クッションは洗濯できる?型崩れを防いでふわふわに仕上げる方法!
クッションカバーはマメに洗濯するという方も、クッション本体の洗濯はしたことがないという方も多いのではないでしょうか。実はクッション本体は洗えるんです!定期的に洗濯すると清潔でふわふわになりますよ。リラックスタイムに欠かせないクッションの洗濯法をご紹介します。
目次
型崩れせずふわふわになるクッションの洗濯方法がある?
ソファーに置いたりベッドに置いたり、インテリアとして欠かせないクッション。インテリアとしてだけではなく、クッションは抱き心地が良いのでリラックスアイテムとしても欠かせませんよね。そんなクッションは季節や気分によってクッションカバーを変えて楽しんでいるという方も多いのではないでしょうか。そんなクッション、本体の洗濯はどうしていますか?
クッションカバーはこまめに洗濯しても、クッション本体は1度も洗濯したことがないという方も多いのではないでしょうか。クッション本体は洗えないと思われがちですが、実は本体も洗濯できるものがほとんどです。カバーをしていても実は本体も汚れやすく、定期的に洗濯することで清潔に保て、ふわふわにできるんです!今回はクッション本体の洗濯方法をご紹介します。
クッションの本体は洗濯できる!
洗えないと思われがちなクッションの本体ですが、実は洗える素材が大半です。クッションは意外と汚れているって知っていますか?それはクッションカバーだけではありません。クッションカバーを通り越してクッション本体までいろいろな汚れがついています。汗はもちろんですが、枕代わりにしているならヨダレなんかもついているので、清潔とはいえません。
しかもクッション本体はダニも繁殖しやすい環境なので、定期的に洗濯するのがおすすめです。クッションは洗濯すると型崩れが気になりますよね。でも正しい方法で洗濯すれば型崩れもしませんし、新品のようなふわふわの仕上がりになるんですよ。洗濯したクッションは汚れが落ちてふわふわにすると驚くほど軽くなります。「こんなに汚れてたの?」というくらい汚れが出てきますよ。
洗濯の前に洗濯表示タグをチェックしよう!
クッションの本体を洗濯するときには、必ず洗濯タグをチェックしましょう。ほとんどのクッションは水洗いできますが、素材によっては洗えないものもあります。クッションの素材にはポリエステルやパウダービーズ、フェザー、ダウンなど様々ですよね。洗えるかどうかを確認するには洗濯表示タグを確認するとはっきりしますよ。
水洗いできる表示があれば、家庭で洗濯できます。水洗いができない素材ものは、無理に洗濯してしまうと型崩れの原因になります。洗濯表示タグはクッションカバーを外した本体や、クッションカバー一体型なら外側についていますよ。洗濯表示タグはついつい邪魔なのでカットしてしまう方もいますが、後で確認することもあるのでカットしないで置いておきましょう。
クッションを洗濯する前にやっておきたいこと
クッションの洗濯表示タグを確認して洗濯できるようなら、洗濯を始める前にやっておきたいことがあります。それはクッションの表面の掃除です。クッションカバーが別についてものであれば汚れは少ないですが、クッションとカバーが一体になっているものは表面にはホコリや髪の毛などがついています。
洗濯をすると細かいゴミなどもキレイに落ちるイメージがありますが、クッションは型崩れを防ぐために優しく洗濯しますから、絡みついたようなゴミなどは落ちません。事前にホコリや髪の毛をブラシや粘着テープなどを使って、しっかり取り除いておくと洗濯後の仕上がりに差が出ますよ。
クッションの洗濯方法①手洗い
クッションの洗濯方法は何といっても手洗いがおすすめです。クッションが小さいものであれば洗面所で洗えますし、大きいものであれば大きめのたらいや浴槽を利用して手洗いしましょう。一般的な45cm×45cmサイズなら洗面所で洗えますよ。まずぬるま湯をため、そこにデリケート衣類を洗濯する中性洗剤を溶かします。
