アマリリスの花言葉は？種類や色(赤・ピンク)や誕生花を調べて贈り物をしよう！

アマリリスは、花弁のひとつひとつが大きくて、とても華やかで存在感のあるヒガンバナの仲間の花です。アマリリスは、ホンアマリリス、べランドナリリーと呼ばれることもあります。アマリリスは、ユリの花にも似ていますね。アマリリスの花には、たくさんの色の種類があります。代表的なアマリリスの花の色は、白・ピンク・赤ですが、黄色やパープル系の色などあります。アマリリスは、色が違うだけで、かなり雰囲気が違って見えてどれも素敵です。アマリリスは大きな花びらが6枚あり、中輪の剣弁咲きや八重咲きであるのが特徴でもあります。大きな花を2〜4輪ほど咲かせます。春や秋頃になると、葉と茎がを一緒に生長して花を咲かせます。

アマリリスの花は、春咲きと秋咲きがあります。春咲きのアマリリスは、3月〜6月にかけて、秋咲きのアマリリスは、9月〜10月にかけて花を咲かせます。アマリリスの原産地は、南アメリカです。ブラジルやペルーなどの南アメリカを中心に多く生息しています。アマリリスは、鉢植えや庭植えだけではなく、切り花としてフラワーアレンジメントにもよく使われる花です。アマリリスの花は、大きくてインパクトがあるため、花束などに使用すると一気に華やかになり、人気です。

アマリリスは、品種改良がどんどん行われており、現在ではその種類は数百種類以上もあるといわれています。アマリリスは、花の色の種類が多いだけではなく、花の大きさも小輪から中輪、大輪、八重咲き、剣弁咲き咲きなどさまざまです。アマリリスは、色や大きさによって、かなり印象が変わるため、きっとお気に入りの花の種類が見つかるはずです。たくさんあるアマリリスの花の種類の中から、代表的なものをいくつか紹介します。アマリリスの花を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

よく出回っている大輪のアマリリスのほとんどは、オランダ・ルードリッヒ社によって改良された品種である「ルードリッヒ系統」です。真っ赤な花びらが印象的な大きなアマリリスの花「レッドライン」は、存在感抜群の情熱的なアマリリスです。赤色で内側が黄色になっている美しいアマリリス「ハッピーメモリー」や、結婚式のブーケなどにも頻繁に使用される純白の「クリスマスギフト」、白地で先が薄い赤色の複色アマリリス「ブロッサムピーコック」、ピンクの花びらに赤い鹿の子のような模様が入っている複色の八重咲きアマリリス「アフロディーテ」などが人気です。

日本の「サカタのタネ」が2007年に開発した中輪のアマリリスの系統が、「ガーデンオーケストラ系統」です。南米原産のアマリリスは、本来寒さに弱いのですが、土の中の温度がマイナス5度でも育つように品種改良されています。そのため、庭植えにもぴったりなアマリリスの系統です。10㎝程度の中輪のなかでは大きめで鮮やかなレッドが特徴のアマリリス「バレンチノ」、ホワイトとピンクの複色の花が可愛らしいアマリリス「ベネット」、ラッパスイセンに似た小さな淡い黄色のアマリリスの花をつける「ヘリオス」、小さくて真っ白で、清純という言葉がぴったりのアマリリス「スワンレイク」などがあります。

南米パタゴニア地方に生息する原産アマリリスから交配飼育された品種が、「ヒッペアストラム属・ソナチニシリーズ」です。よく出回っているアマリリスとは若干違った花が特徴の原種のアマリリスに近いものです。黄色ベースにピンクとオレンジが色が美しいアマリリス「マラケシュ」、ヒガンバナに似た赤色の花びらの真ん中に白い筋が入っているアマリリス「バレンチノ」などがあります。

やや小さめの花をつける愛らしい印象のアマリリスが「小輪系統」です。ホワイトとレッドの配色がきれいな分厚い花びらのアマリリス「トレシック」、白地に薄いオレンジ色のような筋が入った小さな花が特徴のアマリリス「フェアリーテール」、清純なイメージのある小柄で可愛らしいアマリリス「グリーンゴッデス」、赤とピンクの花びらが華やかで愛らしいアマリリス「ドナウ」などがあります。

