百合(ユリ)の花言葉は怖い?白・赤・ピンク・黒など色で意味が変わる!

百合(ユリ)の花言葉は、白や赤、ピンク、黒など色によって意味が変わります。百合(ユリ)の花言葉には、怖い意味を持つものもあるため、贈る際は注意が必要です。今回は、百合(ユリ)の花言葉についてまとめます。百合(ユリ)の種類別の花言葉も紹介します。

目次

  1. 百合(ユリ)の花言葉は怖いって本当?
  2. 百合(ユリ)の花言葉<白>
  3. 百合(ユリ)の花言葉<ピンク・赤>
  4. 百合(ユリ)の花言葉<オレンジ>
  5. 百合(ユリ)の花言葉<黄色>
  6. 百合(ユリ)の花言葉<黒>
  7. 百合(ユリ)の花言葉<紫>
  8. 百合(ユリ)の花言葉<種類別>
  9. 百合(ユリ)の花言葉を覚えておこう

百合(ユリ)の花言葉は怖いって本当?

百合(ユリ)は、ユリ目ユリ科のなかの、ユリ属に属する多年草の植物です。アジアを中心に、北アメリカ・ヨーロッパにわたり、広く生息しています。百合(ユリ)の原種は、100種類以上、品種は、130品種もあります。日本独自の百合(ユリ)の種類もあります。百合(ユリ)は、5月〜8月ごろに美しい花を咲かせます。ひとことで百合(ユリ)といっても、実は百合(ユリ)の色によっては、種類自体が異なる花であることも多いです。

百合(ユリ)の花は、大きくて美しく、その香りは甘く、古くから人々に親しまれています。百合(ユリ)は、世界中で、さまざまな物語や伝説、逸話に登場しており、なじみのある花です。日本でも、百合(ユリ)を使用することわざなどがありますね。美しい女性の姿を、「百合(ユリ)の花」に例えることが多く、百合(ユリ)は、美しさの象徴としても頻繁に使われます。

百合(ユリ)の名前の由来

百合(ユリ)は、花が大きくて、茎が細いのが特徴です。百合(ユリ)は、茎が細く花が大きいため、風が吹くと大きく揺れます。この花が揺れることから、「揺れる、ゆする」と呼ばれるようになり、それが短く変化し、「ユリ」と名付けられたといわれています。ちなみに、「百合」という漢字の由来は、ユリの花が鱗片にたくさん重なっていることから、つけられています。英語で百合(ユリ)は、「Lily」(リリー)です。

百合(ユリ)全般の花言葉

百合(ユリ)は、花の色によって花言葉の意味が変わってきますが、百合(ユリ)全般に共通する花言葉もあります。まずは、百合(ユリ)全般の花言葉を紹介します。百合(ユリ)全般の花言葉は、「純粋」・「無垢」・「威厳」・「子の愛」です。西洋での百合(ユリ)全般の花言葉は、「purity」(純粋)・「refined beauty」(洗練された美しさ)です。百合(ユリ)全般の花言葉は、どれもポジティブなイメージで、誇り高い美しさのある言葉ばかりです。どれも百合(ユリ)の花の美しさをそのまま見事に表現しています。百合(ユリ)の花が、贈り物として人気なのもうなずけますね。

百合(ユリ)の花言葉は怖い「死」の意味もある

百合(ユリ)の花言葉は、美しさや気品の高さを連想させるようなものが多いことがわかりました。あまり知られていませんが、実は百合(ユリ)の花言葉には、とても怖い意味を持つ花言葉もあるのです。百合(ユリ)の花の中でも、とくに白い百合(ユリ)は、純潔でピュアなイメージが強いのではないでしょうか?

