【猿ヶ森砂丘】実は日本一の広さ!地図上の場所やおすすめの観光方法をご紹介!
猿ヶ森砂丘をご存知ですか?猿ヶ森砂丘は、日本一の広さを持つ砂丘なのですが、そのほとんどが自衛隊の敷地となっているため、観光地化されていないため有名ではありません。今回は、猿ヶ森砂丘の場所やおすすめの観光方法についてまとめます。
猿ヶ森砂丘とは
猿ヶ森砂丘と鳥取砂丘
日本の砂丘といえば、ほとんどの人が「鳥取砂丘」を思い浮かべるのではないでしょうか?日本で一番大きな砂丘は、鳥取砂丘だと思っている人も多いようです。鳥取砂丘は、観光地化されており、かなり有名ですが、実は日本一広い砂丘ではないのです。日本一広い砂丘は、鳥取県ではなく、実は青森県に存在します。では、日本一広い砂丘は、どこなのでしょうか?それが、今回ご紹介する猿ヶ森砂丘なのです。日本一広い砂丘なのに、猿ヶ森砂丘は、知らない人も多く、知名度はかなり低いのが事実です。
しかし、何度かテレビ番組などでも取り上げられたことのある、知っている人は知っている砂丘なのです。猿ヶ森砂丘は、鳥取砂丘のように観光地化されていないため、有名ではないのです。なぜ観光地化されていないのかというと、そのほとんどが自衛隊の敷地となっており、立ち入りが制限されているからなのです。日本の観光地としても有名な鳥取砂丘の総面積は、約545ヘクタールです。それに対して、猿ヶ森砂丘の総面積は、約15,000ヘクタールもあるのです。
猿ヶ森砂丘の広さは、鳥取砂丘のおよそ30倍にもなるのです。猿ヶ森砂丘が、どれほどの広さを持つのか、イメージできるのではないでしょうか?猿ヶ森砂丘の広さは、東京ドーム約300個分とも言われています。猿ヶ森砂丘は、言うまでもなく、日本最大の砂丘なのです。今回は、あまり知られていない日本最大の砂丘である、猿ヶ森砂丘について、まとめます。猿ヶ森砂丘の場所や、おすすめの観光方法などについても、画像付きで紹介します。日本一の砂丘を目にしてみたいと言う方は、ぜひ参考にしてくださいね。
そもそも砂丘とは?
砂丘とは、海や大河の岸などに、風によって吹き寄せられて、運ばれた砂が推積してできた丘状の地形のことを言います。砂丘は、乾燥した地域に多いのが特徴ですが、湿潤地域であっても、乾いた砂があり、風が強い地域であれば、海岸や広大な河原などに形成されます。日本で有名な砂丘といえば、先ほども紹介した鳥取砂丘や、利根川河畔砂丘、石狩砂丘などあります。自然の力で形成された砂丘は、神秘的な美しさがあり、魅了される人はたくさんいます。

猿ヶ森砂丘の場所
猿ヶ森砂丘の場所はどこにあるのか確認しておきましょう。猿ヶ森砂丘の場所は、青森県にある下北半島の太平洋側にある海岸に沿って存在しています。詳しい猿ヶ森砂丘の場所は、東通村の尻労(しつかり)から、東通原発にほど近い、小田野沢漁港付近までの間に広がっています。猿ヶ森砂丘は、その場所から、「下北砂丘」とも呼ばれています。
猿ヶ森砂丘の特徴は、砂浜のような形状をしていることです。鳥取砂丘のように、高く隆起した砂丘ではありません。猿ヶ森砂丘は、日本一の広さをもつ砂丘であり、砂浜が海岸に沿ってずっと続いています。猿ヶ森砂丘の幅は、およそ1キロメートルから、2キロメートルほどで、その長さは約17キロメートルにも及びます。猿ヶ森砂丘の総面積は、15,000ヘクタールで、日本最大の砂丘になります。
猿ヶ森砂丘の場所を地図で確認してみよう
