寝る前のスマホをやめて快適な睡眠を!ブルーライトの影響を解説

寝る前についついスマホを触ってしまって、目がさえて眠れなくなってしまった…なんて経験はありませんか?実はコレ、スマホのブルーライトが原因なんです!今回はブルーライトの影響や寝る前にスマホをすることのデメリットなどを解説していきます。

目次

  1. 寝る前のスマホがやめられない
  2. スマホのブルーライトとは?
  3. 寝る前のスマホが与える悪影響:睡眠障害
  4. 寝る前のスマホが与える悪影響:太りやすくなる
  5. 寝る前のスマホが与える悪影響:視力低下
  6. 寝る前にスマホを見ない生活に
  7. ブルーライトカットのアイテムを使う
  8. 寝る前はスマホの代わりに読書をしよう
  9. 寝る前のスマホをやめて快適な睡眠を!

寝る前のスマホがやめられない

いけないとはわかっていても、寝る前ってついついベッドの中でスマホを触ってしまいますよね。スマホでSNSを見たり動画を見たりしていると、いつの間にか目がさえて眠れなくなり、翌日だるさを感じながら起床する…。そんな負の連鎖に陥ってしまった経験がある方は多いのではないでしょうか。この寝る前のスマホですが、実はあなたが思っている以上に危険な行為かもしれませんよ。

スマホのブルーライトとは?

寝る前にスマホを触って眠れなくなってしまうのは、スマホが放つ光である「ブルーライト」によって睡眠を妨げられてしまうからなんです。ブルーライトという言葉、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。ブルーライトは目に見える光の中でも最も強い光を放っている青色光であり、角膜や水晶体を通り抜けて網膜へ直接届いて影響を及ぼしてしまいます。

このブルーライトが人体に悪影響を及ぼすため、数年前から「ブルーライトカットアイテム」が流行しだしました。これまでもブルーライトは身近にあったのですが、ブルーライトを多く含む機器はスマホ、液晶ゲーム機、PC、液晶テレビの順になっているので、スマホの普及に伴いブルーライトの影響を受ける方が急激に増えたのです。

寝る前のスマホが与える悪影響:睡眠障害

寝る前にスマホを触って睡眠できなくなるのは、スマホの光である「ブルーライト」が原因なんです!寝る前の人間の脳は、翌朝の活力を促す「セロトニン」と、規則正しい睡眠を促す「メラトニン」というホルモンを分泌します。しかしブルーライトを浴びることでセロトニンとメラトニンの分泌が上手くいかなくなってしまうのです。

身体を活発にさせる「セロトニン」は、目覚めた後に太陽を浴びることなどによって分泌され、心地よい目覚めを促します。しかしブルーライトの光を浴びることによって脳が昼間であると勘違いしてしまい、睡眠を妨げてしまうのです。また、同様の理由で明るい光を浴びることによって「メラトニン」の分泌が抑えられてしまい、いつまでたっても眠くならない…と心地よく睡眠することができなくなってしまいます。

寝る前にスマホを触ることによって夜眠れなくなってしまったり、朝気持ちよく起きられなくなってしまうのは、ブルーライトが引き起こす作用によるものだったのです。睡眠不足は日中のパフォーマンスに大きく影響するだけでなく、肌荒れなどの原因にもなってしまいます。まさに、寝る前のスマホは百害あって一利なしですね。

寝る前のスマホが与える悪影響:太りやすくなる

そして、寝る前のスマホがもたらす悪影響はまだまだあります。そのうちの1つが、「太りやすい体質になる」ということ!「スマホと体型がどう影響するの?」という方も多いのではないでしょうか。ブルーライトを浴びることによってメラトニンが減少し、脳が「昼間だ」と認識することでエネルギー源を確保するために空腹感を生み出してしまうんです。

さらに、ブルーライトによって満腹中枢を刺激するレプチンというホルモンが少なくなってしまいます。そのため、寝る前にスマホを触っていると「お腹が空いたなぁ」と感じやすくなってしまうのです。そのため、太りやすい体質になってしまうんですね。夜中にスマホを触っていてついつい夜食を食べたくなってしまう方は要注意です!