しかし白い百合(ユリ)には、「死」を意味する花言葉もあるのです。白い百合は、ウェディングでも使用されることが多い反面、お葬式などの「死」に関わる儀式でも頻繁に使用される花のひとつです。白い百合(ユリ)に限らず、この「死」という花言葉は、百合(ユリ)全体の花言葉としても適用されます。百合(ユリ)の花言葉には、少し怖い「死」という意外な意味もあることを覚えておきましょう。

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百合(ユリ)の花言葉<白>

百合(ユリ)の花言葉<白>を紹介します。白百合(ユリ)は、百合(ユリ)の中でも代表的ですね。真っ白な白百合(ユリ)は、まさに清純・清楚といったイメージがぴったりです。白百合(ユリ)は、上品な美しさがあるため、大人の女性にもぴったりです。白百合(ユリ)の花束や生け花は、凛とした美しさがあり、優雅で素敵です。そんな白百合(ユリ)の花言葉には、どのようなものがあるのでしょうか?百合(ユリ)を代表するだけあり、白百合(ユリ)の花言葉は、百合(ユリ)全般の花言葉と同じものがほとんどです。

白百合(ユリ)の花言葉は、「純潔」・「威厳」です。汚れがなく、清らかなことを意味する「純潔」は、まさに白百合(ユリ)の花言葉にぴったりですね。白百合(ユリ)の花言葉の「威厳」は、厳かで堂々としている様を意味するため、これも白百合(ユリ)の気品高い印象にぴったり当てはまっています。

白百合(ユリ)の花言葉の由来

白百合(ユリ)の花言葉である「純潔」は、ギリシャ神話に由来しているといわれています。白百合(ユリ)の由来となったギリシャ神話のエピソードを紹介します。全知全能の神である「ゼウス」の姉であり妻である、オリンポスの最高女神の「ヘラ」は、女性の結婚生活を守る神です。その「ヘラ」の乳がこぼれ、地上に落ちると、白い乳が白百合(ユリ)に変わったのです。白百合(ユリ)は、「ヘラ」の花といわれるようになり、花言葉である「清純」や、母性を象徴する花というイメージが定着するようになったのです。

白百合(ユリ)の英語での花言葉

白百合(ユリ)の英語での花言葉を紹介します。英語での白百合(ユリ)の花言葉は、「virginity」(純潔)・「purity」(純粋)・「majesty」(威厳)です。英語での白百合(ユリ)の花言葉も、日本語での花言葉とほとんど同じような意味となっています。「純潔」の花言葉をもつ白百合は、ウェディングでも使用されることが多く、世界的に人気の高い代表的な花といえるでしょう。

百合花言葉<白>は「死」という意外なものも

「純潔」・「威厳」という清楚で厳かなイメージの強い白百合(ユリ)ですが、実は、ちょっと怖い意外な花言葉があることをご存知でしょうか?「純潔」・「威厳」という花言葉とは、まったく対照的な怖い花言葉もあることを知っておきましょう。白百合(ユリ)を一本だけ贈り物としてプレゼントすることは控えてください。一本の白百合(ユリ)の花言葉は、「死者に捧げる」という意味があります。

一本の白百合(ユリ)は、「死」という花言葉の意味を含むため、縁起が悪く、贈り物にはNGです。お墓参りなどで、一本の白百合(ユリ)を捧げることは良いですが、生きている人へ贈ると、失礼となってしまいます。「純潔」・「威厳」という意味を持つ白百合(ユリ)ですが、一本だけで贈ることは絶対にやめましょう。

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百合(ユリ)の花言葉<ピンク・赤>

百合(ユリ)の花言葉<ピンク・赤>を紹介します。ピンク・赤の百合(ユリ)は、華やかさがありながらも、可愛らしく人気です。同じ百合(ユリ)でも、ピンク・赤は、かなり他の色の百合(ユリ)とは雰囲気が違います。可愛くて華やかなピンク・赤の百合(ユリ)は、見た目のようなかわいい花言葉があるのかと思ってしまいますが、意外な花言葉を持っているのです。自分の部屋にピンク・赤の百合(ユリ)を飾ると、お部屋がパッと明るくなり、華やかになりますが、人に贈る場合は、花言葉に注意する必要があります。