アマリリスは、上記で紹介した以外にもまだまだたくさんの種類があります。アマリリスの種類で、人気の高いものを、色別に紹介します。まず、赤系の色のアマリリスは、「レッドスター」、「アウリククム」、「ティントナイト」、「グランドクルー」、「リバティー」、「グラシリス」、「ロイヤルベルベット」、「フェラーリー」、「パピリオ」、「レッドシェード」などがあります。ピンク系の色のアマリリスは、「カリスマ」、「ダブルファッション」、「リロナ」、「ヘラクレス」などがあります。

白系の色のアマリリスは、「フェバリット」、「モンブラン」などがあります。グリーン系の色のアマリリスは、「パピリオ」、「マジックグリーン」、「ポラリス」、「モカ」などがあります。複色系の色のアマリリスは、「アップルブロッサム」、「アンビアンサス」、「ショーマスター」などがあります。

ここからは、アマリリスの花言葉の意味を紹介していきます。アマリリスは、花の色によって花言葉の意味が異なってくるのですが、全般的なアマリリスの花言葉の意味をまず紹介します。アマリリスの花言葉には、さまざまな意味があるというのも、興味深いですね！さっそくアマリリスの花言葉にはどんな意味があるのかチェックしてみましょう。

アマリリスの花言葉は、ギリシャ神話に由来しているのです。ギリシャ神話に登場する羊飼いの少女「アマリリス」のストーリーが花言葉の意味に深く関係しています。羊飼いの少女「アマリリス」のギリシャ神話を簡単に紹介しましょう。羊飼いの少女「アマリリス」は、自分と同じ羊飼いをしている少年「アルテオ」に恋をします。「アルテオ」は花がとても好きな少年でした。そのため「アルテオ」は、花を届けてくれる別の少女に恋をしてしまうのです。「アルテオ」をなんとしても振り向かせたいと思う「アマリリス」は、神様にお願いをします。

「アマリリス」は、一本の矢を手に入れて、その矢で自分を傷つけます。矢で傷ついた傷からは真っ赤な血が流れ、「アマリリス」の体から流れ出た血から、これまで見たこともないような美しい花が咲きます。「アマリリス」の血が咲かせたとても美しい花に、「アルテオ」は、心を奪われ、「アマリリス」を好きになったのです。この美しい花は、「アマリリス」」と呼ばれるようになりました。

ギリシャ神話の羊飼いの少女「アマリリス」のエピソードから、アマリリスの花言葉は、「すばらしく美しい」・「輝くばかりの美しさ」という意味や、「アマリリス」がおしゃべりが好きな少女だったことから、「おしゃべり」という意味の花言葉もあります。「アマリリス」が、自らを傷つけて美しい花を咲かせ少年を振り向かせたということから、「内気」、「強い虚栄心」や「誇り」という花言葉の意味もアマリリスにはあります。アマリリスにはさまざまな花言葉があることがわかりますね。

アマリリスは、花が横に向かって咲くため、となりの花とおしゃべりしているようにも見えることから、「おしゃべり」という花言葉の意味があるとも言われています。アマリリスの花の属名は、「ヒッペアストルム」です。「ヒッペアストルム」には、「馬のように大きく、星のような花」という意味があります。ちなみに西洋（英語）でのアマリリスの花言葉は、「pride（プライド）」（誇り）、「splendid beauty（スプレンディドビューティー）」（輝くばかりの美しさ）という意味を持っています。英語の花言葉も素敵です。

アマリリスの代表的な品種に「レッドライオン」があります。「レッドライオン」品種のアマリリスは、まるでライオンのたてがみのように勇ましくもあり、他のアマリリスの花と同じようにきらびやかな美しさもあるため、まさに「誇り」というアマリリスの花言葉がぴったりなアマリリスの花の種類です。落ち込んで自信を無くしてしまっている人に、花言葉を添えて「レッドライオン」品種のアマリリスを贈ってあげるとよいでしょう。

アマリリスの花言葉の意味＜赤＞を紹介します。アマリリスには、「レッドライオン」や「バレンチノ」、「ダブルドラゴン」といった真っ赤な花が印象的な品種が多くあります。赤という色から連想するイメージは、情熱や愛情が多いようです。そのため、赤のアマリリスの花言葉は、「誇り」という意味が一番しっくりくるでしょう。先ほども述べた通り、「レッドライオン」は、「誇り」という意味の花言葉がぴったりです。英語でのアマリリスの花言葉でもある「pride（プライド）」という意味が、赤のアマリリスのイメージにしっくりきます。赤のアマリリスのように、華やかに誇りを持って欲しいという意味で、アマリリスを贈ると素敵ですね！

