女子高生コンクリート詰め殺人事件はこう起こった!犯人のその後と真相とは?
1988年(昭和63年)に一人の女子高生が被害にあった、女子高生コンクリート詰め殺人事件をご存知でしょうか?これは罪もない少女が当時少年だった犯人たちによって殺されてしまうという痛ましい事件です。今回は女子高生コンクリート詰め殺人事件についてお話します。
目次
女子高生コンクリート詰め殺人事件の真相とは

女子高生コンクリート詰め殺人事件は、1988年(昭和63年)11月25日に東京都足立区綾瀬でおきました。そして1989年1月までの約40日間に渡り女子高生を拉致監禁し、強姦、暴行などを加え、最終的に死亡させてしまった女子高生の死体を遺棄したという事件です。

女子高生コンクリート詰め殺人事件の内容はあまりにも残酷なもので、当時はテレビを付ければこのニュースの報道ばかりだったそうです。一度聞いたら忘れられないほど強烈な印象が今も残っているという人も少なくありません。この事件は日本中の人々をショックに陥れ、不安や恐怖を与えました。
女子高生コンクリート詰め殺人事件…??
— 闇堕ちきんにゃんばん (@another_tira526) December 24, 2018
なんだか物騒な事件ね…。
女子高生コンクリート詰め殺人事件発生から、現在の2018年の11月25日で30年という月日が流れました。30年前の出来事なので現在は知らないという方も多いかもしれません。しかしこの事件で被害者となった女子高生の古田順子さんを弔うためにも風化させてはいけません。ここで女子高生コンクリート詰め殺人事件の全貌を知ってください。
女子高生コンクリート詰め殺人事件、胸糞すぎてマジで吐き気してる。
— 絶望人 (@zetsubounin) November 2, 2018
しかし女子高生コンクリート詰め殺人事件はあまりにも残酷的な内容が多数ありますので、記事を閲覧する際はご注意願います。
女子高生コンクリート詰め殺人事件<発生>
女子高生コンクリート詰め殺人事件<発端>

では女子高生コンクリート詰め殺人事件の内容をご説明します。1988年11月25日の20時過ぎ、埼玉県三郷市内をバイクで走行中に、アルバイト先から帰宅する途中だった県立八潮南高校の3年生だった女子高生(古田順子さん)を見かけると、横山裕史が湊伸治に対し、「あの女、蹴れ。あとはうまくやるから」と命じました。

そして湊伸治は言われた通りにバイクで女子高生へ近付き、左足で右腰をおもいきり蹴って角を曲がって様子を見ていました。女子高生は蹴られた衝撃でバランスを崩し、自転車のまま転倒して側溝に落ちました。そこへ「大丈夫ですか?」と声をかけたのが『蹴れ』と命令した横山裕史でした。

助けおこしたその後に、「あいつは気違いだ。俺も脅された。危ないから送ってってやるよ」と言うと、女子高生はその言葉を信じて横山裕史と一緒に歩き出します。しかしその後暗がりの倉庫で脅され、ホテルに連れ込まれ襲われてしまいました。
女子高生コンクリート詰め殺人事件<監禁が始まる>

同日の22時頃、横山裕史は自宅に戻っていた湊伸治に電話をかけると、そこには神作譲と渡辺恭史がいた。その3人を外に呼び出し、4人で東京都足立区綾瀬のたまり場である湊伸治の自宅の2階へ女子高生を連れ込みました。ここから約40日間に渡る監禁生活が始まってしまいます。

日付が変わり11月28日、横山裕史は「いいものを見せてやる」と言って呼び出した、中村高次と伊原真一を加え、家族が寝静まった深夜に女子高生を輪姦しました。女子高生は必死の思いで抵抗をしたので、下の階で寝ていた母親は目を覚ましたようでしたが、女子高生はまくらで顔を覆われてしまい叫び声をあげられる状態ではありませんでした。
ネットではチョン疑惑あって
— ミキぷり (@mikipuri24) February 26, 2015
その真偽は分からないけど
過去の女子高生コンクリート詰め事件とかぶるわ
あの事件でも 加害者側の
親は被害者の存在知ってたよね
母親が家に帰りなさいって言ったけど
帰らせないようにしてたのはお前の息子だろーがってほんとムカつくわ
日付が変わり11月30日の21時頃、たまり場になっていた湊伸治の母親はこの時に初めて女子高生の顔を見ています。そして湊伸治に対し、「早く帰しなさい」と言いました。しかしその後1週間経っても女子高生がいることに気づき、直接女子高生に対し「早く帰りなさい」と忠告しましたがなかなか帰ってくれませんでした。

