生クリームの冷凍保存方法まとめ!期間や解凍方法もご紹介!
お菓子作りに使ったりやパンケーキに添えたりと普段の生活でも使うことがある生クリーム。残ってしまった生クリームの保存で悩んだことがあるという方も多いのではないでしょうか?今回は、生クリームの冷凍保存の方法や解凍の方法、冷凍生クリームを使ったレシピをご紹介します。
目次
生クリームの冷凍保存方法まとめ!
生クリームって冷凍保存できるの?
ケーキ作りや料理の調味料として使用した後に余ってしまいがちな生クリーム。生クリームは開封してしまうと長持ちしない食品なので、冷凍保存をすることができると助かるという方も多いのではないでしょうか?
昨日焼いたシフォンケーキは、フルーツと生クリームをサンドして出来上がり💖
— ソイ🌱ハリネズミ (@Soy_Hedgehog) September 16, 2018
残りは冷凍して会社に持ってくー😊 pic.twitter.com/RuUujtwehq
生クリームは冷凍保存することができますが、冷凍保存する方法や、解凍の方法に注意しなければならないことがいくつかあります。冷凍や解凍の際に正しく冷凍や解凍できないと、生クリームが分離してしまうことがあるので、注意が必要です。
生クリーム冷凍は市販品もある
生クリームの賞味期限が切れそうだったからクレープ焼いた。お昼ご飯クレープになっちゃったけど。余ったのは沢山小さいクレープにして冷凍したけどアイスになるかなぁ〜 pic.twitter.com/xgTel0gDDF
— shiso (@shiso10bun) September 17, 2018
冷凍生クリームは市販品も販売されています。市販品のほとんどはホイップされた状態の生クリームを冷凍したものなので、ケーキやクレープに使用したい場合でも手間なく使用することができます。販売しているメーカーも森永や明治、マルハニチロ、ロッテなどといった有名なメーカーが多く、安心して購入することができます。
生クリームの冷凍保存<メリット>
生クリームの冷凍保存のメリット①長持ちする

生クリームは開封する前なら2週間程度の期間保存することができますが、一度開封してしまうと2、3日の間に食べきってしまうことが理想です。そのため、冷凍することで開封した後も2週間から3週間の間保存することができます。急いで生クリームを食べきる必要がないため、無理に生クリームを使用する必要がなくなります。
生クリームの冷凍保存のメリット②調理の手間が省ける

例えばパンケーキを焼いた時に生クリームを添えたいと思ったら生クリームをボウルに入れて氷で冷やしながら泡立て器でホイップするという手間がかかってしまいますが、事前に生クリームを冷凍しておくことでわざわざその場で生クリームを泡だてなくても簡単にパンケーキに生クリームを添えることもできます。

料理に生クリームを使いたい時にも、軽量カップで計る手間や、生クリームがついてぬるぬるする軽量カップを洗うという手間を省くことができます。調理の手間が省けることで生クリームを使用することへの抵抗感が薄れるのではないでしょうか?
生クリームの冷凍保存のメリット③簡単なおやつにもなる

生クリームを冷凍することで、子供におやつやアイスをねだられた時、または休憩の際に冷凍庫から出してそのままアイスのような感覚でおやつにしてしまうこともできます。砂糖を入れてホイップしておけば味がついているので食べやすく、小分けになっているので食べ過ぎることもありません。一つあたりのカロリーはそこまで高くないため、若い女性にも人気です。

生クリームの冷凍保存<方法>
魔貫光殺砲〜‼️‼️
— ❄️♬♬♬❄️ (@onpuonpudino) March 25, 2018
ピーチ🍑パイです😋
葡萄でピッコロさん。
🔹材料
葡萄・クリームチーズ・林檎・黄桃・生クリーム・冷凍パイ生地・イチゴジャム pic.twitter.com/hyQ8mX09zA
ここでは、生クリームの冷凍保存の方法を具体的にご紹介します。生クリームが余ってしまうシチュエーションには、液体のままで残ってしまう場合とホイップした後の生クリームが残ってしまう場合の2通りあります。このような場合は冷凍した生クリームをどのように使用したいかによって冷凍の方法が変わります。
生クリーム冷凍は液体のままでも可能?

