サイコパスな人は目つきでわかる?特徴や見分け方・顔つきなどをご紹介
サイコパスは身近に潜んでいます。サイコパスかどうかを見分けるのは難しいのですが、目つきや顔つきにも特徴があります。今回は、サイコパスの特徴や見分け方についてまとめます。サイコパスの目つきや顔つきがどのようなものなのか知っておきましょう。
サイコパスって何?
サイコパスは、日本語でいうと「精神病質者」といい、反社会的な面のある人格障害者のことです。「反社会性パーソナリティー障害」とも言われています。人とのコミュニケーションに支障がある「パーソナリティー障害」の一種です。サイコパスは、普通の人とは考え方や行動がかなり違います。サイコパスは、良心が欠如していて、共感することができないということが、大きな特徴です。共感することができないため、罪悪感や責任感もまったくありません。非常に自己中心的で、自分の目的のためであれば、手段を選びません。サイコパスは、無慈悲であり、冷酷、結果至上主義ということも独特の特徴です。
サイコパスはシリアルキラー?
映画やTVドラマ、小説やアニメの影響もあり、サイコパスというと、シリアルキラーというイメージが定着してしまっておりますが、このような凶悪な犯罪を起こすサイコパスはごく一部です。世界的に有名なシリアルキラーや凶悪犯の多くは、サイコパスであることも事実ですが、大多数のサイコパスは、社会に溶け込み、普通の生活を送っているのです。サイコパスの割合は、男性が約3%、女性が約1%と言われています。日本の人口で見ると、なんと150万人もサイコパスがいるということになるのです。
すべてのサイコパスが、凶悪犯罪を犯すというわけではありませんが、やはりサイコパスが身近にいると、身体的にも精神的にも大きなダメージを受けてしまいます。サイコパスは、嘘をつき、人を騙し、他人をコントロールする能力が優れているため、仕事で良い結果を出し、成功している者も多いのです。サイコパスは、職場にいることが多く、サイコパスの同僚や上司に遭遇したことがあるという人は、かなり多いようです。サイコパス=シリアルキラーではなく、身近に潜んでいるということもしっかりと理解しておきましょう。
サイコパスになる原因とは
サイコパスの原因は、現時点でもはっきりとしたことはわかっていません。サイコパスは先天性のものもあれば、後天性のものもあります。サイコパスの脳は、普通の人とは構造自体が異なっていることがわかっており、この脳の障害により、感情や良心の欠如や、共感性がないといった症状が発生してしまうのではないかと考えられています。また、サイコパスのDNAは、染色体に異常が見られるということもわかっています。
一方でサイコパスは、家庭環境などが原因の後天性が半数くらいです。子どもの頃に親に精神的・肉体的な虐待を受けていた場合や、過剰な過保護、育児放棄されたことが原因で、それらがトラウマとなり、サイコパスになってしまうケースが多いようです。凶悪犯罪者の多くは、劣悪な家庭環境で育っていることもわかっています。サイコパスになる原因は、まだまだわからないことが多いため、サイコパスの確実な治療方法も確立していません。
ソシオパスとは?
サイコパスと同じくらい耳にすることが多いのが、ソシオパスです。サイコパスもソシオパスも、どちらも恐ろしいというイメージがありますが、よく混同されるサイコパスとソシオパスには、何か違いがあるのでしょうか?サイコパス・ソシオパスともに、反社会的な人格を持つ者のことです。どちらも、パーソナリティー障害の中の「反社会性パーソナリティー障害」ということになります。サイコパス・ソシオパスという言葉は、大衆向けの心理用語として一般的に使用されることが多いようです。サイコパスとソシオパスの違いは、明確にはされていませんが、大まかな違いはあります。
一般的にソシオパスは、先天性ではなく、後天性が多いと言われています。幼少期に、ひどい虐待を受けたことが原因で、ソシオパスになってしまうケースがほとんどです。ソシオパスは、サイコパスと同じで、他者に共感することや、心を通わせることはありませんが、自分が仲間であると認識した一部の人に対しては、愛情を持つこともあるようです。
また、サイコパスは、共感性や良心はありませんが、社交性が高く、自分の利益のためであれば、表面的にやさしい人を演じたり、魅力的に振るまったりすることができるため、社会にうまく溶け込むことができるのですが、ソシオパスは、いわゆる普通の生活を営むことは難しいと言われています。サイコパスは、狡猾であることが特徴なので、綿密に計画してウソがバレないように工作することが多いですが、ソシオパスは、衝動的な行動が多く、犯罪行為などはすぐにバレることが多いです。
サイコパスが起こした事件
サイコパスが起こした事件は、世界中にたくさんあります。シリアルキラー(連続殺人犯)のほとんどは、サイコパスであることもわかっています。シリアルキラーというと、海外の事件というイメージが強いのですが、日本でもサイコパスが起こした凶悪な事件は、たくさんあります。サイコパスが起こす凶悪事件は、未成年者が犯人であることも少なくありません。「神戸連続児童殺傷事件」、「佐世保女子高生殺害事件」は、どちらも犯人が、未成年ということで、日本中にショックを与えました。これらの事件の未成年の犯人は、幼少時代から、動物を殺したり、解剖したりといった反社会的な問題行動が見られており、サイコパスであることは間違いありません。
サイコパスの特徴である、人を巧みに操ることで、恐怖により他人を支配し、家族同士を殺害させるように仕向けた事件が「北九州監禁殺人事件」です。犯人は、マインドコントロールにより、徹底して支配して、自分の手を汚すことなく、他人を利用して連続殺人を行なっていました。海外のサイコパスによる連続殺人事件は、52人を殺害した「アンドレイ・チカチーロ」や、33人を殺害した「ジョン・ゲイシー」など、大量殺人を犯した事件がたくさんあります。凶悪事件の犯人たちは、サイコパスであるため、罪悪感がなく、他人を傷つけることをなんとも思っていないのです。やはりサイコパスは、社会的な脅威なのです。

