「おしるし」の色を画像見本で解説!臨月の量や変化の特徴は?

おしるしとはどういったものかご存知ですか?おしるしは陣痛の合図となる出血のことで、ここではそんなおしるしについて解説します。出血とはいえ、おしるしにも様々な色があります。おしるしはどんな色なのか、それぞれの色の見本となる画像を交えて解説します!

目次

  1. 臨月に起こる「おしるし」とは?
  2. おしるしの色や量はさまざま
  3. おしるしの色の特徴<量・におい>
  4. おしるしの色の特徴<異常出血との違い>
  5. おしるしの色を画像見本で確認
  6. おしるし以外の出産兆候
  7. おりもの・おしるし・破水の違い
  8. おしるしの色や量は人それぞれ!

臨月に起こる「おしるし」とは?

おしるしというものをご存知ですか?おしるしは血が混じったような粘液が出てくる粘液のことで、おしるしがきたら出産間近であることの兆候だと言われています。ここではそんなおしるしについて解説していきます。

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妊婦の方々やその近くにいる方々は妊娠してからの体の変化を日々目の当たりにしていることでしょう。お腹の中で成長し続けている赤ちゃんの変化は、外からでは見えなくても母体は日々実感している方が多いです。

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そんな出産が近づいてくるとさらに赤ちゃんだけでなく体からのサインを受けとることになります。その代表的なもののひとつがおしるしです。おしるしと呼ばれるサインは出産へ向けて気持ちの準備に役立つはずです。

おしるしは出産兆候

まずおしるしについて詳しく解説します。おしるしとは一言で言うともうすぐ陣痛がくる合図とされてます。妊娠と出産がはじめての方は臨月を迎えるといつ陣痛が来るのかソワソワしたり不安になったりする方は多いでしょう。臨月は赤ちゃんに会える期待と、大きな不安でいっぱいになる時期です。

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おしるしは実は出産した方の半数程度しか体験しないと言われています。また量や色についても個人差が大きいのであまり人と比べて気にし過ぎたり、不安になったりしないようにしましょう。まずは出産まで落ち着いていつも通りの精神状態を維持することが何よりも大切です。

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おしるしはどんなものなのか、またどのような状態で出るものなのかについても解説します。おしるしは卵膜が剥がれる際の出血が混じった粘液です。この卵膜とはお腹の中の赤ちゃんと羊水を包む膜のことです。出産の際は赤ちゃんを包む卵膜が破裂して羊水を母体の外に流す破水が起こります。

この流れ出した羊水は産道を通りやすくする役割もあります。また卵膜が剥がれることが刺激となり陣痛が始まるケースが多いと言われています。そのため陣痛がなかなかこない人のために陣痛を促す方法のひとつとして卵膜剥離が行われることもあるようです。

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出産を直前に控えている場合は少し子宮口が開いたり子宮が収縮したりすることによって、自然と卵膜がはがれることがあり出血を伴うことがあります。そしてこの出血が子宮頸管から出た粘液と混ざって出てきたものがおしるしです。おしるしの量や色は個人差が大きく様々ですが、少し粘り気があるのが特徴です。

おしるしがあればもうすぐ陣痛がくる合図と言われています。こちらも個人差が大きくおしるしから2週間程度で出産という方もいるようですが、出産の3日ほど前のケースが多いようです。

そのためおしるしがあれば量や色に関係なく、いつ陣痛がきてもいいように遠出の外出は控えた方がいいでしょう。おしるしから陣痛までは期待と不安の入り混じる時期です。おしるしがあったからといって病院にすぐに行く必要はありませんが、不安が強い場合は病院に相談してみるだけでも気持ちが落ち着くはずです。落ち着いて出産の準備に取り掛かってください。

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内診出血のケースも!