日本一の砂丘である、猿ヶ森砂丘を地図で確認してみましょう。猿ヶ森砂丘の場所の住所は、青森県下北郡尻労水神林東通村となります。地図で場所を確認してみてわかるように、広大な砂漠が広がっています。地図上で猿ヶ森砂丘を確認すると、どれだけ広い砂丘であるのかが、ひと目で理解できるのではないでしょうか?地図の写真画像でチェックするとよりわかりやすいですね。猿ヶ森砂丘の周辺には、建物や緑がなにもないことがわかります。
地図上の、緑がなく、砂のようになっている画像部分がすべて猿ヶ森砂丘なのです。地図を見れば、猿ヶ森砂丘の広大さがわかります。日本一の広さをもつ砂丘であるのに、有名ではなく、知名度が低いのには理由があります。猿ヶ森砂丘がある、青森県民でさえも、猿ヶ森砂丘のことを知らないと言う人がいるほどなのです。有名ではない猿ヶ森砂丘ですが、鳴き砂や、ヒバ埋没林といった、猿ヶ森砂丘ならではの特徴があります。また、猿ヶ森砂丘には、20箇所にものぼる砂丘湖が存在しています。
もともとは海だった場所が、長い年月をかけて、波や風によって運ばれた砂の推積によって、内陸として囲まれて湖が出来上がったのです。猿ヶ森砂丘の有名な砂丘湖として、大沼や左京沼があります。貴重なヒメマリモが生息していることでも知られています。観光地ではないため、地図で青森県の観光マップなどに記載はない猿ヶ森砂丘ですが、見どころはたくさんあるのです。

猿ヶ森砂丘は観光地ではない
猿ヶ森砂丘は自衛隊の敷地
地図で確認して、猿ヶ森砂丘がどれだけの広さがあるのかが理解できたのではないでしょうか?これほどの面積を持つ、日本一の砂丘であるにも関わらず、有名ではないのには理由があります。その大きな理由は、猿ヶ森砂丘のほとんどが、自衛隊の敷地となっているからなのです。自衛隊の敷地となっているため、一般の人は立ち入りが禁じられています。観光地として整備された、鳥取砂丘とは明らかに異なるのです。観光地化されておらず、一般人が立ち入りできないと言うことが、日本一の砂丘にも関わらず、猿ヶ森砂丘の知名度が低い大きな理由と言えるでしょう。当然のことながら、一般人が立ち入ることができないため、観光地図などにも記載がないのです。
自衛隊の下北試験場
地図上でも確認できる、猿ヶ森砂丘の大半は、自衛隊、防衛装備庁管轄の「下北試験場」になっています。防衛装備庁とは、自衛隊・防衛省の中の組織のひとつであり、武器の供給などを管轄しているところです。猿ヶ森砂丘の場所にある、自衛隊の下北試験場は、弾道試験場とも言われています。その名の通り、弾道試験場である下北試験場では、銃弾やミサイルなどのテストが行われています。猿ヶ森砂丘は、広大な広さがあり、起伏や隆起も少ないため、遠くまで見渡すことができます。猿ヶ森砂丘は、砂丘と言うよりも長く続く砂浜と言う形状に近く、その周辺にはなにもないため、自衛隊の弾道実験をする場所としては、最適なのです。
この猿ヶ森砂丘の特徴が、自衛隊の武器の試験場として最適なのです。銃弾の飛距離テストやミサイルの威力などの試験が、自衛隊の下北試験場で行われているため、大変危険な場所とも言えます。そのため、一般の人の立ち入りが禁止されており、自衛隊員のみ立ち入りが許可されているのです。立ち入りが可能な、猿ヶ森砂丘の周辺場所を歩いていると、自衛隊が実施しているテスト銃弾の発射音などが聞こえてくることもあります。これらのことから、猿ヶ森砂丘は、観光地ではないと言うことが理解できるでしょう。観光地図に載っていないのも納得できるのではないでしょうか?

