パルクールの死亡事故多数!失敗は日本や中国でも起きている!?
パルクールは、身体能力を引き出し追求する方法として世界各地で人気です。しかしパルクールは、死亡事故や失敗も多発しており、大変危険です。死亡事故は世界各地で発生しており、失敗は日本や中国でも起きています。今回はパルクールの死亡事故や危険性についてまとめます。
目次
パルクールとは?
2019パルクールW杯 日本代表
— パルクールの30秒動画 (@parkour_youtube) April 11, 2019
ZENさんの最速で壁を登る方法だそうです。
これはすごすぎ😎#パルクール pic.twitter.com/zQUvyPVVEw
パルクールとは、走る、飛ぶ、登るといった移動することに重点をおく動作によって、心身を鍛える運動方法のことです。元々は、フランスの軍事訓練から生まれました。障害物のあるコースを自身の身体能力だけを頼りにスムーズに、スピーディーに通り抜けるため、移動する場所にある壁や地形を活かして飛び移ったり、飛び降りたり、さらには回転して受け身をとったりする動作も繰り返されます。パルクールは、世界中で実にさまざまなスタイルで実践されています。日本や中国などアジア圏でも人気となっています。
ぜひ音を聞いてみて
— 木本登史(パルクールアスリート) (@tkafumi) April 16, 2019
自分が気を付けているつもりでも、大人が走り回って飛び回ってたら周りの人は不安よね。
だから人がいる場所でパルクールをする時は声をかけるようにしてる。
大人も子どもも自由に遊べる場所は自分で作れるらしいです。
こんな応援までしてくれて、みんなハッピーな1日でした pic.twitter.com/vax6CubHxS
パルクールは、単なるスポーツとしてのみならず、トレーニングメソッドやアート、パフォーマンス、ライフスタイル、あえては哲学にまで、捉え方がさまざまです。パルクールの実践者たちは、移動の動作の練習のなかで、身体の機能性や、バランス力、体力、空間認識力、コントロールなどを磨いていきます。パルクールでは、身体のみではなく、精神も鍛えることができるため、パルクールトレーニングを通じ、精神的な限界を理解したうえで、限界をどのように克服していくのかを追求します。パルクールを実践することにより、どんな環境であっても、自由に機能的に動作できる能力を身に付けることができるのです。
パルクールの実践場所は、一般的にスポットといわれる身近な環境を利用します。パルクールを実践するスポットに、条件は一切ありません。街の中や、公園、森林の中、岩場など、どのような環境であっても、そこがスポットになります。パルクール専用の公園やジムなど、パルクールの練習ができる施設も世界各地で増加しています。日本国内においては、法律や条例を守りながら、公園や運動施設などで日々パルクールの練習を行なっています。
パルクールは死亡する可能性も!
テレビのコマーシャルや、ドラマ、映画などで、パルクール実践者がビルの屋上から屋上に飛び移ったり、高い場所にぶら下がったりといった映像が多く使用されていますが、このような死亡事故が発生する恐れのあるパルクールは、あくまで特別なものです。撮影許可などを得たうえで、プロ級のパルクール実践者がパフォーマンス的に行なっているもので、一般的なパルクールとは違います。死亡事故と隣り合わせな危険な行動こそがパルクールだと勘違いしている人も多いようですが、日常的なパルクールは、極めて安全性の高いもので、危険なことなど一切ありません。
パルクールは、アクションスポーツやエクストリームスポーツではなく、危険を回避しながら、より安全に実践を行うための身体・精神トレーニング、また、自分の限界を知ることによってリスクコントロールを学ぶというのが、真の目的なのです。しかし残念ながら、パラクールによる死亡事故が多発しており、失敗動画の投稿も増えてきています。自分の行動をパラクールと言っているものの、実際は、パラクールではない危険行動がほとんどなのです。
日本国内でも、パラクールの事故や失敗は多発しており、世界各国で死亡事故も増えています。今回は、死亡事故の多発するパラクールの危険な動画や、実際に発生したパラクールの死亡事故や失敗動画についてまとめます。とても危険な行動で、死亡事故に繋がるものばかりなので、絶対に真似しないようにしてください!