そこへクッションを優しくつけて、上から押してクッションの中までしっかり洗剤水を浸透させましょう。クッションは優しく押し洗いするのが基本です。20回~30回くらい押し洗いしましょう。力を入れてゴシゴシ洗うと型崩れの原因になりますよ。表面に汚れが染みついている場合は、その部分をつまみ洗いすると良いでしょう。
洗えたらしっかりとすすぎましょう。すすぎも洗うときと同様、押し洗いの容量で数回水を変えてすすぎましょう。手洗いの場合の脱水は体重をかけながら、ゆっくりと脱水しましょう。特に素材が綿花のクッションは水をたっぷり吸っているので、しっかり脱水しないと非常に乾きが悪くなります。
クッションの洗濯方法②洗濯機
クッションの本体は手洗いがおすすめですが、洗濯機を使って洗濯することもできますよ。洗濯機で洗う場合は洗濯ネットにクッションに入れ、デリケート衣類を洗う「デリケートコース」を利用しましょう。クッションは浮きやすいので、洗濯機任せではきちんと洗えません。洗濯槽に水がたまったら数回手で押して中に水を含ませるとクッションが重くなってまんべんなく洗えます。
洗濯機で洗濯する場合も、デリケート衣類用の洗剤を使いましょう。脱水もデリケート衣類と同じように短時間で軽く脱水するのが型崩れを防ぐポイントですよ。
クッションの干し方
宝物の一つ
— 無作風ღ (@musapoo) July 20, 2015
ちっちゃなクッション
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脱水が終わったらクッションを干しましょう。クッションの干し方は平干しか吊るし干しの2つが基本です。どちらでも構いませんので、お好みの方法で干しましょう。素材にもよりますが、クッションが完全に乾ききるには1日~1週間程度かかります。半乾きはカビの原因になりますから、しっかり乾かしてくださいね。
平干し
脱水したクッションを平干しします。平干しには平干し専用のネットを使うのが便利ですよ。専用ネットがない場合は、平たい台の上に形を整えて干しても問題ありません。理想は、直射日光が当たらずに風通しが良い場所です。素材によっては直射日光で傷んでしまうことがあります。
吊るし干し
平干しするスペースがない場合は、吊るし干ししましょう。ピンチで挟んで干したり、枕専用のネットを使うと良いでしょう。吊るし干しの場合はどうしても中身が下になっている方に偏りがちなので、干している最中に上下を入れ替えて偏りを防ぎましょう。
クッションの乾燥が終わったら
クッションが完全に乾いたら、ついでにダニもやっつけましょう!リラックスタイムに欠かせないクッションは残念ながらダニが繁殖しやすい条件を満たしています。ダニは水にも強く洗濯だけで退治することはできません。乾燥が終わったら掃除機を使うのがおすすめですよ。
布団用の掃除機がある場合や、布団用の掃除機ノズルがある場合はクッション全体に丁寧に掃除機をかけます。専用のものがない場合には、掃除機のノズルの先に伝線したり穴が開いて履かなくなったストッキングをかぶせてから掃除機をかければ、クッションが吸い込まれずにダニやホコリなどゴミだけを吸い取ってくれますよ。
洗濯でクッションをふわふわにする裏技!
洗濯で汚れがしっかり落ちたクッションはそれだけで気持ちが良いですよね。ですが、そのクッションをよりふわふわに仕上げる裏技がありますよ。ぜひ実践して、よりふわふわのクッションでリラックスタイムを楽しんでみてくださいね。
柔軟剤を使う
洗濯するときにデリケート用の洗剤だけでなく、柔軟剤を使うとふわふわに仕上げることができますよ。通常の衣類同様に、すすぎの水がキレイになってから少量の柔軟剤を入れておくと良い香りが長持ちするうえ、ふわふわの仕上がりになります。
空気を入れる
乾燥が終わった後に、クッションを上下に大きく振るようにしたり、表面を左右に引っ張って中に空気を入れます。クッションの中に空気を含ませる、この手間だけでクッションが驚くほどふわふわの仕上がりになりますよ。
クッションは定期的に洗濯してふわふわにしよう!
クッションは意外と汚れているものです。定期的にキレイに洗濯することで、汚れも落ちて清潔になるうえ、新品のふわふわを長く保つことができますよ。お天気のいい日を見つけて、クッションを洗濯しましょう!
