粘土の種類を用途別で特徴を解説!アクセサリーやデコ・子供用まで紹介!
粘土を使って工作をするのは誰でも楽しめますよね。近年の粘土は100均でも購入出来ますし、用途に合わせて特徴的な種類が豊富に販売されていて、アクセサリーを作ったりフィギュアを作ったり出来ると人気です。たくさんある粘土の種類と特徴をご紹介します。
粘土の種類と特徴まとめ!用途別に使い分けよう
小さな子供の頃から、どんな人も粘土で遊んだことがありますよね。粘土はその柔らかさから、様々な用途に使える便利なアイテムとして大人気となっています。アクセサリーやフィギュアなど、用途に合わせて粘土の種類を変えることでより作品が作りやすくなるので、粘土にどんな種類があるのかを知ることが大切になります。

今回は、粘土とはどんな物なのか・どんな種類があるのか・種類ごとの特徴・用途ごとにおすすめの粘土の種類など粘土について様々な情報をご紹介します。アクセサリーやフィギュアを作るのにも、粘土の特徴に合わせて選べばより簡単に作れるでしょう。

そして、近年では100均の粘土が種類が豊富で様々な用途に使えるものが多いと話題となっているんです。SNSなどでも、100均の様々な種類の粘土を使ってアクセサリーやフィギュアを作った画像が公開されています。100均の粘土も含め、色々な粘土の種類についてご紹介しますから粘土工作を始めてみましょう。
粘土とは?
粘土の種類や用途についてご紹介する前に、粘土とはどんなものなのかご紹介します。粘土とは、地層に存在する水分量の多い粘り気のある土のことを表します。粘土は自然から採取しただけではアクセサリーなどを作る用途には使用できないのですが、水分を加えるなど手をかけることによって様々な使い方が出来るようになる非常に便利な土の種類です。

そして、粘土には地層から採取するものとは別に小麦や油、紙や合成素材などから作られる塑造用粘土という種類があります。一般的に粘土と言われたら、この塑造用粘土のことを指す場合が多いですよね。焼いて陶器や煉瓦を作る粘土よりも扱いが簡単で、様々な用途に活躍してくれるのが塑造用粘土の大きな特徴です。

今回は塑造用粘土を中心に粘土の種類や用途についてご紹介します。塑造用粘土には熱を加えられると硬化してアクセサリー作りなどに使えるものから、水分を加えることで柔らかくなり成形しやすくなるものなど種類が豊富に揃っています。どの種類の粘土がどんな用途に活躍するのか参考にしてください。
粘土はいろんな趣味に使える

一昔前だと、粘土はグレー一色の柔らかい土というイメージのものでした。それでも様々な作品が作れましたが、形が作れるというだけで種類も多くなかったですし粘土におしゃれなイメージを持つ人は少なかったでしょう。しかし、近年の粘土の進化は素晴らしいんです。色が豊富に揃っていたり色々な形が作れたりと、ただの工作で使うアイテムではなくなっています。

その為、近年では様々な種類の粘土を用途ごとに使い分けて、粘土細工を趣味にしている人がたくさん登場しています。扱いが簡単な種類が多いのは粘土の大きな特徴なので、一般人がプロ顔負けのクオリティの作品を作りやすいというのが理由の一つですね。SNSなどを使って、自分で作った粘土作品を公開して楽しむのもおすすめです。
粘土の種類と特徴・用途
粘土にはどんな種類があるのでしょうか?たくさんある種類の中から、ここでは最もオーソドックスで手にすることが多い種類の粘土である紙粘土・軽量粘土・油粘土についてご紹介します。この3つは粘土の種類の中でも扱いやすさと作品の作りやすさがトップクラスですから、子供の頃から多くの人が触れてきた粘土ですよね。

