もち米がダイエットに効果的?栄養や特徴・やり方について解説

日本では昔からお赤飯やおはぎなどのお祝いの席で出される料理にはもち米が使われています。カロリーが高そうに見えるもち米ですが、実はダイエットにいいって知っていますか?白米との違いやその特徴、効果的なダイエットのやり方を教えます!

目次

  1. もち米とは?
  2. もち米の種類
  3. なぜお祝いの席で食べるの?
  4. 白米との違い
  5. もち米の栄養価と効能
  6. もち米の保存方法は?
  7. ダイエットに効果的
  8. もち米ダイエットにおすすめの食べ方
  9. もち米ダイエットの注意するポイント
  10. もち米アレンジレシピ
  11. もち米はなくてはならない大事な食品

もち米とは?

もち米とは粘り気が強く私達が普段食事で食べている白米とは違う品種です。お餅を作ったりお赤飯を作る際に使い、お祝いの席で多く見かけますがその栄養価やどんな特徴を持っているのかなどはあまり知る機会がありません。そこで白米とはどのような違いがあるのか、ダイエットとして使えるのかなどもち米のことを詳しく勉強していきましょう。

もち米は日本だけでなく様々な国で栽培されています。中国やフィリピンやタイなどお米を食べる文化がある地域では普通に存在しています。

もち米の種類

もち米の品種は多種多様でそれぞれ適している料理も違います。お餅を作るだけでも沢山の種類があるのでここでは代表的なものを見ていきましょう。

コガネモチとヒメノモチは人気のあるもち米

コガネモチは新潟や宮崎県で栽培されています。舌触りの良さやコシの強い食感はお餅を作るのに最も適しているといわれています。逆にヒメノモチはお餅より赤飯やおこわに使うのがいいといわれているもち米です。米粒もとても白くあっさりとした味が特徴的です。

炊飯器で簡単に炊けるハクチョウモチ

北海道生まれのこの品種は炊いた後に冷めても硬くなりにくい性質を持ち一般家庭の炊飯器でも比較的簡単にできるもち米です。粘りが強いのでお赤飯だけでなくおはぎにも使われているようです。

なぜお祝いの席で食べるの?

お赤飯やおはぎなどは日本の行事に深く関わる食べ物です。特にお赤飯はお祝いごとがある時によく食べられていますが、それは何故なのでしょうか?

昔から赤い色には災いを払う力があるといわれていて、神社の鳥居など神聖な場ではよく赤い色が使われていますね。そのことから厄除けの為に赤い食べ物が使われているのです。赤いご飯を食べて体の中に取り入れることは災いを払って福をもたらすという意味が込められ古くから祝いの席で親しまれてきました。

白米との違い

もち米と白米は違う食べ物です。それは見た目からもわかる通り白米は半透明なのに対し、もち米は透明感はなく米粒が白いのが特徴です。

白米ともち米に栄養の違いはあるのでしょうか?もち米に入っている栄養素は白米と比べてもあまり変化がないといわれています。このことからもお米と同程度の栄養が摂取できるのでもち米を白米の代わりとして食すことができまるのでダイエット食品としても使われているのです。

もち米の栄養価と効能

白米であるうるち米には消化機能を助けたり体力をつけてくれる働きがあり、疲労回復のために食べたりすると体も温まるので冷え性改善にも効果があります。もち米にも同様の効果があるのでご飯が苦手な方はお餅として食べたり、ダイエットをすると栄養不足になりやすいので体力をつけるためにおすすめの食べ物です。

体が温まることで血の巡りが良くなると代謝がアップしてダイエット効果が高まります。ですが熱がこもるので、肌に炎症がある方やのぼせなどの症状が出やすい方は食べ方にも注意が必要です。その日の体調などによって量の調整をすることも大事なことです。

もち米の保存方法は?

もち米は白米と同じように保存することができ、もち米の賞味期限は1年~2年くらいです。どちらも最も美味しく食べられる期間は1ヶ月~2ヶ月ですが湿気に弱いのでなるべくはやく食べるようにしましょう。さらにもち米はヒビなどが入りやすくなってしまうため、乾燥にも注意が必要です。冷暗所に置いて保存し虫にも気を付けましょう。

冷凍するやり方もあり

もち米を消費するのが大変な場合はお餅の状態にして冷凍保存するやり方もあります。ラップで包み空気が入らないように注意して酸化を避けるために密閉できる容器に入れ冷凍庫で保存します。正しい方法なら長くて1年は状態を保てるでしょう。再び食べる時は水の中に入れてレンジにかけたり、鍋などに入れる場合はそのまま投入して柔らかくなるまで煮込めば完成です。

ダイエットに効果的

痩せるために炭水化物はできるだけ食べない方がいいというダイエットがあります。そのことから白米と同じ性質を持つもち米もカロリーが高くダイエットには不向きと思われてきました。しかしもち米はダイエットを成功させる秘密が沢山あり口コミでも広まっているやり方なのです。

もち米は満腹感が違うのでダイエットにおすすめ!

