デスノートのミサは最終回でどうなる?残りの寿命や気になる謎を解説!
デスノートは2003年から「週刊少年ジャンプ」で連載された少年漫画です。デスノートの人気は社会現象になり、アニメ、映画、ドラマ、ミュージカル、小説が作られました。ミサはそのヒロイン的女性でした。最終回での運命を含めたミサの謎を追います。
目次
デスノート(DEATH NOTE)のミサのその後が気になる
デスノートのあらすじとは

2003年12月、週刊少年ジャンプに「デスノート(DEATH NOTE)」の連載が開始されました。「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」と記された黒いノートを、高校3年生の夜神月(やがみらいと)が拾ったことから物語はスタートします。主人公のライトという青年は非常にハンサムであり、同時に日本でトップの大学に1番で入学するほどの頭脳の持ち主でした。父親は警視庁の刑事でした。

ライトはデスノートを使って、法で裁くことができずに世間にのうのうと生きている犯罪者たちの制裁を開始します。デスノートに名前を書くと、40秒で心臓発作で死亡します。40秒以内に死因を書くとその通りになります。ライトは犯罪者をデスノートで殺し、ライトが認めた真面目で心優しい人だけが住む新世界を作るため、キラ(KIRA)として活動を始めます。
ミサはデスノートで重要な女性キャラクター

犯罪者ばかりが謎の心臓発作を遂げていく状況に、世界中の警察が動き始め、数々の未解決事件を解決してきた天才探偵L(エル)がキラを追い始めます。エルは早いうちにライトがキラだと確信し、2人の天才の心理戦が始まります。そんな中、弥海砂(ミサ)という芸能活動をする少女がライトに近づきます。ミサも別のデスノートを持っており、第2のキラとして活動を開始していました。

そもそもデスノートは死神が人間を殺すために使うものでした。死神の世界で退屈していたリュークという死神がノートをわざと落とし、人間に拾わせます。死神はノートの所有者に憑りつき日々を過ごします。時にライトに協力し、人間界が変わっていく様を傍観しながら楽しんでいました。

ミサは家族を強盗に殺害されており、その犯人をキラが殺してくれたことからキラ崇拝者となりました。ライトがキラだと知ったミサは、ライトを好きになり「彼女にしてください」と頼みます。ライトはミサに興味はありませんでしたが、ミサが持つ「死神の目」に利用価値があると踏み、2人は恋人同士になります。ライト、ミサ、エルの3人の駆け引きが物語第1部の主軸となります。
デスノートの最終回

第1部はライトとエルの戦いをメインに物語が展開しました。エルが敗北して殺されると第2部が始まります。ライトは警察庁に入り、第2のエルとして活動しながら、犯罪者を殺していきました。ミサはライトのフィアンセになるいっぽう、女優として活動していきます。ライトはエルの後継者であるメロとニアと戦い、最後の最後で敗れます。ライトは死神リュークにデスノートに名前を書かれ、死亡して物語は終わりを告げます。
ミサの持つ特殊能力とは

デスノートで人を殺すには、その人の名前を知らなければなりません。死神の目を持つと、その人の名前が見えるのです。なぜミサが死神の目を持ち、ライトが持っていなかったかというと、ミサは死神と取引をしていたからです。死神の目を手に入れるためには死神と契約して、寿命が半分になってしまうのです。ミサはキラを崇拝し、なんとか探し出そうとためらうことなく死神と契約し、寿命を半分にしました。
デスノート特殊能力の代償

いっぽうライトも死神リュークから、目の取引をしないか再三にわたって誘われていますが、きっぱり断っています。殺したい人間が名前を隠している場合、デスノートでは殺せないのですが、ライトは寿命を半分にして得るだけの価値があるとは思っていません。寿命が半分になってしまったら、新世界の神になるという野望が果たせません。

ライトにとって寿命を縮めるなんんて論外だったようです。ライトが契約しなくとも、ミサが寿命を半分にしてでも死神の目を持つことは計算済みだったからです。ミサにとってライトは全てでした。家族の仇を取ってくれた恩人であり、恋する存在でもありました。ライトのためなら寿命が半分になることなどどうでもいい問題でした。
デスノートでライトはミサ一筋ではない

