フライパンで焼き魚を!ふっくらジューシーに焼くコツやポイントは?
焼き魚は魚グリルを使って焼くのが一般的ですが、後片付けが面倒なんですよね。だから家ではなるべく焼き魚は作りたくない!と避けている方もいるのではないでしょうか。でもフライパンを使えば大丈夫!フライパンを使えばふっくらジューシーな美味しい焼き魚になるんですよ。
目次
フライパンでふっくらジューシーな焼き魚が作りたい!
焼き魚はどうやってどんなやり方で作ってる?と聞かれれば「魚焼きグリルで」と答える方が多いのではないでしょうか。魚を焼くために作られている魚焼きグリルですから、通常はそれを利用しますよね。では魚焼きグリルに満足しているかどうかを聞かれれば、満足していない方が大多数になってしまいます。その理由は後片付けが大変だからです。
焼き魚はとっても美味しいので好きな方も多いと思いますが、魚焼きグリルを使って焼き魚を作ると、後片付けが本当に大変で焼く前からうんざりした気分になりますよね。魚焼きグリルは構造が複雑なので、洗うのも面倒ですし、魚の油でギトギトしているのでスポンジだって無駄にしてしまいます。毎回洗うよりも数回焼き魚を作った後にまとめて派も多いのではないでしょうか。
そんな美味しいけれどやっかいな焼き魚、実はフライパンを使って焼くことができるってご存知ですか?フライパンなら構造も単純なので後片付けも楽ちんです。しかもフライパンで焼き魚を作ると魚焼きグリルよりもふっくらジューシーに焼きあがるとひそかに人気が上がっていますよ。フライパンを使った焼き魚の焼き方や美味しくなるコツをご紹介します。

焼き魚を作るのにフライパンがおすすめな理由
後片付けが楽
焼き魚は魚焼きグリルよりもフライパンがおすすめ!その理由はまず後片付けが楽なことです。魚焼きグリルだとメーカーにもよりますが、一般的には網と受け皿をキレイに洗わないといけません。どっちも魚の油でギトギトしていますから、手にもスポンジにも油がギトギトついて深いです。しかも網や受け皿が入っている内部のお手入れも。フライパンなら洗い物も1つで楽ちん!
煙やニオイが少ない
食べると美味しい焼き魚ですが、厄介なのが焼いている最中の煙やニオイですよね。換気扇を回しながら魚を焼いても、家の外だけでなく家中にニオイが広がってしまいます。魚を焼いたニオイはなかなか取れませんから、だんだんと焼き魚というメニューが遠ざかっていくことになってしまいます。フライパンは囲いがなく一見煙やニオイがひどそうなイメージですが実は少ないんですよ。
ふっくらジューシーに焼ける
フライパンで作った焼き魚は、とってもふっくらしていてジューシーに仕上がります。ふっくらジューシーに仕上げるには焼き方にコツがありますが、コツさえつかめば誰でも簡単にとても美味しく焼き上げることができます。魚焼きグリルだと魚が見えないのでついつい火が入り過ぎて身が固くなりがちですよね。でもフライパンを使って作る焼き魚はそんな心配はいりません。

フライパンで作る焼き魚にはどんな魚が向いている?
【さば塩焼き】
— 徳田新之介 (@momoe8823) June 6, 2017
DHAを補給します。
グリルではなく、フライパンで焼きました。#鯖#鯖塩焼き#さば#サバ#クッキングシート#フライパンで焼き魚 #今日の夕飯 #岩下の新生姜 pic.twitter.com/ibCXpg26QS
スーパーで売っている魚にはいろいろな種類がありますよね。丸ごとだったり切り身だったり、あらかじめ味が付けられていたり、冷凍されていたり。フライパンで作る焼き魚はどんな魚でも美味しく作れます。フライパンの大きさによっては、サンマなどの長い魚は事前に半分に切ったりする処理は必要になりますが、フライパンにおさまるサイズならどんな魚もOKです。
あらかじめ味付けがされている切り身の魚は焦げ付きやすいという弱点はありますが、それも焼き方を工夫すればふっくらジューシーになりますよ。冷凍の魚を使う場合は、いったん電子レンジなどで解凍してから焼いてください。冷凍したまま焼くと中まで火が通らずに生焼けになります。
フライパンで焼き魚を作ろう!【準備するもの】
フライパンで焼き魚を作るために準備するものですが、底が平らなフライパン、キッチンペーパー、サラダ油です。フライパンはIHを使っているお家ならフライパンの底は平らですが、ガスを使っているお家では中華鍋のようにそこが丸いものもあります。魚を焼くには不向きなので、そこが平らなフライパンを用意してください。
