黒百合の花言葉!隠された怖い意味とは?黒い百合を貰うと呪われる?
黒百合はその他の華やかな花とは見た目が異なり、独特の雰囲気があります。黒百合の花言葉には、怖い意味があったり、黒百合を貰うと呪われたりという言い伝えもあるようです。今回は、気になる黒百合の花言葉などについてまとめます。黒百合とは一体どんな花なのでしょうか?
黒百合ってどんな花?
黒百合の特徴
ミヤマクロユリ:
— 黒百合ヒュッテ (@kuroyurihyutte) June 12, 2016
開花中です。 https://t.co/fR5RqReqFu
黒百合は、黒い色をした百合の花だと思っている人が多いようですが、実はまったく違う種類です。白い百合は、純潔で清楚な花というイメージがある人気の花ですが、黒百合は、暗い色をしており、対照的です。まずは、黒百合とはどんな花なのかということを説明します。黒百合は、「ユリ科バイモ属」の植物です。ちなみに白い一般的な百合は、「ユリ科ユリ属」の植物であるため、同じ花ではなく、種類自体が異なります。黒百合は、そのネーミングから、黒い花びらを持つ百合の花を連想する人が多いのではないでしょうか?黒百合の花びらは、暗い紫色の褐色です。
黒百合は、日本、北アメリカ、アラスカなど広い範囲に渡って生息しています。黒百合は高山植物であるため、日本では北海道の低地や、東北地方の高山などに多く生息しています。黒百合は多年草の植物です。暑さに弱く、寒さには強いのが黒百合の特徴です。日本の黒百合は、「本州型」と「北海道型」の2種類が一般的です。「本州型」の黒百合は、草丈が15〜30㎝で3輪くらいの花を咲かせます。「北海道型」の黒百合は、草丈が50㎝以上あり、たくさんの花をつけます。黒百合は、4月〜7月ごろの初夏のシーズンに開花します。黒百合は、「ミヤマクロユリ」「エゾクロユリ」という名前でよばれることもあります。
黒百合は英語でなんという?
ミヤマクロユリ
— しかたけいいちろう (@ShikataKei) July 27, 2018
学生の頃は、いろんなところで見てあまり意識もしてなかったのだけど、南アルプスの調査をするようになって、南アではなかなか見られない花になっていることを認識しました。
シカの食害の影響のようです。 pic.twitter.com/E6uzxdEL3M
黒百合は、英語ではなんというのでしょうか?黒百合は、英語で「fritillaria」です。しかし、黒百合の見た目や、特性によって、英語でも面白い表現があるため、紹介します。黒百合の花は、独特の悪臭を放つことから、「skunk lily」(スカンクリリー)、「dirty diaper」(汚れたオムツ)、「outhouse lily」と呼ばれることもあります。英語圏でも、黒百合はあまりいいイメージがないようですね。他に、「chocolate lily」(チョコレートリリー)という、かわいい名前で呼ばれることもあるようです。
花言葉とは
花言葉とは、さまざまな花に、それぞれの特性や特質によって象徴的な意味を持たせたものです。花言葉は、英語では、「Language of flower」(ランゲージ オブ フラワー)と言います。花言葉は、花の特性にちなんだものをつけるだけではなく、ギリシャ神話や、伝説、古くからの言い伝えなどに由来している意味を持つものもたくさんあります。花言葉は、日本だけではなく、世界中で親しまれています。花をプレゼントで贈るときなど、花言葉を添えて贈ると、素敵ですね!花言葉は、ポジティブで良い意味を持つものだけではありません。花言葉には、悪い意味を持つものがあったり、捉え方によっては、よくない印象を与えてしまうこともあるため、注意が必要なこともあります。
黒百合はマイナスのイメージ?