紙粘土・軽量粘土・油粘土がどんな用途に使いやすい種類なのか、それぞれの特徴についてご紹介しますから、今後の粘土の種類選びの参考にしてください。3つの粘土は種類が同じようで、実は使い道も少しずつ変わってきますから、それぞれの特徴を知ることでより粘土作品の幅が広がること間違いなしです。
粘土の種類①<紙粘土>
その名の通り紙から作られている種類の粘土です。粘土の種類の中でも最もオーソドックスと言っても良いほど知られている種類の粘土で、100均やホームセンターなどどこにでも販売されていますから手に入りやすい粘土の種類ナンバーワンです。紙粘土は基本的には白色で販売されている場合が多い為、自分で色を付けられるのが特徴です。

原料が紙ですから、成形した後に絵の具などで色を付けやすいので子供の工作などによく用いられやすいことで知られていますね。また、成形前の紙粘土に絵の具を混ぜてよく捏ねれば色がきれいに粘土になじみますから色付けを楽しむことが出来る種類の粘土であるのも人気の一つです。
粘土の種類②<軽量粘土>
一見すると紙粘土と同じ種類の粘土に見える軽量粘土ですが、一般的に軽量粘土には微小中空球樹脂という成分が含まれているために非常に軽い作品が出来上がることが特徴です。成形前の軽量粘土はマシュマロのようにフワフワした触り心地で、粘土を成型後は空気に触れていれば自然乾燥で固まり、フワフワの柔らかさが持続されます。

軽量粘土は出来上がりが非常に軽いため、ピアスなどのアクセサリーの材料として使われたりフワフワの触り心地を活かしてスイーツ作りなどに使われたりと幅広い用途に使える粘土の種類なんです。優しい色合いが多いのも軽量粘土の特徴ですから、柔らかな色合いの可愛い作品をたくさん作ってください。
粘土の種類③<油粘土>
粘土と言われたら、まず最初にこの油粘土を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?油粘土の最大の特徴が、乾きに強いことです。紙粘土や軽量粘土のように空気に触れることで乾燥して固まってしまう種類とは違い、長い期間繰り返し使用できることから幼稚園や学校などで使われることが多い粘土の種類として知られていますね。

油粘土は、固まらないという特徴からアクセサリーやフィギュアのように粘土で作った作品を使用したり飾ったりするときにはおすすめ出来ません。油脂から作られている種類の粘土のため、絵の具などで着色することも難しいですから、作った作品を飾っておきたい場合には油粘土以外の種類の粘土で作りましょう。

粘土の種類<100均のおすすめ>

近年の100均は驚くほど便利でコスパ抜群の商品が豊富に販売されていますよね。100均で販売されている粘土の種類の多さを見たことがありますか?100均の粘土コーナーには、粘土が買える文房具店やホームセンターなどよりもたくさんの種類の粘土が販売されているんです。

100均の粘土は定番の紙粘土や油粘土から、アクセサリー作りにも使える樹脂粘土や石粉粘土まで種類が非常に多いのが特徴です。そして、近年の100均ではとくに変わり種の種類の粘土商品が登場して人気を集めていると言われています。粘土遊びにおすすめの100均で買える変わった種類の粘土をご紹介します。
100均のおすすめ粘土の種類①のびーる粘土

近年、子供を中心にスライムやスクイーズなどのように触り心地の良い種類のものが人気を集めています。100均でもいち早く粘土に触り心地の良さを取り入れていて、こちらの伸びる粘土が大人気なんです。スライムのようにビヨンと伸びるので触っているだけで癒し効果抜群の種類の粘土ですよ。
粘土でアクセサリーやフィギュアを作って飾っておくのも良いですが、触って楽しむ種類の粘土というのも粘土の新しい用途としておすすめです。100均の伸びる粘土は色もカラフルでたくさんの種類がありますから、お好みに合わせて選んでください。
100均のおすすめ粘土の種類②跳ねる粘土
伸びる粘土と同じく、触り心地を楽しめる種類の粘土として100均で人気なのがこちらの跳ねる粘土です。伸びる粘土のようにビヨンと伸びて触り心地が気持ち良いだけではなく、丸くするとスーパーボールのように跳ねるのが最大の特徴です。100均の粘土コーナーで買えますから、新しい粘土の触り心地を一度体験してみてください。
粘土の種類<アクセサリーにおすすめ>