寝る前のスマホが与える悪影響:視力低下

寝る前にスマホを触ることのデメリットとして、「視力が低下する」ということも挙げられます。電気を暗くした部屋で明るい液晶画面を見つめていると、視力が下がりそうなのはよくわかりますよね。また、スマホのブルーライトは紫外線より強いと言われています。そんな刺激の強い視線を長時間見つめることで、視力の低下を招いてしまうのです。

また、スマホを使っていると自然と利き目だけで液晶画面を見るようになってしまいます。そうなると片目だけ視力が低下してしまい、これまで使っていたメガネやコンタクトの度が合わなくなってしまう…なんてことも。ドライアイにもなりやすくなってしまうので、なるべく寝る前はスマホを見ないようにしましょう。

また、最近は電子書籍の普及も伴って小さな画面を見つめる機会が増えたのではないでしょうか。小さい字を頑張って読もうとすると、他の大きな文字にピントが合わないようになってしまいます。その結果、若くして老眼のような症状が生まれる「スマホ老眼」になってしまうこともあるんです!

寝る前にスマホを見ない生活に

このように、寝る前にスマホを触るのは身体にも健康にもよくありません。スマホを目覚まし時計代わりにしてベッドの枕元に置いておく方も多いかもしれませんが、意図的に遠くの場所へスマホを置くようにしましょう。また、寝る前にリラックスすることが大切です。寝る前にホットアイマスクなどをすることで目の疲れをいやし、心地よい睡眠を導入しましょう。

また、寝る前にスマホを触らない対策として、アロママッサージもおすすめですよ。「寝る前はやることがない方ヒマ」という方もいらっしゃるでしょう。そんな暇つぶし対策にアロママッサージをすれば、心地よい香りで睡眠に誘われるのはもちろん、マッサージをして体のむくみもとることができますよ。軽くストレッチやヨガのポーズをすれば、体がほぐれてさらに眠りやすくなるでしょう。

また、寝る前にスマホを触らない対策として、音楽を聴くというのもおすすめ!音楽は脳をリラックスさせてくれる働きがあるので、目を閉じて好きなアーティストの音楽を聴いてはいかがでしょうか。また、リラックスを促してくれる副交感神経を活発にさせるためには、「α波」を含んだ曲を聴くといいと言われています。ネットで簡単に探せるので、ぜひ寝る前にはα波を含んだ音楽を聴いてみてください。

ブルーライトカットのアイテムを使う

また、スマホが体に与える悪影響を防ぐ対策として、「ブルーライトカット」のアイテムを使うのもおすすめです!ブルーライトカットとはその名前の通り、ブルーライトを防ぐアイテムのこと。有名なものであれば、ブルーライトカットメガネなどがあります。ブルーライトが網膜まで届くのを防いでくれるので、視力低下を回避することができますよ。

また、最近はブルーライトカット用のアプリなどもリリースされています。無料のアプリをスマホにダウンロードするだけでブルーライトカットの効果が得られるので、お手軽に始められる対策です。また、スマホの「設定」で画面の明るさを落とすだけでもブルーライトの影響対策に役立ちますよ。

また、スマホのブルーライトから瞳を守るための対策として、スマホの画面に貼り付けるブルーライトカット保護フィルムを購入するのもおすすめです!保護フィルムは2000円前後で買えますので、メガネほどコストをかけられないけどなにか対策をしたいときにおすすめ。ブルーライトカットアプリと併せて使うと大きな効果を得られるでしょう。

寝る前はスマホの代わりに読書をしよう

また、寝る前にどうしても暇になってしまったときは、スマホではなく本を読むようにしてはいかがでしょう。本を読んでもブルーライトを浴びることはありませんし、ちょうどいい暇つぶしになりますよ。ただ、本の内容によっては脳が興奮状態になって眠れなくなることもあるので、なるべく一度読んだことがある本や、穏やかな内容の本をチョイスすることをおすすめします。

寝る前のスマホをやめて快適な睡眠を!

寝る前のスマホは百害あって一利なし。睡眠障害や視力低下など、さまざまな弊害を生み出してしまいます。寝る前はスマホを遠くにやって、音楽を聴いたり読書をしたり、穏やかに過ごすようにしましょう。そうすることで心地よい睡眠を得られ、朝もすっきりとした気分で目覚めることができますよ!

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