ライトはとにかくモテる男です。ミサを恋人だと言いながら、側に置いて離さない理由は、死神の目を持つからです。捜査のためだと他の刑事をだまして、大学時代の同級生だったアナウンサーの高田清美も利用します。ライトにとってはミサも高田も利用価値があるだけで、女性を本気で愛することなどありませんでした。ライトがドライな分、ライト一筋のミサの純粋な気持ちは読者の胸を打ちました。

ミサは当初、ゴスロリファッションに身を包む少女として描かれました。ただ原作でミサが着ている服装はゴスロリというよりパンクファッションに近いと指摘する人もいます。映画「デスノート」ではミサの衣装のために、ロリータ服ブランドの「BABY,THE STARS SHINE BRIGHT」が協力しています。ただこのBABYはゴシックというよりロリータ寄りのブランドでした。

原作者がミサのキャラクターを決めるとき、ゴスロリファッションに身を包むことは決めていました。その時に迷ったのが前髪の形だそうです。本格的なゴスロリファッションの場合、前髪をぱっつんと切り揃えたほうがしっくりきます。しかし作者はあまりにゴスロリチックになるのを避けるため、あえて前髪を軽くして少し流すようなフォルムにしました。

ライトに利用されながらも一途に愛するミサが最後にどうなるかを、ファンは注目していました。最終回を迎えた、一応の決着はみますが、ミサが出てこないまま、話は終わってしまいました。ただ最終回の最後のページには気になる女性が登場します。その女性が誰だったのか、ファンの間でも論争が尽きなかったのです。

原作である漫画「デスノート」は2006年5月を最後に連載を終了します。しかしミサのファンやミサが気になっている人達は、最後にミサがどうなってしまうのか、わからなくてもやもやしているようです。さらにデスノートは映画、アニメ、小説、ミュージカル、テレビドラマなど様々な媒体で作品が作られ、そのどれもが微妙に原作と違っているのです。そこも混乱を招いている理由の1つでしょう。
デスノートのミサとは?
デスノートのミサの魅力①ファンをホッとさせる清涼剤

デスノートに登場する女性キャラクターは少なく、女性が出てくるたびに華やぎのようなものがありました。そんな中でミサは、デスノートで殺されることもなく、ライトの恋人として最後まで登場し続けます。長い期間、女性の中ではヒロイン的な立場にいたので、ファンも多いです。小説のようにびっしりと書かれた文章を読む形となっていたデスノートに、バカっぽいミサは清涼剤のようなものでした。

デスノートのミサとはどんな女性だったのでしょう?ミサはデスノート登場時からけっこう名の売れたアイドルでした。「ミサミサ」の愛称で呼ばれ、ライトが通う大学に会いに行った時は、「ミサミサが来た!」と周りが大騒ぎします。しかしライトはミサがそんな有名人だとは知らなかったし、興味もありませんでした。その時そばにエルがいて、エルの本名をミサの死神の目で知ろうとしただけです。
デスノートのミサの魅力②人を引き付ける魅力がある

ライトやエルには全然相手にされなかったミサですが、魂を引き付ける大きな魅力がありました。何よりまず、ミサはアイドルで人気がありました。ファンの心を掴むには、それだけの魅力があったはずです。さらにデスノートでのミサの魅力は人間だけでなく、死神をも魅了しました。死神のジェラスはミサに恋をし、ミサが現実世界で死ぬというまさにその時、ミサを殺そうとした相手の名前をデスノートに記します。
デスノートのミサの魅力③死神の運命すら狂わせる

その結果ジェラスは死んでしまいます。そしてジェラスのデスノートはミサのものになります。死神に恋をさせて、殺してしまうなんて相当の魅力の持ち主です。そこらへんにミサの魔性が出ているのではないでしょうか?ジェラスの遺志を受け継いで、ミサに取りついた死神レムが、死神の殺し方について話した時があります。死神を殺すには、恋をさせればいいのだと。ミサはうっとりした顔で「素敵な殺し方」とつぶやきます。