粘土はやはり作った作品を飾っておいたり実際にアクセサリーとして使ったり出来ると作り甲斐もあって楽しいですよね。近年の粘土は、成型後にひと手間加えることでアクセサリーとして使える種類の粘土が販売されて数ある種類の粘土の中でも人気を集めています。
アクセサリーにおすすめの粘土の種類①樹脂粘土
樹脂を原料に混ぜて作られる種類の粘土で、完成したときに透明感のあるおしゃれな見た目に出来上がることから近年アクセサリーなどによく使われるようになったのが樹脂粘土です。樹脂粘土のように完成形が透明感のある色に出来上がる種類の粘土は他にもありますが、樹脂粘土は自然乾燥でこのような色になるところが人気のポイントです。

見た目のキレイさと扱いやすさから近年人気が急上昇している粘土で、アクセサリーなどを作るときに最もよく使用される種類の粘土となりました。100均でも購入出来るので、手軽に挑戦出来るのは嬉しいですよね。樹脂粘土はカラーも豊富なのですが、粘土への着色も簡単ですから自分だけの色を作ってみましょう。
樹脂粘土とラインストーンを組み合わせれば、粘土で作ったとはとても思えないキラキラ可愛い指輪が完成します。樹脂粘土は焼く作業がいらないころから様々な材料と組み合わせられるのも人気の理由の一つとされています。色々な種類の材料と組み合わせてたくさんのアクセサリーを作ってください。
アクセサリーにおすすめの粘土の種類②シリコン粘土

こちらのシリコン粘土は、成形後にオーブンなどで焼くと固まる種類の粘土として人気を集めています。名前の通り、焼くとシリコンのように柔らかく弾力のある状態に完成する種類の粘土で、シリコン特有の柔らかさとツヤツヤとした見た目がアクセサリー作りに向いているとして注目されています。
そして、シリコン粘土は自然乾燥では固まらないことから、粘土によくある乾燥してしまいボロボロになるという悩みとは無縁の種類の粘土として話題となっています。鮮やかな色が多い種類なのも特徴なので、カラフルなアクセサリーをたくさん作ってみてください。シリコンの柔らかさは子供のアクセサリーとして使うのにも安心ですよ。

粘土の種類<フィギアにおすすめ>
子供の頃、粘土で様々な種類の動物を作ったり友達や家族の人形を作ったりした記憶はありませんか?粘土は立体的に作れるのが特徴の一つなので、近年販売されているたくさんの種類の粘土を使えばリアルなフィギュアを作ることも可能なんです。細かなパーツも作りやすい粘土はフィギュア製作に非常に適していると言われています。

しかし、粘土でフィギュアを作るときどの種類の粘土でも良いわけではありません。フィギュアを作る際に適した種類の粘土を使うことで、よりリアルに自分の理想のフィギュアが完成しますから、粘土の種類選びには気を付けましょう。ここでは粘土でフィギュアを作るときにおすすめの粘土の種類をご紹介します。
作りかけのドラゴンを久々に彫刻🐉
— HISATO (@BiozombieJin) September 22, 2018
粘土が古くなってるせいか表面がパサパサ、、
でもMarin+ Toolで解決です👍#marintool #万凛 #KDK
#NSP #粘土造形
#フィギュア
#ドラゴン
#sculpture #dragon #monster pic.twitter.com/KKuBPTdk1i
フィギュアにおすすめの粘土の種類①石粉粘土
石粉粘土のファンドこねて大神のフィギュア作ってます!#10月なのでフォロワーさんに自己紹介しようぜ pic.twitter.com/0IUKPSbJ77
— ねこだまし🐾アオシマ機龍コンペ開催中|10.27-28モデフェス (@neco_damashi) October 15, 2018
粘土でフィギュアを作るときに最もおすすめの種類なのが、こちらの石粉粘土です。石粉粘土は、石を細かく砕きそれを接着剤などを使って粘土状にしたものです。石から作られている粘土の種類なので、ある程度の重量感が出るので置いて飾ることが多いフィギュアにはピッタリの粘土なんです。