サイコパスの特徴
それではまず、サイコパスの具体的な特徴を紹介します。サイコパスには、目つきや顔つきにも特徴がありますが、性格や行動には、サイコパスにしかない、特異なものが数多くあります。サイコパスの特徴をしっかりと把握して、当てはまる特徴がある人には、近づかないようにしてください。サイコパスに関わっていいことなどはひとつもなく、ダメージを受けるというマイナスな要素しかありません!
サイコパスの特徴①:良心の異常なまでの欠如
「良心」の欠如は、サイコパスの最大の特徴
— サイコパスラボ🧠🔬 (@psychopathy18) May 22, 2019
サイコパスの特徴①は、良心の異常なまでの欠如です。サイコパスには、良心というものがありません。これは一般の人との違いの最大の特徴と言えるでしょう。サイコパスには良心がないため、嘘をついたり、人を騙したりすることが悪いことだと認識することができないのです。良心がないというのは、非常に恐ろしことです。サイコパスに、凶悪事件の犯罪者が多いのは、このサイコパスの特徴が理由とも言えます。殺人が悪いことだと思っていないのは、一般の人からすれば、恐怖でしかありません。
サイコパスの特徴②:他人に冷酷で共感しない

サイコパスの特徴②は、他人に冷酷で共感しないことです。サイコパスは、他人と心を通わせることができません。他の人の気持ちがまったく理解できないのです。そのため、非常に冷淡で、傷つけるようなひどいことも頻繁に口にします。一般人は、楽しいことや悲しいことなどを他者と共感することができますが、サイコパスは、共感することができないため、他人のことをなんとも思わず、また、自分が他人からどのように思われようが、気にしません。しかし、嬉しいことや悲しいことの概念自体は理解しているため、心の中では共感していなくても、表面的に共感しているフリをしていることも多いのです。
サイコパスの特徴③:平気で慢性的に嘘をつく