ピンク・赤の百合(ユリ)の花言葉は、「虚栄心」です。ちょっと意外な花言葉ですね。「虚栄心」とは、見栄を張る心のことですが、どうしてピンク・赤の百合(ユリ)の花言葉となったのか気になります。ピンク・赤の百合(ユリ)は、代表的な白の百合(ユリ)と比べると、華やかで派手な印象だから、見栄を張っているように見えるのかもしれません。

ピンク・赤の百合(ユリ)の花言葉の由来

ピンク・赤の百合(ユリ)の花言葉は、バイブルに関するキリストの話が由来となっています。イエス・キリストにはりつけの刑の処刑が決定したとき、たくさんの花々は、嘆き悲しむように下を向いてうなだれていました。しかし、百合(ユリ)の花だけは、下を向くと自分の美しく見えないからと、誇らしげに上を向いていました。張り付けられたイエス・キリストは、そんな百合(ユリ)の花を見つめます。イエス・キリストに見つめられた百合(ユリ)の花は、自分の思い上がった態度を恥ずかしく感じ、赤くなってうなだれてしまいます。これが、ピンク・赤の百合(ユリ)の花言葉が、「虚栄心」という意味をもつようになった由来です。

ピンク・赤の百合(ユリ)の英語での花言葉

ピンクの百合(ユリ)の英語での花言葉は、「wealth and prosperity」(富と繁栄)です。赤の百合(ユリ)の英語での花言葉は、「warmth」(あたたかさ)・「desire」(願望)です。英語でのピンク・赤の百合(ユリ)の花言葉には、「虚栄心」という意味はないようです。英語でのピンク・赤の百合(ユリ)の花言葉は、ポジティブな意味がほとんどであるため、プレゼントにピンク・赤の百合(ユリ)を贈る際は、英語の花言葉を添えて贈るとよいでしょう。ピンク・赤の百合(ユリ)は、花の色と葉のグリーンのコントラストがとても美しく、生け花にもぴったりです。

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百合(ユリ)の花言葉<オレンジ>

百合(ユリ)の花言葉<オレンジ>を紹介します。オレンジの百合(ユリ)は、少し小さめの花の種類もあり、愛らしいです。百合(ユリ)の花の色でも、オレンジ色はよく見かける定番のカラーです。一般的にオレンジ色は、太陽をイメージすることが多く、元気で活発な印象を与えます。百合(ユリ)の花は、他の花とは違って、落ち着いた品があるため、オレンジ色でも元気いっぱいという感じはあまりありませんね。しかし、白の百合(百合)と比べると、元気な印象です。

オレンジの百合(ユリ)の花言葉は、「華麗」・「愉快」・「軽率」です。「華麗」という花言葉は、美しいオレンジ色の百合(ユリ)の花にぴったりといえるでしょう。「愉快」という花言葉は、オレンジ色の明るく楽しいイメージを反映しているのでしょう。オレンジの百合(ユリ)の意外な花言葉が、「軽率」です。愉快で明るい人は、見方を変えると、「軽率」に見えることも多いことから、この花言葉がつけられたのかもしれませんね。オレンジ色の百合(ユリ)は、明るい美しさがあるため、人気ですが、「軽率」という花言葉もあるため、人に贈る際には、十分に気をつけましょう。

オレンジの百合(ユリ)の英語での花言葉

オレンジの百合(ユリ)の英語での花言葉は、「hatred」(憎しみ・憎悪)です。英語では、オレンジの百合(ユリ)の花言葉は、少し怖い意味があるようです。「憎しみ・憎悪」という花言葉のあるオレンジの百合(ユリ)をプレゼントとして、人に贈るのは控えたほうが無難といえるでしょう。もらった相手が、贈り主から憎まれていると思われてしまう可能性が高いです。怖い意味の花言葉を持つ花は、プレゼントには適さないため、しっかりと花言葉の意味を覚えておきたいですね。