そしてこの頃に、女子高生に自宅へ電話をかけさせ「家出をしているのだから、私の捜索願は取り消してほしい」と言わせています。一度ではなく5日ごとに3回に渡って電話をかけさせていたためか、女子高生の家族は本当に家出したのだと思っていたようです。

その後、昼夜問わず女子高生への暴行、性的暴行はエスカレートしていきました。あまりの暴行に女子高生が失神すると、バケツの水に頭をつけて気を取り戻させ再び犯すを繰り返しました。その時は交代で見張りをしていたと言います。

日付が変わり12月初めぐらいの16時頃、少年たちが夜遊びで昼寝をしている隙を見計らって女子高生は2階から1階の居間へ降りて110番に電話をしました。しかし運が悪く近くで寝ていた横山裕史に気付かれてしまいました。そして逆探知でかかってきた警察からの電話に横山裕史が出て、「なんでもない。間違いです」と返事をしました。
女子高生コンクリート詰め殺人事件<更にエスカレート>
この前
— ミキぷり (@mikipuri24) March 1, 2014
チンしたてのご飯を
キャッチして手のひらに
軽く火傷負ったんだけど
普段あまり怪我しないから
めちゃ痛かった
数年前の女子高生コンクリート詰め事件では
女の子が監禁されて
足をライターで日常的に焼かれ
重度の火傷だったんだよね
本当に酷い事件と改めて思った
失敗に終わってしまった110番通報のことが犯人たちがエスカレートする原因となり、横山裕史と神作譲は女子高生に対し、更にエスカレートした暴行などを加えるようになりました。殴ったり蹴ったり、シンナーを吸わせたり、お酒を飲ませたり、時には手足の甲にライターの火を押し付け火傷を負わせたりしていました。

日付が変わり12月5日、東京の東中野駅構内で電車の追突事故が起きました。その時に横山裕史は女子高生に対し、「あの電車にお前の父親が乗っていて、死んだってテレビでやってた。お前見たか」とからかいました。横山裕史、神作譲、湊伸治はこのような「死んだ」「生きている」という嘘を何度も繰り返し、女子高生を精神的に追い詰めていきました。

日付が変わり12月10日頃、体力的にも精神的にも辛くなった女子高生は「家に帰りたい」と言い始めました。それを聞いた横山裕史は、「家に帰ったら母親になんて言うんだよ」と言うと、女子高生は「新宿で遊んでいました」と答えました。しかし「新宿で学生服のまま長く遊んでいられるかよ」と言われ、殴る蹴るの暴行を加えられました。

またなによりひどいのが、以前に負わされた火傷の跡にライターのジッポオイルをかけられ火をつけられたことです。女子高生が熱がる姿が面白いと何度も繰り返し行われました。

日付が変わり12月中旬頃、小便で布団が濡れたと神作譲と湊伸治が暴行を加えました。何度も何度も繰り返される暴行のせいで女子高生の顔面は別人と思うほど腫れあがり凹凸のない顔になっていました。その顔を見ると「なんだお前、でけえ顔になったな」と誰かが笑うと、つられるように他の人たちも笑いました。
女子高生コンクリート詰め殺人事件<人間とは思えない生活>

日に日にエスカレートしていく暴行にともない、女子高生に与えられる食事はおざなりになっていきました。食事の担当をしていた湊伸治の兄は、監禁当初は出前をとることもありましたが、12月末には1日牛乳1本、たまにパン1枚を与える生活になっていきました。また自然現象であるトイレにも行かせることなく、紙コップに排泄させそれを飲ませていました。
女子高生コンクリート詰め殺人事件
— アルガン (@kaisebnnnnn17) August 25, 2018
はあれは犯行現場の住人の親も悪いてか
悲鳴聞こえてんのに何もしないなんて親はいかれてる
同罪にしてもいいレベル
この時、湊伸治の両親は異変に気付いていたと言います。ただ問いただすことで開き直られることを恐れ、現実から目をそらしていました。女子高生は足に火傷を負わされたせいで化膿してしまい、動けなくなってしまうほど衰弱してしまいました。悪臭もひどくなり横山裕史はその臭いが嫌だと寄り付かなくなりました。
女子高生コンクリート詰め殺人事件<死を迎える>

年が変わり1989年1月4日の6時半頃、横山裕史は徹夜マージャンで10万円ほど負けてムシャクシャしていました。その腹いせをしようと、渡辺恭史の家でゲームをしていた神作譲、湊伸治、渡辺恭史を誘い、女子高生が監禁されている湊伸治の自宅の2階へ行きました。