猿ヶ森砂丘へのアクセス方法
猿ヶ森砂丘へのアクセス方法について紹介します。猿ヶ森砂丘は、観光地ではなく、そのほとんどが自衛隊の管轄区域であるため、交通の便が良い場所にあるとは言えません。観光客が訪れるような場所ではないことは、地図を見てもわかります。しかし、猿ヶ森砂丘の中には、一般の人が立ち入ることができる場所もあります。自衛隊の管轄地で、立ち入りが禁止されている場所は、柵が張られています。猿ヶ森砂丘の南部分であれば、歩ける場所もあります。
小田野沢漁港までのアクセス
猿ヶ森砂丘の南方面である、小田野沢へ車で向かう場合は、下田百石インターチェンジで降りて、そこからおよそ2時間ほど車を走らせます。距離にすると、約80kmくらいです。ドライブを続けていると、小田野沢漁港に到着します。小田野沢漁港には、駐車場もあります。小田野沢漁港周辺は、猿ヶ森砂丘でも、立ち入りが可能な場所が存在しています。地図をチェックしながら、猿ヶ森砂丘の柵が張られている周辺を散策することができます。
東通村までのアクセス
おはようございます☔️
— てん (@kenten_10) August 19, 2019
これから仕事で下北(東通村)行ってきます! pic.twitter.com/DgkfB3ZvBB
広大な猿ヶ森砂丘のある、東通村には、猿ヶ森ヒバ埋没林があります。ヒバ埋没林までであれば、バスで行くことができます。「むつバスターミナル」で、下北交通バス「泊行き」に乗車します。およそ40分くらいで、「下田代」バス停に到着しますので、ここで下車します。そこから、さらに約40分ほど歩くと、猿ヶ森ヒバ埋没林に到着します。グーグルマップなど地図を見ながら、歩いて行くと安心です。このように、猿ヶ森砂丘へのアクセスは、整備もされていないため、簡単ではありません。猿ヶ森砂丘へ行くのは、かなり大変だと思っておいたほうが良いでしょう。しかし、観光地ではなく、簡単に行ける場所ではないため、辿り着いた時は、達成感があり、猿ヶ森砂丘を目にすると、感慨深いものがあるはずです。

猿ヶ森砂丘のおすすめ観光方法<画像あり>
猿ヶ森砂丘は、上記でも説明してきた通り、自衛隊の敷地となっており、一般人が立ち入ることはできません。しかし、猿ヶ森砂丘は、日本一の広さを誇る砂丘です。自衛隊の敷地内に当たる場所は、柵で囲まれていますが、それ以外の場所である、猿ヶ森砂丘の一部を体験することは可能なのです。猿ヶ森砂丘の中心部分が、主に自衛隊の敷地となっており、立ち入りすることはできません。画像でみても、砂浜がとてもきれいです。わざわざ猿ヶ森砂丘に行ってきたという、画像入りのツイッター投稿もたくさんありました。
尻労行って猿ヶ森砂丘見てきた。 pic.twitter.com/CwDOcEuEG5
— アヴェマナヴ (@hotateyasan) May 10, 2019
しかし、猿ヶ森砂丘の北側と南側に該当する両端であれば、少し砂丘に触れることが可能です。猿ヶ森砂丘の北側は、尻労(しつかり)で、南側は、小田野沢になります。猿ヶ森砂丘の自衛隊の柵のまわりを歩いたり、砂丘を眺めたりして、観光することができるのです。日本一の猿ヶ森砂丘をひと目でも見たいと、わざわざ訪れる人は案外たくさんいるようです。観光地化されていないため、整備などはまったく整っていない猿ヶ森砂丘ですが、おすすめの観光方法を紹介します。
猿ヶ森砂丘のおすすめ観光方法①:鳴き砂を楽しむ
猿ヶ森砂丘のおすすめ観光方法①は、鳴き砂を楽しむことです。猿ヶ森砂丘の砂の上を歩くと、キュッキュッという音が聞こえることがあります。これは鳴き砂と呼ばれています。石英という、二酸化ケイ素を成分とした、ガラスみたいなツヤのある鉱物が混ざった砂どうしが、こすれ合うことによって、この心地よい音を発生させているのです。石英は、陶器やガラスの原料としても使用されています。この鳴き砂の現象が起こるのは、砂の中に石英が65%以上含まれている場合のみで、とてもめずらしいのです。また、砂丘の砂の出入りが少なくて、さらにごみなどが少ないという状況でないと、この鳴き砂の現象は起こりません。鳴き砂は、英語で「singing sand」と呼ばれており、文字通り「歌う砂」という意味になります。
