ジェルネイルは爪切りNG?切りたい時の手入れや対処法を伝授!
ジェルネイルの魅力は何といっても濡れたようなツヤと長期間その状態をキープできる持ちの良さにあります。持ちが良いのは嬉しいですが、爪が伸びてくるのが厄介ですね。ジェルネイル中に爪切りしたくなったらどうしたらいいのか、ジェルネイル中の爪切り法を伝授します。
目次
ジェルネイルしてても爪切りを使いたい!
ジェルネイルで爪先のおしゃれを楽しんでいる方も多いですよね。ジェルネイルはマニキュアと違って長くキレイな状態をキープできるのが最大の魅力ですが、長くキープできると気になるのが爪が伸びてくることです。爪が伸びてくるとそのままジェルネイルされている部分が上に押し出されるようになるので、根元部分が気になってくるんですよね。
ジェルネイルをしていなければ、爪切りを使ってパチンパチンと切りたいところですが、ジェルネイルを使っていると爪が伸びてきても爪切りは使ってはいけないということをよくいわれます。実際に爪切りを使ってしまうとどうなるのか、どうしてダメなのか、爪切りを使わずに爪を切りたい場合はどう対処したらいいのか、ジェルネイル中の爪切りを使わないお手入れ方法を伝授します。
ジェルネイルとは?
そもそもジェルネイルとは何なのでしょうか。ジェルネイルとはジェル状の樹脂を爪につけ、紫外線やLEDといった特殊な光を当てることで樹脂を固まらせるものです。濡れたようにつややかな状態が長い間キープでき、マニキュアよりも外部からの衝撃に耐えることができるので、はがれにくいという特徴があります。
そのため若い女性だけではなく、家事でマニキュアが剥がれやすい主婦層にもとても人気があります。丈夫で長持ちするジェルネイルですが、水や湿気には比較的弱い面もあります。ジェルネイルはネイルサロンに通うのが一般的ですが、最近ではセルフジェルネイルの人気が急上昇しています。予約の必要もなく、自分の好きなときに好きなデザインのジェルネイルができるので人気!
紫外線やLEDライトに当てて硬化しない限りは固まらないので、失敗しても何度でもやり直しができるのも不器用な人にはうれしいですし、マニキュアのように固まるまでじっと待つということもありませんから、ライトで硬化すればすぐに手を使えるというのもジェルネイルの人気の理由のひとつです。
ジェルネイルはどのくらい持つ?
丈夫で長持ちするジェルネイルですが、当然永久的に持つわけではありません。ジェルネイルの持ちは生活の仕方や爪の状態によって違ってきますが、平均して3週間~4週間程度はキレイな状態をキープできます。もちろんそれ以上持たせることも不可能ではありませんが、自爪が目立ってきてしまい、キレイとはいえない状態になります。
ジェルネイル、初めてやって約1週間。爪切りが出来ないのが辛い。 #ジェルネイル
— ちいちゃちゃ (@GXy52) June 19, 2016
そのためジェルネイルを楽しんでいる多くの方が3週間~4週間ほどでオフしてデザインチェンジしています。爪の伸びには個人差がありますが、1日で0.08mm~0.12mmほど伸びます。3週間経つと2cm~2.5cm伸びるので、人によっては日常生活に支障が出てくる方もいるでしょう。ショートネイルが好きな方は爪切りで爪が切りたいと、うずうずしてしまう時期ですよね。
ジェルネイル中に爪切りを使うとどうなるの?
