スチームアイロンの使い方!当て布を使う方法・服をハンガーに掛けるやり方など

スチームアイロンは大きく分けて2種類のスチームアイロンが販売されています。それぞれ使い方が違いますが、どちらも使い方を正しく知れば非常に便利なものです。この記事では、スチームアイロンや当て布のやり方などを解説していきます。

目次

  1. スチームアイロンとは
  2. ハンディスチームアイロンの使い方
  3. 服の素材別のハンディスチームアイロンの使い方
  4. 従来のスチームアイロンの使い方
  5. スチームアイロンの使い方のコツは機能の使い分け!
  6. 当て布が必要な服のスチームアイロンの使い方
  7. スチームアイロンには消臭効果も!
  8. スチームアイロンはやけどしないよう使い方に注意!
  9. スチームアイロンは水垢に注意!
  10. スチームアイロンは使い方も簡単な便利アイテム!

スチームアイロンとは

スチームアイロンとはその名の通り、蒸気が出るようになっているアイロンのことです。このスチームアイロンは蒸気で服の繊維をほぐし、服のしわを伸ばします。使い方は誰しもが良く知っているように、服に押し付けるようにして圧力をかけて服のしわを伸ばします。しかし、このような使い方のスチームアイロンとは別に、新たなスチームアイロンも誕生しました。

新たなスチームアイロンは使い方が従来のものとは少し違います。こちらのスチームアイロンはスチーマー、またはハンディスチームアイロン等と呼ばれることが多く、使い方はハンガーに服を掛けたまま、服のしわを伸ばすことができます。このハンディスチームアイロンは手軽さが最大の魅力です。

ハンディスチームアイロンの使い方

ハンガーにかけたまま服のしわを伸ばす使い方のハンディスチームアイロンは、非常に強力な蒸気が噴出します。この強力な蒸気は、服を押し付けなくても服の繊維をほぐすことができ、服のしわを伸ばしてくれます。そのため、このハンディスチームアイロンの使い方は服に軽くあてがい、蒸気をしわの部分に噴射させるだけです。

このようなやり方でも、蒸気が強力なため服のしわがしっかりと伸ばせます。しかし、このハンディスチームアイロンも万能ではありません。従来のスチームアイロンの使い方のようにアイロン自身の重さで圧力をかけて服のしわを伸ばせないので、服の素材によっては、このやり方では服のしわがしっかり伸びない場合もあります。

服の素材別のハンディスチームアイロンの使い方

ハンディスチームアイロンは蒸気の力だけで服のしわを伸ばすので、しわを伸ばしにくい衣類も存在します。代表的なものがワイシャツです。ワイシャツのような硬い生地の服は、やはり従来のアイロンで押し付けるようなやり方の方が綺麗にしわが伸びます。しかし、仕事から帰ってきた後の簡易的なしわ伸ばし程度の使い方なら、ハンディスチーマーは充分な力を発揮してくれます。

逆にティーシャツなどの薄い生地の服なら、ハンディスチームアイロンだけでも充分です。ティーシャツをハンガーにかけたまま、簡単にしわを伸ばすことができるので非常に楽にしわを伸ばせます。お仕事でスーツを必要としない方なら、ハンディスチームアイロンはおすすめです。

また、ヨレヨレになってしまったニット素材の衣類にもハンディスチームアイロンは適しています。従来のアイロンのやり方では、ニット素材の服には当て布をしなければいけませんが、ハンディスチームアイロンなら当て布をする必要はなく、ハンガーにかけたままの使い方で大丈夫です。この手軽さは従来のタイプのスチームアイロンにはない大きな利点です。

従来のスチームアイロンの使い方

次は従来のアイロン台に服を乗せて、アイロンを押し当ててしわを伸ばす使い方のスチームアイロンの解説です。こちらのタイプのスチームアイロンは広く知られており、愛用者も多いです。ハンディスチームアイロンは確かに便利ですが、きれいにしっかりとしわを伸ばす力は従来のスチームアイロンの方が高いです。

アイロンがけの基本的なやり方は、服の端をしっかりと引っ張り、服のしわを伸ばします。しわをしっかりと伸ばした状態でアイロンを掛けなければ、逆にしわを作ってしまう事があります。使い方のコツはアイロンの重さを利用して、服を抑えるようにしわを伸ばしながらアイロンがけを行うことです。この使い方ならスムーズにアイロンがけが出来ます。

特にワイシャツなどのフォーマルな衣類には非常に重宝されています。ワイシャツはキッチリとした折り目を作り、美しい形を保つようにしておかなくてはいけません。そのためには、手軽なハンディスチームアイロンよりも従来のスチームアイロンの方が適しています。

スチームアイロンの使い方のコツは機能の使い分け!

