炊飯器の置き場どうしてる?置かない方がいい場所があるって本当?

炊飯器の置き場所どうしてますか?冷蔵庫や家具と違い、コンパクトだからといって適当に置くと、けがや事故の原因になります。炊飯器置いてはいけない場所とおすすめの置き場所のポイントをしっかりおさえて、さらに楽しい食生活を実現しましょう!

目次

  1. 意外と知らない炊飯器の置き場
  2. 炊飯器の置き場としてNGな場所1:コンセントがない場所
  3. 炊飯器の置き場としてNGな場所2:不安定な場所
  4. 炊飯器の置き場としてNGな場所3:コンロなど熱源のそば
  5. 炊飯器の置き場としてNGな場所4:水のかかる場所
  6. 炊飯器の置き場におすすめの場所1:キッチンカウンター
  7. 炊飯器の置き場におすすめの場所2:収納ラック
  8. 炊飯器の置き場におすすめの場所3:冷蔵庫の上
  9. 炊飯器がなくてもなんとかなる!!
  10. 炊飯器いらずの方法1:土鍋でご飯を炊く
  11. 炊飯器いらずの方法2:電子レンジ専用炊飯器
  12. 炊飯器の置き場には気を付けよう!

意外と知らない炊飯器の置き場

日々の食事に大活躍の炊飯器ですが、ベストな置き場所を考えたことはありますか?冷蔵庫や洗濯機とは違ってコンパクトではあるものの、どこでも置いていいわけではなく、高さや位置など注意しなくてはいけない点がいろいろあります。狭いスペースだと特に置き場所に困りますが、NGポイントをおさえてトラブルがないようにしっかり対策しましょう。

炊飯器の置き場としてNGな場所1:コンセントがない場所

炊飯器は電気製品であり、それなりに重量も重いので、けがや事故を防ぐため、置いてはいけない場所というのがあります。たとえ狭い場所でも以下のポイントはしっかりおさえましょう!

まずコンセントがない置き場はNGです。当然ですが、炊飯器は電気製品であるため、電気が無ければ動きません。一般的に炊飯器のコードは短くなっているので、コンセントの近くに置く必要があります。冷蔵庫や電子レンジなどはキッチンの家電でコンセントが必要になるので、これらとまとめて置くのが理想的ですね。

炊飯器の置き場としてNGな場所2:不安定な場所

次に不安定な置き場もNGです。炊飯器は見かけによらず重くなっています。例えば5合炊きのものともなると、本体だけでも4Kg~5Kgになり、マックスで炊くと10Kgにもなります。不安定な場所に置けば落下でけがをすることもありますし、炊飯中ともなれば高温のため、ヤケドをすることも十分ありえます。特に子供がいる家庭では走り回っているうちにぶつかって落下…ということが十分にありえますので、安定した台の上に設置するようにしましょう。

炊飯器の置き場としてNGな場所3:コンロなど熱源のそば

そして、熱源のそばも置き場としてNGです。炊飯器からの水蒸気を逃がすために、レンジフードの下に置いて換気扇を回しながら炊飯している方も多いのではないでしょうか。しかし、レンジフードの真下はコンロのため、結構危険な場所なんですよ。

炊飯器は一部金属製のものもありますが、プラスチック製のものが多いため、熱にさらされると、伸びたり縮んだり、最悪溶けたりすることもあります。炊飯器はキッチン家電ということもあり、とりわけ狭いとコンロのそばについつい置いてしまいがちですが、しっかり離して設置するようにしましょう。

炊飯器の置き場としてNGな場所4:水のかかる場所

最後に水のかかる置き場もNGです。炊飯器は水を沸騰させてお米を炊く仕組みになっているので、炊飯器上部からは水蒸気が出ます。水かかかる環境に置くと、水滴が穴をふさぐことで水蒸気が逃げなくなり、内部の圧力が高い危険な状態になります。また、電気製品ということもあり、内部には電気部品が搭載されているため、水回りに置くのは炊飯器の故障のリスクを高めることにもなります。

なお、炊飯器上部はできるだけ50cm以上の空間をあけて、水蒸気が逃げやすいようにしましょう。そして、湿気に弱いものを近くに置かないようにもしましょう。木製家具などを近くに置くと、湿気でいたんだり、最悪の場合カビてしまうことがあります。

炊飯器の置き場におすすめの場所1:キッチンカウンター

以上炊飯器の置き場としてNGなポイントをまとめてみました。気を付けるポイントが多くあるので、ちょっと面倒だなと思うかもしれませんが、大丈夫!これらをふまえて、炊飯器を置き場におすすめなスペースや対策をチェックしてみましょう。

まず一番のおすすめの置き場がキッチンカウンターです。周りに遮るものがなく、安定していて、さらにコンセントも近い。3点そろったまさにパーフェクトな場所です。場所的に配膳もしやすいので、料理から食事の流れがとてもスムーズになります。