音楽のリズムに合わせて何度も殴る蹴るの暴行を加えたため、女子高生の鼻や口から流血し血だらけの状態になりました。そしてその後ロウソクに火を付け女子高生の顔をロウだらけにしました。その後、渡辺恭史は女子高生の血で汚れるのを避け、自分の手にビニールを巻き女子高生の肩や足にパンチをくらわせました。すると女子高生は硬直し、ブルブルと痙攣を始めました。

そして横山裕史は1.7kgもある鉄球付きの鉄棒を持ちだすと、受け取った渡辺恭史が女子高生の腹の上へ落としました。その後横山裕史、神作譲、湊伸治、渡辺恭史の4人でリンチを加えました。リンチの途中、横山裕史は女子高生の死を意識しました。しかしリンチは10時頃まで続き、その後女子高生が逃げないように足をガムテープでぐるぐる巻きにして4人はサウナへ出掛けました。

日付が変わり5日の朝、死んでしまった女子高生の死体処理に少年たちは困り、毛布に包み旅行鞄に入れて車に乗せました。その後、近くの工場から盗んだドラム缶へ旅行鞄ごと入れてセメントを流し込みました。このセメントは横山裕史が以前タイル工として働いていた店で購入したセメントと砂利で作られたものでした。

8時頃、女子高生の死体が入ったドラム缶を海に投棄しようと、江東区若洲15号地若洲海浜公園整備工場現場空き地まで車を走らせましたが、恐くなってしまいその空き地にドラム缶を投げ出して帰ってしまいました。これが女子高生コンクリート詰め殺人事件と言われる理由になりました。
女子高生コンクリート詰め殺人事件<数々の暴行>
女子高生コンクリート詰め殺人事件っていうちょっと昔の事件を久しぶりに目にして調べてみたんだけど、
— そると (@salt0609) May 3, 2016
「性器と肛門が完全に破壊され、原型を留めておらず繋がってしまっていた」
って、これどんな状況だよ。
鬼畜の所業だ
日付や時間がわからないですが、上記で説明した以外にも数々の暴行が加えられたそうです。■女子高生が死亡してしまったので立証できませんでしたが、20人前後の高校生が強姦に参加していました。■女子高生に自慰をさせそれを晒しました。■膣を灰皿代わりにされてタバコを押し付けられました。■肛門にロケット花火の火薬を入れて爆発させました。
@mippon_smily @NANA_TSUYA すんごい怖いよ。ネットで調べると色々出てくるけど、女子高生を数人の男の子で誘拐監禁して暴行してコンクリート詰めで遺棄しちゃうって怖い事件。遺体からオロナミンCの瓶が出てきたらしい。
— あり🐜 (@vamps__xxx) May 29, 2013
■仲間内から集めた精液や尿を飲ませる、大便を食べさせました。■生きたゴキブリを食べさせました。■遺体が発見された時にはオロナミンCの瓶が膣内から2本発見されました。他にもいくつか残酷な行為がありますが、これだけの行為をされていたため女子高生の脳は自死を選びました。
女子高生コンクリート詰め事件の件で初めて自死という言葉を知った。
— はお (@picorin51) August 25, 2018
自死というのはごく稀な現象で、辛さに耐えられず脳が自ら死を選ぶ現象です。遺体が発見された時の女子高生の脳は溶けて小さくなっていました。それだけ辛い行為から耐え続けていたということがわかります。また数々の暴行行為によって、女子高生の両親でさえも判別できない顔へと変わってしまい、特に性器や肛門は完全に破壊されていました。

残虐な行為は女子高生が亡くなるまで頻繁に行われていたため、17歳の少女には耐えられなかったのでしょう。「もう殺して」と哀願することもあったそうです。女子高生は事件前、身長165cm、体重51kgでした。しかし事件後は35kgまで痩せ細っていたといいます。
コンクリ事件の古田順子さんは40日間でまともな食事も与えられず51kgから35kgになったのを聞いて、、、となった。
— でにあん (@kasho_w) September 1, 2018
たったの40日間でマイナス16kgは、無理なダイエットをしてもなかなか辿り着けない数字です。ですからどれだけ残忍な行為をされて心が病んだのか、まともな食事を与えられなかったのかがおわかりいただけるでしょう。
女子高生コンクリート詰め殺人事件<犯人逮捕>