ごみの量が多くなると、鳴き砂は発生しなくなります。自衛隊の敷地以外の猿ヶ森砂丘の砂の上をぜひ歩いてみてください。晴れて砂が乾燥している日なら、鳴き砂体験できる可能性が高くなります。猿ヶ森砂丘で、鳴き砂の音を聞くことができれば、とてもラッキーです。猿ヶ森砂丘以外で、鳴き砂体験ができる場所は、宮城県・十八鳴浜や、石川県・琴ヶ浜などがあります。自然が作り出す鳴き砂をぜひ猿ヶ浜砂丘で体験してみてください。画像でみても、美しい砂浜が続いていることがわかります。以下の動画では、猿ヶ森砂丘の鳴き砂の音を聞くことができますよ!実際に猿ヶ森砂丘に行ってみたくなりますね。
猿ヶ森砂丘のおすすめ観光方法②:ヒバ埋没林を眺める
ヒバ埋没林にて pic.twitter.com/oGnkVezej6
— kuma (@amenomori21) August 8, 2017
猿ヶ森砂丘のおすすめ観光方法②は、ヒバ埋没林を眺めることです。猿ヶ森砂丘のある場所は、昔から砂丘だったという訳ではなく、砂丘になる以前は、ヒバが生い茂っている森林地帯であったのです。埋没林とは、火山活動や、海面上昇といった、地球の自然活動により、森林が水の中や、地面の中に沈み込んでしまったものです。猿ヶ森砂丘がヒバが生い茂る森林であったのは、1000年から2000年くらい前の大昔のことです。ヒバ埋没林の案内板地図にしたがって歩いてみると良いでしょう。
I'm at 猿ヶ森ヒバ埋没林 in 下北郡, 青森県 https://t.co/TVcWXmsvyw pic.twitter.com/eWFZOaEoni
— れいす💮日本一周@福島 (@lace_0fficial) August 12, 2019
森林に波が押し寄せてきて、森林一帯に砂が推積しはじめ、そのまま森を砂が覆ってしまったのです。ヒバは枯れてしまい、そのまま砂に埋もれてしまいました。砂に埋もれてしまったヒバですが、ところどころで、ヒバが地上に出ている場所を見ることができます。
ヒバ埋没林にて
— kuma (@amenomori21) August 15, 2017
踊っているようにしか見えなかった pic.twitter.com/fCckOLRV6q
現在見ることができるヒバは、なんと今から1000年前くらいのヒバだそうです。海岸から、約1.5キロほど離れた場所に砂地が存在し、木々の間から枯れたヒバが見えるという、不思議な光景を眺めることができます。猿ヶ森砂丘の歴史を目で見ることができるスポットとなっています。ヒバ埋没林は、国道338号線沿いからも眺めることが可能です。むつ市内から、国道228号線を40分ほどドライブすると、ヒバ埋没林を見ることができるようになります。ヒバ埋没林へ行くのも、結構大変なのですが、ツイッターやインスタでは、たくさんの画像を見ることができます。どの画像も、とても神秘的なものばかりです。
ヒバ埋没林
— 及川常陸介伊勢次郎 (@NuttsoLeicht) September 16, 2018
凡そ1000年前に立ったまま埋没したヒバが、再び地表に出てきたものらしい pic.twitter.com/hUaxU4f9lS
森の中から、突如として現れるヒバ埋没林の画像は、不思議な感じがしますね。こちらの画像のように、まるでアート作品のように見えるヒバの木の姿も多くあるようです。1000年前のヒバの木を、現代に目にすることができるのもすごいですね!画像を見ていて、実際に見に行きたくなる人が多いようです。たくさんのヒバ埋没林の画像が投稿されているため、確認してから訪れてみるのも良いでしょう。
ヒバ埋没林
— 怜央🍛⇒原稿中 (@akatuki_115) August 10, 2015
アート作品みたいで楽しかったよ!