どの色のアマリリスも華やかですが、特に赤色のアマリリスは、インパクトがあり、思わず見入ってしまうような美しさがあります。そのため、赤のアマリリスは、「すばらしく美しい」、「輝くばかりの美しさ」という意味の花言葉もぴったりです。ひときわ美しいという花言葉の意味で、赤のアマリリスを贈ると、贈られた相手にも喜ばれるに違いありません。華やかで、いつも美しい女性には、赤のアマリリスがよく似合います。

赤のアマリリスは、一方で美しすぎることから、「強い虚栄心」という花言葉が使われることもあるので注意が必要です。「誇り」は、「強い虚栄心」なくては成り立たないものでもあります。「強い虚栄心」という花言葉の意味も赤のアマリリスにはあるため、赤のアマリリスを贈る際には、しっかりとメッセージを添えて贈るようにした方が無難です。アマリリスの花言葉には、さまざまな意味があるため、少し注意が必要となります。

アマリリスの花言葉の意味＜白＞を紹介します。アマリリスは、とてもゴージャスで存在感のある花ですが、白のアマリリスは、またイメージや印象が異なります。少し下を向いているような白のアマリリスの花は、ちょっぴり恥ずかしがり屋の純粋な少女のようなイメージがぴったりです。白のアマリリスは、汚れのないという印象も強いため、ウエディングのシーンでもよく使われる花となっています。白のアマリリスは、可憐で可愛らしいですね。

その見た目の通り、白のアマリリスの花言葉は、「内気」、「誇り」という意味がしっくりなじむでしょう。白のアマリリスは、白の色のイメージである「純潔」、「純真」、「純粋」という意味にぴったりな花です。穢れを知らないような純粋な女性に贈る花として、白のアマリリスは最適でしょう。白のアマリリスは、どんな人からも好まれるため、相手の花の色や種類の好みがわからないときでも、おすすめです。白のアマリリスに悪いイメージを抱く人はいないでしょう。

まわりに流されることなく、自分らしさを貫くという意味では、「誇り」という花言葉も白のアマリリスにはぴったりです。また、白のアマリリスには、凛とした美しさもあります。そういった意味では、「輝くばかりの美しさ」という花言葉がよく合いますね。白のアマリリスの品種である「クリスマスギフト」や、「ダズラー」、「レモンスター」は、真っ白な花の中央部分が、グリーン色で、とても美しいです。白のアマリリスは、純粋な美しさであるため、天使のような美しさと表現されることもあります。おしとやかで上品な女性へ贈るアマリリスは白がおすすめです。

アマリリスの花言葉の意味＜黄色＞を紹介します。黄色のアマリリスの品種の数はそこまで多くはありませんが、ひと味違った可愛らしさがあり、人気です。黄色のアマリリスは、どちらかというとグリーンに近い黄色や、白に近い黄色であることが多いです。「ゴールドシャイン」という品種のアマリリスは、淡い黄色とグリーンのコントラストがとても美しいです。アマリリスの中でも珍しい黄色は、その花が咲いたときの美しさは素晴らしいため、「輝くばかりの美しさ」という花言葉の意味がぴったりといえるのではないでしょうか？

一般的に黄色の色には、元気で活発というイメージがあるため、健康的で美しい女性へ贈るアマリリスとしては最適です。元気なイメージのある黄色のアマリリスは、「おしゃべり」という意味の花言葉もよく使われます。「おしゃべり」は、活動的で可愛いらしいというイメージがある一方、悪い意味でも捉えられてしまうことも多いものです。そのため、黄色のアマリリスの花を贈るときは、「輝くばかりの美しさ」という花言葉を添えて贈ると、受け取った相手に勘違いをされずに済みます。

アマリリスの花言葉の意味＜ピンク＞を紹介します。ピンクのアマリリスは、淡いピンクの色から、濃いピンク色、オレンジに近いピンク色まで、さまざまな色の種類が充実しています。ピンクのアマリリスは、色のバリエーションが多い分、それぞれのピンクの色によっても、かなり雰囲気が変わってきます。ピンクは、女性を象徴するような色でもあるため、女性に贈るアマリリスの花の色として選べば、間違いありません。どんな女性からも喜ばれるアマリリスの色といえます。