パルクール並みに死亡事故が多い危険な場所での自撮り
実際にはパラクールではないのですが、世界的に死亡事故に繋がるような危険な行動をすることがパルクールだと思っている人が多くいます。なかには、危険な場所に自ら行き、そこで自撮り(セルフィー)するという行動を行う人があとを立ちません。自撮り(セルフィー)による事故は、高いところや、立ち入り禁止の場所などで撮影されたものがほとんどとなっています。このような場所で自撮り(セルフィー)することは、死亡事故に繋がる可能性が非常に高く、大変危険です!
セルフィースティックを使って、香港の有名な超高層ビルである「ザ・センター」の屋上よりもさらに上の頂点に登って、自撮りした動画です。友人たちとビルの頂点から一緒に自撮り(セルフィー)しています。動画を見ているだけでも、足元がすくむほどで、かなり危険な行為であることが理解できるでしょう。自撮り(セルフィー)では、幸いにも死亡事故は発生しませんでしたが、一歩間違えれば、死亡してしまう行為です。パルクールではありませんが、危険な場所での自撮りはパルクールと同じくらい死亡事故が発生しているのです。
ヨーロッパで一番高いと言われている煙突に登って、その上から自撮り(セルフィー)しているカップルの動画です。おそらくここも、本来は立ち入り禁止区域のはずです。頂上に登ることだけでも大変危険ですが、そこで自撮り(セルフィー)しているなんて、信じられませんね!パルクールではありませんが、you tubeで、「Parkour selfie」(パルクールセルフィー)として、たくさんの危険な動画がアップされています。こちらも死亡事故には至っていませんが、明らかに危険な行為です。
こちらの動画は、ビルの頂上に登って、自撮り(セルフィー)しようとした女子高生が、失敗しビルから落ちてしまいました。幸い死亡事故には至らなかったようですが、死亡事故に繋がるような行動です。危険な場所に行くことは、パルクールではありません。危険な場所に立ち入り、自撮り(セルフィー)して、みんなに自慢したいだけのことでしょう。

パルクール死亡事故・失敗<アメリカ>
パルクールは、アメリカでも大人気です。アメリカでパラクールによる死亡事故は見当たりませんでしたが、失敗動画はたくさんアップされています。アメリカは、パルクールの練習ができるパルクールパールがある場所も案外多くあります。アメリカでもパルクールが盛んなのは、ロサンゼルスのようですね。アメリカでのパルクールの死亡事故は公にはなっていませんが、パルクール失敗など、危険な動画は多くあるので、それらの中からいくつか紹介します。とても危険なので、絶対に真似しないでくださいね。
パルクールは、安全を考えて行わないと、かなり危険です。自分の身体能力を過信しすぎると、パルクールに失敗することが多いようです。危険なパルクールの失敗は、一歩間違えると死亡事故を引き起こしてしまいます。パラクールの失敗は、死亡事故にはならなくても、大怪我をしてしまうことがほとんどです。これだけパルクールに失敗する人が多くいるということも知っておくべきでしょう。
死亡事故にはならなくとも、パラクールに失敗すると大変危険で痛い目に合います。すぐに完治するくらいの怪我であれば良いのですが、最悪の場合、身体が不自由になることもあります。パルクール上級者は、身体的にも精神的にもかなり鍛えています。無理をせずに比較的安全なパルクールを楽しむことをおすすめします。
パルクールの失敗動画は、思わず笑ってしまうような、本当にマンガのようなものもたくさんあります。しかし、パルクールの失敗は、大変危険で死亡事故にはならなくても、大怪我を負ってしまいます。案外簡単そうに見えるパルクールの動作も、実際はかなり何度が高く、難しいものがほとんどです。安易な気持ちで、パルクールの真似をするようなことはやめましょう。

パルクール死亡事故・失敗<ロシア>
【パルクール】ロシアの青年がマジキチすぎる【閲覧注意】 : ハムスター速報 https://t.co/GOC3higCJ8 @hamusoku
— ハム速 (@hamusoku) March 15, 2017
世界中で人気のパルクールですが、中でもロシアはとくにパルクールをやっている人が多く、Youtubeの動画にもたくさんアップされています。最近ロシアでは、危険な場所や、危険なポーズでの自撮り(セルフィー)での死亡事故が頻発しており、政府が国民に安全なポーズで自撮り(セルフィー)するように呼びかけまで行なっていました。ロシアでは、若者を中心に危険な行為がかなり流行しているようです。
【ビデオクラブ】 自分の身一つで街中を動き回る #スポーツ 「#パルクール 」の恐怖 #ビックリ 画像https://t.co/XHzJCtgsve#ロシア pic.twitter.com/OPNQP9ioyE
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) August 12, 2016
ロシアでは、実際にパルクールで死亡事故が発生してしまっています。パルクールで死亡事故が発生したのは、2013年でした。ロシアのサンクトペテルブルグで、パルクール愛好家が16階建のビルの淵ぎわギリギリのところで、前転しようとしてそのまま転落してしまったようです。このパルクール愛好家の友人によると、前転に失敗したのは、負っていた足のケガが原因だとのことです。
ロシアの20歳のチェス名人もパルクール愛好家でした。ロシアのチェスのグランドマスターのユリ・エリセーエフさんは、モスクワ市内の集合住宅の12階から転落して死亡しています。ユリ・エリセーエフさんは、パルクールの練習として、隣の家のバルコニーに移動する途中に、手すりの上でバランスを崩してしまい、転落してしまったのです。このようにロシアでは、実際にパルクールによる死亡事故が発生しています。それにも関わらず、ロシアでは死亡事故に繋がるような危険なパルクールを行う人が後を絶ちません。
ロシア人のパルクールが危険すぎるというのは、世界でも有名なようです。死亡事故が発生しても、危険なパルクールを続ける若者は一向に減らないようです。常識では考えられないようなパルクールをロシアの若者たちは挑戦続けています。どのパルクールも、大事故に繋がりかねない危険なものばかりです。繰り返しになりますが、絶対にマネなどしないようにしてくださいね。
過激なパルクールは、とてもクールでかっこいいですが、ビルからビルへ飛び移るようなパルクールは、死亡事故になる可能性大です。かっこいいと思って、安易な気持ちで危険なパルクールを真似るような行為は絶対に避けてください。