生クリームは液体のままでも冷凍することができます。液体のまま冷凍をしてしまうと解凍をしてから再びホイップすることはできません。そのため解凍した後にホイップした状態で使いたいという場合には、ホイップをしてから冷凍保存をするという方法をとる必要があります。液体のまま冷凍をする場合には、液体の生クリームをそのままフリーザバッグに入れて冷凍します。
50ミリリットルや100ミリリットルごとに分けておくと、料理を作る際に計量する必要がないため、料理の際に使いやすくなりますよ。ホイップした後に冷凍する方法は、生クリームに砂糖を加えて6分〜7分立てにして、スプーンで掬ってラップで包みます。茶巾絞りのようにすると、中から生クリームが漏れず、また見た目にも可愛いのでそのままコーヒーに浮かべることもできます。

生クリームの冷凍保存<期間>

冷凍保存をするとしても、生クリームを冷凍保存をしておける期間は気になりますよね。冷凍保存をしていない状態の生クリームは未開封の状態での賞味期限が長いため冷凍しなくても長い期間保存することができると思われがちですが、一度開封した生クリームは2〜3日の期間に食べきってしまうことが理想です。ここでは、生クリームを冷凍した際の保存期間についてお話しします。
生クリームを冷凍したら賞味期限はどれくらい?

生クリームを冷凍したら保存することができる期間はだいたい2週間から3週間程度です。液体のまま冷凍した場合の期間も、ホイップしてから冷凍した場合の期間もどちらも変わらず2週間から3週間程度保存することができます。開封してからある程度の期間が経ってしまっていると保存期間が短くなってしまうこともあるため注意が必要です。

生クリームはもともと匂いうつりしやすいため、冷凍保存や冷蔵保存、保存期間の長さににかかわらず、できるだけ早く使う方が美味しく使うことができますよ。また、すでに匂いうつりしてしまった生クリームは冷凍保存をしても匂いがなくなることはないため、匂いうつりをする前に冷凍保存をする方が冷凍保存には適しています。
生クリームの冷凍保存<注意点>

生クリームは急激な温度変化に強くなく、急に温度が高くなったり低くなったりすると分離してしまう可能性があります。普通に冷凍保存をする分には問題ないですが、解凍をする際に湯煎やレンジを使用することができないのはこのためです。

また、先ほどもご紹介した通り生クリームは匂いうつりしやすいため、匂いの強いものの側で保存しないようにしましょう。匂いが強いものと同じ場所に保存しないのが一番良い方法ですが、生クリームを冷凍保存する際にフリーザバッグやタッパーに入れて匂いが移らないように防止する方法が一般的です。
生クリームの冷凍保存<解凍>

冷凍保存した生クリームを解凍して料理屋お菓子作りに使用したい時には、解凍をする必要があります。料理によっては解凍せずにそのまま冷凍生クリームを使用することができる場合もありますが、解凍してから使うことがほとんどです。ここでは、冷凍生クリームの解凍方法についてお話ししていきます。

冷凍した生クリームを解凍する際には、自然解凍が基本です。例えばレンジで加熱したり、湯煎したりといった方法での解凍は適しません。レンジや湯煎での解凍は生クリームの成分が分離してしまうこともあり、せっかく冷凍した生クリームが使用できなくなってしまうこともあります。そのため、解凍する際には必ず自然解凍をするようにしてください。

自然解凍をする際にも、常温で解凍をするのではなく、必ず冷蔵庫で解凍をするようにしてください。常温で解凍をすれば解凍に必要な期間は短くなりますが、生クリームは常温保存することができないため、細菌が繁殖してしまう恐れがあります。細菌が繁殖した生クリームを食べてしまうと食中毒になってしまう危険があるので、注意してください。
生クリーム冷凍保存<レシピ>

冷凍保存をした生クリームは、料理やスイーツ作りに使うことができます。生クリームを使うことで料理やお菓子にコクを出すことができるので生クリームは取り入れたい食材です。ここでは、冷凍した生クリームを使って作ることができる美味しいレシピをご紹介します。
生クリームは冷凍のまま美味しいレシピに使える!

生クリームを冷凍保存したら、使用する時には解凍しなくてはいけないと思われがちですが、実は生クリームは冷凍されたまま美味しいレシピに使うことができるのです。冷凍した状態のまま食べても美味しいですし、冷凍生クリームを暖かいコーヒーやココアに入れると熱でじんわり解凍され、ミルクを入れるよりもコクや甘みが出て美味しくなりますよ。
生クリーム冷凍保存レシピ①かぼちゃのポタージュ
まさかりかぼちゃのポタージュ。このなめらかさ、写真から伝わるでしょうか。まさかりかぼちゃは北海道の在来種で、皮がまさかりで割るほど硬いといわれますが、実際には包丁でさっくり切れました。今朝は生クリームと水で少しのばしましたが、かぼちゃの味が濃いので風味が消えません。#スープ365 pic.twitter.com/cl2tSu0odU
— 有賀 薫 (@kaorun6) September 24, 2018
冷凍されたままの生クリームを使って作るレシピの一つ目はかぼちゃのポタージュです。生クリームを解凍する手間も省けるので簡単に作ることができますよ。また、市販のかぼちゃのポタージュを温めてから冷凍した生クリームを入れるだけでも簡単に味に深みを持たせることができます。