次は女子高生コンクリート詰め殺人事件が起きてから犯人が逮捕されるまでをご説明します。同年の3月29日、横山裕史と神作譲は別件のひったくり事件と婦女暴行により警察から取り調べを受けていました。この時はまだ女子高生コンクリート詰め殺人事件のことはバレていませんでしたが、警察官が余罪を調べるために冗談で言った言葉で状況は一変します。
【閲覧注意】綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件の全貌http://t.co/zFxFq9t2ID家裁審理中、鑑別所に収監されていた少年の家を警察が家宅捜査すると女性の下着などが見つかった。「余罪があるのでは?」という事で警察が軽くカマをかけたところ、少年がぶるぶる震えだした。
— pirorin@1223 (@kawap1223) May 3, 2015
それが「殺しはいかんよ」という言葉でした。警察官は冗談で言ったつもりでしたが、その後その二人は自分たちが起こした女子高生コンクリート詰め殺人事件のことを話し出しました。その供述通りに捜査を進めると、空き地のドラム缶から変わり果てた姿の女子高生が発見されました。その遺体の指紋を照合した結果、古田順子さんだと判明しました。

それにより横山裕史と神作譲は殺人・死体遺棄の罪で逮捕されました。そしてその後の取り調べや捜査で湊伸治、渡辺恭史も逮捕されました。被害者は監禁中に命令されて「家出をしている」という電話を自宅へしていました。ですから殺された後でもただの行方不明者として処理されていた可能性があったわけです。

最初に取り調べをした警察官がカマをかけなければ、今頃行方不明者になっていた可能性もあることを考えると恐ろしい事件ですね。
女子高生コンクリート詰め殺人事件<報道>

この女子高生コンクリート詰め殺人事件の内容はあまりにも残酷で、事件発覚後は連日このニュースが報道されていました。罪もない女子高生が巻き込まれたことで日本中の人々が悲しみ、不安や恐怖を抱えていました。しかし連日取り上げられていたニュースなのは残酷な内容だったからといった理由の他に、いくつか理由があったんです。
女子高生コンクリート詰め殺人事件の加害者が未成年だったこと
女子高生コンクリート詰め殺人事件って、犯人なんで生きてるの???
— けゐと (@kuloha0422) August 31, 2018
殺人は殺人でしょ。未成年だとか関係ないでしょ。
未成年だからって、やってることやばすぎん?成人だったら即死刑でしょ?
なんで生かしておく必要があるの?
犯罪を甘やかすなら法律なんて要らないでしょ。
女子高生コンクリート詰め殺人事件は数々の暴行、性的暴行が加えられ最終的には死亡してしまったという誰が聞いても痛ましい事件です。しかしこの事件に関わった加害者たちが未成年だったことが原因で、報道されるニュースでは名前を伏せる、顔写真は伏せるといった人権を尊重するかしないかで一時問題になりました。
女子高生コンクリート詰め殺人事件
— る う 🦈 (@__46_Jr_oO) August 25, 2018
の犯人が再犯で捕まったとかもうほら見ろって感じやん。少年法なんて無くなれよ。ほんとに。どれだけ残虐で惨い殺し方したって殺されたのが1人で犯人が未成年なら出てこれちゃうなんておかしいじゃん。
しかし被害者である女子高生の名前や顔が連日のように報道され、遺族にとってはプライバシーがないに等しい思いをしました。そのせいでマスコミに自粛するようにと被害者の父親が要請する事態にまでなったのです。
TBSの特番を見て怒りに震えた!私の感覚では日本の罪はあまりにも軽すぎる!凶悪犯罪に少年法なんて不要!1988年女子高生コンクリート詰め殺人事件のあまりに悲惨な犯人達は未成年というだけで数年でシャバに出てまた犯罪を犯した!アメリカで14歳の少女を監禁した犯人の罪状は400年以上の終身刑だよ!
— Yuka S.🍇 (@yuka_3104js) September 19, 2018
被害者女性側の人間がプライバシーが無いに等しい生活を余儀なくされているのに対し、犯人たちが未成年であるという理由だけで、「プライバシーを尊重したほうがいい」という発信をするものもいました。確かに未成年が事件を起こすと一般的には少年法で守られ名前や顔は公表されません。しかし内容が内容なだけに「公表するべき」といった声が多かったようです。