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百合(ユリ)の花言葉<黄色>

百合(ユリ)の花言葉<黄色>を紹介します。黄色の一般的な色のイメージは、オレンジと同じように明るくて楽しい感じです。黄色の百合(ユリ)は、やさしい黄色から、濃い黄色まで、色にもバリエーションがあり、人気です。可愛らしい花が苦手な人に、黄色の百合(ユリ)は、ぴったりでおすすめです。白の百合(ユリ)ほど、上品で気高い感じがなく、カジュアルな雰囲気ですが、しっかりと落ち着いた印象を与えてくれます。

黄色の百合(ユリ)の花言葉は、「陽気」・「偽り」です。「陽気」と「偽り」は、まったく反対の意味なので、少し不思議に感じてしまいます。「陽気」という花言葉は、元気な黄色イメージにぴったりです。黄色の百合(ユリ)は、陽気で明るい人を連想させますね。「偽り」という花言葉は、少し意外な花言葉のように感じますが、「陽気」な人は、無理に明るく振舞って、自分を偽っているという人も多いため、この花言葉がつけられたのかもしれません。黄色の百合(ユリ)には、「偽り」という意味があるため、人に贈るときには、気をつけたほうがよいでしょう。「偽り」という意味の花言葉を持つ花をもらっても、いい気はしません。

黄色の百合(ユリ)の英語での花言葉

黄色の百合(ユリ)の英語での花言葉は、「gaiety」(陽気)・「falsehood」(偽り)・「I'm walking on air」(天に昇るような気持ち)です。黄色の百合(ユリ)の花言葉は、英語でも「偽り」という意味があるため、やはり注意が必要です。一方で、「陽気」や、「天に昇るような気持ち」という、うれしさを表す花言葉もあります。「偽り」という花言葉の意味に捉えられないように、黄色の百合(ユリ)を贈る場合は、メッセージをひとこと添えたほうがよいかもしれませんね。

百合(ユリ)の花言葉<黒>

百合(ユリ)の花言葉<黒>を紹介します。黒百合(ユリ)は、黒い百合だと思ってしまいがちですが、実は、種類がまったく異なります。黒百合(ユリ)は、ユリ科バイモ属の植物です。一般的な百合(ユリ)は、ユリ科ユリ属です。黒百合(ユリ)の花びらは、暗い紫色です。たくさんある花の種類の中でも、黒百合(ユリ)のような花の色は、大変めずらしいです。黒百合(ユリ)は、北アメリカからアラスカ地方に渡る広範囲に生息しています。寒さに強いのが、黒百合(ユリ)の特徴です。黒百合(ユリ)は、日本にも生息しています。北海道や東北地方など、涼しいところに多く群生しています。

百合(ユリ)の花言葉<黒>は怖い!

黒百合(ユリ)は、暗い紫色の花びらで、うなだれるように下向きに花を咲かせるため、独特の雰囲気があり、少し不気味です。見た目が不気味な黒百合(ユリ)の花言葉は、怖い意味を持っています。黒百合(ユリ)の花言葉は、「呪い」・「復讐」です。少し気味の悪い黒百合(ユリ)の外観をそのまま反映している花言葉といえますね。「呪い」・「復讐」という怖い花言葉を持つ黒百合(ユリ)は、贈り物としてもらうと、呪われるという噂もあるようです。黒百合(ユリ)の花言葉が、こんなにも怖いものなのは、どうしてなのでしょうか?

