アンダーバストの平均は?男性理想は65?身長・年齢別の理想サイズ!
バストにはトップバストとアンダーバストが存在します。アンダーバストの平均はどれくらいでしょうか?また年齢や身長によってサイズは変化するのでしょうか?アンダーバストの平均や理想、また男性が理想と考える65への減らし方などまとめてご紹介します。
目次
アンダーバストとは?

ブラジャーなどのランジェリーを購入する時に大切になってくるのがサイズです。バストを測る時には2サイズ測るのはご存知ですか?1つ目はトップバストサイズです。これは胸の一番高い部分で測ります。そのため乳首にメジャーを当てて測ると考えれば良いです。2つ目がアンダーバストサイズです。これは胸の下部分で測ります。

胸の下部分といっても下乳というわけではなく、胸のすぐ下の胴回りを測ります。バストサイズはこのトップバストのサイズからアンダーバストのサイズを引いた数字で決まります。ここからよく聞くAカップやCカップと言ったバストサイズが決められます。しかしブラジャーを買う時にC65などアルファベットの後に数字を見たことはないでしょうか?

実はこの数字こそがアンダーバストのサイズです。つまり65ということはアンダーバストである胴回りが65センチということを表しています。バストサイズを測る上ではトップバストもアンダーバストもどちらも欠かせない数字なのです。
アンダーバストの平均<正しい測り方>

ではアンダーバストを正確に測るにはどのようにすればよいでしょうか?正しい測り方をみていきましょう。まずはメジャーを用意しましょう。つぎに服を脱いでメジャーをバストのすぐ下に当てていきます。この時ブラジャーはつけたままでもOKです。ブラジャーをつけている方が胸が上がるため、アンダーバストは測りやすいです。

メジャーを当ててアンダーバストを測りましょう。この時注意したいのは、メジャーがズレていないかです。水平になっていないと、正確なアンダーバストのサイズを測ることができません。できれば誰かに測ってもらうのがおすすめです。お店に行けば無料でサイズを測ってもらうことができます。もし1人でアンダーバストを測る時には鏡を使いましょう。

鏡で横姿を映すことで、メジャーがズレていないかをある程度確認することができます。前から測り始めて、前で数字がわかるようにすれば一番見やすいです。また数値を見るときには、メジャーを体から外すのではなく、体に巻いたままの状態で見るようにしましょう。体からメジャーを外すときに、いくら手で印をつけておいても、ずれてしまうことがあります。

そうなると正しいアンダーバストの数値がわからなくなってしまいます。アンダーバストはメジャーを体に巻いたまま測るようにしましょう。ちなみにアンダーバストにあっていないブラジャーをつけるとどうなるでしょうか?アンダーバストよりも小さいブラジャーをつけているとワイヤーが体を締め付けてしまい、窮屈さを感じるようになります。

反対にアンダーバストより大きいブラジャーをつけると今度は浮いてしまいます。ジャンプをしたり、体を大きく動かす運動をしたりするとブラジャーのカップがズレて上に上がってしまうことなどもあります。こうなるとバストを正しい位置でカバーすることは難しくなります。綺麗なバストを保つためにも正しくアンダーバストを測りましょう。

アンダーバストはランジェリーメーカーでは平均して5センチ区切りで用意されています。そのため例えば63センチのアンダーバストであっても、つけるブラジャーのサイズは65です。61.5センチ以下になってくるとアンダーバスト65のブラジャーでは大きすぎるため、もう一つ下のサイズを探すことになります。小さいサイズは専門店での扱いになることもあります。

ちなみにトップバストはどう計れば良いかというと胸の一番高い部分を測るようにすればOKです。しかしこの時、ブラジャーを取った状態でする時には注意が必要です。人の胸はそれぞれですが、少しバストサイズが大きい方や、少し胸が垂れ気味の方は胸を持ち上げて一番高い位置で測る必要があります。ブラジャーをつけた時には同じように胸が持ち上がるためです。

胸をどれくらい持ち上げて測れば良いのかがわからない、という場合は手持ちのつけ心地の良いブラジャーをしてトップバストを測るのがおすすめです。ブラジャーは自分にピッタリ合ったものを使うととてもつけ心地が良いものです。正しい測り方で、正しいサイズのブラジャーを選びましょう。