そして犯人たちの実名公表を思い立ったのが『週刊文春』でした。公表に思い立った理由はある21歳の学生の言葉だったようです。『…(省略)…殺された女子高生は名前と写真、そして住所までも新聞に載りました。同じ未成年です。なのに殺したほうの人権は尊重され、殺されたほうの人権は無視されていいのでしょうか』、この言葉が週刊文春で実名公表するきっかけとなりました。
女子高生コンクリート詰め殺人事件<被害者への配慮が足りない報道>
女子高生コンクリート詰め殺人事件の時も、桶川ストーカー殺人事件の時も、何故か被害者が悪いかのように言われました。ワイドショーのコメンテーターなんか無責任だよね。頭が軽すぎる。
— あつこ (@himeroad) November 29, 2013
女子高生コンクリート詰め殺人事件がおきた時、メディアはこぞってこの事件を取り上げていました。しかしその中で『女子高生側(被害者)が悪い』といった報道もあったんです。『なぜ防衛しなかったのか』『なぜ逃げなかったのか』『なぜ助けを呼ばなかったのか』など、被害者に非があるような言い方のニュースが報じられ、現在でもなおその報道に疑問を感じる人が多くいます。
@yachiyo882002 2ちゃんの奴らなんて何に対してもまともな事言わないから。それが楽しみで生きてる。哀れ。
— mican (@mican25166862) May 8, 2012
何年も前の残虐殺人女子高生コンクリート事件だって、まるで被害者の女の子が悪いような報道のされ方だった。
いい加減にしてほしい。むかつくからテレビも殆ど見ない。
女子高生コンクリート詰め殺人事件の内容をご紹介した時に一度言いましたが、被害者は犯人たちから逃れるために電話をかけようとしました。しかし犯人に見つかり更にひどい暴行を加えられました。まだ若い17歳という年齢であれば、この暴行が恐いと思うのが当たり前です。だから抵抗できずに言われた通りにしていた、と普通の人であれば推測がつきます。
@sito_rin @lkj777 大体被害者叩きの記事が多いのがおかしい 「足立区女子高生コンクリート殺人事件」のときと同じ流れ (ついていった被害者が悪いという論調)
— M.N (@mino0734) August 27, 2012
しかしマスコミというのは被害者、加害者に関わらず、いいネタを仕入れることに必死な一面があります。ですから被害者や被害者遺族に対し、心無い言葉でインタビューしたり、被害者が悪いといった配慮が欠けた報道をしたりしてしまうのでしょう。このことも当時では話題となりニュースになりました。
女子高生コンクリート詰め殺人事件<判決>

女子高生コンクリート詰め殺人事件をおこした犯人たちにはそれぞれ判決が下されました。横山裕史は主犯格で罪責は極めて重罪とし、懲役20年が言い渡されました。神作譲には5年以上~10年以下の不定期、湊伸治は5年以上~9年以下の不定期、渡辺恭史は5年以上~7年以下の不定期刑を言い渡されました。
この頃、私も日本に住んでいた。恐ろしい。狂ってる。少年とはいえこんな重罪犯なのに刑が軽すぎる。この犯罪は死刑に価する罪だ。裁判の判定に酷く不信感を覚える。“@vegetarian_kei 女子高生コンクリート詰め殺人事件 http://t.co/I20xTS2RNK”
— チャーチ坊 (@chachazoe) April 1, 2013
しかしこの判決が出た時に、多くの人が『刑が軽すぎる』と感じたようです。いくら犯人が少年だったとはいえ、人間の所業ではない数々の暴行を被害者に与えたわけですから、一番重い刑で20年は軽すぎると誰もが感じました。ですから『少年法とは一体なんなんだ』という声が大きく、こちらも話題になりました。
( ̄^ ̄)それだけ性犯罪に対して日本は遅れてるんだよね、強姦は第2の殺人って言われるぐらい女性を傷つけることなんでここまで酷い内容の事件であれば海外でも死刑や終身刑を適用してるところ多いから死刑や無期懲役で良いと思うよねこいつは彩夏ちゃんを完全に見下してたんだね、許せないよね
— ジェイソン (@CD2F8Z1Nq9tmTej) October 24, 2018
日本では強姦罪で懲役20年、強姦致死傷罪で無期懲役、強盗強姦罪で無期懲役、強盗強姦致死罪で死刑という法があります。しかし海外に目を向けると、強姦しただけでも死刑を言い渡される国がいくつもあるんです。そのことを考えると、いくら犯人たちが少年だったとしても『刑が軽すぎる』と感じてしまう人は大勢いますよね。
女子高生コンクリート詰め殺人事件の裁判官の判決がおかしい?