怖い黒百合(ユリ)の花言葉の由来とは

見た目も不気味な黒百合(ユリ)に、「呪い」・「復讐」という怖い花言葉がつけられた由来は、「黒百合伝説」にあります。戦国時代の武将、佐々成政には、小百合という名前の美しい側室がいました。佐々成政は、美しい小百合をとても可愛がります。小百合は、佐々成政の子どもを身ごもります。佐々成政に特別扱いをされている小百合を他の側室たちはよく思っていません。佐々成政が、遠征で留守にしている間に、小百合を妬んでいる側室たちは、小百合のお腹の子どもは、佐々成政の子どもではなく、浮気相手の子どもだという、嘘の噂を流します。その噂を聞きつけた佐々成政は、小百合に事実確認を行うこともせず、激怒して小百合と小百合の家族を殺害します。

佐々成政に殺害された小百合は、死に際に「三年経過し、立山に黒い百合(ユリ)が咲いた時、佐々家は滅びるでしょう」と呪いとも受け取れる言葉を残して、死んでしまいます。佐々成政は、当時勢力を持っていた豊臣秀吉に気に入られようと、豊臣秀吉の妻である寧々にとても珍しい花だと、黒百合(ユリ)をプレゼントします。寧々は喜び、珍しい黒百合(ユリ)の花を側室や、淀君である茶々に見せ、自慢します。

茶々は、「黒百合(ユリ)なんて、珍しいものでもなんでもない花だ」と、黒百合を大量に取り寄せて、そこら中に飾って、寧々を侮辱します。茶々に面目を潰されてしまった寧々は、「どこにでもある花を珍しいと偽って贈るなど失礼極まりない!」と激怒します。寧々の怒りを買い、佐々成政は、失脚します。さらに肥後での一揆の責任を負わされ、自決を命じられるのです。自ら切腹し、佐々成政はこの世を去ります。このとき、立山には、黒百合(ユリ)が、咲きほこっていたのです。

黒百合(ユリ)は、小百合の呪い・復讐心を表したものなのです。怖い黒百合(ユリ)の花言葉は、この小百合の死に際の呪いに由来しています。黒百合(ユリ)が咲き乱れるさまは、まさに小百合の呪い、復讐を意味しているのです。「呪い」・「復讐」という怖い花言葉は、他の花言葉にはないでしょう。怖い花言葉のある黒百合は、プレゼントには向かない花であるといえます。

黒百合(ユリ)の花言葉には怖いもの以外も

「呪い」・「復讐」という、とても怖い花言葉をもつ黒百合(ユリ)ですが、一方でロマンチックな花言葉もあります。黒百合(ユリ)には、「恋」・「愛」・「ときめき」という可愛らしい花言葉もあるのです。不気味で怖いイメージの黒百合ですが、珍しい暗い紫色の花には、他の花とは違った美しさがあります。黒百合(ユリ)は、落ち着いた大人っぽい花でもあるのです。

黒百合(ユリ)の素敵な花言葉の由来

黒百合(ユリ)の花言葉、「恋」・「愛」・「ときめき」は、アイヌの伝説に由来しています。アイヌの伝説では、好きな人のそばにそっと黒百合(ユリ)を置いて、その人が花を置いた人に気づかずに、黒百合(ユリ)を手にしたら、二人は結ばれるというロマンチックな言い伝えがあります。黒百合(ユリ)は、アイヌの人たちの居住地であった北海道地方にも多く生息しているため、アイヌの人にとっては、とても身近な花だったようです。アイヌの人たちにとっては、黒百合(ユリ)は、怖いものでもなんでもなく、とてもロマンチックな花だったのです。

黒百合(ユリ)は悪臭がある

黒百合(ユリ)は、怖い花言葉があり、見た目も不気味でかなり個性的な花ですが、実は臭いにも特徴があります。黒百合(ユリ)は、かなり強い悪臭があります。黒百合(ユリ)は、汚い雑巾のような臭いがするため、周辺に悪臭を放ちます。黒百合(ユリ)の悪臭は、ハエを引き寄せるほど強力な臭いです。花言葉も怖いですし、悪臭もあるため、黒百合(ユリ)は、贈り物には絶対にNGな花のひとつです。また、黒百合(ユリ)は、下向きに花をつけ、うなだれたように見えるため、縁起が悪い花でもあります。