ここにあるのは、大体1000年くらい前の木らしいよ pic.twitter.com/G5mjRiyLMK
猿ヶ森砂丘のおすすめ観光方法③:砂丘湖を楽しむ
BBQの前に猿ヶ森砂丘の見学してきたよ(^ω^) pic.twitter.com/JMKYi4DPoR
— ゆう松* (@yumatu0011) September 30, 2017
猿ヶ森砂丘のおすすめ観光方法③は、砂丘湖を楽しむことです。猿ヶ森砂丘には、大きいものや小さいものを含めて、約20個ほどの砂丘湖があります。元々は海だったところに、砂が堤防となって湖になったものが砂丘湖です。自然が作り出した砂丘湖には、さまざまな生物が生息しています。砂丘湖がある場所は、自衛隊管轄区域ではないため、うなぎの要職をしているところもあります。猿ヶ森砂丘の砂丘湖でとくに有名なのが、世界的にも希少な「ヒメマリモ」という生物です。
猿ヶ森砂丘にある砂丘湖は、猿ヶ森砂丘と同様に観光地化はされていません。観光地ではないという点をしっかりと理解したうえで訪れるようにしたほうがいいかもしれません。砂丘湖までの道は、整備されていないところもたくさんあり、道がなくて砂丘湖までたどり着けなかったということもありえます。地図などをしっかりとチェックしてから、砂丘湖を見に行くようにすると安心です。たどり着くまでが簡単ではない分、自然が作り出した砂丘湖は、一見の価値はあります!
猿ヶ森砂丘のおすすめ観光方法④:遠くから眺める
本州最北端の☆取り山、桑畑山に着きますた。いんやーっ、こらー凄いわ。 pic.twitter.com/0BSi17xwvD
— 外道漢 (@Mr_mud_2xxx) September 22, 2015
猿ヶ森砂丘のおすすめ観光方法④は、遠くから眺めることです。猿ヶ森砂丘は、自衛隊管轄地がほとんどであるため、立ち入り禁止区域が多いです。しかし、猿ヶ森砂丘は、日本一の広さのある砂丘であるため、遠くから眺めて楽しむこともできるのです。猿ヶ森砂丘の近くにある、桑畑山に登って、そこから猿ヶ森砂丘を眺めるのがおすすめです。桑畑山は、下北半島・尻屋崎に面している標高400メートルほどの山です。標高が高すぎないため、登山初心者でも気軽に登山を楽しむことができるはずです。また、桑畑山は、通行証があれば車で山頂付近まで行くこともできます。桑畑山の山頂から、広大な猿ヶ森砂丘をゆったりと眺めると、その広さがより実感できるでしょう。
北端の桑畑山から下北砂丘の全景が見えるのだ https://t.co/3DpbZ98RNR
— 亀(甲羅干し中) (@hidamarinoKame) September 8, 2018

猿ヶ森砂丘周辺のおすすめ観光
猿ヶ森砂丘周辺のおすすめ観光スポットを紹介します。猿ヶ森砂丘は、せっかく訪れても立ち入り禁止区域が多く、アクセスするのも簡単ではありません。猿ヶ森砂丘を訪れたら、ぜひ周辺の観光も楽しむのがおすすめです。
尻屋埼灯台
尻屋埼灯台@東通村
— MH313865 (@MH313865) August 21, 2019
下北半島の北東端の東大
明治19年建設
高さ32m pic.twitter.com/PXJctJ5ZNp