女子高生コンクリート詰め殺人事件では、先程もお伝えしたように『少年法があるから刑が軽すぎる』といった声が多数ありました。しかしこの事件がおきた時、横山裕史は当時18歳でした。ですから裁判官が言えば20年以上の刑はありえたわけなんです。

しかし判決文には『…(省略)…現段階で、同被告人に無期懲役刑を科するのは、なお躊躇せざるを得ず、同被告人については有期懲役刑を選択したうえ、その処断刑の最上級である懲役二〇年に処するのが相当である。』と記されています。つまり少年法があるせいで仕方なくこの刑にした、というわけではないようです。

神作譲、湊伸治、渡辺恭史は17歳以下でした。ですから死刑を最初から言い渡されるようなことはありません。しかし科せられた刑が最高刑だったかというと、そういうわけでもありません。少年法の規定と量刑について簡単に言うと、『少年の処罰に一律に軽い刑を使えばいいわけではない。厳しい処罰が必要な時には厳しい処罰を科すのも社会正義』ということが記されています。

ですから犯人全員に裁判官が言えば重い刑を科することもできたわけなんです。高裁判決も少年法があるからといって軽い刑ですませばいいわけではない、ということを言っているにもかかわらず軽すぎると言われる刑になってしまったのは少年法だけではなく、判決を下した裁判官にも問題があったと言えるかもしれません。
女子高生コンクリート詰め殺人事件<犯人の現在>
今過去にあったいろんな犯罪を調べていて「女子高生コンクリート詰め殺人事件」を知った。言葉で表現できない程残酷で残忍すぎる。
— 橘さり SariTachibana (@TachibanaSari) September 24, 2018
しかもその事件の犯人たちは普通に生活していると知った。
日本もまだまだ考え直さなくてはいけない事がたくさんある。
これだけ世間を騒がせた女子高生コンクリート詰め殺人事件ですが、この事件は現在から約30年程前のことです。ですから逮捕され懲役を科せられた犯人たちは現在、既に全員出所しています。当時罪もない少女を傷めつけた犯人たちはどんな人物だったのか、現在どのように暮らしているのかをご紹介します。
犯人のその後と現在①横山裕史(旧姓:宮野裕史)
宮野裕史(みやの・ゆうじ)
— 御意見番くまさんの熊五郎 (@kumagorou1974) August 20, 2018
現在は横山裕史に改名。
現在の姿と言われてる写真の顔が消されて出回ってるのは大変残念な事。
なんとか面が割れて欲しいものです。#拡散希望 #女子高生コンクリート詰め殺人事件#宮野裕史#横山裕史 pic.twitter.com/dNmxf2iTi2
犯人1人目は2008年(平成20年)に出所した主犯格となる横山裕史です。身長160cmと小柄ですが、ガッシリとした体格でした。小学校の頃から素行が悪く、『悪いことはかっこいい』と思っていたようです。しかし小学校6年の時にできた勉強好きの友達に影響され真面目になりました。

その後中学生になり柔道部に入部しました。そこでは3年生の時に都大会で2位になるほど熱心に取り組んでいました。しかしその後高校生になった時に、柔道部の先輩と顧問に体罰を受ける出来事がありました。あまりにもひどい行為に、父親が裁判所へ訴えるほどだったようです。そこから家庭内や、街中で横行にふるまうようになりました。

その後高校中退をしてからタイル工として働き始めますが、暴力団員と知り合いパシリとなり、最終的には暴力団の組織『極青会』を作りました。その後1988年に女子高生コンクリート詰め事件をおこしました。20年の服役をおえて出所はしましたが、2013年に振り込め詐欺容疑で逮捕されています。
宮野裕史(横山裕史)の現在の顔画像がこちら!振り込め詐欺で再犯で改名した理由についても – BrandNewS https://t.co/hKyVLEZ2Tm
— タクヤ@絵梨花&飛鳥&れなち&桃子&与田&美月推し (@IwaTaku_Ferrari) August 28, 2018
このオッサン、いかにも悪そうな顔してやがる💢💢💢
僕が被害者の遺族や知人だったら、絶対同じことを、こいつらにして、最後は殺してやりたいわ🔪
振り込め詐欺は末端要員が口を割らなければ不起訴になることが多く、末端の役回りだった横山裕史は黙秘を貫き不起訴処分になっています。周囲に自分が女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人ということが噂され始めた直後に姿を消して、今現在どこで何をしているのかはわかっていません。
犯人のその後と現在②神作譲(旧姓:小倉譲)
「1人殺そうが2人殺そうが同じなんだよ。俺は調べられた経験があるから、警察や検事にどう喋ったら罪が軽くなるか知っているんだ」
— ◆マジキチ犯罪者の名言◆ (@mazikiti_hanzai) December 24, 2018
【女子高生コンクリート詰め事件(1989)】、神作譲(2004年再犯) pic.twitter.com/gRwDJAQkmB
犯人2人目はサブリーダーで1999年に出所した神作譲です。横山裕史とは中学時代からの先輩・後輩の間柄で、身長約180cmと大柄な体格でした。このような残酷な事件をおこしてはいますが、かつては真面目に学校生活を送っていた過去があります。しかし校内暴力事件をおこし退学処分になっています。