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百合(ユリ)の花言葉<紫>

紫の百合(ユリ)のような「ホトトギス」の花言葉

百合(ユリ)の花言葉<紫>を紹介します。実は、紫の百合(ユリ)というものは存在しません。「ホトトギス」という花が、ユリ科の花であるため、紫色の百合(ユリ)といわれることが多いようです。紫の百合(ユリ)のような「ホトトギス」の花言葉は、「秘めた意思」です。ミステリアスな美しさのある「ホトトギス」にぴったりな花言葉です。

紫の百合(ユリ)のような「ヒヤシンス」の花言葉

ユリ科で、紫色の花を咲かせるものといえば、「ヒヤシンス」が有名です。「ヒヤシンス」は、とても鮮やかで明るい紫色がきれいな花ですね。小さな花をたくさんつける「ヒヤシンス」は、可愛らしさもある花です。そんな紫の百合(ユリ)のような「ヒヤシンス」の花言葉は、「おしとやかな可愛らしさ」・「初恋のひたむきさ」です。愛らしい「ヒヤシンス」にぴったりな、ウブな花言葉がつけられています。

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百合(ユリ)の花言葉<種類別>

百合(ユリ)の花言葉<種類別>を紹介します。百合(ユリ)には、たくさんの花の種類があります。その中から、とくに人気が高く、おすすめな百合(ユリ)の花の種類の花言葉をいくつか紹介していきます。百合(ユリ)の花は、上品で美しいため、贈り物に使うことも多いでしょう。百合(ユリ)の花の種類の花言葉もしっかりとチェックして、花を贈る際の参考にしてください。

カサブランカの花言葉

日本原産の「ヤマユリ」と、「タモトユリ」を掛け合わせて作られた品種である「カサブランカ」。百合(ユリ)の女王とも呼ばれる「カサブランカ」は、凛とした美しさが魅力の花です。「カサブランカ」の花言葉は、「威厳」・「純潔」・「高貴」です。まさに百合(ユリ)の女王と呼ばれる「カサブランカ」にぴったり当てはまる花言葉ばかりですね。どれも素敵な花言葉で、悪い意味や、怖い意味の花言葉はないため、プレゼントにもぴったりでおすすめです。

ヤマユリの花言葉

百合(ユリ)の王様と呼ばれる「ヤマユリ」は、日本を代表する大きな花が特徴の美しい種類の百合(ユリ)です。甘い香りも強いため、まさに百合(ユリ)の王様です。ヤマユリの花言葉は、「荘厳」です。威厳があって、気高く、徳を示す美しい飾りという意味の花言葉は、大きく美しい花をつける「ヤマユリ」にぴったりですね。「ヤマユリ」は、生け花にすると、とてもきれいです。

ヒメユリの花言葉

一般的な百合(ユリ)の花よりも、小さめで可愛らしい花が特徴の「ヒメユリ」は、小ぶりでもしっかりと存在感があります。小さめの花であるため、「姫」という名前が名付けられています。「ヒメユリ」の花言葉は、「誇り」です。小さな花のヒメユリですが、自信に満ち溢れるような存在感があるため、「誇り」という花言葉が見事に当てはまっているといえます。

オニユリの花言葉

「オニユリ」は、インパクトがあり、百合の(ユリ)の種類の中でも、ゴージャスな花で、華やかです。オレンジ色に黒の斑点がある「オニユリ」は、見た目の存在感もすごいですが、その名前もやはりかなりのインパクトがありますね。そんな「オニユリ」には、たくさんの花言葉があります。「オニユリ」の花言葉は、「賢者」・「富と誇り」・「陽気」・「愉快」・「華麗」です。存在感抜群な、「オニユリ」の見た目にぴったりな、素晴らしい花言葉ばかりです。ポジティブな花言葉しかないため、贈り物にもよい百合(ユリ)の種類と言えるでしょう。