臨月に入ると陣痛のサインであるこのおしるしのほかに、内診出血といわれる内診後の出血が起こることがあります。おしるしと内診出血は見分けがつきにくい場合が多いようなので、簡単に内診出血についても解説します。

内診とは生殖器内の診察のことで、妊婦健診でよく行われるものです。この内診を行ったあとに見られる出血のことを内診出血と呼びます。もともと妊娠中は腟がデリケートで、普段よりも傷つきやすくなっています。そこに内診時の刺激が加わることで腟壁が傷つき、少量の出血を起こすことがあります。

内診出血とおしるしの見分け方

この内診出血が起こるのは内診後ですので、そのタイミングに注目すればおしるしと区別しやすくなるでしょう。また出産前は子宮口の蓋の役割を果たしている粘液栓と呼ばれるゼリー状のかたまりが剥がれ落ちます。この粘液栓が子宮頸管の粘液、そして卵膜の出血が混ざって外に出てくるものがおしるしになるのです。

そのためおしるしは粘り気がある場合が多いでしょう。そして卵膜の出血の量によって色がピンク色や赤色、茶色などの個人差があります。出血がない場合は半透明な粘膜のみというケースもあるようです。

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異常出血の場合もある!

臨月の出血がすべておしるしや内診出血とは限りません。ケースによっては危険な状態のサインである場合もあります。それは出血の量が多かったり何度も出血する場合、また本来のおしるしではない痛みを感じる場合です。このようなケースはおしるし以外のトラブルがおきている場合もあるので、念のために病院へ相談してみてください。

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おしるしの色や量はさまざま

おしるしの色は茶色や鮮血の場合も

先ほども触れたとおりおしるしの色は個人差が多きく一概に言うことは難しいものです。例えば色は鮮血のように真っ赤な方もいれば、茶色っぽい方もいます。

おしるしの色や量は変化することも

またおしるしの量やその回数も人によって様々です。一度きりしかこなかった方から、数日にわたりくる方もいます。さらに数日にわたっておしるしがくる方は日によって色や量が変化するケースもあるようです。痛みを伴わない出血である場合は神経質になる必要はありません。

一度の出るおしるしの量も個人差が大きく表れます。例えば下着に少しつくだけの方も入れば、月経のような量の方もいるようです。さらに中には少量すぎて気付かない人や、そもそもなかったと言う人も多くいるものです。

出産予定日が近づいているタイミングで外出する際は念のため生理用のナプキンを持ち歩くと、このおしるしの量が多かった時も安心でしょう。おしるしの量や色は個人差が大きく表れるものなので他の方はどうだったのかということを気にする必要なありません。不安であれば病院へ相談してみた方が確実です。

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おしるしの色の特徴<量・におい>

ここまでおしるしについて解説してきました。しかしおしるしは個人差が大きく誰でも一目で見分けができるような明確なものではないことはすでに触れました。ここではさらにおしるしを見分ける材料となる量やにおいについて解説します。

おしるしはほとんど無臭である場合が良いようです。おしるしはあくまでも陣痛がもうすぐ始まるかもしれないという合図です。そのため神経質に気にしすぎる必要はありません。出血があった時に冷静でいるための知識として参考にしてみてください。

生理と同量が目安

おしるしの量が少ないことは全く問題ありません。むしろ出産の際におしるしがなかったという方は約半数近くいると言われています。しかし出血の量があまりにも多い場合は注意が必要なケースがあります。しかし具体的にどのくらいの量が多いというのか、わからない方がほとんどでしょう。

おしるしで量が多いのは生理の時の量を超えるような場合です。しかしそもそも生理の経血の量も個人差が大きくわかりづらいかもしれません。例え痛みがなくても出血が生理の2日目くらいの量か、それ以上の場合はなんらかの異常の危険性があるので一度病院に相談しましょう。

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おしるしの色の特徴<異常出血との違い>

ここではおしるしの出血ではなく、異常出血と呼ばれるケースについて解説します。この異常出血である場合はお腹の赤ちゃんが危険な状態である場合がありますので、頭の片隅に置いておくと慌てず冷静な対応ができるはずです。