ちなみにアンダーバストは体つきに大きく影響を受けるため、国によってアンダーバストの平均値が変わるという調査結果が出ています。ちなみに日本人女性のアンダーバストの平均値は70センチです。そのためランジェリー専門店でブラジャーを見るとアンダーバスト70のものが一番多く作られています。アンダーバストが平均の70センチの方は下着を選ぶ幅が広がります。
アンダーバストの平均<身長別>
アンダーバストの平均は身長にあまり左右されない

アンダーバストには先ほどご紹介した通り平均サイズが存在しています。それに加えて個人差はありますが、主に身長、年齢などでまたそれぞれに平均サイズがまとめられています。まずは身長における平均から見ていきましょう。一般的に身長が大きくなれば、体も比例して大きくなります。しかしアンダーバストの平均はおおむね70センチからずれないといわれています。

しかしこれはあくまでも一般的な話です。一般的に身長が大きくなれば体も大きくなります。そのため胴体を測ることになるアンダーバストの平均もわずかではありますが、大きくなるのが普通です。身長が低くなればその逆もありえます。自分のアンダーバストを測ったときに平均の70センチでなくても決して心配することはありません。

自分のアンダーバストが平均の70センチから大きい、または小さいという方も身長によって異なりますので、一度しっかりと測りましょう。胸囲と身長には計算式が存在します。身長に0.54センチをかけた数字がトップバストといわれています。さらに日本人のアンダーとトップの差は平均して10センチほどといわれています。10センチ差はカップにするとAかBカップになります。

つまり日本人女性の平均はAカップかBカップということです。では実際に身長160センチで計算をしてみましょう。まずトップバストは160×0.54で平均して約86センチとなります。さらにそこから10センチ減らすとアンダーバストは約76センチということになります。アンダーバストの平均70センチから大きく離れていて心配という方はこうして計算をしてみましょう。

もしかすると平均からは離れていても、身長で考えると全く心配のない範囲かもしれません。しかし体と胸のバランスというものは確かに存在します。そのためアンダーバストの平均70センチから少し離れており、さらに先ほどの計算式で出る数字よりも離れている場合は、身長などの体系に比べて胸が小さく見えたり、または大きく見えるために太って見られてしまうこともあります。
アンダーバストの平均<年齢別>
20代のアンダーバストの平均と理想サイズ

アンダーバストの平均を身長で考えた場合は、おおむね70センチから大きくずれないということがわかりましたが、年齢での平均はどうでしょうか?実は身長よりも年齢の方がアンダーバストは影響を受けます。まずは20代のアンダーバストの平均からです。20代のアンダーバストの平均は65センチから70センチといわれています。

もっと細かい数値を言うと日本人女性年齢20代のアンダーバストの平均は71.8センチという調査結果が大手下着メーカーから発表されています。20代のうちは肌などにも弾力があり、体も若々しい時期です。しかし20代も後期に入ってくるとお肌の曲がり角を迎え、アンダーバストも少しずつ変化する時期に入ります。一般的には20代前半のアンダーバスト平均は70センチです。

しかし現在では華奢な体型の人も多いため、アンダーバストが70センチ以下という方も珍しくはありません。アラサーに近づくと少しずつアンダーバスト平均が大きくなっていくと考えておけばよいでしょう。ちなみにアンダーバストの理想サイズはウエストよりプラス5センチほどと言われています。年齢20代女性のウエスト平均が63から65センチほどと言われています。

そこからプラス5センチすると68から70センチほどが20代女性のアンダーバストの理想サイズということができます。ただ体重などもそうですが、平均数値だけにとらわれすぎ無理なダイエットなどを行うのは危険です。自分の体調が一番良く感じる時がベストな体型です。アンダーバストも同じですので、平均数値だけにとらわれないようにしましょう。
30代のアンダーバストの平均と理想サイズ

30代のアンダーバストの平均は20代よりも少し上がって、73.4センチとなります。平均数値としてはアンダーバストの差はわずかですが、着実に体が変化しているということです。世代が変わった時にはランジェリーの見直し時期でもあります。ブラジャーの締め付けは感じませんか?カップがパカパカして浮いていることはありませんか?年齢とともにバストも変化していきます。

そのため変化したアンダーバストやトップバストにあったブラジャーに買い換えるようにしましょう。また年齢が上がり30代になると基礎代謝も衰えてきます。20代では少し運動すれば戻っていた体型も、30代では少しずつ取り戻しにくくなっていきます。アンダーバストも同じです。年齢で変化したものはなかなか戻らなくなります。理想平均は75センチほどと考えておきましょう。
40代のアンダーバストの平均と理想サイズ

