コードブルーの意味ってなに?病院で使われる隠語の意味と由来をご紹介!

「コードブルー」と聞きますと、すぐに思い出す有名なドラマがありますよね。でも、コードブルーという隠語の本当の意味を知っているという人は少ないのではないでしょうか?今回は、コードブルーの正しい意味とその由来、使い方などをご紹介します!

目次

  1. コードブルーの意味や由来が気になる!
  2. コードブルーの意味とは
  3. コードブルーの由来とは
  4. コードブルーの意味〈どのように使われる?〉
  5. コードブルーの意味〈なぜブルー?〉
  6. 【おまけ】コードブルー以外の病院内隠語

コードブルーの意味や由来が気になる!

コードブルーの意味はドラマで一躍有名に

hutianhuilixianglove_927さんの投稿
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コードブルーと聞けば、多くの人が真っ先に思い浮かべるのは、あの有名なドラマシリーズではないでしょうか?山下智久さん主演の「コードブルーードクターヘリ緊急救命ー」ですね。

nodopyon2018さんの投稿
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「コードブルーードクターヘリ緊急救命ー」は、2008年の夏に、初めてフジテレビ系で木曜22時からの「木曜劇場」の枠で放送されました。好評だったドラマは、2010年には今度は月曜の21時から、いわゆる「月9」枠で再び放送されることとなりました。他の枠で放送されていたドラマの続編が「月9」枠で放送されるのは、このドラマが初めてのことでした。

momo_cbdhさんの投稿
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2017年には、また「月9」枠で続編が放送され、翌年2018年には劇場版が公開されました。このドラマシリーズの人気の高さがうかがえますよね。

suzu__yuiさんの投稿
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このドラマシリーズは、とある大学附属病院の救急救命センターを舞台に、ドクターヘリに搭乗するフライトドクターの研修生と看護師たちが、人生と自分の職務との間で葛藤しつつ、救急救命や災害医療に奮闘する姿を描いたものです。ドクターヘリの活躍や必要性の緊急性を、このドラマシリーズを通して知った人は多いことでしょう。

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このドラマシリーズが多くの視聴者の共感を呼び、人気シリーズとなることで、タイトルにもあるコードブルーの意味は広く知れ渡ることとなりました。

ドラマではドクターヘリ要請の意味

ドラマシリーズでは、コードブルーは病院の外からのドクターヘリの要請の意味として使われています。救急救命センターにコードブルーのアナウンスが流れますと、フライトドクターとフェローと呼ばれるフライトドクターの研修生、そしてフライトナースと呼ばれる看護師が、要請の内容に応じて1~3名のチームを組んでドクターヘリで出動します。

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ドクターヘリは事故現場や災害現場などに向かい、フライトドクターとフライトナースたちがその場で事故や災害に巻き込まれた緊急患者に処置を行い、その後患者を病院へと搬送します。このように、ドラマシリーズではコードブルーはドクターヘリで出動するという意味、つまりは病院外からの事故現場や災害現場などからのドクターヘリの要請の意味として使われているのです。

takerokuさんの投稿
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ところが、実際に病院で使われているコードブルーの意味は、ドラマシリーズで使われているコードブルーの意味とは少し違います。今回は、コードブルーの正しい意味とその由来、コードブルーの病院での実際の使い方など、それからコードブルー以外の病院で使われる隠語の種類と意味についてもご紹介します。

コードブルーの意味とは

コードブルーは病院の隠語

コードブルーという言葉を、ドラマシリーズで初めて知ったという人は多いのではないでしょうか?しかし、中には最初からコードブルーの意味まで知っていたという人も少なからずいます。そういう人たちは、病院の関係者か実際に病院で医師や看護師として働いているという人がほとんどです。なぜなら、コードブルーは病院内でのみ使われる隠語だからです。

コードブルーは、別名を「スタッフコール」や「ドクターコール」などとも言います。「ナースコール」と言いますと、一般の人でも馴染みがある言葉ですが、「スタッフコール」や「ドクターコール」はほとんど聞いたことがありませんよね。でも、言葉の意味から何を意味しているのかはなんとなく想像がつきますね。

病院内にはコードブルーをはじめとする様々な隠語があります。その中の1つであるコードブルーは、病院内や救急救命センター内で緊急患者が発生したという意味で使われる隠語です。数ある隠語の中でもコードブルーは、病院内にいる医師や看護師たちに緊急事態が発生したことを知らせ、迅速に集まって欲しいことを伝える、極めて重要性の高い隠語なのです。