おしるしは粘り気がある

先ほど少し触れたとおりおしるしは粘り気がある場合が多いです。それは子宮口の蓋の役割を果たしている粘液栓と呼ばれるゼリー状のかたまりが剥がれ落ちたものと、卵膜の出血が混ざったものだからです。しかし数回おしるしがあるような場合は状態が変化するケースもあります。

異常出血は痛みがある

またそもそもおしるしとは正期産(妊娠37週0日〜41週6日)に起こる出血のことを指しています。そのため妊娠何週で出血したか、他にも症状はあったかなどによって注意度は変わってきます。時期によっては少しの出血でも緊急を伴う場合があることも意識しておきましょう。

例えばどんなに少量でも必ず病院に行った方がいい出血は妊娠37週未満の出血です。この時期の出血は量や質に関係なく異常出血とみなされるためです。それは早産の徴候である場合があります。また妊娠の週数に関係なく激痛を伴う出血の場合は我慢せずにすぐに病院に行きましょう。

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胎盤剥離って?

それはたとえ少量の出血であっても胎盤がはがれかかっている危険性があります。特にお腹が板の様に固くなっている場合は一刻を争うことが多いようです。これは胎盤剥離と呼ばれる症状で、出産するまで赤ちゃんへ必要な栄養を送る役目を果たしている胎盤が剥がれてしまっている状態です。

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赤ちゃんがまだお腹の中にいる状態で胎盤が剥離してきてしまうのはとても危険なことです。多量の出血があったり、血の塊が出てきたりする場合にはすぐに病院で医師の診断を受けるようにしましょう。一般的におしるしや破水は長い間続くものではありません。もしも長い間続くような場合には痛みがなくても、念のため胎盤剥離を疑って病院に相談しましょう。

胎盤は妊娠12週から15週の間に完成し、胎児に必要な栄養や酸素を送る役目を果たしています。赤ちゃんに必要不可欠な胎盤は出産後、15~30分程度で自然と子宮から剥がれ、体外へと出てきます。しかしまだ赤ちゃんがお腹にいるにもかかわらず、何らかの原因で胎盤が子宮の壁から剥がれかかることを胎盤剥離や常位胎盤早期剥離と言います。

胎盤剥離は妊娠32週頃から起こりやすく、もっとも起こりやすいのは妊娠35週から37週にかけてと言われています。妊娠期間中にお腹が張ることはよくあり、弱い痛みだと胎盤剥離の兆候だとは気づかないことがあります。弱い痛みから急激な腹痛に変化した場合や持続的な痛みが続く場合は、胎盤剥離の可能性があります。

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兆候が判りにくく察知するのが困難なのが胎盤剥離の特徴です。いつもよりお腹が痛い、何か違和感がある、多量の出血があった、血の塊が出てきた、お腹が張ってカチカチに板のように固いなどの症状を感じた際はすぐに病院を受診するようにしましょう。

おしるしの色を画像見本で確認

ここまでおしるしやその見分け方、またその他の異常出血などについて解説しました。ここではそんなおしるしは具体的にどのような色であるケースが多いのか、色の見本となる画像とともに解説します。

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画像色見本:ピンク色のおしるし

まずご紹介するのはピンク色の色の見本となる画像です。このピンク色のおしるしが出るケースは卵膜の出血が少量である場合と言えるでしょう。おしるしは色に関係なく、だんだん量が変化し増える場合もありますのでナプキンを用意しておくと安心でしょう。

こちらの色見本画像のように淡いピンクと濃いピンクの部分が混ざっていることもあります。またピンク色のおしるしの場合はトイレットペーパーの色がピンク色だとわかりにくいようです。そのため出産直前の時期は白色のトイレットペーパーにするように意識しておくと変化がわかりやすいでしょう。

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画像色見本:鮮血色のおしるし

続いてご紹介する色見本画像は生理の時の経血のような鮮やかな赤色の場合です。色が濃いからと心配する必要は一切ありません。最初はピンク色のおしるしだった方が翌日に鮮血色のおしるしに変化するケースも多いようです。