テッポウユリの花言葉

清楚な上品な百合(ユリ)のイメージに一番しっくりくるのが、「テッポウユリ」ではないでしょうか?「テッポウユリ」は、白百合(ユリ)の代表です。恥ずかしそうに佇んでいるような「テッポウユリ」の姿は、まさに清純な印象です。「テッポウユリ」の花言葉は、「純潔」・「甘美」・「威厳」です。うっとりするようなピュアな美しさのある「テッポウユリ」は、「純潔」という花言葉もあるため、ウェディングにも人気の百合(ユリ)です。「甘美」という花言葉は、百合(ユリ)全般の花言葉にはなく、「テッポウユリ」のみの花言葉です。花言葉の「威厳」も、白くて美しい「テッポウユリ」のイメージにぴったり当てはまります。

クルマユリの花言葉

くるっとカールした花びらが特徴の「クルマユリ」。下向きに花を咲かせる「クルマユリ」ですが、花びらが上向きにカールしているため、一般的な百合(ユリ)とは、少し違った雰囲気の種類です。個性的な百合(ユリ)の花の種類ですね。そんな「クルマユリ」の花言葉は、「純潔」・「多才な人」です。百合(ユリ)の花全般の花言葉でもある「純潔」は、他の種類の百合(ユリ)にも多く花言葉につけられていますが、「多才な人」という花言葉は、「クルマユリ」だけです。「クルマユリ」の個性的で、器用にも見える外観から、「多才な人」という花言葉がつけられたのかもしれません。

ササユリの花言葉

遠くから見ると、白い百合(ユリ)に見えますが、よく見ると、薄いほのかなピンク色をしている、とても可愛らしい百合(ユリ)の種類です。花びらがくるりとカールしており、さらに可愛さをアップさせています。極細の茎と、大きな存在感のある花のコントラストも美しいですね。「ササユリ」の花言葉は、「清浄」・「上品」です。「ササユリ」のほのかなピンク色は、恥ずかしそうに頬を赤らめているようにも見えます。汚れがなく、上品な花という意味を上手に表している花言葉です。

カノコユリの花言葉

ピンクの百合(ユリ)の種類といえば、「カノコユリ」ですね。「カノコユリ」は、とてもキュートで可愛らしい百合(ユリ)です。「カノコユリ」は、花の形も特徴的で、かなりインパクトのある百合(ユリ)であるといえるでしょう。「カノコユリ」の花言葉は、「慈悲深さ」・「上品」・「親思い」です。「上品」という花言葉は、百合(ユリ)の花言葉に多いですが、「慈悲深さ」や「親思い」という花言葉は珍しいですね。「親思い」という花言葉があるため、両親へ感謝の気持ちを込めて「カノコユリ」を贈るのもおすすめです。

スカシユリの花言葉

「スカシユリ」は、花の付け根の部分が細くて、隙間が見え、透けて見えるため、その名前がつけられました。上向きに咲く「スカシユリ」は、形がとても美しいですね。色が透けるような感じも、透明感があってとても素敵です。「スカシユリ」の花言葉は、「注目を浴びる」・「飾らぬ美」です。「スカシユリ」のあまりの美しさに「注目を浴びる」という花言葉はぴったりです。「飾らぬ美」も、清純な美しさのある「スカシユリ」を見事に表現している花言葉です。シンプルな百合(ユリ)の花の美しさを楽しめる種類です。

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百合(ユリ)の花言葉を覚えておこう

百合(ユリ)の花言葉を色別や、種類別に紹介しました。百合(ユリ)の花言葉には、「純粋」・「無垢」など、素敵なものが多い反面、百合(ユリ)の色によっては、「呪い」や「復讐」、「憎悪」といった怖い意味をもつ花言葉もあります。百合(ユリ)の花は、とても美しいため、プレゼントや贈り物にも最適ですが、色によっては、さまざまな花言葉があるため、しっかりと花言葉をチェックしてから、贈るようにしましょう。

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