サイコパスの特徴③は、平気で慢性的にウソをつくことです。嘘をつくのも、サイコパスの大きな特徴のひとつです。サイコパスは、自分をよく見せるためのウソや、人を信頼させてコントロールするためのウソを平然とつきます。サイコパスには、良心というものがないため、ウソをついてもなんとも思わないのです。すぐにバレるような小さなウソから、綿密に計画して考えた大きなウソまで、ありとあらゆるウソをつきます。また、サイコパスは、ウソがバレたときも、冷静な態度で、さらにウソを重ねます。3回以上ウソをついていることが判明したら、サイコパスである可能性が高いと言えます。
サイコパスの特徴④:無責任である
【サイコパスの特徴】
— 秘密のたからばこ クレーマーをブロック (@blockclaimer) May 24, 2019
・口が達者で表面上は魅力的
・無責任な言動
・責められると逆ギレする
・平然と繰り返し嘘をつく
秘密のたからばこモンスタークレーマーの言動そのものです…pic.twitter.com/owEwER7bnX
サイコパスの特徴④は、無責任であることです。サイコパスは、自分の行動に一切責任をとることができません。サイコパスは、衝動的に行動することも多く、そのため、自分の行動に対して責任をとることができないのです。まったく責任が取れないのに、プロポーズしたり、支払いできないような高価なモノを衝動的に購入したりします。サイコパスは無責任であることから、結婚歴や離婚歴の回数が異常に多い人が多いのも特徴です。無責任だと責められても、なんとも思わないため、なんどもなんども無責任な行動をとるのです。
サイコパスの特徴⑤:罪悪感がない

サイコパスの特徴⑤は、罪悪感がないことです。罪悪感がないということも、サイコパスの恐ろしい特徴です。罪悪感がないため、サイコパスは、平気でウソをついたり、人を騙したり、最悪なケースになると、殺人を犯したりするのです。良心が欠如していることも、罪悪感がないことに大きく関係しているといえるでしょう。サイコパスには、罪悪感がないため、凶悪な犯罪を犯しても、反省するようなことが一切ありません。
サイコパスの特徴⑥:自己中心的である

サイコパスの特徴⑥は、自己中心的であることです。サイコパスは、自分のことしか考えていません。そのため、自分の利益のためであれば、手段を選びません。他人と共感することができないので、自分のことしか考えられないのでしょう。自分のためであれば、人を蹴落としたり、陥れたりすることも躊躇なくやります。他人にはまったく興味がないサイコパスですが、自分のことは大好きであるため、ナルシストが多いのも特徴です。異常なほど自己中心的で利己的な面がある人は、サイコパスではないかと疑ってみたほうがよいでしょう。
サイコパスの特徴⑦:口が達者で魅力的
サイコパスの特徴⑦は、口が達者で魅力的であることです。サイコパスは、社交的で、初対面の人とでも、物怖じせず、堂々と振舞うことができるため、魅力的に映ることも多いようです。サイコパスは、人と気持ちを通わせることはできませんが、どのように振る舞えば、相手が喜ぶかなどといった、状況を即時に把握する能力に長けているのです。会話が上手で、喜ぶようなことも言えるため、異性にとっても魅力的な存在となることも少なくありません。すべて、サイコパスは、自己利益のためだけにやっている、偽りの姿であるということを、いち早く見分けることがポイントになるのです。
サイコパスの特徴⑧:結果至上主義者である
サイコパスの特徴⑧は、結果至上主義者であることです。サイコパスは、結果至上主義者であるため、自分の目的のためであれば、どんなことだってやります。人を騙したり、利用したりして、結果を残そうとします。そのため、サイコパスは、仕事で成功する者が多いのです。結果至上主義者であるため、サイコパスは、経営者に多い傾向にあります。結果を出すことは、素晴らしいことですが、その手段ややり方が、極めて悪質で狡猾であることが、サイコパスの特徴です。
サイコパスの特徴⑨:他者を支配したがる
サイコパスの特徴⑨は、他者を支配したがることです。他人をコントロールし、操る能力が高いのも、サイコパスの特徴です。自分の利益に働くように、他人を支配して、自分の思い通りに利用するのです。サイコパスは、口がうまく、なんのためらいもなくウソをつくことができるため、他人を信頼させて、支配するのは簡単なことなのです。犯罪者のサイコパスは、マインドコントロールによって、完全に支配することも多いです。職場などでは、支配することが、人をうまくまとめることができる能力と判断され、昇進したり、成功したりするサイコパスもたくさんいます。
サイコパスの特徴➉:退屈しやすい
サイコパスの特徴➉は、退屈しやすいことです。サイコパスは、刺激のない状況を嫌い、すぐに退屈してしまいます。自分の欲求を満たすために、スリルを求めるような行動が多いのも特徴です。危険な行動をとったり、スリルを追求したりします。一般の人であれば、リスクを考えて、なかなかできないようなことも、サイコパスは、平然とやってのけるため、仕事やビジネスの面では、有利になることも多いようです。サイコパスは、退屈しやすいため、同じ作業を繰り返す仕事や、デスクにずっと座って行う事務作業などが苦手な傾向にあります。