こちらは鮮血色の見本となる画像です。このような鮮やかな赤色のおしるしだとびっくりするかもしれませんが、慌てず落ち着いて様子を見ましょう。おしるしは陣痛の合図ですので、おしるしがきたら食材の買い出しは控えるなど出産に向けての準備を進めたらいいでしょう。

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画像色見本:赤黒い色のおしるし

続いてご紹介する色見本画像は生理の終わりかけの時期に出る経血のような赤黒い色です。この色も見るとびっくりしてしまうかもしれませんが多く見られる色ですので心配する必要はありません。

こちらは赤黒い色の見本となる画像です。このように黒っぽくなった赤色は生理の経血にもっとも近い色に感じる方が多いようです。不安になった時は遠慮せずに病院に相談してみましょう。相談する際は具体的に色や粘り気の有無などが伝えられると判断材料が増え、的確な対応ができます。おしるしがきた時はどんな状態かしっかり観察してみてください。

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画像色見本:茶色のおしるし

続いてご紹介する色見本画像は茶色のおしるしです。茶色のおしるしはピンク色の場合と並びもっとも多い色のようです。最初見ると不安になるかもしれませんが安心してください。

こちらは茶色の見本となる画像です。このように色にムラのあるケースや、もっと濃い茶色のケースもあるようです。おしるしは個人差が大きく、みんな色も量も異なります。あくまで参考程度にして、不安があれば病院に相談して気持ちを落ち着けることを大切にしてください。

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おしるし以外の出産兆候

ここではおしるし以外の出産の兆候となる症状についてご紹介します。おしるしがこない方は約半数に上ります。突然の陣痛でびっくりしてしまわないように、意識しておくと出産準備もスムーズに進むかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。

トイレの回数が増える

臨月になるとお腹もかなり大きくなってきます。大きく成長した赤ちゃんがおりてきた影響で膀胱が圧迫され頻繁に尿意を感じるのは妊娠中の一般的な症状です。出産直前になるとさらにトイレの回数が増える方が多いです。頻繁に尿意や便意を感じるようになってきたら、赤ちゃんとの対面も間近と思っていいでしょう。

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また妊娠期間中に便秘に悩まされる方は多いです。しかし臨月に入ると排便がスムーズになったり下痢になったりするケースが多く、それは出産兆候の可能性があります。妊娠期間中はホルモンのバランスの変化により腸の働きを弱まる傾向があります。その影響で便秘になりやすい方が多いですが、出産前になるとそのホルモンの作用が徐々に弱まり、便通がよくなる方がいるようです。

手足がむくむ

また妊娠期間中にむくみに悩まさる方は多いです。さらに臨月になると様々な部分が赤ちゃんによって圧迫されてしまいます。そのためこれまで以上に下半身の血流が悪くなり、更にむくみやすい状態になります。むくみとともに頭痛や倦怠感、めまいなども感じるような場合は妊娠高血圧症候群などの病気の可能性もあるので違和感がある際は我慢せずに病院に相談してみましょう。

おりもの・おしるし・破水の違い

出産が近づいてくると体のホルモンバランスがさらに変化します。それによりおりものにも変化が表れることがあります。その変化には気にする必要にない場合もありますが、体からのサインであることもあります。

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ただのおりものなのか、それともおしるしや破水なのか初めての出産となる方は特にわからなくて不安になってしまうことも多いでしょう。ここではそんなおりものとそうでない場合の違いなどについて解説します。

おりものって何のため?