もち米のカロリーは炊いた状態で80グラムあたり約143Kcalあります。白米は同じ量で約134Kcalなので多いように感じますね。ですがそのふたつを食べ比べた時に感じるのは食感の違いです。もち米はどうしても歯応えが良くなるので噛む回数が増えることになり、満腹中枢を刺激してくれます。すると結果的にはもち米の方が白米より少ない量で満足感を得ることができるのです。

お通じがよくなってダイエット中の便秘に効果あり

もち米は炭水化物です。炭水化物を食べるとそのカロリーは体にすぐ吸収されてしまい、それが太ることに繋がるのですが消化がいいということは体の中にとどまる時間が短いので外にすぐ排出されます。ダイエットを無理にすると代謝が悪くなり体の毒素が溜まってしまうので、美容のためにも毎日お通じがあるのは大切なポイントなのです。

ダイエットを成功させるポイント

もち米ダイエットのやり方として、他の炭水化物はできるだけ摂取してはいけません。二重に食べることになってしまいカロリーが多くなってしまいますし、固く調理することで消化が緩やかになりインスリンの分泌を抑えることができます。消化のスピードがはやいと肥満ホルモンと呼ばれるインスリンが多く出てしまうので気を付けましょう。

もち米ダイエットにおすすめの食べ方

炭水化物の代わりとしてお餅などにして食べられるもち米はダイエットに最適です。その効果的な食べ方とは1日の食事のどれかを置き換える方法です。たくさん食べてしまってはダイエットの意味がないので、お正月に食べるお雑煮のように野菜をたっぷり加えると食物繊維も摂れるのでさらに腸内環境に効果的です。

ダイエットのためには食事の最後に食べる

ダイエットを成功させるには食べる順番が大事です。食事を始める時にはまず野菜から食べて次にお肉などのタンパク質、最後に炭水化物を摂ると血糖値の上昇が抑えられるので脂肪になりにくいといわれています。さらに歯応えのある腹持ちのいい物を最後に食べることでその後の間食も抑えられ結果的にダイエットに効果があるのです。

もち米ダイエットの注意するポイント

いくらお餅が消化によくダイエットに効くといっても、お汁粉などの甘い料理として食べては意味がありません。口コミでも食べ過ぎて失敗したなどが多く見られます。お餅と一緒に何を食べるかが重要なので、きな粉餅なども砂糖が含まれていない物を選びもち米の特徴をよく把握してダイエットのやり方を自分で考えるのもいいですね。

もち米アレンジレシピ

ではここでもち米を使ったレシピを口コミなども参考にしながら見ていきましょう。ダイエットの他にも調理法が色々あり、意外と活用方法が多いようです。

もち米をお餅にする以外に甘酒も作ることができます。本来はうるち米を使いますが、もち米に入っているデンプンはブドウ糖から出来ているのでさらに甘味の強いものが出来上がるようですね。

シンプルにおこわにして食べるのも美味しいです。秋には栗などの旬の味覚を入れると季節感も出ていいですね。色々な具材を投入して炊き上げる口コミが多く見受けられました。おこわだと食べる量が自然と増えてしまったりするので、ダイエット中の方は気を付けましょう。

おこわと同じでよく食べられているのがお赤飯ですね。お祝いの時には小豆を煮る所から手作りするという方も多く日本人には馴染みの味です。

お粥や雑炊にすると煮込むことで粘り気が出てとろみがつき、食感もやわらかくなるので白米に一緒に混ぜて作るとダイエットの時の置き換えや体調不良の時など体を温めたい時に最適です。

シュウマイの皮の代わりにもち米を使う変わった料理もあります。具を丸めてからもち米をまぶし蒸すのですが、普通の皮よりモチモチな歯応えになり食べ応えが増します。見た目も変わっていてパーティーなどに用意するといった口コミもありました。

お餅としておはぎやお団子なども作れます。おはぎではきな粉やゴマ、関西方面では青のりを使ったおはぎも作るといった口コミもありました。カラフルな見た目になるので色々な味で包んでみるとお祝いの席が華やかになるのでおすすめです。おはぎでも砂糖をカロリーカットの物に変えたりすると、ダイエット中でも食べられます。

もち米はなくてはならない大事な食品

日本で食べられている縁起物にはもち米を使ったものが多いのがわかりました。白米と同じ栄養を持っていて、モチモチとした歯応えなどの特徴もあり簡単に購入することができるので私達日本人には近い存在の食品ですね。そのまま炊いて食べる以外にもお酒にしたりなど生活に欠かすことができないというのも分かりました。口コミでもダイエットの他に様々な使い方やレシピが考案されているので参考にしてみてはいかがでしょうか。

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