その後、横山裕史、湊伸治、渡辺恭史とともにヤクザの使いぱしりになりました。そしてその後女子高生コンクリート詰め殺人事件をおこします。逮捕当時は「少しでも遺族に償いたい」と泣きながら言っていましたが、それは周りの同情をかうためであり、実際は出所後に遺族にはろくにお金を支払わず、高級マンション、車など自分のためにお金を使っていることがわかっています。
2004/06/04 1988年に起きた「女子高生コンクリート詰め殺人事件」で逮捕された少年4人のうちの1人,神作譲(33)(当時の姓名は小倉譲)が,知り合いの男性を監禁して殴るけるの暴行を加えたとして警視庁竹の塚署に逮捕監禁致傷の疑いで逮捕
— Yagi Kei (@yagikei) August 23, 2018
またこの事件後、社会復帰をしやすいようにと慈善活動している人が姓を変える配慮を施してくれた方がいます。しかしその好意も虚しく、2004年6月に三郷市逮捕監禁致傷事件で再犯を犯して逮捕されています。これは自分が好意を寄せている女性と付き合っていた男性に対し、殴る蹴るの暴行を加え、母親の経営しているスナックに拉致監禁をした事件です。
@watanabeatushi
— まさお (@masao1016) March 1, 2015
どうせこんなやつらになる。
綾瀬女子高生コンクリ殺人事件主犯格
リーダー格の宮野裕史
2013年9月振り込め詐欺で逮捕
サブリーダー格の神作譲(小倉譲)
2004年6月、三郷市で監禁致傷事件で逮捕
綾瀬、草加、八潮、三郷は今でも治安が悪い
その時に「俺の女をとっただろう?殺すぞ、俺は人を殺したことがあるんだ!」と脅していたようです。また「コンクリート事件、楽しかったなぁ」などと、事件をおこした犯人であることも主張していたようです。女子高生コンクリート詰め殺人事件をおこしておいて、懲りもせずに再犯を犯した犯人に対し世間は呆れました。

2004年に再犯した時に懲役4年を課せられていますが、2009年には出所しているので現在は外の世界に出ているということです。しかし現在の姿の足取りは掴めていないので、どこで何をしているのかはわかっていません。
犯人のその後と現在③湊伸治

犯人3人目は事件の部屋を提供していた湊伸治です。両親共に共産党員という家庭に生まれたためか、中学は名門の進学校でした。しかし兄に比べ出来の悪かった湊伸治は、度々父親からの暴力を受けていました。また学校での体罰が原因で通っていた高校を中退し、ヤクザの使いぱしりとなりました。

その後、女子高生コンクリート詰め殺人事件で逮捕され出所しています。出所後はムエタイ選手として活躍していましたが事件の影響もあり、『コンクリ』というあだ名をつけられブーイング嵐の中、大した結果も残さず引退しています。現在はどんな生活をしているのか気になる方も多いかもしれませんが、実は2018年8月に殺人未遂で逮捕されています。
『足立区綾瀬女子高生コンクリート*詰め殺人事件元少年殺人未遂逮捕❗』
— おんぷ♪ (@dog_kyankyan) December 20, 2018
湊伸治
両親/元共産党
湊伸治(※帰化人)
殺人未遂逮捕…
少年の時に犯した『罪』
無かった事にするの…❓
殺人未遂逮捕❗その後は…❓
鬼畜には人権などいらない❗
『死刑❗』
彼女は帰化人の犠牲者
その原因となった理由が、ただの駐車トラブルだったということがわかっています。被害者となる男性を警棒で殴り、その後刃渡り8cm(広げると全長19cm)もあるナイフで首を刺したのです。しかしこの時の湊伸治は「殺すつもりはなかった」と言っていました。再犯しているだけでも反省の色が見えないのに、この発言はとても反省している人とは思えないような言葉ですね。