従来型のスチームアイロンはスチームを出しながら服のしわを伸ばすスチーム機能と、スチームを出さずに熱と圧力だけで服のしわを伸ばすドライ機能の二つを切り替えることが出来ます。スチームアイロンは、この二つの機能を使い分けることが基本の使い方です。

最初にスチーム機能を使ってアイロンがけを行います。スチーム機能を使う場合はスチームが霧吹きの代わりになるので、霧吹きで服を湿らせる必要はありません。しかし、スチームを出しながらアイロンをかけた後に、ドライ機能に切り替えて、もう一度アイロンがけをする必要があります。この機能の切り替えが無ければ、服はピシッとした仕上がりにはなりません。

霧吹きを使用する場合は、上記の使い方をする必要はありません。霧吹きで服を湿らせた後、ドライ機能でアイロンをかけるだけで綺麗にしわが伸びます。このやり方だと、スチーム機能は一見すると不要なようですがそんなことはありません。スチーム機能はウールなどの素材の服に、ハンディタイプのスチームアイロンのようにスチームを噴出させることで柔らかく仕上げることができます。

当て布が必要な服のスチームアイロンの使い方

ウールやシルクなどの素材を柔らかく仕上げることが出来るスチームアイロンですが、アイロンをかける際には当て布をする必要があります。これはウールやシルクは繊細な素材なので、直接アイロンを当てると熱で服が傷んでしまうからです。

当て布のやり方はタオルやハンカチなどの布を、アイロンと服の間に挟むだけです。当て布に使う布は無地の物がおすすめです。色の濃い布を当て布にしてしまうと、服に色が移ってしまう事がありますが、無地の布なら色移りの心配はありません。

スチームアイロンには消臭効果も!

スチームアイロンの長所の一つに消臭効果が挙げられます。スチームアイロンのスチームは服の繊維に溜まった臭いの元に引っ付き、そのまま臭いを落としてくれるのです。この消臭効果は従来のスチームアイロンでも、ハンディタイプのスチームアイロンでも効果があります。

この消臭効果はハンディタイプのハンディスチームアイロンなら、ハンガーにかけたまま手軽に消臭することができるため、お出かけ前などの時間が無い場合でも、ハンガーにかけたままの手軽な使い方で服のケアが出来て非常に重宝します。

スチームアイロンはやけどしないよう使い方に注意!

スチームアイロンは非常に便利ですが、高温のスチームを放出するため、やけどしないように使い方に注意する必要があります。ハンガーにかけたまま使用するハンディスチームアイロンはもちろんですが、従来のアイロン台に服を置いて使用するスチームアイロンでも使い方には注意が必要です。

アイロン台の中には熱を逃がしやすいようにメッシュ生地になっているものがあります。このメッシュ生地のアイロン台は、スチームアイロンのスチームがアイロン台の下に通り抜けてしまいます。このため、アイロン台を床に置いて正座して使用していると、ヒザや太ももにスチームが当たり、やけどしてしまう可能性があるので注意してください。

スチームアイロンは水垢に注意!

その他の注意点として、スチームアイロンは長く使っていると、どうしても水垢が溜まってきてしまいます。水垢が溜まった状態でスチームアイロンを使用していると、服に白い粒のような水垢が附着するようになってしまいます。そのため、スチームアイロンのスチームが出る穴の部分を、歯ブラシなどでたまに掃除する必要があります。

スチームアイロンは使い方も簡単な便利アイテム!

スチームアイロンは使い方しだいでは、やけどしてしまうこともありますが、シンプルな使い方で服をきれいにしてくれる便利な家電です。正しい使い方で、毎日のアイロンがけを楽にこなしてしまいましょう。

特にハンディタイプのスチームアイロンは、毎日忙しく時間に追われている方には強くおすすめします。簡単に服のしわ伸ばしと消臭を行うことが出来るため、通常のアイロンをハンディスチームアイロンに変えることで大幅な時短にもなります。ハンディタイプを使用したことがない方は、ぜひハンディタイプを試してみて下さい。

関連するまとめ

関連するキーワード

アクセスランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