黒百合は、残念ながらマイナスのイメージがかなり強い花のようです。その理由は、のちほど紹介する黒百合の花言葉にも由来することが多いようですが、映画や小説の中でも、黒百合は不吉で怖い意味で使われています。日本のホラー映画「クロユリ団地」は、呪いにまつわる怖い映画です。黒百合という名前だけでも、怖いというイメージを抱いてしまいますね。昭和23年後悔の「君の名は」という連続ドラマの主題歌に、「黒百合の歌」が使用されています。この歌の歌詞の中で、「黒百合は悪魔」という言いまわしがあり、全体的にダークな内容で、少し不気味で怖い歌です。
ミヤマクロユリ
— ざっそう屋 (@heliophorus) July 26, 2018
クロユリの2倍体の変種。北海道の低地には3倍体で大型のエゾクロユリが分布している。
ミヤマクロユリのほうは初見でした。ほとんど終わってましたが咲いててよかった。 pic.twitter.com/20IQ2BE8sO
さらに古い明治時代に遡っても、黒百合はやはり悪いイメージで表現されています。泉鏡花の小説に「黒百合」がありますが、これは怖い富山の黒百合伝説をベースにしたストーリーです。川端康成は、小説の中で、「イヤな女の生臭い匂い」と、黒百合を表現しています。やはり、黒百合は、不気味で怖いというマイナスなイメージで使われることがほとんどなようです。しかし、これだけ悪いイメージが強い花というのは、なかなか他にはありません。黒百合は、怖いイメージの他にミステリアスな感じもあり、気になるという人も案外多いのではないでしょうか?

黒百合の育て方
悪いイメージの強い黒百合ですが、珍しい花であるため、園芸や花が好きな人の間では人気があります。黒百合は、華やかで明るい花ではありませんが、珍しい色と落ち着いた雰囲気があり、どこかミステリアスな魅力があります。黒百合を自宅の庭などで育ててみたいという人も多いでしょう。黒百合の育て方について紹介します。
黒百合の育て方はやや難しい
黒百合は、寒さにはかなり強いですが、育てるのは少し難しい、やや難易度の高い花になります。黒百合は、地上での活動期間が短く、春先に芽がでてきて花が咲き、夏前には茎や葉などの地上部が枯れてしまいます。夏の間は、球根として休眠している状態です。秋頃になると休眠から覚め、活動し始めますが、冬の間にかけても、土の中で活動しているため、地上から生育の状態がまったくわからないため、育てるのが難しい花なのです。黒百合には、「本州型」と「北海道型」がありますが、育てやすいのは「北海道型」です。「本州型」は、育てるのが難しいです。
植え付け
ミヤマクロユリ。ユリとつくが、バイモ属であり、コバイモのグループなります。クロユリといえば、早百合姫。富山市の磯辺に姫が試し斬りにされた榎があります。その榎真偽は不明です。の下に早百合姫の霊が出るという。但しこの話は、 pic.twitter.com/WEnMblscKZ
— hirosi h (@hirosanalps) September 9, 2017
黒百合を植え付ける土は、水はけの良いものがおすすめです。砂礫など軽い土が最適です。鉢の底には水はけをよくするため軽石を入れておきましょう。黒百合の球根の植え付け時期は、休眠期にあたる9月中旬〜10月ごろが最適です。黒百合の球根は、もろく剥がれやすいので、扱いには十分に注意してください。鉢植えの場合は、直径15㎝ほどの深めの鉢に、球根を3つ植えるのが目安です。黒百合の球根の上にかぶせる土の厚さは、2〜3㎝くらいです。芽が出てきたら、庭植えに植え替えしても良いでしょう。
水やり
黒百合は、生育サイクルにあった水やりがポイントです。地上部が活動している生育期間は、土が乾きかけたらたっぷりと水を与えましょう。夏の間は、黒百合の休眠期間となるため、水はそんなに必要ありません。しかし、温度が高いと、土の水分がどんどん蒸発してしまうので適度に水は与えるようにしてください。秋になると、球根が活動しはじめるため、土が乾いたら水を与えるようにしましょう。黒百合が生育している期間は、たっぷりと水を与え、夏の暑い期間は乾燥に注意しながら控えめに水を与え、秋は、土の表面が乾燥したら水を与えるという水やり方法にするのが、上手に黒百合を育てるコツです。
肥料