サイコパスの見分け方
サイコパスは、表面上はいい人を演じており、魅力的に見えることも多く、見分け方はなかなか難しいです。しかし、サイコパスには、一般の人とは、明らかに異なる特性がたくさんあるため、それらがふとした行動や言動に表れることは必ずあります。サイコパスの見分け方のポイントを紹介しますので、もしかするとサイコパスかもしれないと想う人がいれば、見分け方と比較してみてください。
サイコパスの見分け方①:自慢話が多い
サイコパスの見分け方①は、自慢話が多いかどうかです。サイコパスは、口が達者で、自分をよく見せようとするため、やたらと自慢話をします。もちろん、サイコパスの自慢話は、すべてウソです。サイコパスは、自分のことしか考えていないため、自慢話によって、他人を信頼させ、安心させてから支配し、利用しようと考えているのです。
うまくできすぎた話が多かったり、にわかには信じられないような話ばかりするようだったりする場合は、サイコパスである可能性が高いです。サイコパスは、自分は他人よりも優秀だと考えているため、人をバカにしたような自慢話をすることも多いです。会話での自慢話はもちろん、SNSでも自慢話が多いかどうかも見分け方の参考にしてみてください。
サイコパスの見分け方②:利益誘導してくる
サイコパスの見分け方②は、利益誘導してくることです。サイコパスは、人間は損得でしか左右されないと考えているため、他人を利益誘導することが多いのも特徴。他人を操るために、甘い言葉で誘ったり、「エサ」となるようなものやことで釣ったりします。「○○すれば、絶対得だよ」など、損得に関わることばかり言ってないかという見分け方も、日常生活でしっかりとチェックしてみてください。
サイコパスの見分け方③:スキをついて攻めてくる
サイコパスの見分け方③は、スキをついて攻めてくることです。サイコパスは、人が弱みを吐露することを待ち構えています。ちょっとでも弱みを見せると、スキをついてきて、攻めてきます。「今の言葉、おかしくない?」など、矛盾点やミスがあれば、即座に突いてきます。普段から、揚げ足を取るようなことが多いかどうかも、見分け方のポイントです。サイコパスは、スキをついて、常に自分の支配下に置くことができるようにと、働きかけているのです。やたらとスキをついてくるような人は、要注意です。
サイコパスの見分け方④:ウソがバレても平気な顔
サイコパスの見分け方④は、ウソがバレても平気な顔をしていることです。サイコパスは、罪悪感や良心がまったくないため、ウソがバレたとしても、非常に冷静で、平気な顔をします。ウソがバレても、「え、全然知りませんけど」と冷静に答えます。自分をよく見せるためのウソを多くついていることが多く、ウソがバレることも多いはずです。ウソがバレたときの対応は、サイコパスの簡単な見分け方です。ドギマギと動揺する様子もなく、淡々としていれば、サイコパスである可能性が非常に高いと言えます。
サイコパスの見分け方⑤:相手の気持ちに鈍感
サイコパスの見分け方⑤は、相手の気持ちに鈍感であることです。サイコパスには、共感性がないため、相手も気持ちがわかりません。しかし、サイコパスは、相手も気持ちがわかったような演技をすることも多く、見分け方が非常に難しいのです。自分が相手を傷つけてもなんとも思いません。普通の人であれば、自分が相手を傷つけたかもしれないと感じたら、気にかけたり、謝ったりしますが、サイコパスにはこのような言動はありません。サイコパスの本性は、ふとしたときに出ます。非常に冷たい態度が多いかどうかも、見分け方のコツです。「だから何なの」などと言った、相手をまったく気遣わないような発言が多くないか、チェックしてみてください。
サイコパスの見分け方⑥:社会不信的な発言
サイコパスの見分け方⑥は、社会不信的な発言をすることです。サイコパスは、表面上は、やさしく、愛想のいい人を演じていることが多く、人から好印象を持たれることが多い反面、突然信じられないような、冷めた発言や、反社会的な発言をポロリと言うことがあります。周囲が、ドン引きしてしまうようなことを言っても、サイコパス自身は、変なことを言ってしまったと感じることはありません。いつもいい人なのに、エゴイスト的な面が見えたり、ひどい発言を言ったりしていないかも、見分け方のひとつです。普段いい人こそ、この見分け方に力を注いでみてください。