若々しくて、可愛らしいイメージの強いピンクのアマリリスには、どのような花言葉の意味があるのでしょうか？ピンクのアマリリスの花言葉としては、「おしゃべり」という意味がぴったりです。「おしゃべり」というと、マイナスの意味で捉えられてしまうことが多いのですが、ピンクのアマリリスの「おしゃべり」という意味は、おしゃべりが好きな可愛らしいひと、明るいひとというよい意味で使われます。ひとと関わることが大好きで、ポジティブで明るい女性に贈る花として、ピンクのアマリリスは最適です。

ピンクのアマリリスには、女性らしい美しさもあるため、「すばらしく美しい」、「輝くばかりの美しさ」という意味の花言葉もあります。ピンクのアマリリスは、やさしい美しさがあるため、どんな女性に贈っても喜ばれる花です。ピンクのアマリリスを贈って、悪い意味に捉えられてしまうことは少ないため、あまり花言葉を気にせずに贈ることもできます。

アマリリスの花言葉の意味＜紫＞を紹介します。紫のアマリリスは、ラベンダーのような淡いパープル色の花が主流です。ピンクに近い薄いパープル系の花のアマリリスも多いですね。紫の色には、高貴、気高いというイメージもあり、紫色が好きという女性も多いようです。ピンクのアマリリスは可愛らしすぎて、赤のアマリリスはちょっとキツすぎるというときには、紫色のアマリリスがぴったりでおすすめです！

紫のアマリリスの花言葉は、「すばらしく美しい」、「輝くばかりの美しさ」という意味がぴったりです。個性がキラリと光る、おしゃれな女性には、紫のアマリリスがよく似合います。人と同じものが苦手だという個性的な女性には、美しい紫のアマリリスを贈りましょう。紫には、神秘的なイメージもあるため、どこかミステリアスな女性にも、紫のアマリリスはぴったりですね。

一方で、紫色のアマリリスには、「強い虚栄心」という花言葉もあります。紫のアマリリスを贈るときも、「強い虚栄心」という花言葉で贈っていると思われないように、「すばらしく美しい」という花言葉を添えて贈ると安心です。

アマリリスが誕生花である誕生日を紹介します。誕生花がアマリリスの人には、誕生日にはぜひアマリリスを贈ってあげましょう。自分の誕生花は、案外知らない人が多いので、誕生日に誕生花を贈って教えてあげると、さらに喜ばれますよ。美しくて、インパクトのあるアマリリスが誕生花の誕生日を紹介しますので、家族や友人・知人の誕生日があるかどうかチェックしてみてくださいね。

誕生花とは、生まれた月・日にちなんだ花のことです。それぞれの誕生日ごとに、それぞれ誕生花があります。誕生花は、同じ月生まれがすべて同じ花というわけではなく、誕生日ごとに異なるため、特別感があり、誕生日に贈る花として、誕生花はぴったりでおすすめです。誕生花の由来は、国や地域によっても異なるようです。

アマリリスが誕生花の誕生日一覧
1月20日
1月26日
2月11日
2月12日
2月24日
3月22日
4月18日
5月6日
5月7日
5月26日
5月27日
5月28日
5月30日
6月7日
6月21日
7月16日

赤のアマリリスが誕生花の誕生日
2月12日
 

アマリリスが誕生花の誕生日は、たくさんあります。アマリリスが自分の誕生日の誕生花だったという人も多いのではないでしょうか？また、2月12日生まれの人は、誕生花が赤のアマリリスということで、色まで指定があります。赤のアマリリスは、ゴージャスでひときわ美しいため、華やかで美しい人が多いかもしれませんね。アマリリスは、花言葉も素敵な意味が多く、とても見映えのする花なので、誕生花がアマリリスの人が身近にいたら、ぜひ贈ってあげましょう。

アマリリスの花言葉の意味や誕生花についてまとめました。アマリリスは、大きな花びらが特徴のとても華やかでインパクトのある花です。花束やブーケにアマリリスが入っていると、かなり存在感があり、ゴージャスになります。アマリリスは、品種の種類も非常に多く、色もさまざまな種類があるため、お気に入りをきっと見つけることができるはずです。アマリリスの花言葉を参考に、ぜひ親しい人へ、花言葉を添えてアマリリスの花を贈ってくださいね。