コードブルーの意味はドラマとは少し違う

コードブルーは、病院の中で緊急患者が発生したという意味で使われる隠語です。ドラマシリーズのように、病院の外で発生した緊急患者に対して使われることはありません。

ドラマシリーズでは、病院の外で事故や災害などが起き、それに巻き込まれるなどして負傷した患者が発生した場合にコードブルーが使われていますよね。実際には、コードブルーはそのような意味で使われることはありません。実際のコードブルーの意味は、ドラマシリーズの中で使われている意味とは少し違うということがわかります。

ドラマシリーズの中と実際の病院で使われるコードブルーの意味には少し違いがありますが、どちらの場合も緊急患者が発生し、それに対応するべく医師たちが招集されるという点は同じです。ドラマシリーズでは、そこにフォーカスを当てコードブルーという隠語を使っているのでしょうね。

ドラマシリーズの中と実際の病院で使われるコードブルーの意味は少し違いますが、ドラマシリーズの中の意味がきっかけで正しいコードブルーの意味を知ることに繋がれば、もし病院でコードブルーのアナウンスに遭遇しても誤解をしないで済みます。驚くことなく、正しい行動や配慮をすることができますね。

コードブルーの由来とは

コードブルーの意味はわかりましたが、コードブルーの由来とはいったいどのようなものなのでしょうか?なぜコードブルーという言葉が隠語として使われているのでしょうか?その由来がとても気になるところですよね。

コードブルーの由来については、実ははっきりコレが由来だと言えるものはわかっていないのです。ただ、コードブルーの「ブルー」には「最優先事項」という意味が込められていると言われています。

コードブルーのアナウンスが必要な緊急患者は、1分でも1秒でも早い処置を求められます。1分、1秒の処置の遅れが患者の命に関わってしまうのです。そのため、他の何をおいても対応を最優先する必要があるのです。コードブルーという隠語は、海外でも同じ意味で使われています。

コードブルーの意味〈どのように使われる?〉

コードブルーの意味がわかれば納得

コードブルーは病院内で緊急患者が発生したときに、病院内にいる医師たちを全員招集する目的で使われます。実際のコードブルーの使い方は「コードブルー!コードブルー!〇棟〇階〇号室前!院内にいる医師はただちに集まってください!」というような感じで使われます。

コードブルーのアナウンスが流れますと、病院内にいる医師は、専門の診療科目や他の患者を治療中であっても関係なく、全員が集まることとなります。全員も必要なの?と正直疑問に感じてしまいますし、治療を途中で放っていかれてしまうと患者としては困ってしまうところですが、緊急患者の容体の変化の原因がわからないため、しかたがないのです。

例えば、患者の意識がなくなってしまった原因が脳の異常なのか心臓の異常なのかわからない場合には、医師を1人ずつではなくいっぺんに呼んでしまって診てもらった方が効率が良いですよね。もっと別の原因がひそんでいる可能性だってあります。緊急患者の対応は1秒でも早く行わなければなりませんので、できるだけかかる時間を短縮する必要があるのです。

通常ですと患者に異常が発生しましたら、まずはその患者を担当している医師が診察をし、現状を把握する必要があります。そして、自分の管轄外だとわかったら、その専門の医師を改めて呼んで処置してもらうという段取りになります。コードブルーの患者にはとにかく1秒でも惜しいので、そのような段取りはできるだけ省いて命を助けることが最優先になるのです。

コードブルーの患者は、入院している患者とは限りません。入院している患者のお見舞いに来た人や、付き添いの人である可能性もあります。入院患者じゃない場合、名前や年齢もわからないため1からの診察になります。担当医ももちろんいませんが「誰を呼んだらいい?」などと考えている場合ではありません。一刻を争いますので、病院内にいる医師を全員呼ぶ必要があるのです。

原因が判明し担当する医師が決まっても、処置の際には多くの人手が要ります。担当医師と看護師だけでは手が回らない場合もあります。手助けしてくれる人数はなるべくたくさんいてくれた方が良いので、コードブルーで病院内の医師を全員集める必要があるのです。その他の理由としましては、新人の医師に経験を積ませるという目的があります。

コードブルーで病院内の医師が全員集められてしまうということは、当然診療中や治療中だった患者は後回しにされてしまうということです。しかし、コードブルーとは街中で人が倒れていたら救急車を呼ぶのと同じことなのです。その際には、例え自分が急いでいたり仕事中だったりしても関係なく患者を優先しますよね。そう考えますと、しかたのないことだなと納得できます。

コードブルーには、とにかく緊急患者を最優先にして対応をするという意味が込められているのです。人の命を救うことが仕事の医師としては、ごく当たり前のことですね。その意味を知れば、使い方にも納得ができます。