炊飯器の置き場におすすめの場所2:収納ラック

次におすすめの置き場が収納ラックです。キッチンカウンターが理想的ではあるものの、狭い間取りの部屋ではそもそもキッチンカウンターがなかったりします。そういう場合の対策として代表的なのが収納ラックです。タワータイプなので、電子レンジやトースターをまとめて置くことができ、さらに物によってはペットボトルなどをストックすることができるようになっています。

収納ラックには木製やスチール製の収納ラック、そして背の高い収納ラックから低い収納ラックまで様々なタイプがあります。収納ラックを使う場合で気を付けたいのは、上の項目でもご紹介した通り、炊飯器の上部を50cm以上あけることです。蓋の開閉と、水蒸気を逃がすにはこのくらいの高さは必要です。特に中段に置く場合には気を付けましょう。

スライド式の収納ラックがおすすめ。ご飯を炊く際に引き出せば水蒸気の心配もなく、さらにご飯をよそう時に便利です。そして、使わないときには収納することで邪魔にもなりません。ちなみに、日曜大工が得意な方は、自前でスライド式の収納棚を作成しています。スライドレールなんかはホームセンターでも販売されているので、今使っている棚に後付で取り付けることだってできちゃうんですね。

炊飯器の置き場におすすめの場所3:冷蔵庫の上

究極の置き場ともいえるのがこれ、冷蔵庫の上です。一人暮らし用の部屋ともなるとキッチンのスペースも狭いのでそれこそ大変。冷凍スペースと冷蔵スペースのみでシンプルな2ドアタイプの冷蔵庫であれば、高さも低いですし、その上に炊飯器を置けば場所を取りません。ついでに電子レンジと一緒に3段重ねで置くとさらに効率的です。

一見便利ですが、メーカーによっては冷蔵庫の上に物を置くことを禁止しています。そういう場合には、冷蔵庫をまるごと収納できるラックを買ってきて、直接冷蔵庫の上に炊飯器を乗せるのではなくて、ラックの上に乗せるのをおすすめします。ラックを使う場合はもちろん水蒸気対策を忘れずに。

炊飯器がなくてもなんとかなる!!

ご飯を炊くとなると、どうしても炊飯器をパッと思い浮かべてしまいがちですが、ご飯を炊けるのはなにも炊飯器だけではありません。特に一人暮らしなどでは、わざわざ炊飯器で炊くのも面倒というものです。狭い部屋では場所も取りますからね。ここからは炊飯器に頼らない究極の対策ともいうべき、かんたんにご飯を炊く方法をご紹介します。

炊飯器いらずの方法1:土鍋でご飯を炊く

土鍋でご飯を炊くと、ふっくらつやつや、おこげも付いてごはん一粒一粒のうまみを堪能することができます。しかも食べ終わったら、鍋ごと全部きれいに洗うことができて衛生的。炊飯器ではさすがにそこまでできませんよね?2,000~5,000円くらいとかなり手ごろなお値段なのもうれしいですね。

炊き方もすごくかんたん。まず火力最大でお米をグラグラと茹でます。すると5分くらいで土鍋上部に気泡が噴き出てくるので、弱火にして7分放置します。その後10~15分くらい蒸らすとおいしいご飯の出来上がりです。さらに保存性もバツグン。陶器の無数の気泡がお米の水分を吸収するので、冷蔵保存したあともそのまま電子レンジで温めることにより、炊き立てのようなおいしいご飯を楽しむことができます。

炊飯器いらずの方法2:電子レンジ専用炊飯器

土鍋は火を使う必要がありますが、電子レンジを使えばよりかんたんにご飯を炊くことができます。電子レンジなんかでおいしく炊けるの?と疑いたくなりますが、「お米の粒が立って、歯ごたえもあり、とても美味しい」との評判で、影ながらブームとなっています。食べる分だけをさっと用意できるのもいいですよね。

2合タイプで価格も1,000円以下で高くてもせいぜい2,000円ほど。1合用ともなるとなんと100円と大変安く、100円ショップで購入することができます。土鍋タイプというのもあるので、電子レンジでも本格的においしいご飯を炊くことができます。

ちなみにできることはご飯を炊くことだけではありません。おかゆや炊き込みご飯、シューマイ、さらにはホットケーキと牛乳だけで蒸しパンを作ることもできます。価格のわりにかなり応用がきく万能選手でもあります。

炊飯器の置き場には気を付けよう!

以上が炊飯器の置き場で気を付けるポイントや対策となります。炊飯器は置き場所に困りやすい家電ですが、今回ご紹介したおすすめの場所を参考にすれば、狭い場所でも置くことができ、さらに水蒸気対策もあわせてできるようになっています。これから置く人も、すでに置いている人もぜひお試しくださいね。

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