「素敵な死に方」ではなく「素敵な殺し方」と言うところが魔性を持つミサらしいところです。また死神レムは女の死神ですが、ミサがライトに利用されないよう懸命に守ります。ミサ1人がどうなろうと、本来、死神にとっては関係のない話です。

実際、ライトに取りついた死神リュークはライトがピンチになろうがどうでもいいと傍観します。レムは最後にミサを救うため、デスノートに名前を書き、死んでしまいます。死神2人も「素敵な殺し方」で殺害し、何の罪悪感も持たないミサはまさに魔性の女です。
デスノートのミサの魅力④ライト一筋

ミサの性格を列挙してみると、思い込みが激しい、自己中心的、子供っぽい、言葉が汚い、知力が低いと散々な言葉が並びます。ライトとエルといった超が付く天才の中にいたら、普通の女性でも無能扱いされてしまうのは仕方がないのかもしれません。思い込みが激しいといっても、ライトを一筋に愛し、ライトのためなら自分の命などどうでもいいと本気で考えているのです。
デスノートミサ役は?

デスノートのミサ役は、映画では当時16歳だった戸田恵梨香が演じました。賛否両論あったテレビドラマ版のミサは20歳の佐野ひなこでした。どちらもとても愛らしい女性で、それぞれにその物語の中でのミサミサを演じていました。特に映画版デスノートのミサを演じた戸田恵梨香は、年齢からいっても原作のミサと近く、原作ファンも満足したようです。

映画版デスノートは、L役の松山ケンイチが大好評で、大成功したと言っていいでしょう。いっぽうでテレビドラマ版デスノートは設定の変更などで大バッシングを受けましたが、ライト役の窪田正孝の怪演で後半にかけてどんどん視聴率を上げていきました。映画はスピンオフ作品もできて、時代を経た今でも語り継がれています。

戸田恵梨香は映画デスノートのスピンオフで、10年後のミサを演じました。演じる上で、役作りにさまざまな苦労があったようです。映画デスノートで主役を演じた藤原竜也も松山ケンイチも歳を重ね、当時とはずいぶん雰囲気が変わりました。戸田恵梨香も素晴らしい女優になり、同じ女優であるミサを見事に演じました。
最終回の女性はデスノートのミサなのか
デスノート最終回最後のページの女性

デスノート最終回では、キラがいなくなって再び悪人たちが大手を振って歩く時代になっていました。最終回はライトの死後1年後の話です。今でもキラは生きている、休んでいるだけだと主張する人々もいます。そんな中で、最終回には気になるシーンがありました。一見平穏を取り戻したような刑事たちの日常を描いた後、最後に山を厳かに歩く人の群れが長く長く続きます。

それは家族や愛する人の仇をうって、罪人たちを殺してくれたキラを崇拝する人々が、キラに祈りをささげる場面です。「キラさま」と小さく呟き、列の先頭でキラの復活を願い、祈りをささげる美しい女性がアップで出てきます。デスノートの最終回はそのページを最後にして終わりになります。この女性はいったい誰なのか、当時大きな議論を呼びました。
デスノート最終回最後のページの女性の候補は4人

キラ復活を願う団体に所属していることはわかるのですが、誰なのかが特定されていません。最終回のこの女性は4人の候補があります。まず、もともと猛烈なキラファンだったミサ、物語序盤で出てきた元FBI捜査官の南空ナオミ、ライトの妹の夜神粧裕(やがみさゆ)、今まで全く出てこなかった第4の女性という推理です。
デスノート最終回最後のページの女性はミサか?

この中で南空ナオミと夜神粧裕は、どちらも黒髪なので、最終回最後の女性とは髪色が違います。特に南空ナオミは恋人のレイ・ペンパーをキラに殺されているので、キラ復活を願う人々の中にいるのはおかしな話です。そうなると明るい髪色からも、最終回最後の女性はミサではないのかという説が有利になってきます。

漫画デスノートの13巻によると、原作者の話では最終回最後の女性に関して、誰と特定したものではなかったと言います。ただ、綺麗な女性を描きたかったから、というものでした。そうなると、第4の女性ということのなるのでしょうか?
デスノートのミサの最後はどうなったの?
デスノート最後のミサ登場シーン