コードブルーの意味〈なぜブルー?〉

コードブルーには、なぜ「ブルー」が使われているのでしょうか?コードブルーの「ブルー」の由来は、医師たちが着る手術着から来ているという説があります。医師たちの手術着と言いますと、一般的には白ではなく青色や緑色ですよね。

青色や緑色には「補色残像」を和らげる効果があります。手術中、赤い血の色をずっと見ていますと、白い面を見たときに赤の補色である青緑色がぼんやり浮かんで見えてしまうのです。それが補色残像です。視野の色が正常でないまま手術を続けて、もし支障が出てしまったら大変ですよね。

元から青色や緑色の手術着を身につけていれば、手術着を見たときに補色残像が起こりにくくなります。そして、視野の色を早く正常に戻してくれるのです。それが、コードブルーに「ブルー」が使われている由来であるという説があります。

また、青色の視覚効果が由来だという説もあります。青色には、興奮を鎮めたり心を落ち着かせたりする効果があります。コードブルーという隠語を使って青色をイメージさせることによって、緊急事態でも医師たちが落ち着いて冷静な判断ができるようになる、集中できるようになるためというのが由来だと言われています。

【おまけ】コードブルー以外の病院内隠語

病院内では、コードブルー以外にもいくつかの隠語が使われています。隠語に使われる色は、病院によって若干意味が違う場合があります。その色の使い方については、納得できる由来があるものも由来がはっきりわからないものもあり、大変興味深いです。

コードゴールド

コードゴールドは、脳死ドナーが現れたときに使われます。脳死判定された臓器提供者が現れたという意味ですね。速やかな準備や措置が必要とされますので、コードブルーに次ぐ重要性が高い隠語だと言えます。ゴールドは特別感のある色ですので、使われている理由としてはなんとなく納得できますね。

コードレッド

コードレッドは、病院の施設内で火災が発生したという意味で使われます。火の色は赤いですから、これは使われている由来がわかりやすい隠語ですね。

コードホワイト

コードホワイトは、病院内で不審者が暴れたり暴言を発したりしているなどのトラブルが発生したという意味で使われます。医師や看護師たちにトラブルの発生を知らせ、主に警備員やガードマンを呼ぶ目的として使われる隠語です。

コードイエロー

コードイエローは、緊急で患者の搬入依頼があったことを知らせるために使われます。病院によっては、医療器具に故障や不具合が起きた場合に使われることもあります。黄色はどことなく緊急性を感じさせる色ですよね。どちらにしても、切羽詰まった状況という意味で使われることに変わりはありません。

コードブラック

コードブラックは、暴力的な患者が現れ、周りの患者や一般の来院客に危害が及ぶ可能性がある場合に使われます。また自殺傾向がある患者が現れた場合や、新生児や小児などの誘拐や連れ去りがあった場合にも使われます。

コードオレンジ

コードオレンジは、避難してくださいという命令指示の隠語です。コードレッドで火災の発生を知らせたあとなどに、この隠語のアナウンスが流れて初めて避難となります。火災の他に、洪水やガス漏れ、病院内で爆発物が発見されたときなどにも使われます。感染性の非常に高い患者や、高濃度の放射能に汚染された患者が運び込まれてきたという意味でも同様に使われます。

コードブラウン

コードブラウンは、病院の近くで大事故や災害が発生し、病院に大量の負傷者が運び込まれてくる可能性があるときに使われます。このアナウンスが流れましたら、医師たちは現在入院している患者を見直し、症状が比較的軽い患者を退院させます。運び込まれてくる大量の負傷者への対応に備えるためです。

コードパープル

コードパープルは、病院に爆弾を仕掛けたなどの脅迫があったという意味で使われます。脅迫の電話がかかってきた場合には、その電話を絶対に切らないのが病院の鉄則です。逆探知を行い、脅迫してきた者の居所を突き止めるためです。そのため、どの病院でも共通して、電話の横には脅迫主への質問の内容が書かれています。

コードグリーン

コードグリーンは、テロなどの影響で多数の負傷者や死者が出る可能性があるという意味で使われます。テロと言いますと日本では馴染みがないことのように思われがちですが、安全に対してし過ぎるなどという対策はありませんよね。そういった考えから、あらかじめコードグリーンを取り入れている病院が増えてきています。

病院には、コードブルーの他にもいろいろな隠語があり使われていることがわかりましたね。由来がよくわからないものも多いですが、例えば番号を隠語に使う職場もありますから、それと同じような感覚で、そこまで使う色に深い意味は込められていないのでしょうね。

病院がコードブルーをはじめとする隠語を使うのは、その病院に入院している患者や一般の来院客などの混乱を防ぐためです。隠語の意味がわかったとしても、慌てず騒がず、冷静に医師や看護師たちの指示に従うようにしましょう。

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