さらに年齢をあげて40代のアンダーバスト平均を見ていきましょう。年齢が40代になるとアンダーバストの平均76.6センチとなります。年齢が20代の頃に比べると平均サイズで5センチほどアンダーバストが大きくなるため、一般的には着用するブラジャーのサイズも変わってきます。これはやはり加齢による影響が大きいです。

年齢が上がるにつれて、どうしても体型は変化していきます。またライフステージで結婚、出産を経験する方もいます。特に出産は体型が大きく変わる節目にもなります。どうしても背中や脇などに脂肪がつきやすくなり、それに伴いアンダーバストの平均も大きくなっていくのが一般的です。理想平均は80センチ以内と考えおくと良いでしょう。

さらに年齢が上がると、女性は閉経を迎えます。ここでもホルモンバランスが大きく変化するため、体重が増加することが多いです。体型が変わった時にはアンダーバストも変化していることが多くあります。定期的にサイズを測って、正しいブラジャーを選ぶようにしましょう。
アンダーバストの平均<中学生>
中学生はバストが育つ大事な時期!

反対に年齢を下げて、今度は中学生のアンダーバストの平均を見ていきましょう。10代となる中学生のアンダーバストの平均は65センチから70センチといわれています。実は年齢20代のアンダーバスト平均とそこまで大きな差がありません。20代と比べて中学生が異なるのは成長のスピードです。中学生はいわゆる成長期にあたります。

そのためわずかな期間で身長が伸びる、体つきが女性らしくなるなどの変化が、個人差はありますがよく見受けられます。この時期に初経を迎える人もいます。アンダーバストも同じです。体の成長に伴って一気に数センチ増える人もいます。中学生ではスポーツブラジャーをつけている人も多くいます。こうした簡易的なブラジャーからブラジャーへの替え時はなかなか難しいものです。

しかしスポーツブラジャーよりも、よりバストをしっかりとガードしてくれるブラジャーの方がバストにとっては良いです。特に一度下がってしまったバストを元に戻すことはできません。綺麗なバストを保つためにも、中学生など成長期に体の変化を感じたらブラジャーをしっかりと着用するようにしましょう。

このときに注意したいのが、ブラジャーの締め付けです。中学生などとくに年齢が若い頃には体つきに個人差があるため、人よりバストが大きくてもまた小さくても人の目を気にしてしまうということが少なからずあります。しかしここでとくにバストが大きい子が、バストを小さく見せようと体より小さいサイズを選ぶとバストの成長を阻害することがあります。

成長ホルモンはこの中学生から高校生にかけて一番分泌されます。ここでその成長を止めてしまうと、今後大きく成長することは期待できません。人より大きなバストに困ることがあるかもしれませんが、それは大切な個性ですので、必ず自分の体にフィットしたブラジャーを選ぶようにしましょう。
アンダーバストの平均<男性の理想サイズ>
男性の理想のアンダーバストは65?

女性のアンダーバストの平均は70センチ、そこから身長や年齢などで少しずつその平均値が前後することがわかりました。では男性は女性のアンダーバストをどのように考えているのでしょうか?直接バストではなく、胴回りを測ることになるアンダーバストですが、この数値が低い方が男性は女性が華奢だと考えるようです。

女性芸能人の中にはスリーサイズを公表している人も多く、その多くが65から70です。そのため男性では平均して65ほどが理想のアンダーバストと答える人が多く存在します。しかし実際にアンダーバストがそこまで男性にしっかりと認知されているかといえば、実はそうでもありません。とくにバストの大きさというとカップ数だけをあげる人も多く存在します。

またバストのサイズはあまり関係がなく、バストの形や触り心地を重視する男性も存在します。どのようなバストが好みかといいのは個人差があります。そのため男性の理想アンダーバストは65センチとそこまで強く認識しておく必要はありません。また女性の多くの平均値が70センチのため65センチはたった5センチの差です。

メジャーなどを使って調べない限り、パッと見た目ではわかるものではありません。そのためアンダーバスト65という数字にそこまでこだわる必要はありません。ちなみに男性のアンダーバストの平均値は90センチほどといわれています。男性は女性に比べて、体つきが大きな人が多く筋肉量も多いため女性よりもアンダーバストの平均が大きくなります。