材料は3人分から4人分でかぼちゃ(4分の1個)、玉ねぎ(2分の1個)、じゃがいも(4分の1個)、牛乳(250ミリリットル)、コンソメ(1個)、塩(小さじ4分の1)、冷凍生クリーム(50ミリリットル分)で作ることができます。下ごしらえとしてかぼちゃと玉ねぎ、じゃがいもは食べやすい大きさにカットしておくようにしましょう。

鍋に下ごしらえでカットしたかぼちゃと玉ねぎ、じゃがいもと野菜が浸るくらいの水とコンソメを加えて煮ます。水分が少なくなり、野菜がミキサーで砕くことができそうな固さになってきたら、牛乳を加えてミキサーにかけます。ミキサーをかけたら鍋に戻し、塩と冷凍生クリームを加えて火にかけ、冷凍生クリームが溶けたら完成です。薄いと感じたら塩を足して調節してくださいね。
生クリーム冷凍保存レシピ②鶏もも肉の生クリームソース焼き

鶏もも肉の生クリームソース焼きという料理名を聞くと、本格的で難しそうな印象を受けますが、冷凍生クリームやトースターなど時短できるものを使用して作ることができるので、料理が苦手な方でも簡単に作ることができます。鶏もも肉は他の肉を使用しても美味しいので、アレンジすることもできますよ。
🌸犬ども連盟🌸
— 犬ども連盟(料理・ごはん) (@inudomo39_) September 11, 2018
🐕晩ごはんは海老とアボカドのクリーム焼き派。スキレット好き派。
🐕プッ…スキレット好き…プククッ
フランケアズは口を押さえました…!!
🐕コラ、フランク!くだらないことで笑っておらず、早くスキレットを犬どもの里に届けることをここに命じる!#お腹ペコリン部 pic.twitter.com/O2rmCAk60Q
材料は1人分で鶏もも肉(150グラム)、じゃがいも(2分の1個)、ほうれん草(50〜100グラム)、チーズ(適量)、冷凍生クリーム(100ミリリットル分)、バター(20グラム)、塩こしょう(適量)になります。下ごしらえとしてじゃがいもは茹でて柔らかくし、薄切りにします。鶏もも肉は筋切りをして食べやすい大きさになるように切っておきましょう。
#寝落ち飯
— marimi@のんびりペース (@aaooou) February 18, 2018
時間の無いときはクリーム焼き。
グラタン皿にじゃがいも・玉葱・ニンニク・甘塩鱈・トマトを重ねたら塩胡椒し生クリーム注いでチーズ載せて焼くだけ。#Twitter家庭料理部 #お腹ペコリン部 #料理好きと繋がりたい #Twitter料理部 #おうちごはん pic.twitter.com/8Xa24aAie0
耐熱皿にじゃがいも、ほうれん草、バターを入れ、バターが溶けるまで約40秒間加熱します。バターが溶けた冷凍生クリームとチーズを半量、塩こしょうを加えてトースターで10分加熱してソースを作ります。鶏もも肉は軽く叩き、塩こしょうを振ってからトースターで焼き色がつくまで焼きます。作っておいたソースと残りのチーズを肉にかけて10分加熱すれば出来上がりです。
生クリーム冷凍保存レシピ③チョコレートムース

冷凍生クリームはお菓子作りにも使うことができます。中でもチョコレートムースは、生クリームを使うことで滑らかな口当たりと優しい味になり、とても美味しくなります。冷凍生クリームを解凍する必要はありますが、放置しておくだけなので実際にしなくてはならないことはありません。
Numero 5 Paris(緑ヶ丘)
— みかちん@ホッケᗦ↞◃ (@mcz_shiochan) September 23, 2018
・プラネット ショコラ🍫
球体の中はチョコムースとガナッシュ?にスポンジで構成されててずっしりしてて食べ応え抜群😇
下のクランチはほんとにすごい硬くてザクザク😳
フォークで切れない笑
豪快にかぶりつくのがいい←
チョコ好きにはたまらないスイーツでした🙆 pic.twitter.com/a7z8Cnignp
材料は6センチの型三つ分で冷凍生クリーム(150ミリリットル分)、チョコレートソース(80グラム)、牛乳(80ミリリットル)、砂糖(20グラム)、アガー(15グラム)です。アガーというのは海藻などを使用して作られたゼリーの素で、ゼラチンや寒天よりもぷるんと弾力のある食感が特徴です。ゼリーや水ようかん、ムースを作るときによく使用されます。