キッチンペーパーはフライパンに油を敷くときにフライパンにまんべんなく薄く広げたり、魚を焼いているときに魚から出た余分な油をふき取るために使用します。そして魚の下準備ですが、軽く塩をふって余分な水分を出します。余分な水分が出ることで焼いている間の崩れを防ぐことができますよ。フライパンにおさまらないようであれば、半分に切るなど下準備をしておきましょう。
フライパンで焼き魚を作ろう!【基本の焼き方】
道具と魚の下準備が終わったらいよいよフライパンで魚を焼いていきましょう!焼き方ですが、まずフライパンにキッチンペーパーを使って薄く油を敷きます。フライパンが温まったら魚を置いて焼いていきます。火加減は弱火~中火。魚の置き方ですが、丸ごとなら頭が右にくるように、切り身なら皮がある面から焼いていきます。
片面が焼けたら反対側も同じ火の強さで焼いていきます。上手に焼くコツとしては、上からフライ返しなどでギューギュー押し付けたり、頻繁に焼けているかどうか触ったりしないことです。そうでないとどうしても魚が崩れてしまうので、キレイに焼き上げるためあまり触らないようにしましょう。
フライパンで作る焼き魚をふっくらジューシーにするコツ
どうせフライパンで焼き魚を作るなら、ふっくらジューシーな美味しい焼き魚を作りたいですよね。基本の焼き方でも十分美味しく作れますが、さらに美味しくするコツは、「蓋をする」「余分な油を拭き取る」ことです。蓋をすれば蒸し焼きになって早く焼きあがりますし、身もふっくらジューシーに仕上がります。蓋をするタイミングは片身を焼いて裏返してからです。
そして焼いているときに出てくる魚の油をキッチンペーパーで拭き取ることです。余分な油を拭き取ることで、魚臭さがなくなり、美味しく、そしてヘルシーに焼きあがりますよ。ダイエット中の方は特に油が気になると思いますから、こまめに拭き取ってください。
焼き魚を作るのにおすすめのフライパンは?
フライパンで焼き魚を作るにはフライパン選びも重要です。基本的にはどんなフライパンでも魚を焼くことはできますが、フライパンの素材によっては失敗しやすいものもあります。鉄分が吸収できて一生ものだといわれる鉄のフライパンですが、鉄のフライパンはくっつきやすく焼き魚には不向きです。よっぽど使い込んでいてくっつかずに焼けるようになっていれば大丈夫です。
フライパンで焼き魚を作ると、皮がフライパンにくっつきやすくなるので、できるだけフッ素やテフロンなどのくっつかない加工がされたフライパンをおすすめします。くっつかない加工がされたフライパンにもいろんな種類がありますが、中でもおすすめなのはセラミックのフライパンですセラミックのフライパンはいわゆる白いフライパンです。
セラミックのフライパンは硬さと耐熱性が特徴です。使用中に有毒ガスが発生することもなく安全なフライパンとして多くの方に愛用されています。弱い火でも調理ができるので、皮をパリッと仕上げたい焼き魚にはもってこいです。
クッキングシートを使えば皮パリ焼き魚に!
焼き魚はふっくらジューシーに作りたいですが、もうひとつ大切なのがパリッとした皮ですよね。焼き魚の美味しさを決めるのは「パリッ・ふっくら・ジューシー」の3ポイントが抑えられているかどうかにかかっています。皮パリに仕上げるにはクッキングシートを使うのがおすすめですよ。
魚を焼くとき、フライパンにクッキングシートを挽いて焼くと、ふっくら焼けるし、匂いも残らないことを、最近知りました!
— DJ COZY (@djcozy) April 25, 2017
これ知ってから魚ばっかり焼いてます!!!
おいしいわー!
もうちょい早く気づいてたらーって最近思いました!2017年!春!魚座!3月生まれのAB型! pic.twitter.com/WlgzmI5XJn
焼き方は、フライパンにクッキングシートを乗せて温め、魚を置いて両面を焼くだけです。クッキングシートを使っているので油も必要ないですし、フライパンが汚れないので後片付けもより楽ちんです。クッキングシートに少し茶色くなってから魚を乗せると良いですよ。
後片付けも楽ちんなフライパンで美味しい焼き魚を!
フライパンひとつで魚が美味しく焼けるなんてすごいですよね!後片付けも楽ちんなので気軽に焼き魚を作ることができますから、食卓に焼き魚が増えそうですね。フライパンでふっくらジューシーな美味しい焼き魚を作りましょう!