地上部がある生育期間中に、肥料を集中して与えるようにします。春先ごろ芽が出てきて、夏頃に葉茎が枯れるまでの間は、一週間に一回の割合で、液体の肥料を与えましょう。様子をみながら、4日に1回程度の頻度に増やしても構いません。しかし、花が咲いている間は、肥料を与えるのをストップしてください。休眠中の夏の間は、肥料は与えません。涼しくなってきたら球根が活動しはじめますので、その頃から、冬前ころまでに、週に一回液体肥料を与えましょう。

黒百合の花言葉<怖い>
黒百合の怖い花言葉「呪い」「復讐」
【クロユリ】
— ちいさな花物語 (@chiisanahana) March 25, 2019
戦国時代、ある武将が、密通した罪で側室小百合(さゆり)を殺してしまう話にちなんで付けられました。
これは仕組まれた殺人。
小百合は無実で、お腹に武将の子をみごもっておりましたが、呪いをかけられて死んだといわれています。
花言葉は『呪い』 pic.twitter.com/SL7ChHxRvw
それではここからは、気になる黒百合の花言葉を紹介していきます。まずは黒百合の怖い花言葉から紹介します。見た目がミステリアスで、不気味な黒百合の花言葉は、怖いものが多いようです。黒百合の怖い花言葉は、「呪い」・「復讐」です。黒百合の見た目と、「呪い」・「復讐」という怖い花言葉によって、黒百合は縁起が悪い、怖いというイメージが定着しているのです。「呪い」・「復讐」という花言葉の黒百合を贈り物で貰うと、いい気持ちはしませんね。黒百合の花言葉から、黒百合を貰うと、呪われるという言い伝えもあるようです。
黒百合の怖い花言葉の由来「黒百合伝説」
クロユリ: 呪い/恋pic.twitter.com/fhC2GpTWhh
— 花言葉bot (@floraword_bot) March 27, 2019
黒百合の花言葉が、「呪い」・「復讐」という不気味で怖いものになったのは、富山の「黒百合伝説」に由来しています。戦国時代の武将である「佐々 成政」が当時国を治めていました。「佐々 成政」には、「小百合」という名の美しい側室がいました。何人もいる側室の中でも、「佐々 成政」は、「小百合」を一番可愛がっており、溺愛していました。そんな中、「小百合」が「佐々 成政」の子どもを妊娠します。「佐々 成政」に可愛がられている「小百合」に対し、他の側室たちは嫉妬します。「佐々 成政」が、遠征のためお城を留守にしている間、他の側室たちは、「小百合のお腹の子どもは、成政の子ではない。浮気相手の他の男の子どもだ」という根も葉もない噂を流すのです。
その噂は、「佐々 成政」の耳に入ります。噂を聞いた「佐々 成政」は、激怒してしまいます。「佐々 成政」は、真実を「小百合」に確認することもなく、怒り任せに「小百合」を殺害し、「小百合」の家族も殺害してしまいます。「佐々 成政」に殺害された「小百合」は、死ぬ間際に「三年経って、立山に黒い百合がさいたとき、佐々家は滅亡するでしょう」という、呪いのような言葉を残してこの世を去ります。その後、「佐々 成政」は、当時の最大勢力であった「豊臣秀吉」に取り入るため、「豊臣秀吉」の正室である「寧々」にめずらしい花であると、黒百合を贈ります。「寧々」は、黒百合を自慢するために茶会を開き、他の側室や、淀君「茶々」に見せつけます。
クロユリ
— 南野秀一@花言葉bot (@kurama_flower) March 20, 2019
誕生花:8月12日、9月7日
「呪い」「恋」
恋の呪いにピッタリですね(^O^) pic.twitter.com/EUcCvK14V7
黒百合の話を聞いていた「茶々」は、たくさんの黒百合を取り寄せて、「黒百合など珍しくもなんともない。すぐ手に入るただの花だ」と黒百合を生け花にして、飾ります。「茶々」に面目を潰された「寧々」は、「ありふれた花を珍しい花と偽って、贈るなど失礼だ!」と激怒します。「寧々」の怒りを買ってしまった「佐々 成政」は、失脚してしまいます。さらに、肥後で勃発した一揆の責任を取らされて、自ら切腹し命をたちます。そのとき、立山には、黒百合が咲いていたのです。
この「小百合」の死に際に放った言葉から、黒百合の花言葉は、「復讐」・「呪い」となったといわれています。「黒百合伝説」から、黒百合の花言葉には、「狂おしい恋」という意味もあります。まさに「小百合」の怨念が呪い、復讐となっており、黒百合の怖いイメージにつながっているのです。黒百合には、「小百合」の呪いがあると考えられているため、黒百合を贈られると、呪われてしまうといわれるようになったのです。
黒百合以外の怖い花言葉は?