猿ヶ森砂丘周辺のおすすめ観光スポット①は、「尻屋埼灯台」です。猿ヶ森砂丘で有名な東通村ですが、砂丘だけではなく、もうひとつの日本一があるのです。それが、尻屋埼灯台なのです。真っ白なレンガ作りが特徴の灯台です。この尻屋埼灯台は、高さ日本一の灯台なのです。日本の灯台50選にも選ばれている、有名な灯台でもあります。尻屋埼灯台の高さは、32.9メートル、灯りの高さは、45.7メートルとなっています。
甥っ子と尻屋崎🐴#尻屋埼灯台 #寒立馬 pic.twitter.com/euhHeuZZKA
— ヨコタトシユキ @ 貨物運送業二代目(🔰) (@toshiboh74) August 18, 2019
東北で初めての灯台として1876年に作られたそうです。当時の船乗りにとって、尻屋埼は、難破の多い場所であったため、目印として、尻屋埼灯台が作られたのです。尻屋埼灯台の周辺には、「寒立馬」という、青森県の天然記念物として認定されている馬が放牧されています。長い胴体と短い足が特徴の馬です。馬がのんびりと過ごしている姿をみると、癒されますよ。
恐山
恐山良きとこ pic.twitter.com/eKagK2nv8E
— k-n△Tracer900gt(トミザワ) (@skimtmilk) August 12, 2019
猿ヶ森砂丘周辺のおすすめ観光スポット②は、青森県むつ市にある「恐山」です。下北半島の名所としても有名ですね。日本三大霊山のひとつでもある恐山は、猿ヶ森砂丘のある東通村からは少し離れていますが、足を延ばして立ち寄りたいおすすめのスポットです。恐山の中には、温泉もあります。「あの世への入り口」としても有名な恐山は、死後の世界といったイメージが強いですが、実はとても美しくて、心が洗われるような聖地としてもよく知られているのです。ミステリアスな雰囲気の恐山は、猿ヶ森砂丘に来たのなら、ぜひ寄ってみてください!
大間崎
大間崎で、まぐろ丼食べた! pic.twitter.com/Zfcsrcug6o
— ゆうじ (@yuji840) August 12, 2019
猿ヶ森砂丘周辺のおすすめ観光スポット③は、「大間崎」です。下北半島にある大間崎は、本州最北端の地で、観光名所としても有名です。海の反対側には、北海道が見えます。記念撮影をすれば、良い思い出にもなりますね!また、大間崎は、マグロが有名な土地でもあるため、美味しいグルメも堪能することができます。自然を満喫できる場所でもあるため、バイクのツーリングで訪れている人の姿もよく見かけます。はるばる猿ヶ森砂丘まで訪れたのであれば、ぜひ下北半島の有名観光地にも足を延ばしてみましょう!
大間崎とうちゃーく。本州最北端(  ̄▽ ̄) pic.twitter.com/fOYJ5JxGzJ
— ヒロタくえぞう (@gr_g59) August 18, 2019

猿ヶ森砂丘へ行ってみよう!
あまり知られてはいませんが、日本一を誇る砂丘である、猿ヶ森砂丘についてまとめました。猿ヶ森砂丘は、そのほとんどが、自衛隊の敷地となっているため、観光地化されておらず知名度は低い砂丘です。観光地ではないため、アクセスするのも簡単ではありません。しかし、自然が作り出す絶景を目にすることができる、日本の中でも貴重なスポットです。立ち入り禁止区域以外でも、猿ヶ森砂丘を楽しめる場所は案外あります。今回紹介したアクセス方法や楽しみ方などを参考に、ぜひ猿ヶ森砂丘へ行ってみてくださいね。