パルクール死亡事故・失敗<日本>
日本人パルクールパフォーマー
パルクールは、日本でも大人気です。日本国内でもパルクールの専用パークがオープンするほどその人気は高まっています。日本で、パルクール死亡事故の報道や情報は、見当たりませんでしたが、やはり日本でも死亡事故に繋がってしまいそうな危険なパルクールを行う人は多くいるようです。日本でパルクールの人気を広めたのは、全米パルクールチャンピオンにも輝いた、ZENさんでしょう。三代目J Soul Brothersのミュージックビデオに出演したことをきっかけに、パルクールが日本でも注目されるようになりました。
日本ならではといった感じの、忍者に扮してパルクールを実践するパラクール忍者も人気です。パルクール忍者は、日本国内だけではなく、海外のパルクール愛好家からも大変人気が高いようです。しかし、パルクール忍者の動画も、かなり危険なものばかりです。日本でパルクール死亡事故が発生しないことを願います。
日本でも、死亡事故に繋がりそうな危険なパルクールを街中で実践している人も多くいるようです。パルクールは、危険と隣り合わせだからかっこいいと思う人もいるかもしれませんが、死亡してしまったらどうしようもありません。日本でパルクールを楽しむ際は、法律を守って、安全な場所で行うようにしてくださいね。

パルクール死亡事故・失敗<中国>
パルクールは、アジアでも人気です。残念ながら、中国ではパルクールによる死亡事故が発生しています。厳密には、パルクールとは異なるのですが、命綱などをまったくつけずに危険なパフォーマンスを行ったり、ビルの屋上や屋根の上などの高所を歩いたり走ったりする「ルーファー」と呼ばれる愛好家である中国人男性Wu Yongningさんが、危険な行為により死亡しました。
62階建てのビルの屋上にぶら下がって、懸垂を行うという行為を実践後、屋根に戻ることができず、そのまま落下して死亡したのです。このチャレンジは成功すると150万年の賞金がもらえるということで、中国国内ではネットを通じてたくさんの人が見ていたようです。中国だけではなく、世界中で大きなニュースとして伝えられました。中国人男性Wu Yongningさんは、中国でユーチューバーのような存在で、有名だったようです。
Wu Yongningさんが、この危険なチャレンジを行ったのは2017年11月8日でした。結果死亡事故となってしまった場所は、中国湖南省長沙にある「Huayuan International Centre」でした。グランドハイアットホテルが入っているビルとしても有名です。このビルは、一般に公開されているのは、44階までとなっているため、通常は最上階の62階に一般の人が行くことはできません。どのようにして、Wu Yongningさんが、最上階まで登ったのかは不明とのことです。
中国で、パルクールを実践し、動画配信などをしている人はそこまで多くないようです。パルクールではないですが、中国で高い場所などで危険な行為を行う人物として、死亡した中国人男性Wu Yongningは、かなり有名だったようです。Wu Yongningさんは、26歳という若さで命を落としてしまいました。中国でも、危険な行為にチャレンジする人は少なからずいます。中国で今後このような死亡事故が発生しないことを祈りましょう。

パルクールは死亡事故多発で危険!
今回は、死亡事故も多発しており、危険なパルクールについてまとめました。パルクールは、本来は危険な行為をするというものではありません。しっかりとパルクールの意図を理解してから、チャレンジするようにしましょう。パルクールは、正しく安全に行えば、身体も心も鍛えられるトレーニングです。高所など、危険な場所でのパルクールは、死亡事故に繋がるため、危険です。安全が確保される場所で、パルクールを楽しんでくださいね。