【怖い花言葉】 シロツメクサ=復讐 クロユリ=呪い スイレン=滅亡 イトスギ=哀悼 イラクサ=悪意 オトギリソウ=恨み キヅタ=死んでも離れない オモト=葬儀 スノードロップ=あなたの死を望みます ベラドンナ=男への死の贈り物 アネモネ=薄れゆく希望
— 雑学クラブ (@zatugakukurabu) March 26, 2019
怖い花言葉の中で、やはりダントツなのは、黒百合の「呪い」・「復讐」です。黒百合以外の花言葉で、「呪い」のような怖い意味をもつ花には、どのようなものがあるのか気になりますね。「呪い」という花言葉があるのは、黒百合だけでしたが、似たような怖い意味の花言葉をもつ花はあります。「ロベリア」の花言葉は、「悪意」です。「呪い」ほどではないですが、「悪意」という花言葉も、かなりマイナスなイメージですね。「ロベリア」には、毒性があるため、「悪意」という意味の花言葉がつけられたといわれています。
黒百合以外にも、オレンジ色の百合の花言葉は、「憎悪」、黄色の百合の花言葉は、「偽り」という意味があります。白い百合以外は、怖い花言葉が多いようなので、百合の花を贈るときは、注意しましょう。怖い花言葉はいろいろありますが、やはり黒百合の「呪い」・「復讐」は、贈られると一番イヤな気持ちになってしまうものですね。

黒百合の花言葉<ロマンチック>
黒百合のロマンチックな花言葉「恋」「愛」
黒百合の花言葉は、「呪い」・「復讐」という怖いイメージが強いのですが、一方で、黒百合にはロマンチックな花言葉もあります。不気味な見た目の黒百合ですが、見方を変えれば、他の鮮やかな色の花とは違った、個性的な美しさがあり、大人っぽくて、落ち着いた花にも見えます。黒百合のロマンチックな花言葉には、「恋」・「愛」・「恋の魔術」・「ときめき」・「独創的」と意味もあります。「呪い」や「復讐」という花言葉の意味とはうってかわって、とてもロマンチックですね!