サイコパスの目つきや顔つき
サイコパスの目つきや顔つきにも特徴がある!
サイコパスの特徴や、見分け方について説明してきましたが、サイコパスは、目つきや顔つきにも独特の特徴があります。目つきや顔つきなら、パッとみてわかるため、簡単に見分けることができるのではないでしょうか?サイコパスの目つきや顔つきの特徴を紹介します。サイコパスの特徴に当てはまるかどうか、要注意人物の目つきや顔つきをチェックしてみてください。
サイコパスの目つきや顔つき①:活力がない目をしている

サイコパスの目つきや顔つき①は、活力がない目をしていることです。サイコパスは、意外にもうつろな目をしている人が多いのです。どこか焦点が定まっていないような、とろんとした目つきをしているのが特徴です。サイコパスは、無責任であると言う特徴がありますが、この無責任さが、目つきにも表れているのです。表面上は、魅力的に見えるサイコパスですが、目つきをよく観察してみると、活力がなく、うつろな目をしていることがわかります。この目つきも見分け方のポイントになります。
サイコパスの目つきや顔つき②:瞳孔が開いている

サイコパスの目つきや顔つき②は、瞳孔が開いていることです。サイコパスの目つきには、活力がないと述べましたが、活力のない目の瞳孔は、開いているのが特徴です。一般的に瞳孔が開くのは、興奮状態であるときです。サイコパスは、常に興奮状態にあることが多く、瞳孔が開いているのです。瞳孔が開いているため、うつろで、とろんとした目つきをしているにも関わらず、目が赤く充血しているということも多いです。サイコパスの目つきには、特徴があるので、バレないように目つきを観察してみるとよいでしょう。
サイコパスの目つき・顔つき③:無表情

サイコパスの目つき・顔つき③は、無表情な顔つきであることです。サイコパスは、社交的で、笑顔が多いのも特徴ですが、ふとしたときに見ると、感情がまったく顔に表れておらず、ポーカーフェイスであることが多いのです。サイコパスは、常に人を利用しようと考えており、自分のその考えを他人にバレないようにするため、なるべく表情を顔に出さないようにしているのです。サイコパスの顔つきは、感情がわかりにくいのも大きな特徴です。
サイコパスの目つき・顔つき④:口元しか感情が見えない

サイコパスの目つき・顔つき④は、口元しか感情が見えないことです。これもサイコパスの顔つきの大きな特徴です。サイコパスは、社交的であるため、笑顔で接してくることも多いのですが、目つきをよく見ると、目は笑っておらず、口だけ笑っていると言う、かなり違和感のある顔つきになっていることに気づきます。どんなに笑顔でも、目は一切笑っておらず、口元だけで、必死に笑顔を作ろうとしているのです。そもそもサイコパスには、うれしいという感情がないため、心から笑顔を作ることは不可能なのです。喜んでいるときも、悲しんでいるときも、サイコパスは、すべて演技です。目つきをよく見ると、無表情で、口だけでなとか表現しようとしていることがわかります。かなり不自然な顔つきなので、笑顔に違和感がある人にも注意してください。
サイコパスの目つき・顔つき⑤:うつろな表情が多い

サイコパスの目つき・顔つき⑤は、うつろな表情が多いことです。サイコパスは、目つきがうつろであると述べましたが、顔全体の表情も、うつろであることが多いのです。目つきがとろんとして、やさしそうな顔つきにも見えます。凶暴性の高いサイコパスほど、うつろな目つきや顔つきをしていることが多いため、注意してください。
サイコパスの目つき・顔つき⑥:顔の横幅が広い

サイコパスの目つき・顔つき⑥は、顔の横幅が広いことです。顔の横幅が広い顔つきの人は、男性的な顔つきをしています。サイコパスの攻撃性の高さは、男性ホルモンであるテストステロンが関係していると考えられています。そのため、サイコパスは、性別関係なく、男性ホルモンの分泌が普通の人よりも高い傾向にあります。そのため、顔つきも、男性的になるのです。顔の輪郭がガッチリしており、顔の横幅が広い人物は、サイコパスの顔つきの特徴です。