また時期はわかっていませんが、湊伸治は中欧もしくは東欧の女性と結婚していたことがわかっています。また娘もいたそうです。しかし現在は一人暮らしをしていたこともあり、おそらく嫁に逃げられたと言われています。
コンクリート事件の被害者が監禁されてた家の加害者の親は何故少女を助けなかった。それでも親か、人間か。
— ユウ (@tn_lbw) August 29, 2018
40日間にも渡り女子高生が部屋に居続けたのなら、親が不審に思うのは当たり前のことです。ですから世間からは「なぜ気付かない、なんで助けなかった」という声が多くあがっていました。しかし両親共に共産党員だったので自分の地位を守りたかったのか、息子可愛さなのからか「知らなかった、家に居たのはあの子の意思だった、不良仲間だと思った」と虚言の発言をしています。
コンクリート事件の元少年の1人が何の因果か娘が生まれてたって話聞いてもう狂ってるわと…
— 島見@殴り合い宇宙🎡👊🏻 (@6HCjZkM2TTNm33z) August 25, 2018
娘生まれても被害者の女の子のことなんてどうとも思わないんだろうなと
あとなかなかクレイジーなのは被害者の墓を荒らした加害者母なんだとか
そして事件発覚後の家宅捜査では、公的な手続きをしないと調べさせないと拒否をしていたために事件の捜査が遅れたこともわかっています。また、湊伸治の母親は女子高生コンクリート詰め殺人事件後に、「私の息子はこの女のせいで人生を狂わされたんだ!」と逆切れして順子さんのお墓を破壊するという暴挙に出たといいます。
犯人のその後と現在④渡辺恭史
足立区 女子高生コンクリート詰め
— gayusagi (@gayusagi) November 9, 2012
殺人事件 関係者
渡辺恭史:
中村高次:(名を変え:岩井哲夫)
伊原真一:(名を変え:垣東幸一)(垣東孝二)(相田孝一)
星寿和:
岩澤寛之:
犯人4人目は渡辺恭史です。女子高生コンクリート詰め殺人事件で捕まった人4人たちの中では一番体が細く、気の小さい少年でした。渡辺恭史は少年院でいじめにあったことがきっかけで、出所後の現在はひきこもりになっています。そして現在は再犯を犯したという話題はあがっていないので、現在も自宅でひきこもり生活を続けているのでは?という声が大きいです。
女子高生コンクリート詰め殺人事件<被害者少女の家族>

被害者の古田順子さんは当時17歳の可愛らしい女子高生でした。家電量販店での就職が決まっていたため、高校を卒業したらそこで働く予定でした。成績、性格が良く多くの人から慕われる一面を持っていた彼女ですから、友人たちからは、「順ちゃんの死は無駄にしない」「順ちゃんの分まで精一杯頑張って生きる」という言葉を取材で語っていました。
今年の8月に人殺したヤツって女子高生コンクリ詰め殺人事件の犯人の一人か
— 清水竜次@2019 (@shimizgame) December 21, 2018
4人中3人が出所後再犯とか最悪やん少年法
順子さんの友人たちの悲しみは何年経っても癒えることはないでしょう。しかしなにより心配なのが、可愛い愛娘を亡くしてしまった家族です。当時の犯人たちは反省するそぶりを見せてはいましたが、それは周りを同情するための嘘だったこと、また現在に至るまでに4人中3人が再犯を犯していることなどをふまえると、家族にとってはやるせない気持ちになるでしょう。
#拡散希望 この凶悪少年事件発生から30年である。
— ブルーフォックス:皇室とて反日は許されぬ/平和の反対は被侵略,戦争はそのどちらに転ぶかの中間状態です (@bluefoxhispeed) November 25, 2018
昭和から平成にまたがった女子高生コンクリ詰め殺人は終わってない。
犯人の凶悪少年4人(うち犯行現場の少年Cの両親は共産党員)が平然と社会復帰し再犯までしてる現在進行形の事件。 悪しき戦後体制の犠牲者(あえて実名)古田順子さんを弔おう。 pic.twitter.com/gR2tLjzKh6
順子さんが事件に巻き込まれて亡くなってしまったあと、インタビューには何度か答えている姿が報道されていますが、現在はどうなったのかがわかっていません。しかし現在、両親共に心を病んでしまい自殺してしまったという噂があります。これだけのことがあれば心を病んでしまうのは当たり前です。ですからこのような噂は本当のことなのかもしれません。
女子高生コンクリート詰め殺人事件は現在も風化しない

犯人たちの勝手極まりない行動のせいで奪われてしまった罪のない命。事件内容はあまりにも残酷で、現在になって内容を知った人は目を塞ぎたくなる人も多いでしょう。しかしそれを必死に耐えて辛い想いをしたのは順子さんです。その順子さんを弔うためにも、この事件は風化させてはなりません。順子さんには天国で安らかに眠っていてくれる事を願うばかりです。