黒百合のロマンチックな花言葉の由来「アイヌ民族の伝説」
8月12日の花:クロユリ(黒百合)
— 花:🌷🌸🌹🌼🌺🌻 (@lilacblueblue) August 11, 2018
花言葉:恋
ユリ科バイモ属
高山植物
石川県の県花
別名:エゾクロユリ(蝦夷黒百合)
🍀アイヌの伝説🍀
愛を告げる前に
想いをよせた人の傍に
密かにクロユリを置く
そのクロユリを相手が
手に取ってくれれば
二人はきっと結ばれる#ナエ花言葉 pic.twitter.com/fHIEYGSSLZ
黒百合は寒さに強い花です。涼しい高山に多く生息しています。そのため、涼しい北海道にも黒百合はたくさん生息しています。北海道は、アイヌの人たちが多く居住していた場所です。アイヌの人たちにとって、黒百合は、とても身近な植物だったようです。アイヌの伝説では、好きな人のそばに気づかれないように黒百合の花をそっと置き、誰が置いたのか気づかれずに、その人が黒百合の花を手に取ると、黒百合を置いた人と、手に取った人が結ばれるという言い伝えがあります。
とてもロマンチックですね!黒百合の花は、暗い紫色の深い色が特徴です。黒百合は、よく見るととても美しい色でもあるのです。このアイヌの伝説から、黒百合の花言葉は、「恋」・「愛」・「ときめき」・「恋の魔術」というロマンチックな意味も持つようになっているのです。アイヌの黒百合の伝説のストーリーを知っている人であれば、黒百合の花を贈られても、悪い風に捉えることはないでしょう。「呪い」「復讐」とはまったく逆の意味になりますね。
おはようございます😃
— もも (@blumen8783) August 27, 2018
8/28誕生花、クロユリ
花言葉、ときめき。
別名チョコレートリリー。高原や山地に咲く素朴な花、花色は真っ黒ではなく濃い黒紫色です。アイヌ民族の間には好きな人の側にこの花をそっと置き、相手が誰が置いたのか知らずにその花を手にすると二人は結ばれるという伝説があります pic.twitter.com/iy4pxCUg35
アイヌの人たちの間では、黒百合を調理して食べる習慣もあります。そのため、黒百合には、「独創的」という意味の花言葉もあるのです。アイヌの人たちにとって、黒百合は、不吉でも縁起が悪いものでもなく、とても身近で、ロマンチックな花であることがわかります。美しいアイヌ民族に、ミステリアスで神秘的な美しさのある黒百合はぴったりですね。
アイヌの伝説に由来している意外な意味の花言葉
【クローバー】自然界における四つ葉の確率は10万分の1らしいが日陰には結構咲いてるな。アイヌ民族にはこの花にまつまる伝説がある。花言葉は『復讐』特にシロツメクサは『私のことを考えて』アカツメクサは『華美ではなく上品』そして四つ葉は『貴方は私のものになってずっと私を思ってください』
— 花野蘭丸bot (@floweranmaru_b) March 27, 2019
アイヌの伝説に由来している花言葉は、黒百合以外にもあります。あっと驚くような意外な意味をもつ花言葉もあるので、紹介します。一般的にクローバーは、幸せなイメージが強い植物ですが、アイヌの伝説では、クローバーの花言葉は、「復讐」という意味があるそうです。アイヌの対立する二つの民族同士の男女の叶わぬ悲しい伝説がもとになっているようです。イロハとアッパは、対立する民族同士であったため、簡単には会えません。2人は、シロツメクサ(クローバー)が満開となる満月の夜に年に一度だけ会うという約束をしていました。
アッパは船でイロハの住む湖の対岸に向かいます。その日は風が強かったのですが、アッパは船を出します。イロハは遠くに見えるアッパの姿に心踊らせます。しかし、北風にあおられ、アッパの船が沈んでしまいます。明け方になり、イロハは湖で亡くなったアッパを見つけます。悲しみに暮れたイロハは、アッパと自分を結びつけて、一緒に湖の底へ沈むのです。その時、クローバーの花で満開になっていました。
このアイヌの伝説は、自然への脅威への復讐、人間同士の争いへの復讐、相手への期待感への復讐とも受け取ることができるため、クローバーの花言葉が、「復讐」という意味を持つようになったと考えられています。