サイコパスのファッション

サイコパスは、男女ともに魅力的な人が多いのも特徴です。サイコパスは、ファッションにも特徴があります。サイコパスのファッションの特徴がわかれば、見分け方もより容易になると言えるでしょう。サイコパスが好むファッション傾向をチェックしてみましょう。
ブランド品が好き

サイコパスは、自己価値の誇大性が高く、自分は他人よりも優れていると思っているため、そのような心理が、ファッションにも顕著に表れます。サイコパスは、ブランド品が好きな人が多いようです。高級ブランドのファッションが、自分にはぴったりだと思っているのです。実際、ブランド品をかっこよく着こなしているサイコパスは多く、それがまた、サイコパスをより魅力的に見せているのでしょう。
ファッションセンスが高い

サイコパスはファッションのセンスが高いという特徴もあります。サイコパスは、どうすれば自分を魅力的に見せることができるかということを知っているため、TPOに応じて、適したファッションを選びます。ファッションを含め、外見がいかに人の印象に残るかということも、サイコパスは知っているのです。そのため、サイコパスは、ファッションセンスが抜群で、おしゃれであることも多いのです。ファッションでも、センス良く着こなすことで、人を信頼させ、騙し、操ろうとしているのでしょう。

サイコパスの対処法
サイコパスが職場など身近にいた場合は、どのように対処すればよいのでしょうか?サイコパスの対処法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。サイコパスとは、可能な限り関わらないようにすることが最善策です。
サイコパスにひるまない
サイコパスは、攻撃や脅迫などによって、相手をとことん支配しようとします。会話するときも、いつも上から目線で、バカにしたような言い方をすることも多いでしょう。そんなサイコパスにひるんでしまうと、すぐにサイコパスのターゲットにされてしまい、利用されてしまいます。サイコパスには、ひるまず、屈さないようにしてください。サイコパスに弱みを見せるのもNGです。
冷静に対応する
サイコパスと会話したり、対応したりするときは、可能な限り冷静さを保ってください。冷静さを失い、感情的になってしまうと、感情によって簡単にコントロールできる人だと思われてしまいます。サイコパスと接するときは、どんな状況であっても、冷静に、論理的に進めるようにしてください。
まわりに相談する

サイコパスからの嫌がらせや攻撃があまりにひどく、自分だけで対処できそうにない場合は、周囲に相談してください。周囲を味方につけることによって、サイコパスからの攻撃がストップすることもあります。サイコパスは、自己利益しか考えていないため、この人を攻撃すると自分に不利になると判断し、あなたから遠ざかっていくはずです。

サイコパスを題材にした作品
「悪の教典」
貴志祐介の小説。魅力的で生徒からも人気の教師が、自身が犯した凶行がバレないように、学校内で、生徒や教師を次々に惨殺するというストーリー。主人公の教師は、見事にサイコパスの特徴を表現しています。身近に潜むサイコパスの恐怖を痛感できる小説です。映画化もされています。
「ハンニバル」シリーズ
サイコパスといえば、このシリーズを一番に思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?トマス・ハリスの小説。「レッドドラゴン」・「羊たちの沈黙」・「ハンニバル」・「ハンニバルライジング」は、精神科医である凶悪殺人鬼である、ハンニバル・レクターをメインとしたシリーズ作品です。ドラマ化、映画化されています。
「ナイトクローラー」
2014年公開の映画作品。良心の欠如したサイコパスのフリーカメラマン、TVディレクターが主人公のストーリー。事故・犯罪・火事などといった惨事を、ジャーナリストとして撮影するサイコパスを描いています。新しいタイプのサイコパス映画と言えるでしょう。

サイコパスは目つきや顔つきも確認してみよう!
捕まってるのにこの顔、、サイコパスや pic.twitter.com/R0sO2mpVgo
— おおの (@o_Yuki0216) May 22, 2019
サイコパスの特徴についてまとめました。サイコパスは凶悪犯だけではなく、身近に多く潜んでいます。サイコパスは、言動などの特徴だけはなく、目つきや顔つき、ファッションにも特徴があります。なかなか見分けるのが難しいサイコパスですが、特徴をしっかり理解できれば、見分けることが可能です。サイコパスとは、可能な限り関わらないようにすることが一番です。サイコパスのターゲットにされないように、しっかりと対処しましょう。
