副作用としてカフェイン中毒になり、死に至る危険性もあります。またシュンケルはアルコールも入っています。アルコール入りのドリンク剤を常用していると、すぐに元気になるという効果はあります。しかし一種の興奮剤のようなものなので、効き目が切れるとドッと疲れが押し寄せる副作用もあります。

近年エナジードリンクの常用による副作用で、救急搬送される事態も起きています。シュンケルのカフェイン含有量は50mgです。体重60kgの人はカフェイン0.39gで急性疾患の副作用を及ぼします。それを考えたら50mgは微量に思われるかもしれません。しかしシュンケルは急激な血糖値の上昇といった副作用も同時に起こします。副作用が増幅され、緊急事態にもなりかねません。

さらに言えばシュンケルはシュークリームに含まれる糖質とコレステロールが大量に含まれています。シュンケルを常用してしまうと、慢性的な病気になっていまう危険性もあります。生活習慣病の予防のためにも、連続してのシュンケルの利用は控えましょう。
シュンケルはいざという時のためにとっておこう

シュンケルがとてつもない効果を発揮することは確かなようです。しかし効果が大きな分だけリスクも高くなります。シュンケルの効果に過度に期待せず、いざという時のためにとっておきましょう。副作用など負の面を承知したうえで、ここぞという時に便利に利用していきましょう。