黒百合の花言葉<誕生花>
「呪い」・「復讐」という怖い意味の花言葉や、「恋」・「愛」・「ときめき」というロマンチックな意味の花言葉がある黒百合ですが、黒百合が誕生花の誕生日が気になりますね。誕生花とは、それぞれの誕生日ごとに決まっている花のことです。誕生日に誕生花を贈る人も多いでしょう。悪いイメージの方が強い黒百合が誕生花の誕生日を紹介します。
黒百合が誕生花の誕生日
・3月27日
・8月8日
・8月12日
・8月28日
・9月27日
黒百合が誕生花だったと、がっかりすることはありません。黒百合には、ロマンチックな花言葉もあるのです。黒百合は、他のどの花とも違った個性的な美しさを持っている珍しい花です。また、美しい濃い紫色で、落ち着いた色の花であるため、大人っぽい雰囲気のある魅力溢れる花であることに違いはありません。黒百合が誕生花の人は、ミステリアスな美しさのある人が多いかもしませんね。しかし、黒百合が誕生花の人へ、黒百合の花を贈るのは避けたほうが無難です。黒百合には、贈り物に向かない理由があるのです。

黒百合が花言葉以外にも贈り物に向かない理由
黒百合の花言葉には怖いものが多く、黒百合を贈られると呪われるという言い伝えもあるため、プレゼントとして黒百合の花を贈ることは避けた方が無難といえます。黒百合の怖い花言葉だけではなく、実は黒百合が贈り物に向かないのには、ちゃんとした理由があるのです。黒百合が、怖い花言葉以外にも贈り物としてはNGな理由を紹介しますので、しっかりと理解しておきましょう。
黒百合花言葉以外のよくない理由①:悪臭
#クロユリ の花が咲いています。
— 六甲高山植物園 (@rokkoalpine) April 29, 2018
ユリ科バイモ属。
高山の草原などに生える多年草です。
黒と名前が付いてますが真っ黒ではなく、暗紫褐色のような色。
クロユリの花、臭いです😅
生乾きの雑巾のような匂いがします・・・。
ロックガーデンにて。 pic.twitter.com/YZBDzKqdLV
黒百合花言葉以外のよくない理由①は、黒百合の花の臭いです。一般的に花はいい香りがするものというイメージですが、黒百合は違います。白い百合は、甘くてよい香りがしますが、黒百合の花の臭いは、強烈です。黒百合の臭いは、いい香りではなく、悪臭に近いような臭いです。春ごろに咲く花は、あたたかいシーズンであるため、一般的に香りの強い花が多いのが特徴です。
クロユリの咲く木陰(臭い) pic.twitter.com/tqFhhbHfo3
— 野良熊ʕ•̀ω•́ʔ (@NORA_bear030c_c) May 5, 2018
黒百合の場合は、悪臭が強いため、強烈な臭いを放ちます。野生の黒百合は、たくさん集まって、群れて花を咲かせていることが多いのですが、そうなるとさらに悪臭が強烈になります。黒百合の悪臭は、ハエを引き寄せるほどといわれていますから、相当なものです。臭い臭いの花をもらって、喜ぶ人などいません。
黒百合花言葉以外のよくない理由②:下向きに咲く
黒百合花言葉以外のよくない理由②は、下向きに咲く花だからです。下向きに咲く花は、「首が落ちる」といわれており、贈り物には適さず、縁起が悪いといわれています。下向きに咲く花は、枯れると花ごとボトっと落ちてしまうため、首が落ちると表現されています。首が落ちるということは、死をイメージさせてしまうため、贈り物としては、NGです。黒百合は、下向きに咲く花であることも、贈り物には向かない理由といえますね。黒百合以外も、下向きに咲く花は、特にお見舞いなどのときには贈らないようにしてください。

黒百合の花言葉には注意しよう
黒百合の花言葉やその由来についてまとめました。黒百合の花言葉は、怖いものが多く、黒百合に対するイメージも悪いものの方が多いです。一方で黒百合には、ロマンチックな花言葉があることもわかりました。しかし、黒百合は、悪臭を放ったり、下向きに咲く花であることから、贈り物としてはNGです。黒百合の花言葉は、ダークなイメージの方が一般的に浸透しているため、貰った人はあまりいい気はしないでしょう。黒百合には怖い花言葉があるということを覚えておきましょう。