おりものは女性特有の生理現象のひとつです。おりものは子宮頚部や膣からの分泌物で、子宮や膣から出た古い細胞や粘液などで色は透明や白っぽいものが一般的と言われています。おりものは子宮や膣の自浄作用の役割を果たしています。おりものによって健康な状態が保たれ細菌や大腸菌、カンジダ真菌などの増殖から体は守られているのです。

しかしおりものは妊娠していない時でも体調やホルモンバランスの変化などで量や色、そしてにおいなど状態は変化します。妊娠中はこの変化が特に顕著に表れますので体からのサインだと思って注意深く観察してみてください。

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臨月のおりものの役割は主に2種類あります。まず1つ目は自浄作用を促す作用です。それは外に出ていくおりものは膣に入ろうとする細菌などを包み込み、入ってきた細菌を一緒に体外に排出してくれているのです。子宮の入り口は尿道・肛門などが近くにあることから最近や雑菌が入りやすいと言われています。

そのため細菌などからの感染を防ぐ自浄作用はとても重要な役割となります。おりものは出産の際に産道を通ってくる赤ちゃんへの細菌感染を防ぐためにも重要な役割を果たしているのです。

2つ目のおりものの役割は出産時に赤ちゃんが産道を通りやすくする効果です。臨月から出産時にかけておりものの分泌が増えることは出産の兆候でもあります。出産時に赤ちゃんと産道との間におりものがあることで潤滑油のような働きをしてくれるのです。臨月のオリモノの量の増加は赤ちゃんが出てきやすいようにするための、出産に備えた身体の準備と言えるでしょう。

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黄色いおりものもおしるし?

おしるしの色はピンクから赤、茶色などの褐色の色が多いということ、おりものの色は透明や乳白色が多いということはすでに解説しました。しかし黄色や黄緑のような色のおりものが出るケースがあります。この場合はおしるしとは違うものになるので注意が必要です。

おりものの色がクリーム色以上に黄色や黄緑っぽい色の場合は細菌が原因の炎症によるものの可能性があります。この場合は産道に細菌が繁殖していることがあり、赤ちゃんへの感染や産道を通りにくくしてしまうなどの出産のリスクが上がってしまいます。おりものの黄色みが強いと思ったら病院へ相談するようにしてください。

破水って?

おしるしは卵膜の出血がなければ透明か乳白色のケースもあります。しかしずっとさらさらと水っぽいものが出てくるようであれば破水を疑った方がいいかもしれません。ここでは破水について解説します。

水っぽいおりものが多く出ていた方は破水との見分けがつきにくいことが多いようです。破水をしてしまうと細菌感染のリスクがあるので、早く病院で適切な処置を受ける必要があります。臨月になるとおりものの量が増えますが、おりものが水っぽいと感じた場合はすぐに病院へ相談しましょう。

このような陣痛前に破水したケースのことを前期破水といいます。前期破水が起きたらまず気をつけたいのは細菌感染です。破水後にシャワーやお風呂に入らないように気をつけましょう。

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出産直前の場合、赤ちゃんに膀胱が圧迫されて頻尿になるケースが多いことはすでに解説しました。そのため破水を尿もれだと勘違いしてしまう方もいます。そこで破水かどうかを判断するポイントをご紹介します。

まず破水の場合は自分の意思で止めることができないことが特徴で、尿漏れと見分ける際に1番わかりやすいポイントになります。トイレに座っている時や横になっている時に下腹部や膣に力を入れてみてもチョロチョロと出てくるような感じかあるなら破水の可能性が高いでしょう。この場合は病院に連絡して確認してもらいましょう。

おしるしの色や量は人それぞれ!

ここまでおしるしについて、またその他の臨月に入ってからの体の変化についてもご紹介しました。おしるしは個人差が大きく一概に明確な判断基準がないため不安になってしまう方は多いでしょう。そんな時はここでご紹介した色の見本画像を参考にしてみてください。また見本画像とは違う色で不安になってしまったら遠慮せずに病院に相談してみてください。

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健康的な出産を迎えよう

出産を目前に控えた状態は体だけでなく心もデリケートになっています。わからないことの多い初産であればなおさらです。不安になったら遠慮して一人で考え込まず、病院の先生に相談しましょう。先生にとっても妊婦さんの状態が逐一把握できることはマイナスになることはないはずです。心に余裕を持って出産に臨めるようにリラックスを心がけるようにしてみてください。

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