デスノートは物語が佳境に入っていくにつれ、エルの後継者ニアとライトの心理戦に焦点が当たっていきます。ミサは第1部では出番も多く、存在感がありました。しかし第2部になってから、ストーリーに直接影響を与える役柄ではなくなってしまいました。漫画デスノートでミサが最後に出てきたのは、警察から解放されて、広いホテルにいることをライトに電話で伝えるシーンでした。
デスノートはミサを置いて終わっていった

ミサの絵も小さく、重要視されていないことがよくわかります。最終回の時点で、ミサは生きていました。しかしライトの死は伝えられなかったはずです。警察の中で力があり、キラを追い続けていたとされる夜神月自身がキラだったという真実は秘密にされたまま、この世にあるすべてのデスノートが焼却されたのでした。
原作デスノートでのミサの最後

ミサはもうデスノートの記憶はありません。ただただライトを愛していたミサは、ライトがいなくなった世界で何を思うでしょう?漫画の原作者である大場つぐみ氏はが、刑事の1人がうっかりライトの死を伝えてしまい、ミサは精神的に苦しむようになり、最後には耐え切れず自殺をしてしまうという設定を語っています。漫画デスノートではミサは2011年2月14日26歳で死亡しています。
アニメ版デスノートでのミサの最後

アニメ版デスノートの最終回は少し違います。ライトの死を悟ったことで、街中をふらふらと徘徊し、その後、ライトが死んだYB倉庫の近くにあるビルの屋上で、柵の向こう側にたたずんでいるシーンが最後です。これは自殺の示唆とされています。そのまま生死不明のまま出番を終えます。
デスノートのミサの寿命はどうなるの?
デスノートで目の取引を2度もした

デスノートでミサは、死神と2回も目の取引をしました。1度目は偶然手にしたジェラスという死神のものだったデスノートを手に入れ、キラの正体を知るため、そのデスノートをくれた死神レムに頼んで寿命を半分にします。次にエルを殺すためにライトが立てた計画の中で、もう1度リュークと目の取引をして寿命を半分にします。ミサの寿命は相当に縮められたと考えるでしょう。
デスノートの所有者ジェラスの寿命をもらう

そもそもミサの寿命はとうになくなっているはずでした。通り魔に襲われ殺されるところを、ミサを愛した死神ジェラスに助けられました。死神は人の寿命を奪うことが存在する理由です。死神の摂理に背いたジェラスは灰となってしまいます。その時、ミサはジェラスの寿命をもらい、寿命が伸びているのです。その寿命が90歳だとします。当時ミサが18歳だったとして、余命は72歳となります。

ここでミサは第1の取引をします。72歳の半分36歳が引かれ、現在の18歳の年齢が加算され、54歳になります。第2の取引のときは余命の36際がさらに半分になり、18歳となります。この当時のミサが22歳だったので、18+22で40歳ということになります。意外に寿命が長いことに驚かれるかもしれません。最初に死神ジェラスの寿命をもらったことが鍵となっているのです。
デスノートの寿命で死ぬのは間違い?

ミサがデスノートの寿命で死ぬという話はよく聞かれますが、そうではなかったことがこの計算からもわかります。ミサは漫画デスノートでは26歳で死亡します。実写映画版デスノートでは29歳で死亡します。アニメ版デスノートでは生死不明となっています。どれも天寿を全うしてはいません。
デスノートのミサ(アニメ)が歌う曲など様々な謎を解明
アニメ版デスノートにはミサが歌う曲がある

原作デスノートでは歌手でありながら、歌を歌うシーンは登場しません。しかし年末の紅白歌合戦に出場を予定されていたくらいなので、歌もうまく、ヒットもしていたと思われます。そんなミサの歌が聞きたいと思う人はアニメ版デスノートがおすすめです。タイトルは「Misa no Uta」で荒木哲郎作詞、平野義久作曲です。この歌を口ずさむ時のミサは典型的なゴスロリファッションをしており、歌ともマッチしています。
「ミサ、ライトのためなら喜んで死ねる」