さらに体を鍛えている人であればより大きくなります。男性も女性と同じく身長や、とくに年齢を重ねるとアンダーバストの平均が変化していきます。加齢によりアンダーバストの平均が増える傾向にあるのは男性も女性も同じです。一定数はある程度許容範囲ではありますが、アンダーバストが増えすぎのは健康からみても良くありません。ある程度の体型維持を心がけましょう。
アンダーバストの平均<減らし方>
減らし方の前に太い原因を考える

アンダーバストの平均や男性の理想が65センチであることはわかりましたが、アンダーバストをダイエットさせるということは可能でしょうか?アンダーバストの減らし方はあります。しかしアンダーバストが太くなるのにはいくつかの原因があります。まずは減らし方の前にそれを突き止めることから始めてみましょう。アンダーバストが太くなる原因1つ目は姿勢の悪さです。

猫背など姿勢が悪い人はアンダーバストの増加に気をつけなければなりません。これには胸郭の開きが影響しています背が曲がることで肺が圧迫されると、肺は酸素を取り込みづらくなります。そうすると体は考えて、今までよりも胸郭を大きく開いて、酸素を取り込もうとします。この胸郭部分がちょうどアンダーバストにあたるのです。

そのため姿勢が悪い人はアンダーバストが太くなる傾向にあります。最近ではパソコンなどのデスクワークの増加により、姿勢が悪くなる人が増えています。アンダーバストが太い、または太くなったという方は自分の姿勢をまずは見直してみましょう。

もう一つはバストの流出です。よくブラジャーをつけるときには前傾姿勢で、背中の方からバストを寄せるようにつけると聞いたことはありませんか?これがブラジャーの正しい付け方です。これを怠っているとバストの上にただブラジャーという布が乗っているだけ、バストの脂肪がどんどんと背中や脇に流れていきます。そうするとアンダーバストも太くなっていきます。

最後は肥満です。アンダーバストだけではなく全体的に太めという方は皮下脂肪のためアンダーバストが平均よりも太くなっていると考えられます。後ほどもご紹介しますが、この場合のアンダーバストの減らし方は簡単で、運動をすればOKです。まずはこうして減らし方の前にアンダーバストが太い原因を考えてみましょう。
正しい姿勢を意識する
ではこうして太くなったアンダーバストはどのようにして細くすれば良いでしょうか?減らし方をみていきましょう。アンダーバストの減らし方1つ目は正しい姿勢を意識することです。開いてしまった胸郭を正しい位置に戻すためには、腹斜筋という筋肉を鍛える必要があります。動画サイトをみると、いくつかこの筋肉を鍛えるエクササイズを見つけることができます。
エクササイズで引き締める

アンダーバストの減らし方2つ目はエクササイズです。全体的にアンダーバストが太い、触るとぽよぽよしているという方はその脂肪を落とせばアンダーバストが細くなります。ツイストする運動が効果的です。1日の中で数分でも良いので、こうした運動を取り入れてみましょう。また全身運動になる水泳などもアンダーバストへアプローチするおすすめの減らし方です。

そこにバランスのとれた食事なども合わせていくとよりアンダーバストの効果的な減らし方が可能です。アンダーバストが太くなるのにはいくつかの原因があります。それに伴って適した減らし方も存在します。まずは自分のアンダーバストの状態を知り、そこから減らし方を考えましょう。

脂肪がついている場合はダイエットにスポットを当てた減らし方、姿勢からくる場合は姿勢矯正にスポットを当てた減らし方が効果的です。減らし方をうまく行うことができれば、アンダーバストを減らせるだけではなくバストアップも期待できます。

理想のアンダーバストで美胸を手に入れよう!

アンダーバストの正しい測り方や平均値についてご紹介しました。こうして見ると、女性の一般的なアンダーバストの平均と男性が理想と考えるアンダーバストの平均には少しズレがあります。しかし5センチほどと考えれば見た目で大きく差が出るわけではなく、男性もおそらく気づきません。アンダーバストの数値が65ではないからと落ち込むことはありません。

またアンダーバストの減らし方もご紹介しましたが、下腹などの脂肪が多い部分とアンダーバストの部分では減り方が異なります。アンダーバストは時間をかけて細くなっていくものと考えておきましょう。年齢などにある平均値はありますが、一番大切なのは正しいアンダーバストサイズを把握し、自分のバストにあったランジェリーを選ぶことです。

正しいサイズのランジェリーを身につければバストの形もとても綺麗になり、見た目も変わります。これからはぜひバストカップだけでなく、アンダーバストにも注目をして綺麗なバストを目指してみてください。