ジェルネイルをしていて爪切りで爪を切りたいと思うことは多いと思います。特にデザインチェンジの時期が近づいてくると、爪はもう2cm以上伸びているので気になりますよね。ジェルネイルをしているときに爪切りを使って爪を切ってはいけないとよくいわれていますよね。実際爪切りを使ってしまうとどんな影響があるのでしょうか。
爪切りを使うリスク①グリーンネイルになりやすい
ジェルネイルをしているときに爪切りで爪を切るということは、爪を折っているような感じになります。爪切りを使うことでジェルネイルと自爪にすき間ができ、そこから水分や雑菌が入り込むことでグリーンネイルになるリスクが高くなります。
爪切りを使うリスク②ジェルが割れる
爪切りで切った衝撃で先端部分からジェルが割れてしまう可能性があります。割れたジェルは見た目にもキレイとはいえなくなりますし、そこから水分や雑菌が入ってグリーンネイルになってしまう可能性もあります。割れると引っ掛かりやすくなりますから、自爪を傷めるリスクも高くなりますよ。
爪切りを使うリスク③自爪が割れる
自爪とジェルはベースジェルやプライマーでしっかり密着させているので、爪切りを使うことによってジェルだけではなく自爪も一緒に割れてしまう可能性があります。爪切りを使ったために自爪が割れてしまうとジェルネイルが楽しめなくなるなど影響が大きいですよ。
爪切りを使うリスク④二枚爪になる
ジェルネイルを使っているときだけではありませんが、爪切りを使って爪を切ると二枚爪になるリスクが高くなります。二枚爪になってもジェルネイルは楽しめますが、どうしても浮きやすくなったりするなどジェルネイルの持ちが悪くなります。
ジェルネイルにつきもの?グリーンネイルとは
5日前くらいに中指を強くぶつけた時に、ネイルがひび割れていたらしく…今朝、ぽろっとネイルが取れた。そしたら、グリーンネイルになってた…‼︎
— ぽよ (@ahaha_pyo) July 30, 2017
急いで全部オフして、皮膚科にきて、薬をもらったよ〜(;o;)#緑膿菌#爪カビ#グリーンネイル #ジェルネイル pic.twitter.com/PfG7inUz6z
ジェルネイルにつきものといえばグリーンネイルですよね。実際グリーンネイルになってしばらくジェルネイルやマニキュアが楽しめなかったという方も少なくないと思います。グリーンネイルは爪切りを使うなど、ジェルネイルと自爪のすき間から入り込んだ水分や雑菌がすき間で繁殖し、爪を緑に変えてしまうというものです。
グリーンネイルはいわゆる爪に生えたカビ。緑色になるのは繁殖しているカビが「緑膿菌」といわれるものだからです。軽度だと爪を清潔にしておくことで改善されますが、重度になると病院での治療が必要になります。改善するまではジェルネイルやマニキュアは一切できません。間違った対処方法で起こることが多いので注意が必要ですよ。
伸びる爪!ジェルネイル中に爪切りを使いたくなったら?
1日に0.08mm~0.12mm伸びる爪。伸びてくると見た目も気になりますが、日常生活で気になることも出てきますよね。「爪を切りたい!」という衝動が出てきても爪切りはNG。伸びてきた爪の爪切りを使わない正しい対処方法でお手入れしましょう。
自分でオフする
ジェルネイルはネイルサロンに行かなくても自分でオフすることができます。オフに必要なのはアセトンとコットン、アルミホイルです。爪の大きさに切ったコットンにアセトンを含ませて爪の上に置き、アルミホイルでアセトンの蒸発を防ぎつつ20分ほど放置し、オフしましょう。オフした後で爪切りよりもやすりを使って長さを整えるのがおすすめです。
やすりを使う
デザインチェンジまで落としたくない場合はやすりを使うのがおすすめです。やすりはグリッドによって目の粗さが違います。爪を短くするならまず粗目のやすり(#80)で長さを調節した後に、細かい目のやすり(#180)で整えると良いですよ。やすりの後はお手持ちのトップコートでエッジ部分を保護しましょう。
サロンへ行く
爪の伸びが気になりだしたら、ネイルサロンで対処してもらうのがジェルネイルや自爪のためにはもっともおすすめです。長さの調整やそのあとのネイルの補正まできちんと施術してもらえますよ。ただし料金が発生してしまうのがデメリットですね。
爪切り不要!伸びても気にならないデザインを選ぼう
ジェルネイルをしていて爪切りを使いたくなるのは、爪が長くなって日常生活に支障が出る以外に、伸びてきた部分が目立つからというのも大きな理由ですよね。爪切りで切りたいと思わせないようなデザイン選びも、爪切りを使わないおすすめの対処法のひとつですよ。
例えば根元部分をクリアにしたグラデーションやフレンチだったら、爪が伸びてきた部分も目立ちません。ストーンをつける方も多いですが、ストーンの位置を爪の根元ではなく、先の方につけてもらうことでも伸びは気になりません。
爪切り不要!ジェルネイルを長持ちさせ楽しむには?
ジェルネイルは一般的に3週間~4週間持つといわれていますが、早い方なら1週間~2週間程度しか持たない方もいます。月に2回のネイルサロン通いはお金もかかりますし、オフの頻度が上がるので自爪への負担も気になります。できるだけ長持ちさせるにはまずジェルネイルの弱点である水に触れる機会を減らすことが大切です。
水仕事やシャンプー、長風呂が習慣になっている方はどうしても剥がれやすいので、水仕事は手袋をつける、シャンプーはブラシを使うなど水からジェルネイルを守りましょう。また定期的にトップコートを塗ったり、保湿することもジェルネイルを長持ちさせるコツですよ。

ジェルネイル中は爪切りを使わず正しくお手入れしよう!
ジェルネイルをしているときに爪切りを使うといろいろなリスクがあります。伸びた爪が気になるときはネイルサロンで対処してもらうのが1番ですが、時間もお金もかかるのでなかなかそうはいきませんよね。正しいお手入れやデザインを工夫して長期間キレイな状態をキープしましょう。