よく、猛烈に人を好きになった時「この人のためなら死ねる」なんて言葉を使いますが、だいたいが単なる例です。本気で死ぬことはできないのが普通の人です。しかしミサがライトのためなら死ねるというのは、本気も本気です。キラが死ぬか、キラの代わりに自分が死ぬかを選択肢として与えららた場合、ためらうことなく自分が死ぬことを選びます。ミサは捨て身の愛でライトを愛し抜きました。
ミサは殺人や犯罪に罪悪感を覚えない

これはキラと出会ってしまってからのミサの特徴です。キラはこの世の全てであり、キラこそが正義です。キラが人を殺せというなら、ミサは躊躇いもなく人を殺していきます。その証拠にキラ(ライト)がピンチに陥った時、キラの代わりに第2のキラとなって人殺しを続けます。キラを愛していて、キラのためなら何でもする女性になってしまいました。キラのために人を殺すことも平気だという狂信的な愛を抱えています。
ミサは精神が病んでいる?

とても可愛らしくて女性らしいルックスのミサですが、時々ひどく品性に欠けた行動をすることがあります。人と会食するシーンで酒をラッパ飲みしたり、汚い言葉を吐いたりもします。ファンからミサは神経が病んでいるのではないかと言われてしまいます。アニメ版デスノートでは特に、情緒不安定だったり、うつろな目をしていたりするシーンも多々あるので、気になる人はミサの表情に注意して見てください。
「若く、キレイなうちに殺して」

たいていの人は、できるだけ長く生きていたいと思うものです。しかしミサは普通の人と違います。これは第2のキラとしてエルに拘束された時に発した言葉です。若くて美しいうちに死ねたほうが幸せだから、殺してくれと訴えます。死の恐怖を何も感じていないミサには驚かされます。やはり心が病んでいるのでしょうか?美しいまま死にたいというはかない乙女心からくるものなのでしょうか?
「アイドルうんちしないもん」

いろいろな意味でぶっ飛んでいるミサですが、この言葉には驚かされたファンも多いでしょう。夢を売るアイドルとして、こうした台詞をさらりと言ってしまうところは、プロ意識を感じさせます。ミサはただ可愛いだけのアイドルではありません。作中にはたびたび、ミサがストイックに努力している場面が見られます。こういったストイックな部分が男性ファンだけでなく女性ファンを夢中にさせる魅力なのでしょう。
「またミサのおしっこしているとこ見られるよ。楽しくない?」

この発言だけで、いかにミサがぶっ飛んだ性格なのかがわかることでしょう。ただしこの台詞はエルに拘束された時の言葉です。拘束を解いてくれて、トイレに行かせてくれたらそういうシーンが見られて楽しいだろうというわけです。トイレだと言って逃げ出そうとした時の発言なので、多少は割り引いて考えなければならないでしょう。それでもアイドルの中のアイドルが言った台詞としては驚きの言葉です。
デスノートのミサは印象的な女性キャラ

デスノートは高校生、夜神月が人を殺せるノートを手に入れ、最大のライバル、エルを殺すまでが第1部として描かれました。第2部では全世界がキラを崇拝する社会となったところで、エルの後継者であるメロとニアが戦いを挑み、最後に勝利するまでが描かれました。そもそも話の発端は人間界に死神リュークがわざと落としたデスノートでした。原作の連載が終了しても、アニメや映画といった媒体でブームは加速していきます。

かなりのファンがデスノート第3部を期待していました。裏設定で、デスノートは人間界に6冊まであっていいというものがあったので、そのルールを題材に映画のスピンオフも作られました。そこでは戸田恵梨香が演じるミサも出てきました。結局どのメディアのミサも、最後にはライトを追って死んでしまいます。

原作連載終了から12年も経っている今、デスノートの第3部が開始されるとはなかなか思えないのですが、実際に第3部が始まるとして、ミサほどの印象的なキャラは出てくるのでしょうか?デスノートは名前を書けば人を殺せるといういたってシンプルな道具です。これを手にした人間が愚かであっては物語は面白くないでしょう。

実写版デスノートの続編の評価が最悪だったのも、デスノートの所有者が頭が良い人たちではなかったからとも言えます。ミサやこれまでの作品のファンだった人は、ライトを超える有能なデスノートの所有者が現れるまで待つしかなさそうです。その時にはミサに負けない印象的なヒロインの用意をお願いしたいものです。