まず、作り始める前に冷凍生クリームを2〜3時間冷蔵庫に移して解凍させます。生クリームが解凍されたらボウルに入れ、チョコレートソースを加えて混ぜます。小鍋に牛乳と砂糖を入れて沸騰寸前までいったら火を止めてアガーを加えて溶かします。ある程度冷めたら生クリームとチョコレートソースを混ぜたボウルに加えて、もったりするまで混ぜ合わせます。
もったりしてきたらカップに分けて注ぎ、冷蔵庫で固まるまで冷やせば完成です。生クリームに砂糖を加えてホイップしてから冷凍した場合、生クリームの甘さがあるため牛乳に砂糖を入れる量を調節した方が美味しく作ることができます。そのため、生クリームの甘さを見ながら砂糖の量を調節するようにしてくださいね。
パスタソースにも使えて便利!
今日はARMY会がなくなったから、なくなくお墓参り行ってその後おばあちゃんと合流してお昼食べたけどまあ素晴らしく美味しかった😋❤
— ブルゾン🍴🥀🇰🇷하루(はる)🇰🇷🥀🍴withB(BTS)&ジンニム🌈 (@BTS22409004) September 24, 2018
特にカルボナーラが美味しかった💕💕💕←ソクジンの大好物❤ pic.twitter.com/JoF5R6UqNn
ポタージュや生クリーム焼き、スイーツの他にも、パスタソースに生クリームを使うことができます。パスタソースに生クリームを使用することでコクが出るため、濃厚なパスタソースには必ずといっていいほど生クリームが使用されています。ここからは、生クリームを使って作るパスタをご紹介します。
生クリーム冷凍保存レシピ④カルボナーラ

生クリームを使ったパスタといえば、カルボナーラですよね。カルボナーラを自宅で作るのはなかなか難しいですが、分量を間違えなければ案外簡単に作ることができます。材料はパスタ(200グラム)、ベーコン(50グラム)、卵黄(2個分)、粉チーズ(大さじ4)、冷凍生クリーム(100ミリリットル分)、塩こしょう(少々)オリーブオイル(適量)、粗挽き黒胡椒(少々)です。

作り始める前2〜3時間を使って、冷凍生クリームは解凍します。下ごしらえとしてベーコンは1〜1.5センチ幅の短冊切りにしておきます。また、卵は卵黄と卵白に分けて、卵黄のみを使用します。冷凍生クリームと卵黄、粉チーズをボウルに入れてクリーム色になるまでよく混ぜます。パスタを規定通りに茹でている間、フライパンにオリーブオイルを引いてベーコンを炒めます。

ベーコンに焼き色がつき、パスタが茹で上がったらフライパンに入れて混ぜます。パスタの茹で汁50ミリリットルをフライパンに入れ、乳化させるのも忘れずに行いましょう。茹で汁が白く濁ったら乳化した合図なので、一度フライパンをひから下ろしてソースを加え、塩こしょうを加えて軽く火を通します。盛り付けた後に粗びき黒こしょうを振って完成です。
生クリーム冷凍保存レシピ⑤ベーコンとほうれん草の生クリームパスタ

生クリームを使ったパスタはカルボナーラだけではなく、生クリームと相性のいいほうれん草とベーコンを使ったパスタは、手軽に作ることができるのでランチにもぴったりです。材料はパスタ(100グラム)、オリーブオイル(適量)、ベーコン(2枚)、茹でほうれん草(一握り分)、冷凍生クリーム(100ミリリットル分)、コンソメ(小さじ1)、小麦粉(大さじ1)です。

パスタは規定の時間から1分引いた時間を茹で、その間にベーコンを1.5〜2センチ幅の短冊切りにします。フライパンにオリーブオイルを引いてベーコンとほうれん草を入れて軽く炒め、冷凍生クリーム、コンソメ、小麦粉を加えてよく混ぜます。パスタが茹で上がったら加えて炒め合わせて完成です。塩見が足りない場合は塩かコンソメで味を調節するようにしてくださいね。