そして、石粉粘土は自然乾燥で固まる種類の粘土なので、固まった後に彫刻のように削っていくことが出来るのが大きな特徴です。その為、石粉粘土を使ってフィギュアを作れば彫刻特有の削り面の味が出るので、自宅で作ったとは思えないクオリティの高いフィギュアが完成しますよ。色を塗ることも可能ですからカラフルな粘土を作って楽しむのもおすすめです。
粘土の種類<子供におすすめ>
近年の粘土は非常に進化していることから、大人が趣味として楽しむ人がとても多くなっていますよね。しかし、粘土と言えば子供が工作を学ぶのにも適しているものですし、子供の遊び道具としてのイメージを持つ人も多いでしょう。実際子供が遊ぶのに適した種類の粘土が多数販売されています。

子供が遊びやすいように扱いやすくなった粘土がいくつかあります。粘土は指で細かい動きをしたり、様々なものを作ったりすることで脳に良い刺激を与えるとされていますから子供の遊び道具として非常におすすめです。子供が気に入る粘土が見つかったら、たくさん遊ばせてあげましょう。
今日は息子と一緒に粘土遊び。
— *キョゥ* (@kyo6162) October 17, 2018
最近の粘土は小麦やらお米やらでキレイで安全で良いな〜自分の子供の頃は油粘土で臭かったからな〜
個人的にはお米粘土の方が好きw小麦は若干臭いwww100均のやからかもしれんけどw
息子もなかなか楽しそうで良かったww
キャラ弁より粘土のが簡単だなww pic.twitter.com/dFyasJ2sgf
子供におすすめの粘土の種類①こむぎ粘土
小麦から作られている種類の粘土で、万が一小さな子供が口に入れてしまっても余計なものが混ざっていないので安心して遊ばせてあげられる粘土として有名なのがこむぎ粘土です。こむぎ粘土は色の種類が多いのと発色が非常に良いのが特徴で、見た目からも子供の脳に良い刺激を与えてくれるでしょう。
そして、まだ力の弱い子供でも扱いやすいように、とても触り心地が柔らかいのがこむぎ粘土の特徴です。潰したり細長くしたり丸めたり、色々な形に作りやすいので小さな子供でも思いっきり粘土遊びが楽しめるのが人気の一つの理由ですね。

とても子供にピッタリのこむぎ粘土なのですが、最大の弱点が乾燥です。紙粘土同様に空気に触れていると乾燥してしまいボロボロに崩れてしまうんです。その為、遊んだあとはしっかり密閉して空気に触れないように保存しておく必要がありますから、大人が手伝ってあげるのが良いでしょう。大切に使って子供が長く遊べるようにしてあげましょう。
子供におすすめの粘土の種類②おこめ粘土
こむぎ粘土は非常に素晴らしい粘土ですが、小麦アレルギーを持つ子供には心配だという人もいますよね。そんな子供の為に開発されたのがこちらのおこめの粘土です。おこめの粘土は触り心地や見た目はこむぎ粘土とほとんど同じなのですが、アレルギーの部分で安心出来るのが最大の違いです。

おこめの粘土も発色が良く、カラーが豊富に揃っていますから子供がおままごとの食べ物を作ったり色々な種類の動物を作ったりするのに非常に適しています。様々な鮮やかな色を見ることは、子供の目にも良い刺激になりますからおこめの粘土でたくさん遊ばせてあげましょう。